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洗濯機の設置はどこに頼む?おすすめの取り付け業者と安く抑えるコツ

洗濯機のマメ知識

新しい洗濯機を購入したり引っ越しをしたりするとき、設置をどうするか悩みますよね。

業者に依頼するにしても、設置費用の相場がどれくらいなのか気になるところです。できるだけ安い業者を見つけたいけれど、悪質な業者に引っかからないか不安だという声もよく耳にします。

家電量販店に設置のみをお願いできるのかという疑問や、自分で設置できないかと考える方もいらっしゃるでしょう。

また、かさ上げが必要になるケースや、作業にかかる時間、古い洗濯機の回収についても事前に知っておきたいポイントです。

さらに、業者さんへの飲み物や差し入れは用意すべきなのかといった、当日のちょっとした疑問も気になるものです。

この記事では、洗濯機設置に関するあらゆる疑問にお答えしながら、おすすめの取り付け業者の選び方から当日の流れまで、実際に家電業界で働く私の経験も交えて詳しくご紹介していきます。

この記事のポイント
  • 洗濯機の設置を業者に依頼するメリットとデメリット
  • 信頼できる業者と悪質な業者の見分け方
  • 設置にかかる費用の内訳と相場
  • 設置当日に向けて準備すべきこと

洗濯機の設置を業者に依頼する前の確認事項

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 洗濯機設置費用の相場は?
  • 安い業者を見つけるためのポイント
  • 悪質な業者を避けるには?
  • 家電量販店に設置のみは頼める?
  • おすすめの取り付け業者
  • 洗濯機の設置は自分でできる?

洗濯機を新しく購入したり、お引越ししたりするとき、設置をどうするかは大きな問題ですよね。業者さんに頼むのが安心だけど、「費用は?」「どこに頼めばいいの?」と疑問も多いと思います。

この章では、業者さんに依頼する前に知っておきたい大切なポイントを、一つひとつ丁寧に見ていきましょう。

洗濯機設置費用の相場は?

洗濯機の設置を業者さんにお願いする場合、費用が一体いくらかかるのか、一番気になるところじゃないでしょうか。

まず、一般的な料金の目安としては、全自動(タテ型)洗濯機で4,000円~5,000円、ドラム式洗濯機だと5,000円~7,000円くらいが相場になっていますね。ドラム式が少し高くなるのは、本体が重くて作業が大変になるからなんです。

この基本料金には、ふつうは「開梱・設置」「給水・排水ホースの接続」「アース線の取り付け」「試運転による動作確認」といった作業が含まれています。ただ、これはあくまで基本的な設置の場合の話なんです。

追加料金が発生するケースに注意!

ご自宅の状況によっては、追加で料金がかかることがあります。例えば、以下のようなケースですね。

洗濯機搬入時の追加費用が発生するケース
エレベーターのない3階以上への階段を使った搬入
蛇口の形が古く、特殊な部品(ニップルなど)が必要な場合
排水口が洗濯機の真下にあり、かさ上げ台や真下排水用ホースが必要な場合
防水パンが設置されていない場合

こうした追加料金については、業者さんによってかなり金額が変わってくるので、必ず見積もりの段階で「追加料金が発生する可能性はありますか?」と確認しておくのが、後々のトラブルを防ぐための大切なポイントだと思います。

いきなり当日になって「追加で〇〇円です」と言われると、びっくりしてしまいますもんね。事前にしっかり確認して、安心して作業をお任せできるように準備しておきましょう。

安い業者を見つけるためのポイント

せっかく洗濯機をお得に購入できても、設置費用が高くついてしまったら少し残念な気持ちになりますよね。できるだけ設置費用を抑えたい、と考えるのは当然のことだと思います。

安い業者さんを見つけるには、いくつかコツがあるんですよ。

一番効果的なのは、複数の業者さんから見積もりを取って比較する「相見積もり」です。これは本当に大事ですね。業者さんによって料金体系は全然違いますし、同じ作業でも数千円単位で金額が変わることも珍しくありません。

