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縦型洗濯機はどこのメーカーがいい?各社の特徴と選び方のコツ!

種類

縦型洗濯機を買い替えようと思ったとき、「どこのメーカーがいいんだろう?」と悩んでしまいますよね。

家電量販店で働いていると、お客様から同じような質問を本当によくいただきます。
パナソニックや日立、東芝など、たくさんのメーカーがそれぞれ特徴のある洗濯機を出しているので、迷うのも無理はありません。

洗浄力や静音性、最新機能、そして何より大切な価格とのバランスを考えて、自分にぴったりの一台を見つけるのは結構大変な作業だと思います。

また、家族の人数に合った容量(キロ数)を選ばないと、後で後悔することにもなりかねません。

この記事では、そんなお悩みを解決するために、縦型洗濯機のメーカーごとの特徴や、後悔しないための選び方のコツを、私の経験も交えながら分かりやすく解説していきますね。

この記事のポイント
  • 縦型洗濯機の主要メーカーそれぞれの特徴
  • 高性能やコスパなど目的別のおすすめのメーカー
  • 家族構成に合った洗濯機の容量
  • 買ってから後悔しないためのチェックポイント

縦型洗濯機はどこのメーカーがいい?後悔しない選び方

クリーン家電ガイド:イメージ

縦型洗濯機を選ぶとき、まず知っておきたいのが基本的なポイントです。

各メーカーの特徴を比較する前に、ご家庭に合った洗濯機を見つけるための土台となる知識を一緒に確認していきましょう。

最新機能や容量の選び方、そして意外と見落としがちな「買ってはいけない」パターンまで、分かりやすく解説しますね。

洗濯機の主要メーカーそれぞれの特徴

毎日使う洗濯機だからこそ、メーカーごとのこだわりや特徴を知っておくのはとても大切です。

ここでは、国内で人気の主要メーカーであるパナソニック、日立、東芝、シャープ、アクア、アイリスオーヤマの6社に絞って、それぞれの強みをご紹介します。

食器洗い乾燥機比較
メーカー 主な洗浄技術 特徴 こんな人におすすめ
パナソニック スゴ落ち泡洗浄 濃密な泡で汚れを浮かせて落とす。温水機能も充実。 頑固な皮脂汚れや黄ばみが気になる人
日立 ナイアガラ ビート洗浄 大流量シャワーと押し洗いで、泥汚れなどにも強い。 食べこぼしや泥汚れが多い家庭
東芝 抗菌ウルトラファインバブル洗浄 極小の泡が繊維の奥まで浸透し、汚れとニオイを落とす。 部屋干しのニオイや黒ずみが気になる人
シャープ 穴なしサイクロン洗浄 節水効果が高く、黒カビの侵入を防ぐ清潔。 節水と洗濯槽の清潔さを重視する人
アクア 高濃度クリーン浸透&3Dパワフル洗浄 コスパの高さとスタイリッシュなデザインが魅力。 デザイン性と価格のバランスを重視する人
アイリスオーヤマ 部屋干しモード 手頃な価格とシンプルな機能で使いやすい。 価格を抑えたい人、単機能で十分な人
パナソニック
主な洗浄技術
スゴ落ち泡洗浄
特徴
濃密な泡で汚れを浮かせて落とす。温水機能も充実。
こんな人におすすめ
頑固な皮脂汚れや黄ばみが気になる人
日立
主な洗浄技術
ナイアガラ ビート洗浄
特徴
大流量シャワーと押し洗いで、泥汚れなどにも強い。
こんな人におすすめ
食べこぼしや泥汚れが多い家庭
東芝
主な洗浄技術
抗菌ウルトラファインバブル洗浄
特徴
極小の泡が繊維の奥まで浸透し、汚れとニオイを落とす。
こんな人におすすめ
部屋干しのニオイや黒ずみが気になる人
シャープ
主な洗浄技術
穴なしサイクロン洗浄
特徴
節水効果が高く、黒カビの侵入を防ぐ清潔。
こんな人におすすめ
節水と洗濯槽の清潔さを重視する人
アクア
主な洗浄技術
高濃度クリーン浸透&3Dパワフル洗浄
特徴
コスパの高さとスタイリッシュなデザインが魅力。
こんな人におすすめ
デザイン性と価格のバランスを重視する人
アイリスオーヤマ
主な洗浄技術
部屋干しモード
特徴
手頃な価格とシンプルな機能で使いやすい。
こんな人におすすめ
価格を抑えたい人、単機能で十分な人

