エアコンを選ぶとき、冷暖房のパワーや電気代ばかりに目が行きがちですよね。
でも、毎日の暮らしの中で地味にきいてくるのが「掃除のしやすさ」なんです。
特にシロッコファンやフィルターといった、奥まった掃除しにくい部分に手が届くかどうかは、長く使うほど大きな差になって返ってきます。
「掃除しやすいエアコンってどれ?」と検索しているあなたは、これまでの面倒なお手入れから少しでも楽になりたい、あるいは次に買うエアコンで後悔したくない、そんな気持ちを抱えているのではないでしょうか?
実は、お掃除機能付きエアコンを選んだのに、思ったほど掃除が楽にならなかったという声は本当に多いんです。
「自動でキレイになるはずだったのに、内部のカビは結局プロにお願いするしかなかった」
なんて話も、めずらしくありません。
同じように見えるエアコンでも、パーツの外しやすさや内部構造の工夫しだいで、日々の負担はガラッと変わります。
しかも掃除のしやすさは、クリーニング業者へ払う費用にも直結するので、長い目で見たコスト面でも見逃せないポイントなんですよね。
この記事では、家電販売の現場で見聞きしてきた経験も交えながら、本当に掃除しやすいエアコンをランキング形式で紹介していきます。
メーカーごとの違いから、具体的な機種、クリーニング費用の目安まで、あなたのエアコン選びがちょっとラクになる情報をまとめました。
- 掃除しやすいエアコンの見分け方
- メーカー別の掃除しやすさ比較
- シロッコファン清掃と費用の関係
- 掃除しやすいおすすめ機種トップ3
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掃除しやすいエアコンの選び方|特徴とメーカー別の見分け方
まずは、掃除しやすいエアコンを選ぶ前に知っておきたい基本の知識からお伝えします。
掃除のしやすさを左右する要素から、できれば避けたい機種の特徴まで、買う前に押さえておくとグッと失敗しにくくなるポイントを整理していきますね。
掃除しやすいエアコンの特徴
掃除しやすいエアコンかどうかは、ざっくり言うと「構造がシンプルか」「部品を外しやすいか」で決まります。
下の表に、掃除しやすいエアコンに共通する特徴をまとめました。
| 特徴 | 詳細説明 | メリット |
|---|---|---|
| パーツの取り外し | フィルターやパネルが工具なしで簡単に外せる構造 | 日常メンテナンスが格段に楽になる |
| 内部クリーン機能 | 運転停止後に自動で内部を乾燥・洗浄する機能 | カビや雑菌の繁殖を抑えやすい |
| 大容量ダストボックス | ホコリを溜める容器が大きく、長期間使える | ゴミ捨ての頻度を大きく減らせる |
| ファンアクセス性 | シロッコファンまで手が届きやすい設計 | 臭いの原因になる汚れも掃除できる |
| 抗菌コーティング | 部品に汚れが付着しにくい特殊加工 | 清潔な状態を長く保ちやすい |
まず大きいのが、フィルターや前面パネルを簡単に外せることです。
これらが工具なしでパカッと外せると、日常のお手入れが本当にラクになります。
お客様が気にされる一番のポイントも、やっぱり「自分でも掃除できるかどうか」なんですよね。
特に前面パネルや風向きフラップが簡単に開く機種は、奥のファンまで手が届くので、普段は見えない部分までケアできます。
次に見ておきたいのが、ダストボックスの容量です。
容量が大きければゴミ捨ての回数を減らせますし、中には約10年分相当という大容量をうたうモデルもあります。
さらに内部クリーン機能があると、運転停止後に自動で内部を乾かしたり洗ったりしてくれます。
高温で乾燥させる方式やミストで洗う方式などいろいろあって、カビや雑菌の繁殖をおさえるのに役立ちます。
ただし、掃除のしやすさばかりを追いかけて、肝心の冷暖房能力や省エネ性能をおろそかにするのは考えものです。
「掃除は楽だけど、夏に全然冷えない…」では本末転倒ですからね。
