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日立のドラム式洗濯機が乾かない?原因別の対策から修理まで徹底解説

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日立のドラム式洗濯機を使っていて、乾燥機能がうまく働かずに困っていませんか?

特に冬の季節になると、いつもより乾燥に時間がかかったり、生乾きのような仕上がりになったりすることがあります。せっかくの便利な機能なのに、期待通りに乾かないとストレスですよね。

実は、日立のドラム式洗濯機が乾かない原因には、フィルターの詰まりや排水口の汚れ、季節特有の気温の影響など、いくつかの理由が考えられます。

ヒートポンプ式の省エネ性能に期待していたのに、思ったより乾かないと感じることもあるでしょう。また、「日立は壊れやすい」という口コミを見て不安になっている方もいるのではないでしょうか?

この記事では、日立のドラム式洗濯機が乾かない具体的な原因と、自宅で今すぐ試せる対処法を詳しく解説します。

さらに、乾きやすくするための工夫や購入前に知っておきたいデメリット、他メーカーとの比較情報もお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事のポイント
  • 日立のドラム式洗濯機が乾かなくなる主な原因
  • ご家庭で今すぐ試せる具体的な対処法
  • 修理を依頼する前に確認すべきポイント
  • 購入前に知っておきたい他社製品との比較

日立のドラム式洗濯機が乾かない!原因と対策

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 冬に乾かないのはなぜ?季節ごとの対策
  • 乾燥フィルターに水がたまる時のチェック点
  • 乾燥機がびちょびちょ!排水口の掃除方法
  • ドラム式洗濯機で乾きやすくする方法と工夫
  • どうしても乾かない時の修理相談窓口

まずは、現在お使いの日立ドラム式洗濯機の「乾かない」という問題に焦点を当てて、具体的な原因と対策を一緒に見ていきましょう。

ちょっとしたお手入れや使い方を見直すだけで、驚くほど乾燥機能が改善されることもありますので、ぜひ試してみてくださいね。

冬に乾かないのはなぜ?季節ごとの対策

「夏場は問題なかったのに、冬になると乾燥に時間がかかったり、生乾きになったりする」というご相談は、実はとても多いんです。これは故障ではなく、気温の低さが大きく関係している可能性があります。

ドラム式洗濯機の乾燥機能は、室内の空気を取り込んで温め、その温風で衣類を乾かす仕組みです。そのため、冬場のように取り込む空気の温度が低いと、空気を温めるのにより多くのエネルギーと時間が必要になります。また、冷たい空気は水分を保持できる量が少ないため、乾燥効率が少し落ちてしまうことがあるんですね。

もし冬場に乾きが悪いと感じたら、以下の設定を試してみてはいかがでしょうか?

乾燥具合を「しっかり」に設定する

多くの機種で乾燥の仕上がり具合を調整できます。「ふつう」モードで乾きムラが出る場合は、「しっかり」モードに変更するだけで、カラッと仕上がることがあります。厚手の衣類が多い時にも有効な方法ですよ。

脱水時間を長めに設定する

乾燥運転の前に、衣類に含まれる水分をできるだけ減らしておくことが時短のコツです。特に気温が低い季節は、脱水時間を少し長めに設定して、物理的に水分を飛ばしておくと、その後の乾燥がスムーズに進みます。

夏場の乾燥について
夏場の乾燥について
逆に夏場ですが、脱衣所など狭い場所に洗濯機を置いていると、室温が上がりすぎて乾燥効率が落ちることがあります。
これは、温度が上がりすぎると安全装置が働いてヒーターの出力を抑えるためです。

このように、季節に合わせて設定を少し見直すだけで、乾燥の仕上がりは大きく変わってくるんです。ぜひ一度、お使いの洗濯機の設定を確認してみてくださいね。

乾燥フィルターに水がたまる時のチェック点

「乾燥フィルターをお手入れしようと取り出したら、周りに水がたまっていた…」なんて経験はありませんか?

フィルター部分が濡れていると、カビの原因にもなりそうで心配になりますよね。この現象には、主に2つの原因が考えられます。

一つは、「結露」によるものです。
乾燥運転中は、洗濯機内部は温かい湿った空気で満たされます。この空気が、外気温で冷やされたフィルター付近に触れることで、温度差によって水滴が発生してしまうんです。特に、冬場など室内と室外の温度差が大きい季節に起こりやすい現象ですね。

もう一つは、「ホコリ詰まり」による排水不良です。
乾燥時に出た湿気は、最終的に水滴となって排水されるのですが、その通り道である乾燥ダクトや排水経路にホコリが詰まっていると、水がうまく流れずに逆流し、フィルター付近にあふれてくることがあります。タオルで拭き取らないといけないほど水がたまっている場合は、こちらの可能性が高いかもしれません。