パナソニック:スゴ落ち泡洗浄で黄ばみもスッキリ

パナソニックの洗濯機といえば、なんといっても「スゴ落ち泡洗浄」が有名ですね。

洗剤をしっかり泡立ててから衣類に浸透させるので、繊維の奥の皮脂汚れまでしっかり浮かせて落としてくれます。 ワイシャツの襟袖の黄ばみなどが気になる方には、特におすすめのメーカーだと思います。

また、温水機能を搭載したモデルも多く、汚れの種類に合わせて水温を選べるのも嬉しいポイントです。

日立:ナイアガラ ビート洗浄で泥汚れに強い

日立の「ビートウォッシュ」シリーズは、そのパワフルな洗浄力が魅力です。

「ナイアガラ ビート洗浄」は、たっぷりの水を循環させる大流量のシャワーと、衣類をしっかり動かすビートウィング(回転羽根)で、ガンコな汚れもきれいに洗い上げます。お子様のいるご家庭で、泥んこの服や食べこぼしを洗う機会が多いなら、日立はとても頼りになる存在じゃないでしょうか。

AIが洗濯物の量や汚れ具合を判断して自動で最適な洗い方をしてくれる「AIお洗濯」も人気の機能ですね。

東芝:抗菌ウルトラファインバブル洗浄でニオイ対策

東芝の「ZABOON(ザブーン)」シリーズは、目に見えないほどの小さな泡「ウルトラファインバブル」を使った洗浄技術が特徴です。

この泡が洗剤の洗浄成分を繊維のすみずみまで届けてくれるので、ニオイの原因菌や皮脂汚れをしっかり落としてくれます。部屋干しすることが多い方や衣類のニオイが気になる方には、ぜひ試してみてほしいメーカーです。

また、モーターと洗濯槽が直結したDDモーターを採用しているモデルが多く、運転音が静かなのも人気の理由の一つですね。

シャープ:穴なし槽で清潔&節水

シャープの最大の特徴は、なんといっても洗濯槽に穴がない「穴なし槽」です。

洗濯槽の外側に発生しがちな黒カビが槽内に入り込むのを防いでくれるので、とても衛生的です。また、穴がない分、洗濯に使う水を節約できるというメリットもあります。

「衣類を洗う洗濯機自体が汚れているのはちょっと…」と感じる方や、毎日の水道代を少しでも抑えたい方にとっては、シャープは非常に魅力的な選択肢になると思います。

アクア:デザイン性とコスパのバランスが魅力

アクアは、もともと三洋電機の洗濯機事業を継承しているメーカーで、技術力には定評があります。

一番の魅力は、なんといってもコストパフォーマンスの高さですね。しっかりとした基本性能を備えながら、比較的手に取りやすい価格のモデルが多いんです。
また、フタの部分が強化ガラスになっている「ガラストップ」デザインを採用しているモデルが多く、見た目がおしゃれなだけでなく、お手入れがしやすいのも嬉しいポイント。

「機能もデザインも妥協したくないけど、価格は抑えたい」という、わがままを叶えてくれるメーカーだと思います。

アイリスオーヤマ:シンプル機能と手頃な価格が人気

アイリスオーヤマの洗濯機は、「とにかくシンプルで使いやすいものがいい」「価格を重視したい」という方にぴったりのメーカーです。

複雑な機能は省かれていることが多いですが、その分、操作が分かりやすく、誰でも直感的に使えるのが良いところですね。特に、脱水時間を長めにして風で水分を飛ばしてくれる「部屋干しモード」は、生乾きのニオイを抑えてくれると人気があります。

