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ハイアール冷蔵庫の評判!ハイセンスとの違いも解説|徹底解説

家電量販店の冷蔵庫売り場で値札を見比べていて、ハイアールの冷蔵庫の評判ってどうなんだろう…と、スマホを取り出してしまったことはありませんか?

となりに並ぶ国内メーカーの一台と、ほとんど同じ大きさなのに価格は半分近く。うれしいはずなのに、なぜか手が止まってしまう。

先に結論だけ言うと、ハイアールもハイセンスも「安さ重視ならじゅうぶん候補になる」けれど、静音性と保証、そして置き場所まで見てから決めたほうが後悔しません。

安いものには理由がある、と身構えてしまう気持ち、すごくよくわかります。
私も最初はそうでした。

でも実際にスペックと保証書の中身を並べてみると、思っていたよりずっと現実的な選択肢だったりします。逆に、価格だけを見て決めた人がつまずくポイントも、だいたい決まっているんです。

この記事では、ハイアールとハイセンスの評判を良い面も悪い面も正直に並べたうえで、あなたのお部屋に合う一台の見つけ方まで、順番に整理していきますね。

この記事のポイント
  • ハイアール冷蔵庫の評判の実像
  • ハイセンスとの違いを比較表で整理
  • 静音性と保証で見る判断基準
  • 予算別の現行モデルの選び方

ハイアール冷蔵庫の評判は本当のところ

まずは、いちばん気になっているであろうハイアールの評判から見ていきましょう。

この章では、購入した人がどこに満足して、どこで「うーん」となっているのか。その分かれ目を、できるだけ正直にお話ししますね。

ハイアールの冷蔵庫は、価格の安さとスリムな設計を評価する声が多い一方で、動作音と保証の短さに不満が集まりやすい、という評判が実際のところです。

つまり、割り切って選べる人にはハマるけれど、全部を求める人には物足りない。そんなメーカーだと思っていただくのが近道かと思います。

満足の声が集まりやすいところ

満足度がいちばん高いのは、やっぱり「この価格でこの容量」という一点です。

ハイアールは中国発の世界的な白物家電メーカーで、日本国内でも小型冷蔵庫のシェアをしっかり握っています。売り場でも、単身向けの棚をのぞくと必ず何台か並んでいるくらいの存在感なのです。

次に多いのが、設置しやすさへの評価。幅40cm台のスリムモデルがそろっていて、キッチンの隙間や、ワンルームの限られた壁面にもすっと収まります。

「もう置けないと思っていた場所に入った」という声は、ほんとうによく聞きます。

そしてもうひとつ、意外と知られていないのが冷凍室の広さです。近年のハイアールは冷凍容量を大きく取ったモデルに力を入れていて、まとめ買いや作り置きが多いご家庭と相性がいいんですよね。

冷凍食品が主食…という方には、正直かなり刺さる設計かと思います。

不満につながりやすいところ

では、逆に不満が集まりやすいのはどこか。いちばん多いのは、動作音です。

コンプレッサーが動き出したときの「ブーン」という音や、霜取りのときの「パキッ」という音が気になる、という声はどうしても一定数あります。

とはいえこれ、ハイアールだけの弱点ではありません。低価格帯の冷蔵庫は、コンプレッサーの防音材や本体の板厚にコストをかけにくいので、価格が下がるほど音は出やすくなるという構造的な話なのです。

もうひとつは、細部の作り込み。ドアポケットの仕切りが少ない、棚の位置が変えられない、庫内灯が下段まで届きにくいといった、毎日ちょっとずつ効いてくる不満ですね。

買う前に知っておきたい弱点

低価格帯モデルは、静かさ・収納の細やかさ・長期保証の3つで国内大手に一歩ゆずる傾向があります。ここを許容できるかどうかが、満足と後悔の分かれ目になりやすいところです。

正直に言うと、静かさを最優先する方には、価格だけで飛びつくのはおすすめしません。

ただ、この弱点は置き場所の工夫でかなり和らげられます。そのあたりは、後半でくわしくお話ししますね。

ハイセンス冷蔵庫の評判で目立つ声

ハイアールの輪郭が見えたところで、次は比較対象になりやすいハイセンスです。

同じ「安いメーカー」でひとくくりにされがちですが、口コミを並べてみると、褒められるポイントと叩かれるポイントが微妙にずれています。そのずれこそが、選ぶときのヒントになるんです。

価格と使い勝手への評価

ハイセンスの評判で圧倒的に多いのは、価格に対する満足感です。

100L台から200L台のモデルが手の届く価格でそろっていて、一人暮らしから二人暮らしまでの「ちょうどいいサイズ」がとくに充実しています。新生活の準備で、テレビや洗濯機とまとめて予算内に収めたい方には強い味方かと思います。

