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アクアの洗濯機は買ってはいけない?4つの不安と向く人・向かない人

そろそろ洗濯機を買い替えようと売り場のチラシを眺めていたら、手ごろな価格のアクアが目に留まった。

でも、アクアの洗濯機は買ってはいけないという噂を見かけて、カートに入れる直前で指が止まってしまった。

そんな経験はありませんか?

壊れやすい、脱水できない、自動投入がうまく動かない。
毎日使う家電だからこそ、こうした声がひとつでも引っかかると不安になりますよね。

縦型でも10万円前後、ドラム式なら20万円近くすることもある大きな買い物です。絶対に失敗したくないと思うのは、ごく自然な気持ちだと思います。

家電のフロアで働いていると、アクアについて同じような不安を口にする方に出会うことがあります。ただ、噂をひとつずつほどいていくと、古い情報や使い方のすれ違いが原因になっているケースが少なくないんです。

この記事では、アクアの洗濯機にまつわる噂の真相と、故障を疑う前に自分でできるチェック方法、そして2025〜2026年に発売された現行モデルの実力まで、順番にお話ししていきます。

この記事のポイント
  • 悪い噂の正体と本当の実力
  • 脱水や自動投入トラブルの対処法
  • 現行モデルの特徴と選び方
  • 後悔しないための判断基準

アクアの洗濯機は買ってはいけないのか 噂の正体を検証

まずは、いちばん気になっているネガティブな噂から見ていきましょう。

最悪、壊れやすい、寿命が短い。
こうした声の出どころを探っていくと、本当に買ってはいけないのかどうかが、だんだん見えてきます。

アクアの洗濯機が最悪と言われるのは古い情報と誤解が原因

最悪という言葉は、なかなか衝撃的ですよね。
でも、これは大きな誤解から生まれていることが多いんです。

アクアの洗濯機は、現行モデルなら買ってはいけないメーカーではなく、トラブルの多くは使い方や設置の工夫で防げるので、暮らしに合う機種を選べば安心して使えます。

もちろん、過去のモデルや特定の条件でトラブルがなかったわけではありません。ただ、それはアクアに限った話ではなく、どのメーカーの洗濯機にも起こり得ることです。

インターネット上には何年も前の口コミがそのまま残っていることが多く、当時の印象が今の製品の評価として広まってしまうことがあります。昔使っていた機種の記憶で、今も壊れやすいイメージを持ち続けている方は意外と多いんですね。

アクアは2012年1月に三洋電機の一部事業を引き継いで設立された会社で、現在はハイアールグループの日本法人として、家庭用の洗濯機や冷蔵庫を企画・開発しています。

三洋電機時代から続く洗濯機づくりのノウハウに、グループの開発力が加わっている形です。

家庭用のドラム式「まっ直ぐドラム」には、アクアが国内シェアNo.1とうたうコインランドリー用機器と同じ水平ドラムの構造と技術が取り入れられています。

毎日何十回も回される業務用の現場で培った技術が土台にある、というのは心強いポイントです。

噂を見るときのコツ

口コミを読むときは、書かれた時期と機種の型番を確認するのがおすすめです。数年前のモデルの話なのか、今売られているモデルの話なのかで、参考にできる度合いがまったく変わります。

洗浄力や節水性、使い勝手の面でも、現行モデルは国内大手メーカーと比べて見劣りしないレベルにあります。

むしろ水平ドラムや泡で洗う仕組みなど、アクアならではの工夫で一歩リードしている部分も少なくありません。

アクアの洗濯機は壊れやすい?寿命の目安と長持ちのコツ

アクアは壊れやすいという声も、よく耳にする心配ごとのひとつです。
結論としては、アクアだけが特別に壊れやすいと言える根拠は見当たりません。

洗濯機の寿命を考えるときの目安になるのが、メーカーが定めている「設計上の標準使用期間」です。洗濯機は多くのメーカーで7年とされていて、標準的な使い方をしたときに安全上の支障なく使える期間の目安になっています。

もちろん、使い方や設置環境によっては、これより長く使えることも短くなることもあります。本体の側面などに貼られたラベルに製造年と標準使用期間が書かれているので、一度確認しておくと安心です。