一人暮らしを始める方や、最低限の機能で十分という方にとっては、とても心強い味方になってくれるメーカーじゃないでしょうか。

縦型洗濯機の最新機能

洗濯機便利機能ガイド
洗剤自動投入
液体洗剤や柔軟剤をタンクに入れておけば、洗濯物の量に合わせて自動で計量・投入してくれる機能です。
メリット
毎回計量する手間が省けるのはもちろん、洗剤の入れすぎを防げるので、すすぎ残しの心配も減って経済的です。
一度使うと手放せなくなるというお客様の声もよく聞きます
AIお洗濯
洗濯機が衣類の量や汚れ、水温などをセンサーで検知して、最適な洗い方や時間を自動で判断してくれる機能です。
メリット
自分で細かく設定しなくても、洗濯機におまかせで効率よくきれいに仕上がるので、忙しい方にはぴったりです。
日立のモデルが有名ですが、他のメーカーでも同様の機能が増えています
温水洗浄
水温を上げることで洗剤の酵素パワーが活性化し、皮脂汚れや黄ばみを効果的に落とすことができる機能です。
効果
特にニオイが気になるタオルや、頑固な汚れが付いた衣類を洗うときに大活躍してくれます。
パナソニックのモデルに多く搭載。少し電気代はかかりますが、洗浄効果は確かです

最近の縦型洗濯機は、ただ洗うだけでなく、私たちの家事を楽にしてくれる便利な機能がたくさん搭載されているんです。

特に注目したいのが「洗剤自動投入」「AIお洗濯」「温水洗浄」の3つです。これらの機能があると、毎日の洗濯がぐっと快適になりますよ。

まず「洗剤自動投入」は、液体洗剤や柔軟剤をタンクに入れておけば、洗濯物の量に合わせて自動で計量・投入してくれる機能です。

毎回計量する手間が省けるのはもちろん、洗剤の入れすぎを防げるので、すすぎ残しの心配も減って経済的なんです。これは本当に便利な機能で、一度使うと手放せなくなるというお客様の声もよく聞きますね。

次に「AIお洗濯」ですが、これは洗濯機が衣類の量や汚れ、水温などをセンサーで検知して、最適な洗い方や時間を自動で判断してくれる機能です。

日立のモデルが有名ですが、他のメーカーでも同様の機能が増えてきています。自分で細かく設定しなくても、洗濯機におまかせで効率よくきれいに仕上がるので、忙しい方にはぴったりの機能だと思います。

そして「温水洗浄」機能も、洗浄力を重視するなら見逃せません。
パナソニックのモデルに多く搭載されていますが、水温を上げることで洗剤の酵素パワーが活性化し、皮脂汚れや黄ばみを効果的に落とすことができます。

