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食洗機にハイター・重曹・オキシはOK?汚れ別の正しい選び方

夜、夕飯の片付けを終えて食洗機の扉を開けた瞬間。
もわっと上がってくる生乾きのようなニオイに、思わず顔をしかめてしまったことはありませんか?

パッキンの隅には黒い点々まで見えて、「食洗機にハイターをシュッとかければ一発で落ちるのでは?」と、シンク下のボトルに手が伸びかけた方も多いと思います。

ハイターって、台所の頼れる助っ人というイメージがありますもんね。

ただ、強力な塩素系漂白剤だからこそ、食洗機の中で使うと泡があふれたり、部品を傷めたりと、思わぬトラブルにつながることがあるんです。

この記事では、食洗機にハイターを使わない方がいい理由と、どうしても使いたいときの安全な範囲をお話しします。

そのうえで、ハイターに頼らずカビやニオイをすっきりさせるお手入れ方法を、順番に紹介していきますね。

食洗機にハイターを使うと何が起きる? 故障やトラブルの理由

台所の漂白といえばハイター、というくらい身近な存在ですよね。
ふきんもまな板も真っ白にしてくれるので、食洗機の汚れにも効きそうな気がします。

ただ、食洗機は「食器洗い乾燥機専用洗剤」を使う前提で設計された家電です。
まずは、ハイターを入れたときに中で何が起きるのかから見ていきましょう。

食洗機にハイターを入れて運転するのはNG

食器を出して、洗剤ケースにハイターを少し入れてスタート。
手軽そうに見えるこの方法ですが、残念ながらおすすめできません。

食洗機にハイターを入れて運転すると、泡立ちによる水漏れや運転停、塩素による部品の傷みを招くおそれがあるため、メーカー指定の専用洗剤以外は使わないのが基本です。

理由の1つ目は「泡」です。
キッチンハイターには、塩素系の漂白成分のほかに界面活性剤も含まれています。食洗機は強い水流を噴き付けて洗う仕組みなので、泡立つ成分が入ると、庫内があっという間に泡だらけになってしまうんです。

パナソニックの案内でも、一般の台所用洗剤は少量でも使わないよう説明されています。庫内が泡でいっぱいになって水漏れセンサーが働いたり、洗浄ノズルが泡を吸い込んで回転不良を起こしたりするためです。量によっては、水漏れや故障の原因にもなるそうです。

【出典】パナソニック『ビルトイン食洗機まるごとQ&A 基本知識編』

ハイターは台所用洗剤とは別物ですが、泡立つ成分を含む点は同じです。少しくらいなら平気かな、という油断が一番危ないところなんですね。

ちなみに、取扱説明書で禁止されている洗剤を使って故障した場合、メーカー保証の対象外になることもあります。修理代まで自分持ちになるのは、できれば避けたいところです。

塩素がステンレスやゴムパッキンを傷めてしまう理由

2つ目の理由は、ハイターの主成分である次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白成分)が、使う素材を選ぶ薬剤だということです。

キッチンハイターのパッケージには、使えないものとして金属製の容器・用具がはっきり書かれています。食洗機の庫内はステンレス製のものが多く、底にはヒーターやネジ、ノズルの軸など、金属の部品がたくさん集まっています。

塩素には、金属をさびさせたり変色させたりする性質があります。お湯で温められた庫内で長く触れれば、影響が出やすくなっても不思議ではありません。

もう1つ気になるのが、扉まわりのゴムパッキンです。
パッキンは水漏れを防ぐ大事な部品なので、強い薬剤で劣化させてしまうと、硬くなったりすき間ができたりする原因になりかねません。

スプレータイプのキッチン泡ハイターはステンレスには使えるとされていますが、ステンレス以外の金属には使えません。食洗機の中は素材がいろいろ混ざっているので、どこまで安全かを自分で見極めるのは難しいところです。

家電の部品には、やってはいけない洗い方が直接印刷されていることもあります。迷ったら、まずは本体の表示と取扱説明書を見るのが確実です。

分解した精米機の部品と、食器洗い乾燥機を使わないよう注意書きされた白いカバー部品
我が家の精米機を分解したところ。白いカバー部品には、変形の原因になるので食器洗い乾燥機は使わないよう書かれています