トラブルの報告をよく見てみると、設置環境や使い方に原因があるケースも少なくありません。寿命を縮めやすい使い方には、次のようなものがあります。

寿命を縮めやすい使い方 起こりやすいこと
洗濯物の詰め込みすぎ モーターに負担がかかり、回転不良や異音の原因になりやすい
洗剤の入れすぎ 溶け残りが槽の裏側にたまり、カビやセンサー不調につながることがある
排水口や排水フィルターの掃除不足 排水エラーや脱水不良が起きやすくなる
本体が傾いたままの設置 脱水時の振動が大きくなり、部品に負担がかかる

アクアに限らず、洗濯機を長持ちさせるいちばんの秘訣は、取扱説明書どおりの使い方と定期的なお手入れです。とくにフィルター掃除は、性能を保つうえでとても大切になります。

7年以上使っていて調子が悪くなってきたら、修理部品の保有期間(製造打ち切り後6年が目安)も考えて、買い替えを検討するタイミングかもしれません。

使用年数ごとに修理と買い替えのどちらが得かを知りたいときは、洗濯機の買い替え時期を年数と修理代から判断する方法をまとめた記事も参考になると思います。

アクアの洗濯機を買ってはいけない人と向いている人

ここまでで、アクアが特別に悪いメーカーではないことは伝わったと思います。
とはいえ、どんな洗濯機にも向き不向きはあります。

買ってはいけないという言葉の本当の意味は、メーカーの良し悪しではなく、暮らしに合わない機種を選んでしまうことなのかもしれません。

そこで、アクアの現行モデルの特徴から、合う人と慎重に考えたい人を整理してみました。

こんな人には向いている こんな人は慎重に考えたい
縦型と同じくらいのスペースにドラム式を置きたい ドラム式を置く床や搬入経路に不安がある(本体が約95kgと重いため)
洗剤や柔軟剤、漂白剤を自動投入で使い分けたい 縦型で乾燥まで済ませたい(現行のVPシリーズは乾燥機能なし)
皮脂汚れや生乾き臭など、日々の汚れをしっかり落としたい ブランドの知名度を何より重視したい
機能と価格のバランスを重視したい 設置場所の寸法をまだ測っていない

右側に当てはまる項目があっても、アクアを選んではいけないという意味ではありません。事前に寸法を測ったり、乾燥が必要ならドラム式を選んだりと、選び方でカバーできる部分がほとんどです。

葵のワンポイントアドバイス

洗濯機選びで後悔している方の話を聞くと、メーカーより「サイズ」と「乾燥のありなし」で失敗しているケースが多い印象です。メーカー名で迷ったら、まずこの2つを先に決めてしまうと、選択肢がぐっと絞れますよ。

アクアの洗濯機で故障を疑う前に確認したいトラブル対処法

脱水できない、洗濯槽が回らない、自動投入が減らない。
アクアの洗濯機について不安の声が多いのが、この3つのトラブルです。

ただ、実は故障ではなく、ちょっとした見直しで解決するケースがほとんど。
修理を呼ぶ前に、ここで紹介するポイントを確認してみてください。

脱水できないのは故障とは限らない 偏りと設置を見直そう

しっかり脱水できていないと、干すときにずっしり重くて、それだけで気分が下がりますよね。アクアの洗濯機で調べられることの多い悩みですが、故障ではないケースがほとんどです。

脱水がうまくいかない最大の原因は、洗濯槽の中の衣類の偏りです。
バスタオルやジーンズが片側に寄ったまま高速回転すると大きな振動が起きるため、安全装置が働いて回転を止めたり、回転数を落としたりします。その結果、脱水が不十分なまま終わってしまうんですね。

脱水エラーが出たら、一度電源を切ってフタを開け、中の洗濯物をほぐして均等に広げ直してみてください。これだけで、あっさり解決することが多いです。

原因 対処法
洗濯物の偏り フタを開けて衣類をほぐし、均等に広げ直す。大きな洗濯物と小さな洗濯物を混ぜて洗うと偏りにくくなる
排水ホースの問題 ホースが折れ曲がったり、つぶれたりしていないか確認する。ホースの先端が水に浸かっていると排水不良の原因になることも
排水フィルターの詰まり 排水フィルターや糸くずフィルターに糸くずやゴミがたまっていたら掃除する
本体の傾き 本体が水平に置けていないと、少しの偏りでも振動が大きくなる。水準器がある機種は気泡の位置を確認し、脚の高さを調整する