最近では、インターネットで手軽に相見積もりができるサービスも増えています。

相見積もりに便利なサービス例
相見積もりに便利なサービス例
引越し一括見積もりサイト
お引越しと同時に洗濯機を設置する場合は、引越し料金と一緒に見積もりが取れるのでとても便利です。オプション料金として洗濯機設置の項目があるので、チェックを入れて依頼してみましょう。
くらしのマーケットなどのマッチングサイト
個人の業者さんと直接やり取りができるサービスです。料金が安い傾向にありますし、過去に利用した人の口コミを見ながら業者さんを選べるのが嬉しいポイントですね。私もプライベートで利用したことがありますが、選択肢が多くて比較しやすかったですよ。

また、意外な選択肢として、お住まいの地域の「水道業者さん」や「便利屋さん」に直接お願いする方法もあります。

地域密着で対応されているので、出張費などがかからず、結果的に安く済むケースもあるんです。ただ、洗濯機の設置を専門にしているわけではないので、経験が豊富かどうかは事前に確認した方が安心かもしれませんね。

少し手間はかかりますが、いくつかの選択肢を比較検討することが、結果的に満足のいく料金で設置してもらうための近道になると思います。

悪質な業者を避けるには?

考えたくはないことですが、残念ながら洗濯機の設置業者さんの中には、少し悪質な手口で高額な料金を請求してくるケースもあるようです。せっかくの新生活で嫌な思いをしないためにも、しっかりとした知識で自衛することが大切ですね。

まず、一番多いトラブルが「不要な部品交換」や「不必要な追加作業」を勧めてくるパターンです。

「このホースは劣化しているので交換しないと水漏れしますよ」とか、「このままだと設置できないので、専用の台が絶対に必要です」といった具合に、不安を煽って高額な部品を売りつけようとします。

もちろん、本当に必要な場合もあります。でも、もし「あれ?」と少しでも感じたら、その場で即決しないことが重要です。「一度検討します」と伝えて、本当に必要な作業なのか、提示された部品の価格は相場と比べてどうなのかを、一度冷静に調べてみる時間を作りましょう。

私がお客様から聞いた話だと、「9,000円のかさ上げ台が必要だと言われたけど、後で調べたらネットで2,000円くらいで売っていた…」なんてこともあったそうです。その場で判断を迫られても、焦らないでくださいね。

悪質な業者さんを避けるためのチェックポイントをまとめてみました。

業者選びのチェックリスト
業者選びのチェックリスト
会社の情報が明確か
ホームページに会社の住所や代表者名がきちんと書かれていますか?
見積書は詳細か
「作業一式」のような曖昧な書き方ではなく、何にいくらかかるのかが細かく記載されていますか?
口コミや評判は悪くないか
SNSや口コミサイトで、あまりにも悪い評判が目立つ業者さんは注意が必要かもしれません。
過度に契約を急かさないか
「今すぐ契約してくれたら安くします」といった言葉で即決を迫ってくる場合は、少し警戒した方が良いでしょう。

料金の安さだけで飛びつかず、信頼できる業者さんかどうかをしっかり見極めることが、何よりも大切だと思います。

家電量販店に設置のみは頼める?

クリーン家電ガイド:イメージ

「ネット通販で安く洗濯機を買ったんだけど、設置だけ近所の家電量販店にお願いできないかな?」こう考える方もいらっしゃるかもしれませんね。たしかに、いつも利用しているお店なら安心感がありますし、ポイントも使えたら嬉しいですよね。

ただ、ほとんどの大手家電量販店では、他のお店で購入した商品の設置、いわゆる「持ち込み設置」には対応していないのが現状なんです。

これは、多くの量販店が「商品の販売」と「設置工事」をセットで一つのサービスとして提供しているから、という理由が大きいですね。「自社で販売した商品だからこそ、設置まで責任を持って対応できる」という考え方が基本になっているんです。

私が働いているお店でも、基本的には当店でご購入いただいたお客様を対象に設置サービスを行っています。ただ、お店や地域によっては例外的に対応してくれるケースも全くないわけではありません。