特にニオイが気になるタオルや、頑固な汚れが付いた衣類を洗うときに大活躍してくれますね。少し電気代はかかりますが、その洗浄効果は確かです。

買ってはいけない洗濯機5つの特徴

「買ってはいけない」というと少し強い言葉ですが、ここでは購入後に「失敗した…」と感じやすい5つのパターンをご紹介します。

特定のメーカーや機種が悪いというわけではなく、ご自身のライフスタイルに合っていない洗濯機を選んでしまうと、後悔につながりやすいんです。

洗濯機選びの失敗例
失敗例 詳細と対策
1家族の人数に容量が合っていない これは一番よくある失敗例かもしれません。容量が小さいと、一日に何度も洗濯機を回さなくてはならず、時間も水道代もかかってしまいます。逆に大きすぎても、少量の洗濯物を洗う際に水や電気を無駄にしてしまうことがあります。後ほど詳しく解説しますが、家族の人数や洗濯の頻度に合った容量を選ぶことが大切です。
2設置場所にサイズが合わない 意外と見落としがちなのが、設置スペースの確認です。洗濯機本体の幅や奥行きだけでなく、搬入経路(ドアや廊下の幅)や、防水パンのサイズ、蛇口の高さ、フタを開けたときのスペースなども忘れずに測っておきましょう。せっかく選んだ洗濯機が置けない、なんてことになったら悲しいですものね。
3運転音が大きすぎる 特に集合住宅にお住まいの方や、夜間に洗濯をすることが多い方は、運転音の大きさも重要なチェックポイントです。インバーター搭載モデルや、東芝のDDモーター採用モデルなどは、比較的運転音が静かだと言われています。カタログなどに記載されている運転音のデシベル(dB)の数値も参考にしてみてください。
4自分には不要な機能が多すぎる 最新の多機能モデルはとても魅力的ですが、その分価格も高くなります。「温水洗浄は使わない」「スマホ連携は必要ない」など、ご自身の洗濯スタイルを考えて、本当に必要な機能を見極めることが、満足のいく買い物につながると思います。シンプルな機能のモデルでも、洗浄力自体は十分高いものが多いですよ。
5お手入れがしにくい 洗濯機を清潔に保つためには、定期的にお手入れが必要です。糸くずフィルターの掃除のしやすさや、洗濯槽の自動洗浄機能の有無なども確認しておくと良いでしょう。特に乾燥機能付きのモデルは、乾燥フィルターのホコリ掃除が毎回必要になるので、その手間も考えて選ぶのがおすすめです。
1家族の人数に容量が合っていない
これは一番よくある失敗例かもしれません。容量が小さいと、一日に何度も洗濯機を回さなくてはならず、時間も水道代もかかってしまいます。逆に大きすぎても、少量の洗濯物を洗う際に水や電気を無駄にしてしまうことがあります。後ほど詳しく解説しますが、家族の人数や洗濯の頻度に合った容量を選ぶことが大切です。
2設置場所にサイズが合わない
意外と見落としがちなのが、設置スペースの確認です。洗濯機本体の幅や奥行きだけでなく、搬入経路(ドアや廊下の幅)や、防水パンのサイズ、蛇口の高さ、フタを開けたときのスペースなども忘れずに測っておきましょう。せっかく選んだ洗濯機が置けない、なんてことになったら悲しいですものね。
3運転音が大きすぎる
特に集合住宅にお住まいの方や、夜間に洗濯をすることが多い方は、運転音の大きさも重要なチェックポイントです。インバーター搭載モデルや、東芝のDDモーター採用モデルなどは、比較的運転音が静かだと言われています。カタログなどに記載されている運転音のデシベル(dB)の数値も参考にしてみてください。
4自分には不要な機能が多すぎる
最新の多機能モデルはとても魅力的ですが、その分価格も高くなります。「温水洗浄は使わない」「スマホ連携は必要ない」など、ご自身の洗濯スタイルを考えて、本当に必要な機能を見極めることが、満足のいく買い物につながると思います。シンプルな機能のモデルでも、洗浄力自体は十分高いものが多いですよ。
5お手入れがしにくい
洗濯機を清潔に保つためには、定期的にお手入れが必要です。糸くずフィルターの掃除のしやすさや、洗濯槽の自動洗浄機能の有無なども確認しておくと良いでしょう。特に乾燥機能付きのモデルは、乾燥フィルターのホコリ掃除が毎回必要になるので、その手間も考えて選ぶのがおすすめです。

