毎日使う洗濯機だからこそ、絶対に後悔したくないものですよね。
いざ買い替えようと思っても、たくさんのメーカーや機能があって、どれを選べばいいか迷ってしまうお気持ち、とてもよく分かります。
特に縦型洗濯機は洗浄力の高さが魅力ですが、ご家庭のライフスタイルに合わないものを選ぶと、かえって手間が増えてしまうこともあるんです。私も家電量販店で働いていると、お客様から様々なお悩みを聞きます。
この記事では、そんな縦型洗濯機選びの疑問を解消するために、家電量販店員である私が本当におすすめできる人気モデルをわかりやすく解説していきます。
お客様から直接聞いた評判やプロの視点を交えながら、買ってよかったと思える縦型洗濯機の後悔しない選び方のポイントをお伝えします!
買ってよかった縦型洗濯機|選び方

ここでは、後悔しないための基本的な選び方のポイントを5つに絞って、わかりやすく解説していきますね。
これを読めば、きっとあなたにピッタリな一台を見つけるヒントが得られるはずです。
縦型洗濯機はどこのメーカーがいい?
「縦型洗濯機って、結局どこのメーカーがいいんですか?」これは、お店でも本当によく聞かれる質問ですね。各メーカーにそれぞれ特徴があるので、一概に「ここが一番!」とは言えないのが正直なところなんです。
大切なのは、ご自身のライフスタイルや洗濯で何を重視したいか、という点だと思います。
例えば、パナソニックは洗剤を泡立てて汚れを落とす「スゴ落ち泡洗浄」が人気で、白い衣類の汚れ落ちに強いと評判です。操作パネルが奥にあって手前がスッキリしているので、洗濯物の出し入れがしやすいという声もよく聞きます。
日立の「ビートウォッシュ」シリーズは、「ナイアガラビート洗浄」という強力な水流で、泥汚れや食べこぼしといった頑固な汚れに強いのが特徴です。育ち盛りのお子さんがいるご家庭には、特に頼りになる存在じゃないでしょうか。
東芝は「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」という独自の技術が魅力です。目に見えないほどの小さな泡が繊維の奥まで入り込んで、皮脂汚れや黄ばみをしっかり落としてくれます。運転音が静かなモデルが多いので、夜間に洗濯することが多い方にもおすすめです。
そしてシャープは、なんといっても洗濯槽に穴がない「穴なし槽」が個性的です。節水効果が高いのと、洗濯槽の外側の黒カビが槽内に入りにくい構造なので、清潔さを重視する方に人気があります。
このように、メーカーごとに得意なことが違います。ご家庭でどんな汚れが多いか、どんな機能が欲しいかを考えながら選ぶのが、満足できる一台を見つける近道だと思います。
壊れにくいと評判のメーカーは?
「せっかく買うなら、長く使える壊れにくいメーカーがいい」というのは、誰もが思うことですよね。
ただ、正直に言うと「このメーカーが絶対に壊れない」と断言することは難しいんです。どのメーカーも厳しい品質基準をクリアしていますし、使い方や設置環境によって寿命は変わってきますからね。
ただ、お客様からのお話や修理の受付状況を見ていると、モーターの構造にこだわっているメーカーは、故障が少ない傾向にあるかもしれません。
特に東芝やパナソニックが採用している「DDモーター(ダイレクトドライブモーター)」は、ベルトを使わずにモーターと洗濯槽が直結しているため、部品の摩耗が少なく、運転音が静かで故障しにくいと言われています。
実際に東芝の洗濯機を使っているお客様からは、「音が静かで、もう10年近く使っているけど快調よ」なんていう嬉しい声をいただくこともあります。
日立はパワフルな洗浄力のためにベルト駆動のモデルが多いですが、その分モーター自体の耐久性を高める工夫がされています。
結局のところ、メーカーごとの設計思想の違いなんですね。
壊れにくさを重視するなら、モーターの種類に注目してみるのも一つの選び方だと思います。
また、糸くずフィルターや洗剤投入口など、普段お手入れする部分がシンプルで掃除しやすいかどうかも、長く快適に使うための大切なポイントです。こまめなお手入れが、結果的に洗濯機を長持ちさせる一番の秘訣かもしれませんね。
便利なトレンド機能
最近の縦型洗濯機は、ただ汚れを落とすだけでなく、毎日の洗濯をぐっと楽にしてくれる便利な機能がたくさん搭載されているんです。
特に注目したいトレンド機能をいくつかご紹介しますね。
自動投入機能
一度使うと元に戻れないというお客様が多い人気機能です。
洗濯物に応じた最適な運転で無駄を省きます。
ライフスタイルに合わせた柔軟な洗濯が可能になります。