あくまでバランスを見ながら選ぶのが、後悔しないコツです。
掃除が困難なエアコンの特徴
逆に、掃除がしんどくなりやすいエアコンにも、はっきりした共通点があります。
こちらも表にまとめてみました。
| 困難な特徴 | 具体的な問題点 | 影響・デメリット |
|---|---|---|
| 複雑な内部構造 | お掃除機能付きで自動清掃メカが複雑に組み込まれている | 分解・組み立てに専門知識が必要になる |
| 専用工具の必要性 | 特殊なドライバーや専用器具がないと分解できない | 一般家庭では自力での清掃が難しい |
| ファンアクセス不可 | シロッコファンが奥深くにあり手が届かない | 臭いやカビの根本的な掃除ができない |
| 長時間の作業 | 上位グレードは分解に2時間近くかかる場合も | クリーニング費用が高くなりやすい |
| 高額な維持費 | プロへの依頼がほぼ必須で追加料金が発生 | 年間のメンテナンス費用が増えやすい |
いちばん多いのが、お掃除機能付きエアコンの複雑な構造です。
内部に自動清掃のメカが組み込まれているぶん、分解や組み立てに専門的な知識がいるようになってしまうんです。
特に上位グレードや最新機種になるほど、各メーカーが独自の凝った構造を採用していて、分解に時間がかかる傾向があります。
富士通のノクリアX、パナソニックのエオリア上位モデル、三菱電機のFDシリーズあたりは、プロでも1台に2時間近くかかることがあると言われています。
専用工具が必要なタイプも、掃除が難しい部類に入ります。
一般家庭にない特殊な工具を求められると、結局は業者にお願いするしかなくなりますからね。
プロペラファンタイプのエアコンも、ちょっと注意が必要です。
おなじみのシロッコファンと違って構造が特殊なので、素人にはなかなか手を出しにくい設計になっています。
また、部品の材質や設計によっては、汚れが染み込んで落としにくい場合もあります。
プラスチック部分に油汚れが染み付いてしまうと、市販の洗剤ではきれいに落としきれないこともあるんです。
「お掃除機能付き=手間ゼロ」ではありません
お掃除機能はあくまでフィルターのホコリを自動で取ってくれる機能で、熱交換器やシロッコファンの奥のカビまで洗ってくれるわけではありません。
つまり「自動掃除がついているから一生ノーメンテでOK」ではなく、数年に一度は内部の本格清掃が必要になる、と考えておくと安心です。
掃除がしやすいメーカー
メーカーごとに掃除しやすさを比べると、けっこうハッキリ差が出ます。
ざっくりした比較を表にしてみました。
| メーカー | 掃除しやすさ | 主な特徴・技術 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|
| 三菱電機(霧ヶ峰) | ★★★★★ | はずせるボディ構造/大容量ダストボックス/自動おそうじメカ | シロッコファンまで手が届きやすく、DIY派に人気 |
| ダイキン(うるさらX) | ★★★★☆ | 水内部クリーン/ストリーマ技術/フィルター自動掃除 | 自動清掃機能が優秀でメンテ負担が軽い |
| 日立(白くまくん) | ★★★★☆ | 凍結洗浄/ファンお掃除ロボ/ステンレス・クリーン | 熱交換器の自動清掃が充実 |
| パナソニック(エオリア) | ★★★☆☆ | ナノイーX/内部クリーン機能 | 高機能だが上位モデルは構造が複雑になりがち |
掃除のしやすさで頭ひとつ抜けているのが、三菱電機の霧ヶ峰です。
「はずせるボディ」構造のおかげで、パーツの取り外しがとにかく簡単で、シロッコファンまで手軽にアプローチできます。
「自分で分解して掃除しやすい」という口コミも多く、クリーニング業者からも作業しやすいと評判なんですよ。
この掃除しやすさへのこだわりは、メーカー公式でも「はずせるボディ」として明確に打ち出されています。
続いてダイキンも高評価です。