家電量販店持ち込み設置の対応備考
ヤマダ電機原則不可公式サイトで「設置工事のみは承っておりません」と明記されています。
ビックカメラ原則不可自社購入が前提。例外は店舗への直接確認が必要です。
ヨドバシカメラ店舗による大型家電については店舗への確認が推奨されています。
エディオン可能「お手持ち商品取り付け」としてサービスメニューがあります。
Joshin可能「どこでお買い上げの商品でもOK」と明記されています。

このように、エディオンさんやJoshinさんのように、持ち込み設置をサービスとして明確に打ち出しているところもあります。これは利用者にとってはすごく嬉しいポイントですよね。

ただし、対応できるエリアが限られていたり、料金が通常より割高に設定されていたりする場合があるので、依頼する前には必ずお近くの店舗に問い合わせて、料金や条件を詳しく確認することをおすすめします。

おすすめの取り付け業者

「じゃあ、結局どこに頼むのが一番いいの?」と思いますよね。これは、何を一番重視するかによって、おすすめの依頼先が変わってくるんです。それぞれの業者さんの特徴を知って、ご自身の状況に一番合ったところを選ぶのが良いと思います。

状況別の業者選びガイド
とにかく安さを重視したいなら
前述の通り、「くらしのマーケット」のようなマッチングサイトがおすすめです。個人で活動されている業者さんが多く、中間マージンがない分、料金が安く設定されていることが多いですね。利用者さんの口コミを直接見れるので、安くても評価の高い人を選べば、安心してお願いできるんじゃないでしょうか。
引越しと同時に済ませたいなら
これはもう「引越し業者」さん一択ですね。荷物の搬入から設置まで一日で全部終わるので、とにかく楽ちんです。ただし、設置作業は提携している下請け業者が行うことが多く、場合によっては割高になったり、専門的な対応が難しかったりするケースもあるようです。特殊な設置が必要になりそうな場合は、事前に詳しく相談しておくと安心です。
安心と信頼を重視したいなら
「アートセッティングデリバリー」のような、運送・設置を専門にしている大手の業者さんにお願いするのも一つの手です。料金は相場より少し高めかもしれませんが、大手ならではのしっかりとした研修を受けたスタッフさんが来てくれますし、万が一の時の保証も手厚いので、安心感は大きいと思います。
水回りの専門知識が必要なら
蛇口の交換や防水パンの設置など、少し専門的な工事が必要になりそうな場合は、お住まいの地域の「水道局指定工事業者」に相談してみるのが確実です。洗濯機の設置だけでなく、水回り全般のプロなので、根本的な問題から解決してくれますよ。

このように、依頼先にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
料金、手軽さ、安心感、専門性など、ご自身が何を優先したいかを考えて、最適な業者さんを選んでみてくださいね。

洗濯機の設置は自分でできる?

「業者さんに頼むと費用がかかるし、自分で設置できないかな?」と考える方も少なくないと思います。

結論から言うと、洗濯機の設置は、手順さえしっかり守れば自分で行うことも可能です。特に、一人暮らし用の小さな縦型洗濯機などは、挑戦してみる価値はあるかもしれませんね。

自分で設置する一番のメリットは、なんといっても費用を節約できること。業者さんに支払う数千円が浮くのは、結構大きいですよね。それに業者さんとスケジュールを調整する必要がないので、自分の好きなタイミングで作業できるのも魅力だと思います。

ただ良いことばかりではないんです。自分で設置するには、いくつかのリスクや大変な点も覚悟しておかないといけません。

自分で設置する場合のデメリットと注意点
自分で設置する場合のデメリットと注意点
水漏れのリスク
一番怖いのがこれです。給水ホースや排水ホースの接続が甘いと、床が水浸しになってしまう可能性があります。もし集合住宅で階下まで水漏れさせてしまったら、大変な損害賠償問題に発展してしまうことも…。接続部分は何度も確認が必要です。
運搬がとても大変
縦型洗濯機でも30kg~40kg、ドラム式になると80kg以上もあって、一人で運ぶのはまず不可能です。無理に運ぼうとすると、腰を痛めてしまったり、壁や床、洗濯機本体を傷つけてしまったりする危険性があります。
故障の原因になることも
特にドラム式洗濯機は、輸送時にドラムを固定する「輸送用ボルト」を付けないと、振動で故障してしまうことがあるんです。自分で設置して壊してしまった場合、メーカーの保証対象外になってしまう可能性が高いので注意が必要ですね。