まずはここをチェック!
まずはここをチェック!
1
乾燥フィルターの網目
わた状のホコリを取るだけでなく、網目自体が皮脂や洗剤カスで詰まっていることもあります。歯ブラシなどで優しくこすり、ぬるま湯で洗い流してみてください。
2
フィルターの差し込み口
フィルターを外した奥の部分にも、ホコリがたまっていることがあります。掃除機で吸ったり、届く範囲で拭き取ってみましょう。
3
蛇口は開いているか
日立のドラム式洗濯機は、乾燥時に水道水を使って湿気を含んだ空気を冷やし、除湿する「水冷除湿方式」を採用している機種が多いです。乾燥のみの運転でも蛇口が開いていないと、うまく除湿できずに結露の原因となります。

フィルターが湿ったままですとカビの温床になってしまうこともあります。湿っているのを見つけたら乾いた布で拭き取るか、自然乾燥させてから戻すように心がけると清潔に保てますよ。

乾燥機がびちょびちょ!排水口の掃除方法

フィルターを掃除しても改善しない、乾燥後なのに衣類がびちょびちょに濡れている…。そんな深刻な状況の場合、原因は「排水口」にあるかもしれません。

乾燥機能と排水口は、一見関係ないように思えますよね?

でも、乾燥時に衣類から出た水分は、最終的に水として排水口から捨てられます。
この排水口や、そこにつながる排水ホース、洗濯機下の防水パンに設置されている排水トラップが、髪の毛や糸くず、洗剤の溶け残りなどで詰まってしまうと、行き場のなくなった水が洗濯機内に逆流してしまうことがあるんです。

以前、お客様から「乾燥が終わらないと思ったら、洗濯物が水浸しになっていた」とご相談を受けたことがあります。
その方も、まさか排水口が原因だとは思わなかったそうで、ご主人が排水トラップを分解してみたら、ヘドロ状のゴミがびっしり詰まっていたそうです。それをきれいに掃除したら、乾燥機能が見違えるように回復したとおっしゃっていました。

排水口のお掃除手順
注意!排水口のお掃除手順
排水口(排水トラップ)のお手入れは、月に1回が推奨されていますが、忘れがちな場所でもあります。乾きが悪いと感じたら、ぜひ一度確認してみてください。
1
電源プラグを抜く
安全のため、必ずコンセントから電源プラグを抜いて作業してください。
2
排水ホースを外す
排水口から排水ホースをゆっくり引き抜きます。このとき、ホース内に残っていた水が出てくることがあるので、雑巾などを用意しておくと安心です。
3
排水トラップの部品を外す
排水トラップのフタや内部の部品を取り外します。多くは反時計回りに回すと外れるようになっています。
4
ゴミを取り除く
部品や排水口内部に絡まった糸くずや髪の毛を、使い古しの歯ブラシなどでかき出して取り除きます。
5
部品を元に戻す
掃除が終わったら、部品と排水ホースをしっかりと元に戻します。

この排水口の詰まりは、乾燥不良だけでなく悪臭や水漏れの原因にもなります。少し手間はかかりますが、定期的なお掃除を心がけることで洗濯機を長く快適に使うことができますよ。

ドラム式洗濯機で乾きやすくする方法と工夫

クリーン家電ガイド:イメージ

故障や詰まりといったトラブルではないけれど、「もう少しカラッと仕上げたい」「乾燥時間を短くしたい」と感じることもありますよね。

そんなときに役立つ、乾燥効率をアップさせるちょっとした工夫をいくつかご紹介します。毎日の洗濯に気軽に取り入れられるものばかりですよ。

洗濯物の量を調整する

これが一番効果的かもしれません。洗濯物の量が多すぎると、ドラムの中で衣類がうまく広がりません。温風が全体に行き渡らず、乾きムラの原因になってしまいます。

特に洗濯から乾燥まで一気に行う場合は、乾燥容量の上限(洗濯容量より少ないです)を守ることが大切です。目安としては、ドラムの6~7割程度に抑えると、ふんわり仕上がりやすくなります。

厚手のものと薄手のものは分けて乾燥する

ジーンズやパーカーなどの乾きにくい厚手の衣類と、Tシャツなどの薄手の衣類を一緒に乾燥させると、薄手のものが乾いても厚手のものから出た湿気が移ってしまい、全体がなんとなく湿っぽく感じることがあります。