水内部クリーンやストリーマ内部クリーンといった自動清掃の仕組みが優秀で、日々のメンテナンス負担をしっかり軽くしてくれます。
「自分でこまめに分解するのは面倒、なるべく自動でキレイを保ちたい」
という人には、ダイキンの発想が合いやすいですね。
日立の白くまくんも見逃せません。
凍結洗浄で熱交換器を自動清掃し、ステンレス・クリーンで内部の菌や汚れを抑えます。
ファンお掃除ロボも搭載していて、総合的な清掃機能の充実ぶりが持ち味です。
一方で、高機能を突き詰めたパナソニックのエオリア上位モデルや、一部のシャープ機種は構造が複雑になりやすく、掃除の難易度は上がる傾向があります。
メーカー選びの考え方
自分でこまめに分解して掃除したい人は、三菱電機の霧ヶ峰が向いています。掃除の手間を極力かけず、自動機能にまかせたい人は、ダイキンや日立が相性◎です。「どっちが偉い」ではなく、あなたの掃除スタイルに合うほうを選ぶのが正解ですよ。
汚れがつきにくいエアコン
そもそも汚れがつきにくいエアコンを選べたら、掃除の回数そのものを減らせますよね。
ここで注目したいのが、各社の内部クリーン・抗菌技術です。
| 清掃技術 | 洗浄方式 | 代表的な技術 | 効果・特徴 |
|---|---|---|---|
| 高温ヒート乾燥 | 高温の空気を吹き付けて内部を乾燥 | 各社共通技術 | カビ・雑菌の繁殖を抑制/消耗品不要 |
| 結露水洗浄 | 冷房時の結露水で熱交換器を洗浄 | ダイキン 水内部クリーン | 特別な消耗品が不要でコストを抑えやすい |
| 凍結洗浄 | 熱交換器を凍らせて汚れを洗い流す | 日立 凍結洗浄機能 | 油分を含む汚れも落としやすい |
| ストリーマ技術 | プラズマ放電で有害物質を分解 | ダイキン 独自技術 | ウイルス・カビ菌を抑制 |
| ナノイーX | ナノサイズのイオンで抑制 | パナソニック | カビ菌・花粉・PM2.5を抑制、脱臭も期待 |
| プラズマクラスター | プラス・マイナスのイオンで抑制 | シャープ | 運転停止中もカビの発生を抑えやすい |
高温ヒート乾燥は、運転停止後に高温の風で内部を乾かし、カビや雑菌が育ちにくい環境を作ります。ミスト洗浄なら微細な水滴で内部を洗い、方式によってはさらに踏み込んだ洗浄もできます。
特に注目してほしいのが、結露水洗浄方式です。
冷房中に自然と出てくる結露水を活用して熱交換器を洗うので、特別な消耗品がいらずランニングコストを抑えやすいのが魅力なんです。ダイキンの水内部クリーンが、その代表例ですね。
抗菌・防カビ技術も大事な要素です。
パナソニックのナノイーXはカビ菌・花粉・PM2.5を抑え、ダイキンのストリーマは有害物質を分解・除去します。シャープのプラズマクラスターにも、カビの発生を抑える働きが期待できます。
三菱電機の清潔Vフィルターは抗菌・ウイルス抑制コーティングが施され、フィルター自体に汚れがつきにくい工夫がされています。
とはいえ、これらの機能があっても「汚れゼロ」にはなりません。あくまで汚れを"軽減"してくれる補助機能なので、基本のお手入れは必要です。
機能を過信すると、気づかないうちに汚れが溜まっていた…なんてこともあるので、定期チェックは続けてくださいね。
シロッコファンが掃除しやすいモデル
エアコン選びで意外と軽視されがちなのが、シロッコファンの掃除しやすさです。
このファンは空気を循環させる心臓部で、ここに汚れが溜まるとイヤな臭いやカビの直接的な原因になります。
「エアコンをつけると、なんだかカビ臭い…」
の犯人は、たいていこのファンなんですよ。
もっとも掃除しやすいのは、やはり三菱電機の霧ヶ峰です。
「はずせるボディ」構造で左右の風向フラップを開閉でき、通風路の奥まで手が届くので、ファンのお掃除がぐっと楽になります。
工具を使わずに主要パーツを外せるため、素人でも比較的安全に作業できるのが心強いところです。