衛生面を重視したい洗濯物に効果的です。
自動投入機能
一度使うと元に戻れないというお客様が多い人気機能です。
洗濯物に応じた最適な運転で無駄を省きます。
ライフスタイルに合わせた柔軟な洗濯が可能になります。
衛生面を重視したい洗濯物に効果的です。
まずは、なんといっても「液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能」です。
タンクに洗剤をまとめて入れておけば、洗濯物の量に合わせて最適な量を自動で計って投入してくれる優れもの。
毎回の計量の手間が省けるのはもちろん、洗剤の入れすぎを防いでくれるので、すすぎ残しや黒ずみの抑制にもつながるんです。一度使うと、もう元には戻れないというお客様が本当に多いですよ。
次に、「AIお洗濯」機能。
洗濯物の量や汚れ具合、水温などをセンサーが検知して、最適な洗い方や時間を自動で判断してくれます。自分で細かく設定しなくても、洗濯機がかしこく運転してくれるので、節水や節電にもなって経済的です。
そして「スマホ連携機能」もどんどん進化しています。
外出先から洗濯の予約をしたり、運転状況を確認したりできるので、帰宅時間に合わせて洗濯を終わらせることが可能です。
急な雨で洗濯物を干せなくなった時にも、外から乾燥運転をスタートできるモデルもあって、共働きのご家庭などには嬉しい機能ですよね。
最後に「温水洗浄機能」。
洗剤液を温めることで、洗剤の酵素パワーを活性化させ、皮脂汚れや黄ばみを効果的に落とします。特に、ニオイが気になるタオルや、赤ちゃんの肌着などを清潔に洗いたい時に活躍してくれる機能です。
これらのトレンド機能は、少し価格が高めのモデルに搭載されていることが多いですが、毎日の家事の負担を大きく減らしてくれるので、検討してみる価値は十分にあると思います。
乾燥機能なしモデルのメリット
モデル
モデル
乾燥機と同じような仕上がりを期待するとがっかりする可能性があります。
「縦型洗濯機にも乾燥機能付きがあるけど、本当に必要?」というご相談もよく受けます。
実は、乾燥機能を全く使わないというご家庭なら、「乾燥機能なし」のモデルを選ぶことには、たくさんのメリットがあるんですよ。
まず一番のメリットは、価格がリーズナブルなことです。
乾燥機能が付いていない分、本体価格が数万円単位で安くなることがほとんどです。洗濯機は頻繁に買い替えるものではないので、初期費用を抑えられるのは大きなポイントですよね。
次に、本体サイズがコンパクトで、構造がシンプルだという点です。
乾燥機能がない分、内部の部品が少なく、お手入れがしやすい傾向にあります。
また、縦型洗濯機の乾燥機能は、ドラム式に比べて乾燥に時間がかかったり、衣類がシワになりやすかったりするという弱点もあるんです。実際に「乾燥機能付きを買ったけど、結局ほとんど使っていない」というお客様の声も少なくありません。
そして「乾燥機能なし」モデルに搭載されている「風乾燥」という機能には少し注意が必要です。
これはヒーターを使わず、洗濯槽を高速回転させて風の力で水分を飛ばす機能で、衣類を完全に乾かすものではありません。
あくまで「干し時間を短縮するための機能」と理解しておくのが良いと思います。電気代は安いですが、乾燥機と同じような仕上がりを期待すると、少しがっかりしてしまうかもしれません。
外干しがメインで、乾燥機能はほとんど使わないという方であれば、乾燥機能なしのモデルを選ぶことで、賢くお得に洗濯機を買い替えることができると思います。
設置場所に合うサイズの確認方法
内寸
カタログで脚のサイズと位置を事前にチェックしましょう。
位置
ドラム式から縦型への買い替えは特に注意が必要です。
位置
かさ上げ部品の必要性も事前に確認しましょう。
確認
エレベーターや曲がり角は特に念入りに確認してください。
カタログで脚のサイズと位置を事前にチェックしましょう。
ドラム式から縦型への買い替えは特に注意が必要です。
かさ上げ部品の必要性も事前に確認しましょう。
エレベーターや曲がり角は特に念入りに確認してください。
新しい洗濯機を選んで、いざ家に届いたら「設置場所に収まらない!」なんてことになったら、本当に大変ですよね。そうならないために、購入前に必ず確認してほしいポイントがいくつかあります。
まずは、洗濯機を置く「防水パン」の内寸を正確に測ることです。洗濯機の脚がこの防水パンにしっかり収まるかどうかが一番の基本になります。本体の幅や奥行きだけでなく、脚の位置やサイズもカタログなどで確認してくださいね。