使い勝手の面では、引き出し式の冷凍室や野菜室を評価する声が目立ちます。

3ドアタイプで真ん中に野菜室を置いたモデルもあって、腰をかがめずに野菜を出し入れできる設計は、毎日お料理をする方ほど「これは楽」と感じるはずです。

デザインも、マットな質感でフラットに仕上げたものが増えました。安っぽさが苦手な方でも、実物を見ると印象が変わることが多いですね。

動作音や耐久性で分かれる意見

いっぽうで、意見がきれいに割れるのが動作音と耐久性です。

背面のコンプレッサーがむき出しに近い構造のモデルもあり、「そこそこ音はする」という感想は珍しくありません。ただ、同じモデルでも「稼働頻度が低いから気にならない」という声があって、体感には差が出ています。

耐久性については、数年で不調が出たという口コミがある一方、問題なく使い続けている人のほうが数としては多い印象です。

ここは、口コミの数だけで判断しないほうがいい部分。冷蔵庫は当たり外れの話になりやすいので、後述する保証の中身で備えるほうが現実的かと思います。

葵のワンポイントアドバイス

売り場でも「安いメーカーって壊れやすいですか?」という質問は本当に多いです。私はいつも、壊れる確率より「壊れたときにいくらかかるか」で考えてみてください、とお伝えしています。

この考え方に切り替えると、比べるべきポイントがぐっとしぼれてきます。

そこで次は、2社の違いを表で並べて整理してみましょう。

ハイアールとハイセンスの違いを比較

結局どっちがいいの…?
というのが、あなたのいちばん知りたいところですよね。

ざっくり言うと、冷凍室の使いやすさで選ぶならハイアール、サイズ展開の幅と野菜室で選ぶならハイセンス。まずは全体像を表で見てみてください。

比較項目 ハイアール ハイセンス
得意なサイズ帯 単身向けの小型からファミリー向けまで 100L台から400L台まで幅広く展開
設計の個性 幅40cm台のスリム設計と大きめの冷凍室 真ん中野菜室など収納レイアウトの工夫
価格帯の目安 小型は3万円台から、容量が増えるほど上昇 小型は3万円台から、300L前後で10万円未満も
動作音の傾向 モデル差が大きく静音設計をうたう機種もあり 背面構造によっては音が出やすい機種もあり
本体保証 お買い上げ日から1年間 お買い上げ日から1年間
冷却系の保証 冷媒循環回路は5年間 冷凍サイクルと冷却器用ファンは5年間

※価格帯はあくまで目安です。時期や販売店によって変わるため、購入前に必ず最新の価格をご確認ください。

こうして並べると、思っていたほど大きな差がないことに気づいたのではないでしょうか。

保証内容で見えてくる差

保証は、両社ともよく似た考え方をしています。

ハイセンスの場合、冷蔵庫の保証は自然故障に限り本体が1年間で、冷凍サイクル・冷却器用ファン・冷却器用ファンモーターは5年間と案内されています。

【出典】ハイセンスジャパン『冷蔵庫のメーカー保証期間をおしえてほしい。』

ハイアールも、本体1年間・冷媒循環回路は5年間という形が基本です。この「本体1年+冷却系5年」という組み合わせは、実は国内大手メーカーでも広く使われている考え方なんですよね。

つまり、保証期間そのものが極端に短いわけではありません。

ただし、ハイセンスはテレビについては3年保証をうたっていて、そのイメージから「冷蔵庫も長く保証されるはず」と誤解されることがあります。実際には製品ごとに内容が異なるので、そこは切り分けて考えてくださいね。

【出典】ハイセンスジャパン株式会社『保証について』

保証で見るべきはここ

比べるべきは年数の長さではなく、5年保証の対象範囲と、出張費や技術料が自己負担になるかどうかです。ここを販売店で確認しておくと、後々のもやもやがぐっと減ります。

メーカーごとの得意分野をもう少し広く見比べたい方は、冷蔵庫のメーカーごとの特徴を整理したメーカー選びの考え方をまとめた記事も合わせて読むと、立ち位置がつかみやすいと思います。

安さだけで決めると後悔する理由

ここまで読んで、「じゃあ安いほうでいいのでは?」と思った方も多いはずです。

その気持ちはとてもよくわかります。ただ、返品や買い替えの相談でいちばん多いのは、性能への不満ではなく、置いてみて初めて気づいた問題なんです。

この章では、買う前の5分で防げるつまずきポイントを2つだけお伝えします。

静音性は置く場所で体感が変わる

同じ冷蔵庫でも、置く場所によって「うるさい」の感じ方はまるで変わります。

音の大きさはカタログに運転音として書かれていますが、これは静かな試験室で測った数値。実際のお部屋では、壁との距離や床の材質で反射して、数値以上に響くことがあるのです。