また、一部のダイキン製やパナソニック製には、ドレンパンと一緒にファンが外れる設計のモデルもあります。こちらは専門的な知識がいりますが、しっかり奥まで洗える構造です。
逆に避けたいのは、ファンへのアクセスが困難な機種です。
内部構造が入り組んでいて手が届かなかったり、分解に特殊工具が必要だったりすると、自力清掃はほぼお手上げになります。
シロッコファンの材質もチェックポイントです。
汚れがつきにくい素材や抗菌コーティングが施されたモデルなら、掃除の頻度を減らせます。
シロッコファンの掃除は、電気系統のすぐ近くを触る作業になります。必ず電源を切り、コンセントを抜いてから行ってください。
無理に分解すると故障や思わぬケガにつながることもあるので、少しでも不安なら専門業者にお願いするのが安全です。
掃除しやすいエアコンのおすすめ機種とクリーニング費用|厳選ランキング
ここからは、もう一歩踏み込んだ実践的な情報をお届けします。
人気メーカーの具体的なモデルから、実際のクリーニング費用の違いまで、あなたが本当に気になっている部分を掘り下げていきますね。
掃除がしやすいダイキンのモデル
ダイキンの人気シリーズ「うるさらX」は、掃除しやすさの面でもとても優秀なエアコンです。
最大の特徴は「水内部クリーン」機能で、冷房運転で発生した結露水を使って熱交換器を自動で洗ってくれます。手の届かない内部の汚れを、日常の運転のなかで定期的にケアできるのは大きな安心材料ですよね。
ストリーマ内部クリーンも見逃せません。
冷房・除湿の停止後に自動でストリーマ照射と送風・暖房乾燥を行い、内部のカビ繁殖を抑えてくれます。この独自技術のおかげで内部の清潔さが長持ちしやすく、掃除の頻度を減らすことにつながります。
フィルター自動お掃除では、フィルターのホコリをブラシで落としてダストボックスに回収します。
ダストボックスのゴミ捨ては必要ですが、フィルターの水洗いはほぼ不要になるので、日々の手間はかなり軽くなります。
ただ、正直に言うと「掃除のしやすさ」と「価格のバランス」で選ぶなら、私はベーシックな「S226ATES-W」(Eシリーズ 6畳用)を推したいです。
価格を抑えながらも、フラッグシップと同じ水内部クリーンを搭載しているので、コスパがとても良いんです。
「S226ATES-W」が向いている人・向かない人
向いている人は、寝室や子ども部屋など6畳前後の部屋に、掃除しやすさとコスパ重視でシンプルなエアコンを付けたい人です。
逆に、AI自動運転や高度な湿度コントロール、広いリビングの快適さを最優先したい人には物足りないので、その場合は上位モデルを検討したほうが満足度は高くなります。
掃除がしやすい三菱のモデル
掃除のしやすさで語るなら、やっぱり三菱電機の霧ヶ峰は外せません。
上位のZシリーズ「MSZ-ZXV8026S-W」は、主に26畳向けの大型モデルながら、「はずせるボディ」構造で驚くほど手軽にメンテナンスできます。
前面パネルやフラップを工具なしで外せて、左右の風向フラップを開けば通風路の奥まで手が届きます。だからこそ、素人でも比較的安全にシロッコファンまで掃除できるんですね。
「こんなに簡単に分解できるとは思わなかった」
と驚かれる方が多いのも、この構造ならではです。
ダストボックスは約10年分相当の大容量で、頻繁なゴミ捨てもいりません。
自動おそうじメカが運転停止後にペットの毛やホコリをかき取り、フィルターを清潔に保ってくれます。
省エネや快適性を重視するならZシリーズ以上の上位機、とにかく価格を抑えて掃除しやすさだけ確保したいならスタンダードのGEシリーズ、という選び分けがしやすいのも霧ヶ峰の良さです。
型番の年式について
エアコンは毎年のように新モデルが登場し、型番の末尾で年式が変わります。霧ヶ峰も新しい年度のモデルが順次登場しているので、購入時は最新のラインナップや在庫を各販売店・メーカー公式で確認してみてくださいね。
掃除のしやすさでクリーニング費用は変わる?