おすすめの洗濯機は何キロ?家族構成で選ぶ

洗濯機の容量(キロ数)選びは、後悔しないためにとても重要なポイントです。

一般的に、1人1日あたりの洗濯物の量は約1.5kgと言われています。これを基準に、家族の人数やライフスタイルに合わせて考えてみましょう。

洗濯機容量ガイド
1人~2人暮らしの場合
6kg~8kg
1人暮らしなら6kg、2人暮らしなら7kg~8kgが目安になります。まとめ洗いをする方や、シーツなどの大きなものを頻繁に洗う方は、少し余裕を持った容量を選ぶと安心ですね。
シーツやまとめ洗いが多い場合は余裕を持った容量がおすすめ
3人~4人家族の場合
8kg~10kg
お子様がいて洗濯物が多くなる3人~4人家族なら、8kg~10kgがおすすめです。特に育ち盛りのお子様がいると、洗濯物はどんどん増えていきます。週末にまとめて洗うことが多いご家庭なら、10kgあるとかなり余裕が持てると思います。
育ち盛りのお子様や週末まとめ洗いなら10kgが安心
5人以上の家族の場合
10kg~12kg
5人以上の大家族や、スポーツをするお子様がいて洗濯物が多いご家庭は、10kg以上の大容量モデルが良いでしょう。最近は12kgといったさらに大きなモデルも人気があります。毛布などの大物も自宅で手軽に洗えるようになるので、クリーニング代の節約にもつながりますね。
毛布などの大物洗いでクリーニング代も節約可能

これはあくまで目安なので、ご自身の洗濯の頻度(毎日洗うか、まとめ洗いか)も考慮して選ぶのが一番です。

迷ったときは、少し大きめの容量を選んでおくと「入らなかった…」という失敗がなくて安心ですよ。

型落ちでも大丈夫?安く買うコツ

型落ちモデルガイド
型落ちモデルのメリット
  • 最新モデルと比べて数万円安く購入できる
  • 洗浄技術などの基本性能は最新モデルとほとんど変わらない
  • 1年程度前のモデルでも十分満足できる性能
最新機能にこだわらず、良いものを安く手に入れたい方におすすめ
注意点・デメリット
  • 在庫限りで販売終了となる可能性
  • 欲しいと思ったときにはもう手に入らないリスク
  • 最新モデルの新機能は使えない
  • 進化したAI機能や省エネ性能などは非搭載
購入を検討する際は早めの決断が重要
お得な購入タイミング
  • 8月~9月:新製品発売時期で前モデルが安くなる
  • 3月・9月:決算期でセールが行われやすい
  • 7月・12月:ボーナス時期にセール開催
家電量販店のセール時期を狙うのがおすすめ

新製品が出ると、一つ前のモデルは「型落ち」として価格が下がることがあります。「少しでも安く買いたい」と考えるなら、この型落ちモデルを狙うのはとても賢い方法だと思います。

型落ちモデルの最大のメリットは、やはり価格の安さです。
最新モデルと比べて、機能的にはほとんど変わらないのに、数万円安く購入できることも少なくありません。

洗濯機は頻繁にモデルチェンジしますが、洗浄技術などの基本性能が劇的に変わることは少ないので、1年程度前のモデルでも十分満足できる性能を持っていることがほとんどです。

ただし、いくつか注意点もあります。

まず、型落ちモデルは在庫限りで販売終了となるため、欲しいと思ったときにはもう手に入らない可能性があります。

また、最新モデルに搭載された新しい便利機能(例えば、より進化したAI機能や省エネ性能など)は使えません。

とはいえ、「最新機能にはこだわらないから、良いものを安く手に入れたい」という方にとっては、型落ちモデルは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

家電量販店では、新製品が発売される8月~9月頃に、前のモデルが安くなる傾向があります。
また、決算期の3月や9月、ボーナス時期の7月や12月もセールが行われやすいので、そのタイミングを狙ってみるのもおすすめですよ。

どこのメーカーがいい?おすすめの縦型洗濯機を解説

クリーン家電ガイド:イメージ

さて、ここからは「性能」「コスパ」「洗浄力」「静かさ」という4つのこだわりに合わせて、どこのメーカーがいいのかを具体的に見ていきたいと思います。

ご自身が洗濯機に一番何を求めているかを考えながら、読んでみてくださいね。きっとあなたにぴったりのメーカーが見つかるはずです。

高性能を求めるならどのメーカー?