とくに気をつけたいのが、ワンルームで寝る場所の近くに置くケース。

コンプレッサーの音は低い周波数なので、壁や床を伝わって夜だけやけに気になる…ということが起こります。

対策はシンプルで、壁にぴったり寄せずに数センチ離すこと、それから床がたわむ場所を避けることです。フローリングの下地が弱い場所だと、振動が増幅されてしまいますからね。

誰でも、今すぐ、道具なしでできる工夫です。設置の位置を数センチ変えるだけで、体感がだいぶ変わることもありますよ。

放熱スペースと搬入経路の確認

もうひとつが、スペースの確認不足です。

冷蔵庫は背面と側面から熱を逃がしているので、本体サイズぴったりの隙間に押し込むと、冷えが悪くなったり電気代が上がったりします。

取扱説明書には機種ごとに必要な放熱スペースが書かれているので、購入前に確認しておくと安心です。

  • 本体の幅と奥行き
    左右と背面にどれだけ余裕を残せるかまで測っておきます。
  • ドアの開き方向と開閉角度
    壁側に開くと、野菜室の引き出しが出せないことがあります。
  • 玄関と廊下の最小幅
    本体の幅に加えて、梱包分と作業スペースが必要になります。

とくに搬入経路は見落とされがちです。

玄関のドア枠、廊下の曲がり角、階段の踊り場。この3か所で引っかかると、当日そのまま持ち帰りになってしまうこともあるんです。

ちなみに、冷蔵庫の寿命はおおよそ8〜12年が目安と案内されています。10年近く付き合う家電なので、設置環境の確認にはぜひ時間をかけてくださいね。

【出典】ハイアール『冷蔵庫の寿命は平均8〜12年!故障のサインと修理・買い替えの判断基準を解説』

設置環境のちょい足しメモ

直射日光が当たる窓際や、コンロのすぐ横は避けたい場所です。周囲の温度が高いほどコンプレッサーが頑張ることになり、音も電気代も増えやすくなります。

ここまで確認できたら、いよいよ具体的なモデル選びに進みましょう。

予算別に選べる現行モデルの候補

「結局、どれを見ればいいの?」という声が聞こえてきそうなので、ここからは現行モデルを具体的に挙げていきます。

やみくもに数を並べても迷うだけなので、暮らし方から逆算して3台にしぼりました。

一人暮らしに向くスリムな2台

まず、一人暮らしや寝室のセカンド冷蔵庫として選びやすいのが、ハイアールの「JR-SY15AR-W」です。

148Lの2ドアで、freemee(フリーミー)というシリーズに属するモデル。最大の特徴は、幅40cm台に収めたスリムなボディで、キッチンの狭い賃貸でも置き場所の選択肢が一気に広がります。

ではなぜ、この細さがあなたの悩みを解決してくれるのか。理由は、冷蔵庫の設置で詰むのはたいてい「幅」だからです。奥行きや高さは多少ごまかせても、幅は1cmもごまかせません。だからこそ、幅で余裕を作れるモデルは、間取りの制約が強い部屋ほど価値が出ます。

向いているのは、キッチンが狭くて置き場所が決まっている方、そして冷凍食品や作り置きを多めにストックする方。逆に向かないのは、大きなお鍋やケーキの箱をそのまま入れたい方です。細身のぶん、庫内の横幅には限りがありますからね。

お手入れの面では、自動霜取りのファン式なので、霜を削る作業からは解放されます。ただし細身の庫内は奥に手が届きにくいので、こまめに整理する習慣がある方のほうが快適に使えるかと思います。

もう一台、ハイセンスの「HR-D140KW」も一人暮らしの定番です。

135Lで幅48.1cmというサイズ感は、電子レンジを上に置く前提のレイアウトにもよくなじみます。こちらも自動霜取りに対応していて、冷凍室の霜取りに悩まされにくいのがうれしいところ。

この一台が解決してくれるのは、「安さは欲しいけれど、手間は増やしたくない」という矛盾です。直冷式のもっと安いモデルもありますが、あちらは定期的な霜取りが前提。数千円の差で毎年の手間が消えるなら、私はこちらをおすすめしたいです。

向いているのは、自炊は週に2〜3回くらいで、飲み物と冷凍食品の保管が中心という方。向かないのは、野菜をたっぷり買い置きしたい方です。専用の野菜室はないので、まとめ買い派には少し物足りなく感じるはずです。