見落としがちなのが、本体の傾きです。
引っ越しや模様替えのあとに脱水エラーが増えた場合は、床との接地がずれている可能性があります。機種によっては、本体の上面に水平を確かめるための水準器が付いています。

洗濯機の上面に埋め込まれた円形の水準器と赤い円の目印付近に見える気泡
我が家の洗濯機の上面にある水準器です。脱水の音が気になったときは、まずここを見るようにしています

私も家でたまにやってしまうのですが、洗濯ネットにあれこれ詰め込みすぎると、ネットごとひとつの大きな塊になって偏りの原因になります。ネットを使うときは、中身が動けるくらいの余裕を持たせるのがおすすめです。

ここまで確認しても改善しない場合は、センサーやモーターの不具合も考えられます。そのときは無理に自分で分解しようとせず、アクアのサポート窓口に相談してください。

洗濯槽が回らないときに見直したい3つのポイント

洗濯槽がまったく回らないと、ついに壊れたかと焦ってしまいますよね。
でも、慌てて修理を呼ぶ前に確認してほしいポイントが3つあります。

1つ目は、洗濯物の入れすぎです。
容量を超えて衣類を詰め込むとモーターに大きな負荷がかかり、洗濯槽を回せなくなることがあります。水を吸うと重くなる綿製品や厚手の衣類を洗うときは、とくに注意が必要です。

2つ目は、小物の挟まりです。
洗濯槽と本体のすき間に靴下やハンカチが挟まって、物理的に回転を邪魔していることがあります。一度洗濯槽を空にして、何か挟まっていないか確かめてみてください。

3つ目は、縦型ならではのパルセーターです。
パルセーターは洗濯槽の底にある回転羽根のことで、ここだけが回っていない場合は、裏側や中心部に異物が入り込んでいる可能性があります。

縦型洗濯機の洗濯槽の底にある白い回転羽根パルセーターを真上から見た様子
うちの縦型洗濯機の底にあるパルセーター。中央のねじで固定されているので、取り外しは説明書を確認してから行っています

パルセーターの取り外し方は機種によって違うので、必ず取扱説明書を確認してから作業してください。ねじを外すタイプが多く、元に戻すときの締め忘れにも気をつけたいところです。

それでも回らない場合は、モーターや駆動部品の不具合が考えられます。専門的な修理が必要になるので、自分で直そうとせず、メーカーのサポートに連絡するのがいちばんの近道です。

洗剤の自動投入が減らないときのチェックポイント

せっかくの自動投入なのに、タンクの洗剤や柔軟剤がまったく減らない。
これも、ちょっとした見直しで解決できることが多いトラブルです。

いちばんに考えられる原因は、洗剤や柔軟剤の粘度が高すぎることです。
ドロッとした濃縮タイプの液体洗剤や、一部の海外製柔軟剤は、投入経路で固まって詰まりの原因になることがあります。

自動投入機能付きの洗濯機では、取扱説明書で使える洗剤の種類が指定されています。アクアに限らず、サラッとした液体タイプが前提になっていることが多いので、一度確認しておくと安心です。

チェック項目 確認と対処のしかた
洗剤・柔軟剤の種類 取扱説明書で自動投入に使える洗剤か確認する。対応していない高粘度タイプを使いたいときは、手動投入に切り替える
タンクと経路の汚れ タンクを取り外してぬるま湯で洗い、出口まわりに固まった洗剤カスがないか確認する。お手入れ方法は取扱説明書に沿って行う
自動投入の設定 操作パネルで自動投入がオンになっているか、投入量の設定が適切かを確認する。手動投入の設定のままになっていることもある

長く使っていると、洗剤の成分がタンクの出口や経路で固まってしまうことがあります。補充のついでにタンクの中をのぞいて、残量窓の減り具合を見る習慣をつけておくと、異変に早く気づけます。

縦型洗濯機の上部に並ぶ液体洗剤と柔軟剤の自動投入タンクと残量確認窓
我が家の洗濯機の自動投入タンク。左が洗剤、右が柔軟剤で、補充口の横の窓で残量をチェックしています

ちなみに、アクアの現行の縦型VPシリーズには、電源を入れたときに自動投入を設定しているタンクが光って知らせてくれる機能があります。設定の間違いに気づきやすいので、減らないトラブルの予防にも役立ちます。