最新の技術が詰まった高性能なモデルで、毎日の洗濯を快適にしたいという方には、パナソニックか日立がおすすめです。

パナソニックは、2025年6月発売の最新モデル「NA-FA12V5」で、さらに洗浄力を進化させてきました。

これまで予洗いが必要だった、蓄積した皮脂汚れもすっきり落とせる「汚れはがしコース」が新しく搭載されたんです。

これは専用の洗浄強化剤をトリプル自動投入の3つ目のタンクに入れて使う機能で、つけ置きの手間なくガンコな汚れに対応できるのは嬉しいポイントですよね。

もちろんスマホ連携機能も健在で、まさに家事の負担を軽くしてくれる高性能モデルだと思います。

一方の日立も、2025年発売の「ビートウォッシュ BW-X120M」などで、洗浄力がさらにパワーアップしています。

進化した「[衣類長もち]ナイアガラ ビート洗浄」は、高い洗浄力はそのままに、衣類の傷みを抑える制御が加わりました。

これまでデリケートで分け洗いが必要だった衣類も、標準コースで一緒に洗えるようになったのは、大きな進化じゃないでしょうか。

また、水彩絵の具などのガンコな汚れに対応する「パワフル」コースも新搭載され、子育て世代には特に頼もしい一台になっています。

どちらのメーカーも、私たちの「もっと楽に、もっときれいにしたい」という願いに応えてくれる、素晴らしい技術が詰まっていますね。

コスパを求めるならどのメーカー?

「基本的な洗浄性能はしっかりしていて、価格は抑えたい」そんなコストパフォーマンスを重視する方には、アクアやアイリスオーヤマがおすすめです。

アクアは、2025年発売の「AQW-V9A」など、デザイン性と機能のバランスが良いモデルが人気です。

お手入れしやすいガラストップデザインはそのままに、高濃度の洗剤液でしっかり汚れを落とす「3Dパワフル洗浄」を備えています。

上位モデルのような特別な機能はありませんが、毎日の洗濯をしっかりこなしてくれる基本性能の高さと、比較的手に取りやすい価格が魅力ですね。

「おしゃれな洗濯機がいいけど、高すぎるのはちょっと…」という方に、とても支持されています。

アイリスオーヤマは、上位メーカーのような便利な機能を、手頃な価格で実現したい方におすすめです。

比較的新しい「TCW-80A01-W」は、なんと洗剤と柔軟剤を2種類ずつセットできる「4連自動投入」機能を搭載しています。おしゃれ着洗剤などを使い分けられるのは、とても便利ですよね。

パワフルな「ガチ落ち極渦洗浄」も搭載しており、「安さ」だけでなく「便利な機能」もしっかり求める方から人気を集めています。

洗浄力を求めるならどのメーカー?

「とにかく汚れ落ちを一番に考えたい!」という洗浄力重視の方には、日立か東芝がおすすめです。この2社は、それぞれ独自のアプローチで高い洗浄力を実現しています。

日立の「ナイアガラ ビート洗浄」は、先述のように、たっぷりの水とパワフルな水流で、泥汚れや食べこぼしなどのガンコな汚れに強いのが特徴です。

洗剤液を衣類にしっかり浸透させて、たたき洗い、もみ洗い、押し洗いといった多彩な洗い方で汚れを芯から落としてくれます。

私がお店でお客様とお話ししていても、やはりお子様がいるご家庭からの洗浄力への評価はとても高いですね。

「ビートウォッシュ BW-X120M」などは、洗浄力に特化したモデルとして非常に人気があります。

一方、東芝の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」は、力強さというよりは、科学の力で汚れを落とすイメージです。

目に見えないほど小さな泡が繊維の奥の奥まで入り込み、皮脂汚れやニオイの原因菌をしっかり吸着して取り除いてくれます。これにより、衣類の黄ばみや黒ずみを防ぐ効果も期待できるんです。

特に、部屋干ししたときの生乾きのニオイが気になる方には、東芝の洗浄力は大きな魅力になると思います。

「ZABOON AW-10DP4」などのモデルは、その洗浄力を実感しやすい代表的な機種ですね。

静かさを求めるならどのメーカー?