こうした注意書きは、メーカーからの「これはやめておいてね」というサインです。食洗機の説明書に塩素系漂白剤の禁止が書かれていたら、迷わず従ってくださいね。

一番怖いのは酸性の洗浄剤と混ざってしまうこと

故障よりも、もっと気をつけたいことがあります。
それが、ハイターと酸性の洗浄剤が混ざってしまうことです。

塩素系の製品と酸性タイプの製品が混ざると、有害な塩素ガスが発生します。ボトルに書かれている「まぜるな危険」の表示は、まさにこの組み合わせを指しています。

国民生活センターも、塩素系の洗浄剤は必ず単独で使うよう呼びかけています。使ったあとに流す水が足りないと、薬剤が排水トラップに残りやすいことも、調査で確かめられているそうです。

【出典】国民生活センター『住宅用塩素系洗浄剤の使い方-まぜるな危険!浴室などで事故が発生しています-』

ここで盲点になりやすいのが、食洗機のお手入れ用品には酸性のものが多いということ。

水垢落としに使うクエン酸はもちろん、メーカー純正の庫内クリーナーにも、有機酸を主成分にした酸性タイプのものがあります。

つまり、パッキンにハイターを使った日に、何も考えずに庫内クリーナーやクエン酸で運転してしまう…。これが一番避けたい組み合わせなんです。

塩素系と酸性は同じ日に使わない

ハイターなど塩素系の薬剤を使った日は、クエン酸や酸性の庫内クリーナーでの運転は控えましょう。薬剤を水で十分に洗い流して換気をしたうえで、日を改めてから使うのが安心です。

カビやヌメリにハイターは効く? 使うなら取り外せる部分だけ

ここまで読むと、ハイターがすっかり悪者みたいに聞こえるかもしれません。
でも、カビや雑菌を落とす力そのものはとても優秀です。

次亜塩素酸ナトリウムには強い除菌・漂白の働きがあるので、パッキンの黒カビや排水口まわりのヌメリに効果が期待できるのは確かです。問題は効くかどうかではなく、食洗機という場所との相性なんですね。

取扱説明書で塩素系漂白剤が禁止されていない機種で、どうしても使いたいときは、次の範囲にとどめておくと安心です。

  • 運転には絶対に使わない
    洗剤ケースや庫内に直接入れて回すのはやめておきましょう。
  • 金属を含まない取り外せる部品に限る
    樹脂製の小物入れなど、外してシンクで扱えるものだけにします。
  • 表示の時間を守ってしっかりすすぐ
    薬剤が残らないよう、流水で十分に洗い流してから戻します。
  • 換気とゴム手袋を忘れない
    窓を開けるか換気扇を回し、肌に付かないようにします。

扉のパッキンのように取り外せない場所の黒カビは、薬剤を塗るよりも、中性洗剤を含ませた布や綿棒でこまめに拭き取るのがおすすめです。

何度拭いても黒ずみが残る場合は、カビの色がゴムに染み込んでいることもあります。無理にこすって傷めるより、メーカーに部品の交換ができるか相談してみるのも1つの手です。

ハイター以外で食洗機をきれいにする方法と洗剤の選び方

ハイターが向かない理由がわかったところで、気になるのは「じゃあ、何で掃除すればいいの?」ということですよね。

ここからは、ハイターの代わりに使えるお手入れ用品を、安心度の高い順に見ていきます。汚れの種類によって向き不向きがあるので、最後に早見表でまとめておきますね。

一番安心なのはメーカー純正の庫内クリーナー

迷ったときの正解は、食洗機メーカーが用意している純正の庫内クリーナーです。
その機種で使うことを前提に作られているので、泡立ちや部品への影響を心配しなくて済みます。

たとえばパナソニックの食洗機なら、取扱説明書に別売品として「食器洗い乾燥機専用庫内クリーナー N-P300」が案内されています。150gの袋が2つ入っていて、1回に1袋を使うタイプです。

使い方は、食器を全部出してから庫内にクリーナーを入れ、運転するだけ。手の届かない部分にたまった水垢や洗剤カスまでまとめてケアできるのが、拭き掃除との大きな違いです。月に1回くらいのペースで使うと、ニオイの予防にもなります。

弱点は取り扱っているお店が限られること。
近所で見つからなければ、家電量販店か通販で探すのが確実です。酸性タイプなので、塩素系の製品と一緒に使わないことも忘れないでくださいね。