もし可能であれば、素材や厚さで分けて乾燥させると、それぞれ効率よく乾かせます。

脱水後は洗濯物をほぐす

脱水が終わった直後の洗濯物は、ドラムの内側にぎゅっと押し付けられて固まっていますよね。このまま乾燥を始めると、温風が当たりにくい部分ができてしまいます。

乾燥運転をスタートする前に一度ドアを開けて、手で軽くほぐしてあげるだけで仕上がりが全然違いますよ。

洗濯ネットの衣類は取り出す

おしゃれ着などを守る洗濯ネットですが、乾燥時には温風の通りを妨げてしまう原因にもなります。洗濯から乾燥まで通して運転する場合も、乾燥前に一時停止して、ネットから衣類を取り出してあげると、乾きが格段に良くなります。

私が個人的によくやる裏ワザは、乾いたバスタオルを1枚追加して乾燥させる方法です。乾いたタオルが、他の濡れた衣類の水分を吸い取ってくれるので、全体の乾燥時間を少し短縮できるんです。ぜひ試してみてくださいね!

どうしても乾かない時の修理相談窓口

これまでご紹介した対処法をすべて試してみても、全く改善が見られない…。そんなときは、洗濯機本体に何らかの問題が発生している可能性があります。

無理にご自身で分解しようとすると、かえって状態を悪化させてしまう危険もありますので、専門の窓口に相談することをおすすめします。

こんなサインが出たら修理の検討を
こんなサインが出たら修理の検討を
操作パネルに「C06」などのエラーコードが表示され、消えない
乾燥中に「ガリガリ」「キュルキュル」といった異常な音がする
乾燥運転をしても、風が全く温かくならない
電源が入らない、または途中で止まってしまう

上記のような症状が見られる場合は、ヒーターやセンサー、基板といった内部の部品が故障している可能性が考えられます。これらの修理は専門的な知識が必要になりますので、プロにお願いするのが一番安全で確実です。

修理を依頼する前に、まずは保証書の期間を確認してみてください。購入から1年以内であればメーカー保証の対象になることが多いですし、家電量販店の延長保証に加入していれば、期間内は無料で修理を受けられる場合があります。

保証期間が過ぎてしまっている場合でも、まずはメーカーのサポート窓口に連絡して、症状を相談してみましょう。修理にかかる費用の概算を教えてもらえることもあります。

日立の修理相談窓口

Webでの申し込みが24時間可能で便利です。

(受付時間:9:00~18:00(月~土)/ 9:00~17:00(日、祝))

使用年数や修理費用によっては、新しいものに買い替えた方が結果的にお得になるケースもあります。修理の見積もりなどを参考に、じっくり検討してみてくださいね。

日立のドラム式洗濯機は乾かない?購入前の比較

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 日立は壊れやすい?故障の噂を解説
  • ビッグドラムのリアルな口コミ
  • ヒートポンプ式の口コミ
  • 購入前に知りたいデメリット
  • パナソニック・日立・東芝はどっちがいい?

ここからは視点を変えて、これから日立のドラム式洗濯機の購入を検討されている方向けの情報をお届けします。

「日立は乾かないって聞くけど本当?」「他のメーカーと比べてどうなの?」といった疑問にお答えしていきますね。

日立は壊れやすい?故障の噂を解説

インターネットで検索すると、「日立のドラム式は壊れやすい」といった言葉が出てきて、不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

実はこの噂の背景には、特定のモデルで初期の不具合があったことが関係しているんです。

具体的には、2022年に発売された「らくメンテ」という乾燥フィルターの自動お掃除機能を初めて搭載した一部のモデル(BD-STX120Hなど)で、「乾燥に時間がかかる」「乾きが悪くなる」という症状が多く報告されました。

これは、新しい構造のパーツ設計に起因するもので、のちに日立も公式にこれを認めて、対象機種については無償で部品交換の対応を行っています。つまり一部の初期モデルに固有の問題だったんですね。

もちろん、現在販売されているモデル(BD-STX130Mなど)では、この問題は改良された部品が使われていますので、心配しすぎる必要はないと思いますよ。
お店でもその点はしっかりご説明しています。

どのメーカーのどの家電製品でも、100%故障しないということはありえません。ただ、日立のドラム式洗濯機は、もともと洗浄力の強さやしっかりした内部構造に定評があり、長く愛用されているお客様もたくさんいらっしゃいます。

大切なのは、万が一不具合があった場合に、メーカーがきちんと対応してくれるかどうかだと思います。その点では、日立はしっかりと無償修理の対応をしていますし、サポート体制も整っているので、安心して選んでいただけるメーカーの一つではないでしょうか。