「集合住宅だから、洗濯機の音は気になる」「赤ちゃんがいるから、静かなものがいい」という方には、東芝が一番のおすすめです。

東芝の洗濯機の多くは、モーターと洗濯槽をベルトを介さずに直接つなぐ「DD(ダイレクトドライブ)モーター」を採用しています。ベルトがない分、運転時のギアの音がなく、非常に静かなのが特徴です。

特に、洗濯物が少ないときでもバランスをとって静かに運転してくれるので、夜間や早朝に洗濯をすることが多いご家庭には本当に助かる機能だと思います。

実際に、他メーカーから東芝に買い替えたお客様から「本当に動いているか心配になるくらい静か!」というお声をいただいたこともあります。

もちろん、東芝以外のメーカーでも、インバーターを搭載しているモデルは、非搭載のモデルに比べて運転音は静かです。インバーターはモーターの回転数を細かく制御できるため、効率的な運転が可能で、結果として振動や騒音を抑えることができます。

もし静音性を重視するなら、カタログなどで運転音の目安となるデシベル(dB)の数値を確認し、「インバーター搭載」や「DDモーター」といった表記があるモデルを選ぶようにすると、失敗が少ないですよ。

【2025年】縦型洗濯機のおすすめモデル3選

ここまでメーカーごとの特徴や選び方を見てきましたが、最後に「じゃあ具体的にどのモデルがいいの?」という方のために、2025年8月現在、私がいまおすすめする縦型洗濯機を3つ厳選してご紹介します。

パナソニック「NA-FA12V5」

こちらは、2025年発売のパナソニックのフラッグシップモデルです。

一番の注目は、なんといっても新搭載の「汚れはがしコース」ですね。今まで諦めていたような蓄積した皮脂汚れも、予洗いの手間なく洗濯機まかせできれいになるのは、本当に画期的だと思います。

もちろん、便利な「トリプル自動投入」やスマホ連携も搭載しており、性能を妥協したくない方に一番におすすめしたい一台です。

日立「ビートウォッシュ BW-X120M」

洗浄力と衣類へのやさしさを両立させたいなら、2025年発売の日立のこのモデルがおすすめです。

パワフルな「ナイアガラ ビート洗浄」がさらに進化して、デリケートな衣類も標準コースで一緒に洗えるようになりました。 分け洗いの手間が減るのは、忙しい毎日の中ですごく助かりますよね。

ガンコな汚れに特化した「パワフル」コースも追加され、どんな洗濯物にも対応できる頼もしさが魅力です。

東芝「ZABOON AW-10DP4」

こちらは2025年発売ではありませんが、現行モデルとして非常に完成度が高く、今もなお多くの方に選ばれている人気機種です。

静音性に優れた「DDモーター」と、ニオイや黄ばみに強い「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」の組み合わせは、特に集合住宅にお住まいの方や、部屋干しがメインの方にぴったりです。

最新機能にこだわりすぎず、洗浄力と静かさという洗濯機の基本性能を高いレベルで求めるなら、間違いのない選択だと思います。

総括:縦型洗濯機はどこのメーカーがいいのか

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 縦型洗濯機選びはメーカーごとの特徴理解から始まる
  • パナソニックは「泡洗浄」と「温水機能」が強み
  • 日立は「ナイアガラビート洗浄」でパワフル
  • 東芝は「ウルトラファインバブル」でニオイに強い
  • シャープは「穴なし槽」で節水と清潔を実現
  • 「洗剤自動投入」は家事の時短に大きく貢献する機能
  • 「AIお洗濯」は洗濯機まかせで最適に洗える
  • 容量は「1人1日1.5kg」を目安に少し余裕を持つ
  • 設置場所と搬入経路のサイズ確認は必須
  • 運転音は「インバーター」や「DDモーター」搭載機が静か
  • 型落ちモデルは高性能な機種を安く買うチャンス
  • 高性能ならパナソニックか日立
  • コスパならシャープや各社の中位モデル
  • 洗浄力なら日立か東芝
  • 静かさなら東芝が最もおすすめ

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