知識や経験があって、手伝ってくれる人もいる、という状況なら自分で挑戦するのも良いと思いますが、少しでも不安を感じるなら、無理せずプロの業者さんにお願いするのが一番安心で確実な方法だと私は思います。

洗濯機の設置を業者に依頼する当日の流れ

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 取り付けにかかる時間の目安
  • かさ上げが必要になる場合と費用
  • 古い洗濯機の回収は可能か
  • 業者への飲み物の差し入れは必要?
  • 当日に慌てないための準備リスト
  • 安心して任せるための最終チェック

業者さんの手配も済んで、いよいよ設置当日!
でも、「当日って何をすればいいんだろう?」と少し不安になりますよね。

作業がスムーズに進むように、そして後から「こうすれば良かった!」と後悔しないように、当日の流れと心構えを一緒に確認していきましょう。

取り付けにかかる時間の目安

業者さんが来てから作業が終わるまで、一体どのくらいの時間がかかるのか、気になりますよね。
当日のスケジュールを立てる上でも、目安を知っておくと安心です。

ご自宅の状況に特に問題がなければ、古い洗濯機の取り外しから新しい洗濯機の設置、試運転まで含めて、だいたい30分から1時間くらいで完了することがほとんどです。

プロの作業員の方は本当に手際が良いので、「え、もう終わったの?」とびっくりするかもしれません。

私もお店で手配することが多いですが、作業員さんたちは1日に何件も回るので、一つ一つの作業がとてもスピーディーなんです。

ただし、これはあくまでスムーズに進んだ場合の時間ですね。次のようなケースでは、もう少し時間がかかる可能性があります。

作業時間が長引く可能性のあるケース
作業時間が長引く可能性のあるケース
搬入経路が狭く、ドアを外したり、特殊な運び方が必要になった場合
設置場所が極端に狭く、作業スペースの確保が難しい場合
蛇口の交換や、かさ上げ台の設置といった追加作業が発生した場合
ドラム式洗濯機で、重量があるため慎重な作業が求められる場合

当日は、作業に立ち会うことが原則になります。設置場所の最終確認や、何か問題が起きた時に相談を受けるためですね。

そのため、予定している作業時間プラス30分~1時間くらいは、時間に余裕を見ておくと、焦らずに済むのでおすすめですよ。

かさ上げが必要になる場合と費用

洗濯機の設置の際に、業者さんから「かさ上げ台を置きませんか?」と提案されることがあります。これは、洗濯機本体と床(防水パン)の間に隙間を作るための台のことですね。

「本当に必要なの?」と思うかもしれませんが、設置した方が良いケースがいくつかあるんです。

一番多いのは、排水口が洗濯機の真下に来てしまう「真下排水」の場合です。かさ上げしないと、洗濯機の重みで排水ホースが潰れてしまい、うまく排水できずにエラーが出たり、水漏れの原因になったりします。これは必須の対応と言えますね。

また、排水口が真下でなくても、防水パンのフチが高くて排水ホースを通すスペースがない場合も、かさ上げが必要になります。

かさ上げするメリット
かさ上げするメリット
実は、必須ではなくても、かさ上げには大きなメリットがあるんです。
お掃除がしやすくなる
洗濯機の下に手が届くようになるので、ホコリや髪の毛が溜まりやすい排水口周りをキレイに保てます。
振動や騒音の軽減
防振ゴム付きのかさ上げ台を選べば、脱水時のガタガタという音や振動を和らげる効果も期待できますよ。
排水管洗浄に対応できる
マンションなどで行われる定期的な排水管高圧洗浄の際に、洗濯機を動かさずに作業してもらえるようになります。

気になる費用ですが、業者さんに当日お願いする場合、部品代と作業費込みで5,000円~10,000円前後が相場でしょうか。引越し業者さんの下請けだと、少し高めで9,000円くらいから、と言われることもあるようです。