ハッキリ言って、掃除のしやすさはクリーニング費用にダイレクトに響きます。
標準タイプとお掃除機能付きでは、料金にはっきり差が出るんです。
| エアコンタイプ | 作業時間の目安 | 料金相場の目安 | 価格差の理由 |
|---|---|---|---|
| 標準タイプ (掃除しやすい構造) |
45分程度 | 8,000円〜11,000円前後 | シンプルな構造で分解が容易、専門工具が不要 |
| お掃除機能付き (複雑な構造) |
2時間近く | 15,000円〜20,000円前後 | 複雑な分解・組み立てに専門知識と時間が必要 |
| 価格差の目安 | 約2.5倍の作業時間 | +7,000円〜9,000円ほど | 作業時間の増加と技術的な難易度の高さ |
ある地域の相場を例にとると、標準タイプのクリーニングは8,000〜11,000円ほどですが、お掃除機能付きになると15,000〜20,000円ほどに上がります。
全国的にも似た傾向で、お掃除機能付きには5,000〜9,000円ほどの追加料金が発生するのが一般的です。
この差の正体は、ずばり作業時間の違いです。
標準タイプが45分ほどで終わるのに対し、複雑なお掃除機能付きは2時間近くかかることも珍しくありません。
「自動でキレイになるはずのお掃除機能付きのほうが、プロに頼むと高い」
というのは、ちょっと皮肉な話ですよね。
ただし、複数台まとめて頼むと割引が効くことが多く、2台目以降が安くなるケースはよくあります。
また、掃除しやすいエアコンを選んでおけば、クリーニングの間隔を延ばしやすいのもメリットです。
一般的には1〜2年に1回が目安ですが、内部クリーン機能が充実したモデルなら、その間隔をもう少し空けられる場合もあります。
ここで挙げた金額はあくまで一般的な目安で、地域・業者・機種によって変わります。正確な料金は、依頼前に必ず各クリーニング業者の公式サイトや見積もりで確認してくださいね。
長い目で見れば、最初にちょっと掃除しやすいエアコンを選んでおくことが、その後のメンテナンス費用の節約につながっていきます。
掃除しやすいエアコンランキングTOP3
| 順位 | メーカー・シリーズ | 主な掃除機能 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 三菱電機 霧ヶ峰 GEシリーズ |
はずせるボディ構造/清潔Vフィルター/左右風向フラップ開閉 | 通風路の奥まで手が届き、工具不要で分解できる |
| 2位 | ダイキン Eシリーズ |
水内部クリーン/ストリーマ内部クリーン/結露水洗浄 | 消耗品不要で自動カビ抑制、ランニングコストを抑えやすい |
| 3位 | 日立 白くまくん Dシリーズ |
凍結洗浄Light/カビバスター/ステンレス・クリーン | 内部を自動で洗浄・見張り、シンプル構造で費用を抑えやすい |
ここからは、掃除しやすさを軸に選んだおすすめの3台を紹介します。
今回は複雑な機能をあえて外し、シンプルで掃除しやすいスタンダードモデルを中心に選びました。
第1位は、三菱電機の霧ヶ峰GEシリーズ「MSZ-GV2526-W」(8畳用)です。
スタンダードモデルながら「はずせるボディ」構造を受け継いでいて、誰でも簡単に分解できる設計になっています。
前面パネルやフラップはもちろん、左右の風向フラップまで開くので、通風路の奥までしっかり掃除できます。
防カビ・ウイルス抑制の清潔Vフィルターも搭載していて、シンプルなのに必要な機能はきちんと押さえているのが好印象です。
「機能は最小限でいい、とにかく自分で掃除しやすいのが一番」という人には、これ以上ないくらいハマる1台だと思います。
第2位は、ダイキンのEシリーズ「S226ATES-W」(6畳用)です。
コンパクトサイズなのに、上位機ゆずりの「水内部クリーン」を搭載しているのが最大の魅力です。
結露水を使った熱交換器洗浄は消耗品がいらず、ランニングコストも抑えやすいのが嬉しいところ。
ストリーマ内部クリーンも備え、冷房・除湿後に自動でストリーマ照射と乾燥を行い、内部のカビ繁殖をおさえてくれます。
「自分で分解するのはちょっと苦手、なるべく自動でキレイを保ちたい」という人に向いています。
第3位は、日立の白くまくんDシリーズ「RAS-DR2226S」(6畳用)です。
2026年モデルは「凍結洗浄Light」で熱交換器の汚れがひどくなる前に自動で洗い流し、「カビバスター」が一年中エアコン内部を見張ってカビの発生を抑えてくれます。
汚れにくいステンレスを使った「ステンレス・クリーン」も備え、運転停止後には内部を自動乾燥。
「ソフト除湿」により外気温10度あたりから使えるので、季節を選ばず1年通して活躍します。
お掃除機能が付いていないぶん構造がシンプルで、自分でも分解しやすく、プロのクリーニング費用も抑えめで済みます。
「余計な機能はいらないから、掃除もクリーニング代もとにかくシンプルに」という人にぴったりの1台です。
これらのスタンダードモデルは、複雑な自動お掃除機能を積んでいないぶん構造がシンプルで、自分でのメンテナンスがしやすいのが共通点です。
プロのクリーニングも標準的な価格で頼めますし、高機能モデルより本体価格も抑えられます。
掃除のしやすさとコスパ、両方を欲張りたいあなたには、この3台がちょうどいい落としどころになりますよ。
掃除しやすいエアコンに関するよくある質問(FAQ)
Q1. お掃除機能付きエアコンなら、自分では何もしなくていいですか?