次に、蛇口の高さと位置です。意外と見落としがちなのですが、蛇口が低い位置にあると、洗濯機のフタや本体にぶつかってしまうことがあります。
フタを開けた時の最大の高さもしっかり確認しておきましょう。ドラム式洗濯機から縦型に買い替える場合は、特に注意が必要なポイントです。
そして、排水口の位置も重要です。排水口が洗濯機の真下にある場合は、本体をかさ上げするための部品が別途必要になることがあります。排水ホースが無理な角度で曲がったり、潰れたりしないかも確認しておきたいですね。
最後に、忘れてはいけないのが「搬入経路」の確認です。玄関のドアや廊下、階段の幅など、洗濯機が通るすべての場所の幅を測っておきましょう。特にマンションのエレベーターや、曲がり角のある廊下は要注意です。「通路の幅は、洗濯機の横幅プラス6cm以上」が一つの目安になります。
少し面倒に感じるかもしれませんが、この事前確認をしっかりしておくことで、安心して新しい洗濯機を迎えることができますよ。
買ってよかった縦型洗濯機|おすすめ人気ランキング

さて、ここからは選び方のポイントを踏まえて、具体的におすすめのモデルをご紹介していきます。
容量別に、どんなご家庭に最適か、そしてどんな特徴があるのかを、私がお客様から直接聞いた評判も交えながら解説しますね。
8キロに最適なユーザー層とおすすめモデル
洗濯容量8kgのモデルは、2人から4人家族に一番人気のサイズです。
1人1日あたりの洗濯物量は約1.5kgと言われているので、4人家族でも1日分の洗濯物を余裕をもって洗えます。週末にまとめ洗いをする方や、シーツなどをこまめに洗いたいという2人暮らしの方にも、少し余裕のある8kgは使いやすくておすすめです。
このクラスになると、各メーカーの便利な機能が搭載されたモデルが増えてきて、選択肢がぐっと広がるのも魅力なんです。ここでは、特に人気が高く、お客様からの評判も良い2つのモデルを比較してご紹介します。
パナソニック NA-FA8K3
パナソニックのこのモデルは、やはり「スゴ落ち泡洗浄」が好評です。洗剤をしっかり泡立ててから衣類に浸透させるので、特にワイシャツの襟袖汚れなどがすっきり落ちるという声をよく聞きます。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も付いているので、毎日の洗濯が本当に楽になりますよ。AIエコナビが水温を検知して、洗濯時間を自動で短縮してくれるので、節電にもつながるのが嬉しいポイントですね。
日立 ビートウォッシュ BW-DV80K
日立のビートウォッシュは、洗浄力重視の方に根強い人気があります。「温水ナイアガラビート洗浄」で、温水の力を使って黄ばみまで落としてくれるのが特徴です。
さらに、このモデルは乾燥機能も付いているのがポイント。「速乾ビート乾燥」で、衣類をふんわりスピーディーに仕上げてくれます。お子さんの体操着など、急いで乾かしたい時にとても便利だと思います。
10キロに最適なユーザー層とおすすめモデル
洗濯容量10kgは、4人から5人家族や、中学生以上のお子さんがいて洗濯物が多いご家庭にぴったりのサイズです。
部活動のユニフォームや体操着、週末にまとめてたくさんの量を洗う場合でも、10kgの容量があれば安心ですよね。毛布などの大物も余裕で洗えるので、クリーニング代の節約にもつながります。
このクラスは、各メーカーの最先端技術が搭載された高機能モデルが中心となります。「ちょっと高いかな?」と感じるかもしれませんが、毎日の家事の時短効果を考えると、満足度は非常に高いと思います。
特におすすめの2モデルをご紹介しますね。
東芝 ZABOON AW-10DP4
東芝のZABOONシリーズは、「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」が最大の魅力です。繊維の奥の奥まで小さな泡が入り込んで、見えない皮脂汚れまでしっかり落としてくれるので、衣類の黄ばみやニオイを防ぐ効果が期待できます。
お客様からは「部屋干しの嫌なニオイがしなくなった」という声をよくいただきます。また、運転音がとても静かなので、集合住宅にお住まいの方や、夜間に洗濯をされる方から特に支持されていますね。
日立 ビートウォッシュ BW-DX100K