ランニングコストの面では、この容量帯ならどのメーカーを選んでも年間の電気代に劇的な差は出にくいところ。省エネ性能の細かい数値より、置き場所と使い勝手で選んだほうが満足度は上がります。

容量選びで迷ったら、一人暮らしの容量の目安を自炊頻度から解説したサイズ選びの考え方をまとめた記事も参考になると思います。

二人暮らし以上に向く3ドア

二人暮らしや、少し余裕を持ちたい方に候補として挙げたいのが、ハイセンスの「HR-D295KW」です。

295Lの3ドアで、真ん中に野菜室を配置したレイアウト。幅は55cm前後に収まっていて、300L近い容量のわりに置き場所を選びにくいのが強みです。

なぜ真ん中野菜室が効くのかというと、毎日いちばん出し入れするのが野菜だからです。いちばん下に野菜室があると、そのたびにしゃがむことになります。1回は数秒でも、10年続くと考えると、この差はばかになりません。

向いているのは、自炊が中心で、週末にまとめ買いをするご家庭。向かないのは、冷凍食品の比率が高い方です。その場合は、冷凍室を大きく取ったモデルのほうが満足度は高くなります。

正直に言うと、この価格帯では静音性が弱点になりやすいです。リビングと寝室が同じ空間になる間取りでは、設置場所をよく考えてから決めてくださいね。

お手入れは、ガラス棚を外して拭ける構造なので難しくありません。ただ、野菜室の下に埃がたまりやすいので、季節の変わり目に一度、引き出しを抜いて拭いておくと長持ちしますよ。

葵のワンポイントアドバイス

売り場で機能を説明していると、迷った末に「音は慣れます?」と聞かれることがあります。慣れる方が多いのは事実ですが、眠りが浅い方ほど慣れにくい印象です。ご自身の生活リズムを基準に考えてみてください。

もっと広く容量別に見比べたい方は、容量ごとの選び方を整理した冷蔵庫選びの全体像をまとめた記事ものぞいてみてください。

ハイアールとハイセンスの冷蔵庫に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ハイアールとハイセンスはどんな関係の会社ですか?

A. どちらも中国発のグローバル家電メーカーですが、資本関係のない別々の企業です。

日本ではどちらも日本法人が販売とサポートを行っています。名前が似ているので混同されやすいのですが、製品の設計思想も保証の窓口もそれぞれ独立していますよ。

Q2. 修理を頼みたいときはどこに連絡すればよいですか?

A. まずは購入した販売店か、各メーカーの日本法人の修理受付窓口に連絡するのが基本です。

そのとき、保証書と購入日がわかるレシートが必要になります。保証期間内でも出張費や技術料が自己負担になる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

Q3. 延長保証はつけたほうがよいのでしょうか?

A. 冷蔵庫は毎日24時間動き続ける家電なので、予算に余裕があるならつけておく価値はあります。

とくに5年から10年目にかけては、修理費が本体価格に近づくこともあります。ただし販売店ごとに対象範囲が違うため、加入前に何が含まれるかを必ずご確認ください。

Q4. 冷蔵庫の音が急に大きくなったときはどうすればよいですか?

A. まず、本体が壁に当たっていないか、床が水平かを確認してみてください。

設置のがたつきだけで音が大きくなることは珍しくありません。それでも改善せず、冷え方まで弱くなっている場合は、故障の可能性があるのでメーカーに相談しましょう。

あなたに合う一台を選ぶ判断基準

ここまで、ハイアールとハイセンスの評判を、良いところも弱いところも並べてきました。

最後に、売り場に立つ前の頭の整理として、判断の順番だけお伝えしておきますね。

まず決めるのは、置き場所の幅と搬入経路です。ここが通らなければ、どんなに評判のいいモデルも選べません。

次が、寝る場所との距離。ワンルームで枕元に近いなら、静音性を優先して予算を少し上げる判断が効いてきます。

そのうえで、冷凍室を重視するならハイアール、野菜室と容量のバランスを重視するならハイセンス。この2軸で見れば、候補はかなりしぼれるはずです。

安さは、けっして悪いことではありません。
浮いたお金を暮らしのほかの部分に回せるなら、それは立派な選択です。

大事なのは、何を諦めて何を取るかを、自分で決めておくこと。
そこさえはっきりしていれば、価格の安さは不安ではなく、味方になってくれます。

ということで、次にやることはひとつだけ。
メジャーを持って、冷蔵庫を置く場所の幅と、玄関から置き場所までの最小幅を測ってみてください。

その2つの数字がわかった瞬間、あなたが選ぶべき一台の候補は、驚くほどはっきりしてくるはずです。

なお、価格や仕様は変わることがあります。最終的にはメーカーの公式サイトや販売店で最新の情報をご確認くださいね。

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