A. 残念ながら「何もしなくてOK」とまではいきません。
お掃除機能は主にフィルターのホコリを自動で取ってくれる仕組みで、熱交換器やシロッコファンの奥のカビまでは掃除してくれません。
ダストボックスのゴミ捨てや、数年に一度の内部クリーニングは、やはり必要になります。
「掃除の一部が自動化される」くらいの気持ちで付き合うと、期待とのギャップが少なくて済みますよ。
Q2. 掃除のしやすさと省エネ性能、どちらを優先すべきですか?
A. これはお部屋の使い方によります。
長時間つけっぱなしにするリビングなら、電気代への影響が大きいので省エネ性能を重視する価値があります。
一方、寝室や子ども部屋のように使う時間が限られる部屋なら、掃除しやすいシンプルなモデルのほうが日々のストレスは少なくなります。
どちらか一方に振り切らず、部屋ごとに優先順位を変えるのが賢い選び方です。
Q3. シロッコファンの掃除は自分でやっても大丈夫ですか?
A. 「はずせるボディ」のように工具なしでファンまで手が届く機種なら、軽い拭き掃除くらいは自分でも可能です。
ただし電気系統のすぐ近くの作業になるため、必ず電源を切りコンセントを抜いてから行ってください。
無理に分解すると故障につながることもあるので、ガンコな汚れやカビが気になるときは、プロにお願いするほうが安心で確実です。
Q4. エアコンクリーニングはどのくらいの頻度で頼めばいいですか?
A. 一般的な目安は1〜2年に1回とされています。
ただし、ペットがいる家庭やキッチンに近い設置場所では汚れやすいので、もう少し短い間隔が向いています。
内部クリーン機能が充実したモデルなら、間隔を少し空けられることもあります。
具体的な料金やプランは変わることがあるので、依頼前に各業者の公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
Q5. 型番の末尾の数字は何を表しているのですか?
A. エアコンの型番には、対応する畳数の目安や年式(モデルイヤー)が織り込まれていることが多いです。
同じシリーズでも年度が変わると型番の一部が変わり、機能が少しずつアップデートされます。
新しいモデルが毎年のように登場するので、購入時は最新ラインナップと在庫状況をメーカー公式や販売店で確認するのがおすすめです。
総括:掃除しやすいエアコンランキング
最後に、この記事の内容をふり返っておきましょう。
掃除しやすいエアコン選びで大切なポイントを、表にまとめました。
| ポイント | この記事で分かったこと |
|---|---|
| 掃除しやすさの決め手 | 構造のシンプルさと、パーツの取り外しやすさで大きく決まる |
| 一番掃除しやすいメーカー | 三菱電機の霧ヶ峰「はずせるボディ」構造が抜きん出て優秀 |
| 自動清掃が得意なメーカー | ダイキンの水内部クリーンやストリーマ、日立の凍結洗浄が充実 |
| 掃除が難しいタイプ | お掃除機能付きや上位グレードは構造が複雑になりがち |
| クリーニング費用の差 | お掃除機能付きは標準タイプより+7,000〜9,000円ほど高くなりやすい |
| 汚れがつきにくい技術 | 結露水洗浄は消耗品不要、抗菌はナノイーX・ストリーマ・プラズマクラスターが代表格 |
| おすすめの3台 | 1位「MSZ-GV2526-W」/2位「S226ATES-W」/3位「RAS-DR2226S」 |
| DIY掃除の注意点 | 必ず電源を切りコンセントを抜く、不安ならプロに依頼する |
掃除しやすいエアコンは、日々のお手入れの負担を減らしてくれるだけでなく、長い目で見たクリーニング費用の節約にもつながります。
「毎年の掃除がゆううつ…」というあなたは、まず構造がシンプルで自分でも分解しやすいスタンダードモデルから候補を絞ってみてください。
逆に、掃除は自動にまかせたい人は、内部クリーン機能が充実したダイキンや日立に目を向けると、暮らしがぐっと快適になります。
気になる機種が見つかったら、対応畳数や設置スペース、最新の在庫状況を各販売店やメーカー公式でチェックして、あなたの部屋にぴったりの1台を迎えてあげてくださいね。