ビッグドラムのリアルな口コミ

家電量販店で働いていると、実際に製品を使っているお客様から直接、良い点も悪い点も、たくさんのリアルな声を聞く機会があります。

ここでは、私が日立の「ビッグドラム」についてよく耳にする口コミをご紹介しますね。

良い点としてよく聞くのは…

「やっぱり大容量なのが助かる!」
日立の強みは、なんといっても洗濯・乾燥容量の大きさです。週末にまとめて洗うご家庭や、毛布などの大物を家で洗いたい方から、この点は非常に高く評価されていますね。

「風アイロンのおかげで、アイロンがけが楽になった」
これも日立の代名詞的な機能ですね。高速風でシワを伸ばしながら乾かす「風アイロン」は、特にYシャツなどを着る方から「仕上がりが全然違う」と喜ばれています。

「新しいモデルは、本当にお手入れが楽」
先述の通り、初期モデルで課題もあった「らくメンテ」ですが、改良された現行モデルでは「乾燥フィルターの掃除から解放されて最高」という声を多く聞きます。糸くずフィルターに集約されるので、お手入れが月1回程度で済むのは嬉しいポイントですよね。

一方で、こんな声も…

「脱水や乾燥の時の音が少し気になるかも」
これはドラム式洗濯機全般に言えることでもありますが、特に振動が大きい脱水時や、乾燥時のファンの音については、設置環境や洗濯物の量によって「思ったより音が大きい」と感じる方もいらっしゃいます。

「古い機種だけど、乾燥のニオイが気になることがある」
一部の旧モデルや、排水環境によっては、乾燥時に排水口からのニオイが上がってきてしまうことがあるようです。これについては設定を「水冷式」に切り替えることで改善されるケースが多いですね。

このように、良い点も気になる点も両方ありますが、全体的には「家事が楽になった」という満足の声が多い印象です。ご自身のライフスタイルや何を重視するかを考えながら、これらの口コミを参考にしてみてください。

ヒートポンプ式の口コミ

最近のドラム式洗濯機のトレンドとして「ヒートポンプ式」という乾燥方式があります。日立も最新の上位モデルでは、このヒートポンプ式を採用しています。一方で、従来からの「ヒーター式(ヒートリサイクル乾燥)」を搭載したモデルも併売されています。この二つ、どう違うのでしょうか?

簡単に言うと、ヒーター式はドライヤーのようにヒーターで高温の風を作って乾かす方式。パワフルで乾燥時間が短いのが特長です。
対してヒートポンプ式は、空気中の熱を集めて利用する、いわば除湿乾燥機のような仕組みです。低温で乾かすので、省エネで衣類に優しいのがメリットですね。

お客様からは、ヒートポンプ式についてこんな声が聞かれます。

ヒートポンプ式の良い口コミ

「電気代が本当に安くなった!」
これは一番多い声ですね。ヒーター式に比べて消費電力が半分近くになることもあるので、毎日乾燥機能を使うご家庭では、ランニングコストの差を大きく実感されるようです。

「大切な服も安心して乾燥できる」
約65℃の低温で乾かすので、高温による衣類の縮みや傷みが少ないのが嬉しい、という声もよく聞きます。Tシャツなどが縮みにくくなったと喜ばれる方が多いですね。

ヒートポンプ式の気になる口コミ

「ヒーター式に比べると、乾燥に少し時間がかかるかな」
パワフルな高温で一気に乾かすヒーター式と比べると、乾燥時間は少し長くなる傾向があります。ただ、最新機種ではその差もかなり縮まってきていますよ。

「本体価格がちょっと高い…」
ヒートポンプユニットを搭載している分、ヒーター式のモデルよりも本体価格は高めになります。初期費用を抑えたいか、長期的な電気代を重視するかで、どちらを選ぶか変わってきそうですね。

どちらの方式にも一長一短があります。乾燥機能を毎日使うなら省エネなヒートポンプ式、乾燥はたまにしか使わないから初期費用を抑えたいという方はヒーター式、というように、ご自身の使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。

購入前に知りたいデメリット

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どんなに良い製品でも、購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのは避けたいですよね。日立のドラム式洗濯機を検討する上で、事前に知っておいていただきたい注意点やデメリットを正直にお伝えします。