パナソニック以外の食洗機を使っている方は、まず自分の機種の説明書で、案内されている庫内クリーナーを確認してみてください。

純正品が手に入りにくいときの候補になるのが、小林製薬の「食器洗い機洗浄中」です。

粉末を庫内にふりかけて標準コースで運転するだけで、庫内のヌメリや汚れを洗浄・除菌してくれます。ビルトインタイプにも使えて、オレンジの香りで洗い上がりのニオイもすっきりします。

ただし、メーカー純正品ではありません。取扱説明書で専用品以外の使用を禁じている機種では、使うのを避けておきましょう。

水垢にはクエン酸が効く ただしメーカーで扱いが分かれる

庫内の壁やカゴにうっすら付く、白いくもり。
これは水道水に含まれるミネラル分が固まった水垢で、アルカリ性の汚れです。

酸性のクエン酸で中和してあげると、落としやすくなります。

リンナイのように、クエン酸や食酢を入れて運転する前提のお手入れコースを用意している機種もあります。こうした機種なら、説明書の分量どおりにクエン酸を入れて、食器なしで運転するだけで庫内の水垢をすっきりさせられます。

一方で、パナソニックのように純正の庫内クリーナーを案内しているメーカーもあり、市販のクエン酸を使ってよいかは機種によって違います。

説明書に記載がなければ、自己判断で入れずにメーカーへ問い合わせるのが確実です。

使えるとわかった場合でも、注意点が2つあります。

1つ目は、前の章でお話ししたとおり、塩素系の製品と同じ日に使わないこと。
2つ目は、鉄製の部品はさびやすくなるので、クエン酸水に長時間つけっぱなしにしないことです。

葵のワンポイントアドバイス

売り場で長く見ていると、食洗機を買ったあとに「説明書どこにしまったっけ?」となる方が本当に多いんです。本体の型番シールをスマホで撮っておくと、メーカーのサイトから説明書をすぐ探せますよ。

重曹とオキシクリーンは庫内に入れる前に要注意

ナチュラルクリーニングの定番、重曹とオキシクリーン。
どちらも食洗機の掃除に使えそうなイメージがありますが、庫内に入れて運転するのは慎重に考えたいところです。

重曹については、パナソニックの食洗機の取扱説明書で、台所用液体洗剤と並んで「少量でも使えない」ものとして挙げられている機種があります。溶け残った粉が細かいノズルやフィルターに残れば、洗浄の妨げになりかねません。

オキシクリーンは酸素系漂白剤なので、ハイターのような塩素ガスの心配はありません。ただ、日本版のオキシクリーンでも、使えないものとして金属全般が挙げられています。金属部品の多い食洗機の庫内で回すのは、やはり向いていないと考えた方がよさそうです。

もう1つ気をつけたいのが泡です。
アメリカ版のオキシクリーンや、日本で売られている「オキシクリーンEX」には界面活性剤が入っているので、食洗機に入れると泡があふれる原因になります。

オキシクリーンの本当の出番は、庫内ではなくシンクでのつけ置きです。
茶渋が付いたマグカップや、樹脂製の小物入れなどを、お湯に溶かしたオキシクリーンに浸けておくと、食洗機だけでは落ちにくい着色汚れがすっきりします。

金属のパーツは浸けないように気をつけましょう。

カビキラーなど浴室用のカビ取り剤は使わない

お風呂のカビに効くなら、食洗機のパッキンにも…と考えるのは自然な流れです。

でも、カビキラーのような浴室用のカビ取り剤も、主成分はハイターと同じ塩素系。食器が並ぶ場所で使うことを想定した製品ではありません。

スプレーで勢いよく噴き付けるタイプは、狙った場所以外にも薬剤が飛び散りやすいのが難点です。庫内の見えない場所に残った薬剤は、次の運転で食器に付いたり、酸性のお手入れ用品と混ざったりするおそれがあります。

国民生活センターが紹介している厚生労働省のまとめでは、家庭用品による吸入事故の原因として、カビ取り用の洗浄剤が多くの割合を占めているそうです。換気しにくいキッチンの奥まった場所で使うのは、避けておくのが無難です。