これらを確認しても改善しない場合は、洗剤を送り出すポンプ部分の不具合も考えられます。その際は、メーカーのサポートに相談してみてください。

アクアの洗濯機に合う洗濯槽クリーナーの選び方

洗濯機の性能を保ち、衣類を清潔に保つためには、定期的な洗濯槽の掃除が欠かせません。もちろん、アクアの洗濯機にも市販の洗濯槽クリーナーが使えます。

洗濯槽クリーナーには、大きく分けて塩素系と酸素系の2種類があります。それぞれの特徴を表にまとめました。

種類 特徴 向いている人
塩素系クリーナー 強い殺菌力でカビを分解・除去する。カビの胞子まで殺菌できるのが強みで、つけおき不要の手軽さも魅力 カビを徹底的に除去したい人、掃除の時間を短くしたい人
酸素系クリーナー 発泡する泡の力で、槽にこびりついたカビや汚れをはがし取る。はがれた汚れが目に見えるので、掃除した実感がわきやすい 塩素のツンとしたにおいが苦手な人、汚れを目で確かめたい人

どちらも効果がありますが、私は定期的なケアには手軽な塩素系、数か月に一度のしっかり掃除には酸素系、という使い分けが気に入っています。掃除の目安は月に1回程度です。

ただし、ドラム式は泡立ちの多いクリーナーが使えない機種もあります。使う前に、取扱説明書で対応しているタイプを確認してください。

アクアの洗濯機には槽洗浄コースを搭載しているモデルが多く、クリーナーを入れてボタンを押すだけで槽の中をきれいにしてくれます。

たとえばドラム式のAQW-DXS12Aなら、40℃のお湯で洗う2時間コースのほか、3時間・12時間のコースも選べます。

塩素系クリーナーの注意点

塩素系クリーナーは、酸性タイプの洗剤と混ざると有害なガスが発生するおそれがあります。ほかの洗剤と一緒に使わず、作業中は換気をしてください。

洗濯物に黒いワカメのようなカスが付くようになったら、槽の裏側でカビが育っているサインです。取り除き方の手順は、洗濯機の黒いカスの原因と掃除方法をまとめた記事でくわしく紹介しています。

アクアの洗濯機は買ってはいけないどころか頼れる存在 現行モデルと選び方

ここまで見てきたように、多くのトラブルは故障ではなく、ちょっとした工夫で解決できることがほとんどです。

ここからは、アクアの洗濯機を選ぶ理由について、2025〜2026年に発売された現行モデルの特徴を中心にご紹介していきます。

まっ直ぐドラムが選ばれている理由は水平ドラムの使いやすさ

アクアのドラム式洗濯乾燥機で評判が良いのが、「まっ直ぐドラム」シリーズです。
売り場にいると、実物を見てドラムの向きの違いに驚く方をよく見かけます。

よく聞くのは、洗濯物が取り出しやすいという声です。一般的なドラム式はドラムが斜めに設置されているため、奥の洗濯物を取り出すときに腰を深くかがめる必要がありました。

まっ直ぐドラムはその名のとおりドラムが水平なので、手前から奥まで衣類がまんべんなく回ります。衣類が絡みにくく、洗いムラや乾燥ムラを抑えてシワの少ない仕上がりになるのが特長です。

乾燥後のアイロンがけが楽になった、シワが付きにくい、デザインがすっきりして洗面所の印象が変わった。まっ直ぐドラムについては、こうした声を耳にすることが多いです。

さらに、水平に置くことで本体をコンパクトにまとめやすく、縦型と同じくらいのスペースに置けるのも大きな魅力です。ドラム式をあきらめていた集合住宅のご家庭にとって、選択肢が広がるシリーズだと思います。

ドラム式なら「まっ直ぐドラム AQW-DXS12A」

ドラム式で選ぶなら、2025年11月に発売された「まっ直ぐドラム AQW-DXS12A」がシリーズのフラッグシップモデルです。

洗濯・脱水12kg、乾燥6kgの大容量で、ドアの開く向きは左開き(L)と右開き(R)から選べます。

まず注目したいのが、洗剤を泡にしてから衣類に浸透させる「泡フルウォッシュ」です。泡のシャワーで洗剤が繊維の奥まで届くので、皮脂汚れや黄ばみが気になるご家庭に向いています。黄ばみ対策には、お湯で洗える「お湯洗いモード」も用意されています。

もうひとつの目玉が、温風ミストとオゾンで衣類をリフレッシュする「オゾンエアウォッシュ」です。頻繁に水洗いしにくいスーツや制服、コートなどのケアに使えるので、クリーニングに出す回数を減らしたい方には心強い機能だと思います。