もし事前にかさ上げが必要だと分かっているなら、自分でネットなどで購入しておくと、部品代を2,000円~4,000円くらいに抑えることもできますよ。その場合は、購入した台を当日業者さんに渡して設置してもらう形になりますね。

古い洗濯機の回収は可能か

新しい洗濯機が来るのは嬉しいけれど、今使っている古い洗濯機はどうすればいいの?と悩みますよね。洗濯機は「家電リサイクル法」という法律の対象品目なので、普通の粗大ごみとして捨てることはできないんです。

でも、安心してください。新しい洗濯機の設置を依頼する業者さんに、古い洗濯機の引き取りも一緒にお願いすることができます。これが一番手軽で一般的な方法だと思います。

ただし、回収は有料になります。必要な料金は、大きく分けて2つです。

  1. リサイクル料金
  2. 収集運搬料金

「リサイクル料金」は、家電を適切にリサイクルするために法律で定められた全国一律の料金です。メーカーや洗濯機の大きさによって金額が決まっています。例えば、主要メーカーの洗濯機なら2,530円(税込)という感じです。(2025年10月時点)

そして「収集運搬料金」は、ご自宅から指定の引取場所まで洗濯機を運ぶための費用です。これは業者さんによって料金が自由に設定できるので、1,100円のところもあれば3,300円のところもあったりと、結構差が出るところですね。

なので、業者さんに見積もりを依頼する際には、「古い洗濯機のリサイクルもお願いしたいのですが、リサイクル料金と収集運搬料金を合わせた総額はいくらになりますか?」と、はっきり確認しておくことが大切です。

新しい洗濯機を購入した家電量販店に引き取りを依頼するのが一番スムーズですが、設置を別の業者さんにお願いする場合でも、ほとんどの業者さんがリサイクル回収に対応しています。

事前に依頼すれば、必要な「家電リサイクル券」の発行手続きなども全部代行してくれるので、お任せするのが一番楽ちんじゃないでしょうか。

業者への飲み物の差し入れは必要?

クリーン家電ガイド:イメージ

作業に来てくれた業者さんに「お茶とかの飲み物を差し入れした方がいいのかな?」と、結構悩みませんか?
私も、自宅に業者さんが来てくれる時はいつもちょっと考えてしまいます。

結論から言うと、差し入れは絶対に必要というわけではありません。

引っ越し業者さんのホームページなどを見ても、「お心遣いは不要です」と書かれていることが多いですね。作業料金の中にサービス料も含まれていますから、何もしなくても失礼にあたることは全くありません。

ただ、汗を流して重い洗濯機を運んでくれる姿を見ると、「お疲れ様です」という感謝の気持ちを伝えたくなるのも自然なことだと思います。もし「何か渡したいな」と思ったら、相手が負担に感じない程度のものが良いですね。

差し入れガイド
差し入れにおすすめの品物
ペットボトル飲料が一番おすすめです。フタができるので作業の合間に少しずつ飲めますし、もし飲みきれなくても持ち帰りやすいからです。夏場なら冷たいお茶やスポーツドリンク、冬場なら常温のお茶や温かい缶コーヒーなどが喜ばれるかもしれません。好き嫌いが分かれにくいお茶が無難でしょうか。
渡すタイミング
作業の邪魔にならないように、作業が始まる前の挨拶の時か、全ての作業が終わって帰られる直前にお渡しするのがスマートだと思います。「休憩の時にでも飲んでください」「お疲れ様でした」と一言添えると、気持ちも伝わりやすいですよね。

あくまでも「感謝の気持ち」なので、無理にする必要は全くありません。
でも、もし渡したいと思ったら、ペットボトル飲料を準備しておくと、きっと喜んでもらえると思いますよ。

当日に慌てないための準備リスト

いよいよ設置当日!
「当日、業者さんが来てから慌てて片付けを始めた…」なんてことにならないように、事前にちょっとだけ準備をしておくと、作業がとってもスムーズに進みます。