購入前に確認したいポイント
購入前に確認したいポイント
乾燥時のニオイ問題
これは一部のヒーター式モデルで見られる現象ですが、乾燥時の排気を排水口に流す「空冷式」設定の場合、排水トラップの水が蒸発してしまい、下水のニオイが逆流することがあります。この場合、水道水を使って冷却する「水冷式」に設定変更することでほとんど解決しますが、水道代が少し上がることになります。
運転音と振動
口コミでも触れましたが、ドラム式洗濯機は構造上、縦型よりも脱水時などの振動や音が大きくなりがちです。特に木造の2階などに設置する場合は、防振ゴムを敷くなどの対策を検討すると、より安心して使えると思います。
「らくメンテ」でもお手入れはゼロではない
乾燥フィルターが無くなった「らくメンテ」は画期的に便利ですが、その分、本体下部の「大容量糸くずフィルター」にホコリがたまります。ここは定期的(約1ヶ月に1回)なお手入れが必要です。濡れたホコリなので、乾いたホコリより少し掃除しにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
本体サイズが大きい
大容量が魅力の日立ですが、その分、本体も大きめです。購入前には、設置場所の寸法はもちろん、そこまでの搬入経路(ドアの幅や廊下の曲がり角など)もしっかり確認することがとても大切です。

これらの点は、日立に限らず他のメーカーのドラム式洗濯機にも共通する部分もあります。事前に知っておくことで、対策を考えたり、ご自身の許容範囲かどうかを判断する材料になるのではないでしょうか。

パナソニック・日立・東芝はどっちがいい?

「ドラム式洗濯機が欲しいけど、結局どのメーカーがいいの?」
これは店頭でも一番よくいただく質問です。

ここでは特に人気の国内主要3メーカー、パナソニック、日立、東芝の特長を比較してみたいと思います。
それぞれのメーカーに得意なことや独自の機能があって、「どれが一番」というよりは「どんな暮らしをしたいか」でおすすめするメーカーが変わってきます。

メーカー主な特長こんな人におすすめ!
日立・洗濯13kg/乾燥7kgなど大容量モデルが豊富
・高速風でシワを伸ばす「風アイロン」
・乾燥フィルターレスの「らくメンテ」でお手入れが楽
・週末にまとめ洗いをするご家庭
・アイロンがけの手間を少しでも減らしたい方
・こまめなフィルター掃除が面倒な方
パナソニック・業界トップクラスの省エネ性能(ヒートポンプ式)
・泡の力で汚れを落とす「スゴ落ち泡洗浄」
・おしゃれ着洗剤も自動投入できる「トリプル自動投入」
・毎日乾燥機を使うなど、ランニングコストを重視する方
・洗浄力にこだわりたい方
・洗剤の計量を完全に自動化したい方
東芝・UV照射で除菌・消臭する「ハイパワーUV除菌」
・ナノサイズの泡で洗浄力を高める「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」
・業界トップクラスの低振動・低騒音設計
・衣類の除菌など衛生面を特に気にする方
・夜間など、運転音を気にせず洗濯したい方
・皮脂汚れや黄ばみが気になる方

いかがでしょうか?

例えば、「家族が多くて、とにかく一度にたくさん洗って乾かしたいし、アイロンも面倒!」という方には日立がぴったりだと思います。

一方で、「電気代は少しでも抑えたいし、洗剤を入れる手間も省きたい」という方にはパナソニックが魅力的ですよね。

そして、「赤ちゃんがいるから除菌はしっかりしたいし、集合住宅だから音も気になる」というご家庭には東芝がおすすめです。

ご自身のライフスタイルや洗濯に関するお悩みを思い浮かべながら、この比較表を参考にしていただけると、きっと最適な一台が見つかるはずですよ。

総括:日立ドラム式洗濯機が乾かない問題の解決策

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 日立のドラム式洗濯機が乾かない原因は、フィルターや排水口の詰まりが多い
  • 冬場は気温が低いため、乾燥効率が落ちることがある
  • 冬場の対策は、乾燥モードを「しっかり」に、脱水時間を長めに設定する
  • 乾燥フィルターに水がたまるのは「結露」か「ホコリ詰まり」が原因
  • 乾燥運転のみの場合でも、水冷除湿のために蛇口は開けておく
  • 衣類がびちょびちょになる深刻な場合は、排水口の詰まりを疑う
  • 排水トラップは月に一度の掃除が推奨されている
  • 乾きやすくする工夫として、洗濯物の量を減らし、厚物と薄物を分ける
  • 脱水後に衣類をほぐしたり、洗濯ネットから出すだけでも効果的
  • エラーコードや異音がする場合は、無理せず修理を相談する
  • 「壊れやすい」という噂は、2022年発売の一部初期モデルの問題が起因
  • 現行モデルでは不具合は対策済みで、無償修理対応も行われている
  • ビッグドラムの口コミは「大容量」と「風アイロン」に高評価が多い
  • 新しいヒートポンプ式は省エネだが、ヒーター式より乾燥時間は長めになる傾向
  • 購入前のデメリットとして、運転音や設置場所の確認が重要

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