乾燥はヒートポンプ方式で、標準コースの目安時間は洗濯のみなら約29分、洗濯から乾燥までなら約139分です。総外形寸法は幅595×奥行667×高さ943mmで、奥行内寸540mm以上の防水パンに設置できます。

【出典】アクア株式会社『ドラム式洗濯乾燥機 AQW-DXS12A-L/AQW-DXS12A-R 製品情報』

お手入れ面では、乾燥フィルターやドアパッキンの自動おそうじ機能に加えて、槽の自動おそうじや槽乾燥も搭載されています。ドラム式でありがちな「フィルター掃除が面倒」という悩みを、できるだけ減らしてくれる設計です。

一方で、本体質量は約95kgとかなり重く、搬入経路や床の状態の確認は欠かせません。泥汚れの多い作業着やユニフォームをたくさん洗うご家庭は、たっぷりの水でもみ洗いする縦型のほうが満足しやすいかもしれません。

乾燥まで任せて干す手間をなくしたい共働き世帯には、ぴったりの一台です。

大容量の縦型なら「VPシリーズ AQW-VP12B」

週末にまとめて洗いたい、毛布やカーテンも家で洗いたい。
そんなご家庭には、2026年6月に発売された全自動洗濯機「VPシリーズ」の12kgモデル「AQW-VP12B」がおすすめです。

VPシリーズは全機種に「泡フルウォッシュ」を搭載していて、アクア独自の泡生成ユニットで作った高濃度の洗剤泡を、槽の回転で繊維の奥まで浸透させてから立体水流で洗い上げます。縦型ならではの水流の力と泡の浸透力を組み合わせた洗い方です。

AQW-VP12Bのいちばんの特長は、液体洗剤と柔軟剤のタンクに加えて搭載された第3のタンク「カスタムタンク」です。酸素系液体漂白剤やおしゃれ着用洗剤、2種類目の柔軟剤などを入れておけるので、季節や衣類に合わせた洗剤の使い分けを自動投入のまま行えます。

さらに新モデルでは、つけおきとかくはんをくり返して汚れを浮かせる「つけおきコース」と、漂白剤のつけおき洗いを自動で済ませる「漂白つけおきコース」が加わりました。バケツとゴム手袋で漂白していた手間がなくなるのは、地味にうれしいポイントです。

【出典】アクア株式会社『全自動洗濯機「VPシリーズ」新モデル発売 ニュースリリース(2026年5月28日)』

大容量モデルのメリットは、洗濯の回数そのものを減らせることです。シーツや毛布などの大物を自宅で洗えるうえ、槽に余裕があるぶん衣類がしっかり動き、洗いムラも起きにくくなります。自動投入タンクは各約750mLと大きく、補充の回数が少なくて済むのも助かります。

注意したいのは、本体サイズと乾燥機能です。総外形寸法は幅650×奥行634×高さ1108mmと大きめなので、防水パンや蛇口の高さとの兼ね合いを事前に確認してください。また、乾燥機能は付いていないため、干す手間をなくしたい方はドラム式のほうが向いています。

4人家族の定番サイズなら「VPシリーズ AQW-VP10B」

毎日の洗濯を手堅くこなしたいなら、同じVPシリーズの10kgモデル「AQW-VP10B」が、価格と機能のバランスが取りやすいサイズです。

容量10kgは、家族4人の毎日の洗濯を一度で回しやすい大きさだと言われています。

カスタムタンクは付いていませんが、液体洗剤と柔軟剤の自動投入はしっかり搭載されています。泡フルウォッシュや、新しく加わったつけおきコースも使えるので、日常の汚れ落ちに必要な機能は十分そろっています。

本体の総外形寸法は幅590×奥行590×高さ1042mm(排水ホース含む)で、12kgモデルよりひと回りコンパクトです。カラーはホワイトのほかに、新色のサファイアブラックも選べます。