日立のこのモデルは、洗浄力と便利な機能を両立したハイスペックな一台です。「衣類長もち ナイアガラ ビート洗浄」でしっかり汚れを落としながらも、布傷みを抑えてくれるのが嬉しいポイント。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入はもちろん、「AIお洗濯」機能が汚れの量などを判断して最適な洗い方をしてくれます。さらにスマホ連携も可能なので、外出先から操作できるのも便利。まさに至れり尽くせりの機能で、忙しい毎日をサポートしてくれます。
12kg以上に最適なユーザー層とおすすめモデル
洗濯容量12kg以上のモデルは、5人以上の大家族や、育ち盛りのお子さんが複数人いるご家庭、あるいはスポーツをされている方がいて、とにかく毎日たくさんの洗濯物が出るというご家庭におすすめです。
2人分の毛布を一度に洗えたり、一週間分の洗濯物をまとめて片付けられたりと、その大容量ならではのパワーは絶大です。洗濯の回数を減らせるので、結果的に時間や水道代、電気代の節約にもつながりますよ。
このサイズになると、選べるモデルは限られてきますが、その分メーカーのこだわりが詰まったフラッグシップモデルが揃っています。
中でも特におすすめしたいのが、パナソニックのこのモデルです。
パナソニック NA-FA12V3
このモデルの最大の特徴は、なんといっても「トリプル自動投入」機能です。通常の液体洗剤と柔軟剤に加えて、おしゃれ着洗剤か酸素系液体漂白剤のどちらかを選んでセットできるタンクが備わっているんです。
これまで手動で入れるしかなかった漂白剤まで自動投入できるのは、本当に画期的だと思います。お客様からも「シミになりそうな汚れも、漂白剤を入れ忘れることがなくて安心」と大変好評です。
もちろん、洗浄力もパワフル。「温水スゴ落ち泡洗浄」で、温水の力で洗剤の効果を最大限に引き出し、頑固な黄ばみやニオイの原因菌にまでアプローチします。
これだけの高機能と大容量を備えていれば、大家族の洗濯もストレスなくこなせるのではないでしょうか。スマホ連携にも対応しているので、外出先から操作できるのも嬉しいポイントですね。
【2025年版】縦型洗濯機総合ランキングTOP5
これまでご紹介してきた選び方のポイントや容量別のおすすめモデルを踏まえて、現役の家電量販店員である私が、自信をもっておすすめできる縦型洗濯機の総合ランキングTOP5を発表します。
洗浄力、使いやすさ、お客様からの評判、そしてコストパフォーマンスなど、様々な角度から総合的に判断しました。どのモデルも、きっとあなたの毎日の洗濯を快適にしてくれるはずです。
1位:東芝 ZABOON AW-10DP4
やはり総合力で一歩リードしているのがこのモデルです。「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」による高い洗浄力は、皮脂汚れや黄ばみに悩む多くのお客様を満足させています。そして特筆すべきはその静音性。集合住宅でも時間を気にせず使える点は、現代のライフスタイルに非常にマッチしていると思います。自動投入機能やお手入れのしやすさなど、使い勝手への配慮も完璧で、まさに死角なしの一台と言えるでしょう。
2位:パナソニック NA-FA8K3
8kgという最も人気の容量帯で、機能と価格のバランスが非常に優れています。「スゴ落ち泡洗浄」の洗浄力と、便利な「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能、そしてスマホ連携まで対応している点は高く評価できます。多くの方が満足できる、まさに優等生的なモデルですね。
3位:日立 ビートウォッシュ BW-DX100K
洗浄力、特に泥汚れなどの頑固な汚れに対する強さでは、このモデルが際立っています。「AIお洗濯」やスマホ連携など、賢い機能も満載で、洗濯の手間を大幅に削減してくれます。パワフルさとインテリジェンスを兼ね備えた、頼れる一台です。
4位:パナソニック NA-FA12V3
12kgという大容量と、業界唯一の「トリプル自動投入」機能は、大家族にとってこの上ない魅力です。洗濯の手間を極限まで減らしたいというニーズに完璧に応えてくれます。温水洗浄機能も搭載しており、洗浄力も申し分ありません。
5位:シャープ ES-SW10K
シャープ独自の「穴なし槽」は、節水性能と清潔性の高さで根強い人気を誇ります。洗濯槽の外側のカビが気になる方には、非常に心強い機能です。AIoTクラウドサービス「COCORO WASH」に対応しており、AIが好みを学習してくれるなど、スマートな使い方ができる点も魅力です。
総括:買ってよかった縦型洗濯機
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。