パッキンの黒カビは、こまめな拭き取りと、純正クリーナーでの定期的な運転で対応していきましょう。カビは生えてから戦うより、生やさない方がずっと楽です。

汚れ別に選ぶお手入れ用品の早見表

ここまでの内容を、汚れの種類と使いどころで整理しておきます。
迷ったら、表の上から順に検討してみてください。

お手入れ用品 向いている汚れ 庫内での運転 注意点
純正の庫内クリーナー 水垢・洗剤カス・ニオイ ◎ 説明書どおりに使える 酸性タイプは塩素系と併用しない
市販の食洗機用庫内洗浄剤 ヌメリ・雑菌・ニオイ ○ 機種の説明書を確認 専用品以外を禁じる機種では使わない
クエン酸 白い水垢 △ 対応機種のみ 塩素系と同じ日に使わない
オキシクリーン(日本版) 茶渋・着色汚れ × シンクでのつけ置き向き 金属には使わない
重曹 軽い油汚れ・ニオイ × 使用不可の機種がある 溶け残りに注意
キッチンハイター・カビキラー 黒カビ・ヌメリ × 運転には使わない 金属NG・酸性と混ぜると危険

表を見るとわかるとおり、庫内を丸ごときれいにしたいなら純正クリーナーが本命で、ハイターやオキシクリーンは庫外でのピンポイント役です。

この役割分担を覚えておくだけで、洗剤選びで迷うことはぐっと減ると思います。

食洗機のカビとニオイを寄せつけない毎日のお手入れ

庫内クリーナーでリセットしても、毎日の使い方が変わらなければ、ニオイはまた戻ってきてしまいます。

温かくて湿っていて、食べカスまである食洗機の中は、カビにとってまさに理想のおうち。家賃も払わない相手を住まわせてあげる義理はありません(笑)

ここでは、強い薬剤に頼らなくても清潔をキープできる、毎日のちょっとした習慣を紹介しますね。

残さいフィルターは使うたびにゴミを捨てる

ニオイの元をたどると、たいてい行き着くのが庫内の底にある残さいフィルター(残菜フィルター)です。洗い流された食べカスや油を受け止める場所なので、放っておくとあっという間に生ゴミ置き場になってしまいます。

理想は、運転が終わるたびにフィルターを外して、たまったゴミを捨てること。運転直後は庫内やヒーターまわりが熱くなっているので、終了から30分以上たってから触るようにしてくださいね。

週に1回くらいは、フィルターを水で丸洗いしておくと安心です。網目に詰まった汚れは、使い古しの歯ブラシでやさしくこするのが一番手軽です。

取り外して開いた洗濯機の糸くずフィルターと、網目の掃除に使う黒い歯ブラシ
うちの洗濯機の糸くずフィルター。網目に残った汚れは、こうして歯ブラシで落としています。食洗機のフィルターも要領は同じです

油っぽさが気になるときは、台所用の中性洗剤で洗ってもかまいません。
ただし、洗剤が残ったまま戻すと泡立ちの原因になるので、すすぎだけは念入りにしておきましょう。

運転後は扉を少し開けて湿気を逃がす

乾燥まで終わって、すぐに扉をパタンと閉める。
実はこれ、カビにとってはうれしい習慣なんです。

庫内にこもった湯気が冷えて水滴になり、ジメジメした状態が長く続いてしまうからです。

運転が終わったら、扉を数センチだけ開けておきましょう。完全に乾くまで待たなくても、湯気を外に逃がしてあげるだけで、庫内の湿気はかなり減ります。

特に梅雨どきや、乾燥を省いて洗いだけで終わらせた日は意識しておきたいところです。機種によっては、運転後に扉が自動で少し開く機能や、送風で庫内を乾かす機能が付いているので、自分の食洗機の設定を一度見直してみてください。

ただし、三菱電機の案内のように、子どもが中に入ってしまわないよう、使用後はドアを閉めるよう求めている機種もあります。

小さなお子さんがいるご家庭では、開けておくのは大人が台所にいる短い時間だけにして、離れるときは閉めるようにしましょう。

予洗いと専用洗剤選びで汚れをためない

庫内を汚さないための一番の近道は、そもそも汚れを持ち込まないことです。お皿に残ったソースやご飯粒、魚の骨などは、入れる前にさっと落としておきましょう。

パナソニックの食洗機のガイドでも、つまようじや魚の骨のような固いものは故障の原因になると案内されています。魚の皮や油のかたまりも、異臭や再付着の原因になるそうです。