洗面所の雰囲気に合わせて選べるのは、ちょっとした楽しみですよね。

向いているのは、漂白剤やおしゃれ着洗剤の使い分けまでは求めず、洗浄力と手間の少なさを重視したい方です。

反対に、洗剤を細かく使い分けたい方や、週末のまとめ洗いが多い方は、12kgのAQW-VP12Bを選んだほうが満足度は高いと思います。

アクア洗濯機のシリーズ別の特徴を比較

ここまで紹介した現行モデルの特徴を、ひと目で比べられるように表にまとめました。

シリーズ(型番) タイプ 容量 主な特徴 こんな人におすすめ
まっ直ぐドラム(AQW-DXS12A) ドラム式洗濯乾燥機 洗濯12kg/乾燥6kg 水平ドラム、泡フルウォッシュ、オゾンエアウォッシュ、ヒートポンプ乾燥 乾燥まで任せたい人、シワの少ない仕上がりを求める人
VPシリーズ上位(AQW-VP14B/VP12B) 全自動洗濯機 洗濯14kg/12kg 泡フルウォッシュ、カスタムタンク、つけおき・漂白つけおきコース まとめ洗いが多い人、洗剤を使い分けたい人
VPシリーズ(AQW-VP10B/VP9B/VP8B) 全自動洗濯機 洗濯10kg/9kg/8kg 泡フルウォッシュ、液体洗剤・柔軟剤自動投入、つけおきコース 毎日の洗濯を手間なくこなしたい人、コストを抑えたい人

このように、アクアの洗濯機は暮らし方やこだわりに合わせて選べるラインナップが魅力です。

乾燥まで全自動で済ませたいのか、洗浄力と自動投入を重視したいのか、自分の希望をはっきりさせると最適な一台が見つかりやすくなります。

アクアの洗濯機は買ってはいけない?よくある質問(FAQ)

Q1. アクアの洗濯機が故障したときは、どこに相談すればいいですか?

A. アクアの「お客さまご相談窓口」に相談できます。

フリーダイヤルは0120-880-292、携帯電話からはナビダイヤル0570-040-292(有料)で、受付時間は9時から18時30分まで、365日対応と案内されています。

電話の前に、本体に貼られたラベルで型番と製造年を確認しておくと、話がスムーズに進みます。

Q2. アクアの洗濯機でジェルボール洗剤は使えますか?

A. ドラム式のAQW-DXS12Aや縦型のVPシリーズには、ジェルボール用のコースが用意されています。

ジェルボールは自動投入タンクには入れられないため、洗濯物と一緒に洗濯槽へ直接入れて使います。

入れる位置や個数は機種ごとに決められているので、取扱説明書で確認してから使ってください。

Q3. アクアの洗濯機の運転音はうるさくないですか?

A. メーカー公表値では、縦型のVPシリーズは洗い時が約35〜36dB、脱水時が約38dBです。

ドラム式のAQW-DXS12Aは、洗い時が約34dB、脱水時が約42dB、乾燥時が約45dBとされています。

実際の音の感じ方は、設置場所の床の状態や本体の傾きによっても変わります。夜間に使う予定がある場合は、水平に設置できているかも確認しておくと安心です。

Q4. アクアの洗濯機を買うとき、延長保証は付けたほうがいいですか?

A. 乾燥機能や自動投入が付いたモデルほど、延長保証を検討する価値があります。部品の数が多く、故障したときの修理費も高くなりやすいためです。

保証の期間や対象範囲は販売店ごとに異なりますので、契約する前に内容を確認してください。

アクアの洗濯機で後悔しないために押さえたい判断基準

アクアの洗濯機は買ってはいけないという噂の多くは、古い口コミや、使い方・設置のすれ違いから生まれたものでした。

現行モデルは、国内大手メーカーと並べても十分に選ぶ価値のある実力を持っています。

脱水できない、洗濯槽が回らない、自動投入が減らないといったトラブルも、衣類の偏りや入れすぎ、洗剤の種類、タンクの汚れを見直すだけで解決することがほとんどです。

修理を呼ぶのは、セルフチェックをひと通り試してからでも遅くありません。

アクアの洗濯機選びで迷ったら

乾燥まで任せて干す手間をなくしたいなら、ドラム式のまっ直ぐドラムAQW-DXS12A。まとめ洗いや洗剤の使い分けを重視するなら、縦型のAQW-VP12B。毎日の洗濯を手堅くこなしたいなら、AQW-VP10Bが選びやすい一台です。

そして、買ってはいけない選び方があるとすれば、メーカーではなく「サイズ」と「乾燥のありなし」を確かめずに決めてしまうことです。

寿命の目安は7年前後なので、長く付き合う一台だからこそ、暮らしに合うかどうかで選んでみてくださいね!

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