業者さんも作業がしやすくて助かると思いますし、結果的に作業時間も短縮できるかもしれません。

難しいことは何もないので、ぜひチェックしてみてください。

設置当日のやることリスト
設置当日のやることリスト
1
設置場所周りの片付けとお掃除
洗濯機を置く防水パンの上やその周りに、洗剤や小物などを置いている場合は、事前に移動させておきましょう。また、古い洗濯機を動かした後は、普段お掃除できないホコリや髪の毛がたまっていることが多いです。業者さんが新しい洗濯機を置く前に、サッと拭き掃除ができるように、雑巾などを用意しておくと良いですね。
2
搬入経路の確保
玄関から設置場所までの廊下や通路に、物が置いてある場合は片付けて、通り道を広く確保しておきましょう。大きな洗濯機を運びながら通るので、少しの障害物でも作業の妨げになってしまいます。
3
蛇口(水栓)は閉めなくてOK
「水道の元栓って閉めておいた方がいいのかな?」と心配される方もいますが、これは何もしなくて大丈夫です。業者さんが作業を始める前に、きちんと確認して閉めてくれます。
4
付属品の確認
新しい洗濯機を開梱したら、給水ホースや取扱説明書などの付属品が揃っているか、業者さんと一緒に確認できるとより安心です。

特に、古い洗濯機を動かした後の防水パンのお掃除は、数年に一度の絶好のチャンスです。この機会を逃さず、ピカピカにして新しい洗濯機を迎えたいですよね。

ちょっとした心構えと準備で、気持ちよく設置当日を迎えられると思います。

安心して任せるための最終チェック

全ての設置作業が終わったら、「はい、お疲れ様でした!」ですぐに完了…ではありません。

後々の「あれ?」「こんなはずじゃ…」というトラブルを防ぐために、業者さんが帰る前に、必ず最終チェックを一緒に行いましょう。これはとても大切な工程です。

チェックすべきポイントは主に3つです。

設置後の確認ポイント
試運転で動作を確認する
まず、業者さんに必ず試運転をしてもらいます。実際に水道の蛇口を開けて、洗濯槽に水を溜め、「洗い→すすぎ→脱水」という一連の動作が問題なく行われるかを確認します。異音がしないか、エラー表示が出ないかなど、自分の目と耳でしっかりチェックしましょう。
水漏れがないかを確認する
これが一番重要です。試運転中に、「給水ホースと蛇口の接続部分」と「排水ホースと排水口の接続部分」から水が漏れていないかを、念入りに確認してください。ティッシュなどを当ててみて、湿っていないかを見るのも良い方法ですね。ほんの少しのにじみでも、後々大きな水漏れに繋がる可能性があります。
本体が水平に設置されているかを確認する
脱水中に洗濯機がガタガタと大きく揺れたり、変な音がしたりしないかを確認します。洗濯機が傾いて設置されていると、騒音や故障の原因になります。本体の上面を軽く四隅押してみて、ガタつきがないかもしっかり見ておきましょう。

もしこの時点で何か気になることがあれば、遠慮なくその場で業者さんに伝えてくださいね。プロの方なので、すぐに対応してくれるはずです。

全てのチェックが終わって納得できたら、最後にサインをして完了です。領収書や、もしあれば工事保証書などを受け取るのを忘れないようにしましょう。

総括:洗濯機の設置業者の選び方

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 洗濯機設置は自分でも可能だがプロに任せるのが安心
  • 費用相場は縦型4千円~、ドラム式5千円~が目安
  • 安い業者を探すなら相見積もりが基本
  • マッチングサイトの活用もおすすめ
  • 悪質業者は不自然な追加請求や即決を迫ることがある
  • 業者の公式サイトで会社情報や実績を確認する
  • 家電量販店への設置のみ依頼は基本的に難しい
  • 設置時間は30分~1時間が目安
  • 搬入経路と設置スペースの事前確認は必須
  • 排水口の位置によってはかさ上げ台が必要になる
  • かさ上げ台は排水トラブル防止や掃除のしやすさに繋がる
  • 古い洗濯機の回収にはリサイクル料金と運搬料がかかる
  • 業者への差し入れは必須ではないが感謝の気持ちとして
  • 当日は設置場所の掃除と搬入経路の確保をしておく
  • 作業完了後は必ず立ち会って水漏れや動作を確認する

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