予洗いといっても、ゴシゴシ洗う必要はありません。ゴムベラでぬぐうか、水でさっと流す程度で十分です。

もう1つ見直したいのが、毎日使う専用洗剤です。
粉末タイプの食洗機用洗剤には、漂白剤入りで茶渋などの色素汚れに強いものが多いとされています。コップの茶渋が気になってハイターを使いたくなる方は、まず洗剤のほうを見直してみるのがおすすめです。

たとえば花王の「食器洗い乾燥機専用キュキュット クリア除菌 粉末タイプ」は、食器と一緒に庫内もまとめて洗い上げることをうたった洗剤です。毎日の運転がそのまま軽いお手入れになるので、汚れをためにくくなります。

粉末は湿気で固まりやすいので、シンク下に置くならフタをしっかり閉めておきましょう。

それでもニオイが取れないときに確認したいこと

フィルター掃除も庫内クリーナーも試したのに、まだニオイが残る。
そんなときは、汚れ以外の原因が隠れているかもしれません。

まず確認したいのは、洗浄ノズルの小さな穴です。
ここに食べカスが詰まると、水がうまく噴き出さずに洗い残しが増え、ニオイの元になります。ノズルを外せる機種なら、説明書の手順に沿って外して水洗いしておきましょう。

それでも改善しないときや、水漏れ・焦げくさいニオイ・異音などがあるときは、自分で何とかしようとせず、販売店やメーカーに点検を相談してください。

パナソニックの取扱説明書でも、こうした症状があるときは点検を依頼するよう呼びかけています。

長く使ってきた食洗機なら、点検のついでに買い替えも選択肢に入れておくと、気持ちがぐっと楽になると思います。

食洗機とハイターに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ハイターでつけ置きした食器は、そのまま食洗機に入れても大丈夫ですか?

A. 薬剤が付いたまま入れるのは避けて、流水でしっかりすすいでから入れてください。

漂白剤が残っていると、泡立ちの原因になったり、酸性の洗浄剤と触れたりするおそれがあります。

十分にすすいだ後であれば、いつもどおり食洗機で洗えます。

Q2. メラミン食器の茶渋は、キッチンハイターで落とせますか?

A. キッチンハイターは、使えないものとしてメラミン食器や漆器が挙げられているため、使用は控えてください。

メラミン食器の着色汚れは、食器のメーカーが案内しているお手入れ方法を確認するのが安心です。

あわせて、その食器が食洗機に対応しているかどうかも表示で確かめておきましょう。

Q3. 卓上型とビルトイン型で、お手入れの方法は違いますか?

A. 残さいフィルターの掃除や庫内クリーナーでの運転など、基本のお手入れは共通しています。

ビルトイン型は本体を動かせないため、扉のパッキンや操作部まわりの拭き掃除が中心になります。

卓上型は給水ホースや本体の下に湿気がたまりやすいので、置き場所まわりもあわせて確認すると安心です。

総括:食洗機にハイターは使わず専用ケアで清潔をキープ

最後に、食洗機とハイターの付き合い方を表で振り返っておきましょう。
今の悩みに当てはまる行を、そのまま今日の行動に置き換えてみてください。

悩み・場面 おすすめの対処
ハイターを入れて運転したい 泡立ちや部品の傷みの原因になるので使わない
パッキンの黒カビが気になる 中性洗剤でこまめに拭き取る。外せる樹脂部品なら説明書を確認したうえで短時間だけ
庫内全体のニオイや水垢 純正の庫内クリーナーで月1回ほど運転する
クエン酸を使いたい 対応機種か説明書で確認し、塩素系と同じ日には使わない
茶渋などの着色汚れ 漂白剤入りの専用洗剤や、シンクでのオキシクリーンのつけ置き
毎日の予防 フィルターのゴミ捨て、運転後の換気、予洗い

ハイターはとても頼もしい漂白剤ですが、食洗機の中に入れて使うのは向いていません。

強い薬剤で一気に落とすより、専用品で定期的にリセットして、毎日の小さな習慣で汚れをためない。この組み合わせが、食洗機を長く気持ちよく使う一番の近道です。

まずは今夜、食洗機の取扱説明書を開いて、使える洗剤とお手入れ用品の欄を確認してみてください。

それができたら、残さいフィルターのゴミを捨てて、扉を少し開けておく。
今日からできるこの2つだけでも、明日の朝に扉を開けた瞬間の気分がきっと変わりますよ。

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