エアコンから水漏れが発生したり、ドレンホースにひび割れを見つけたりすると、交換が必要なのか気になりますよね。いざエアコンのドレンホース交換はどこに頼むべきか悩んだとき、どの業者を選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
家電量販店、エアコン専門業者、ハウスクリーニング会社など、さまざまな選択肢がある中で、料金相場や作業時間、そして自分でDIYできるのかといった疑問も出てきます。特に賃貸物件にお住まいの場合は、勝手に業者を呼んでもよいのか不安になるでしょう。
また、2階に設置されたエアコンの場合は高所作業になるため、安全面での心配もあります。防虫キャップの取り付けや延長工事が必要なケースもあり、どこまで自分で対応できるのかも判断に迷うところです。
この記事では、ドレンホース交換の依頼先選びから費用相場、DIYの可能性まで、あなたの状況に合わせた最適な解決方法を分かりやすくご紹介します。
エアコンのドレンホース交換はどこに頼む|基本情報

エアコンのドレンホース交換を検討する際、まず知っておきたいのが基本的な情報です。
交換時期の見極め方から業者選びのコツ、費用相場まで、失敗しないために押さえておくべきポイントをお伝えします。
ドレンホースの耐用年数と交換時期の見極め
項目 | 詳細 |
---|---|
一般的な耐用年数 | 3年〜5年(設置環境により変動) |
劣化の主な原因 | 紫外線・雨風・プラスチック素材の経年劣化 |
交換が必要なサイン | ひび割れ・硬化・室内機からの水漏れ・排水不良 |
耐候性ホースの場合 | 5年程度まで使用可能(二重構造・塩ビ製) |
直射日光環境 | 通常より早期劣化の可能性あり(2年〜3年) |
点検のタイミング | 冷房運転時の排水確認・年1〜2回の目視点検 |
エアコンのドレンホースは、一般的に3年から5年が交換の目安とされています。ただし、設置環境によって劣化の進み具合が大きく変わるんですね。
まず確認したいのが、ホース自体の外観です。表面がひび割れていたり、触ると硬くなっていたりする場合は交換のサインですね。また、室内機から水漏れが発生している場合も要注意です。これはドレンホースの詰まりや破損が原因のことが多いんです。
耐候性のあるドレンホースであれば5年程度持つこともありますが、一般的なプラスチック製のものは3年程度で劣化することが多いです。特に直射日光が当たる場所に設置されている場合は、紫外線の影響で早期に劣化してしまいます。
定期的なチェックポイントとしては、冷房運転時にドレンホースの先端から水が正常に排出されているかを確認することをおすすめします。水が全く出ていない場合や、ホースの途中に水が溜まっている場合は、詰まりや破損の可能性があります。
業者の選び方のポイント

業者タイプ | 特徴・メリット・デメリット |
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家電量販店 |
✓ 料金体系が明確 ✓ 保証期間内は割引価格 × 他店購入品は対応不可の場合あり |
エアコン専門業者 |
✓ 高い技術力と経験 ✓ 高所作業・複雑な工事に対応 × 費用が高めの傾向 |
ハウスクリーニング |
✓ エアコン清掃と同時依頼可能 ✓ 相談しやすい対応 × 技術レベルにばらつきあり |
個人業者 |
✓ 柔軟な対応が期待できる ✓ 地域密着で相談しやすい × 実績・技術力の見極めが困難 |
選定チェックポイント | 複数社見積もり比較・出張費確認・保証内容・口コミ評判・実績年数・料金明細の透明性 |
✓ 保証期間内は割引価格
× 他店購入品は対応不可の場合あり
✓ 高所作業・複雑な工事に対応
× 費用が高めの傾向
✓ 相談しやすい対応
× 技術レベルにばらつきあり
✓ 地域密着で相談しやすい
× 実績・技術力の見極めが困難
ドレンホース交換を依頼する業者選びでは、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。まず、料金体系が明確に表示されているかどうかを確認しましょう。
家電量販店のサービス部門なら、エアコンを購入した店舗に相談するのが安心ですね。保証期間内であれば無料または割引価格で対応してもらえる場合もありますよ。ただし、他店で購入したエアコンの場合は対応してもらえないこともあるので、事前に確認が必要です。
エアコン専門の取り付け業者であれば、技術力が高く、ドレンホースの長さ調整や配管カバーの設置など、細かい作業にも対応してくれます。特に高所作業が必要な場合は、安全面でも専門業者の方が安心だと思います。
見積もりを取る際は、必ず複数社で比較することをおすすめします。出張費や追加作業の有無、保証の内容についても事前に確認しておきましょう。格安すぎる業者の場合、作業が雑だったり、後から追加料金を請求されたりする可能性もあるので注意が必要です。
依頼する際は、エアコンのメーカーや型番、現在の症状を正確に伝えるとスムーズに進みます。口コミや評判も参考になりますが、実績が豊富な業者を選ぶのが一番確実だと考えています。
交換料金の相場と費用
作業内容 | 料金相場・詳細 |
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露出配管(標準) |
5,000円〜7,000円 作業代 + 材料費込み
一般的な壁掛けエアコン・室外機地上設置
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配管カバー設置時 |
10,000円〜15,000円 カバー取り外し・復旧作業含む
化粧カバーの脱着に時間が必要
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高所作業(2階設置) |
基本料金 + 7,000円程度 安全対策・墜落防止器具設置料
安全衛生規則に基づく追加料金
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隠蔽配管 |
15,000円〜20,000円 天井・壁内配管の複雑作業
施工難易度高・対応業者限定
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材料費(参考) |
標準ホース:300円〜500円/m 耐候性ホース:500円〜800円/m ジョイント部品:200円〜400円 |
その他費用 |
出張費:3,000円〜5,000円(単独依頼) 保証期間内なら無料〜割引(購入店舗)
エアコンクリーニング同時依頼で出張費節約可
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耐候性ホース:500円〜800円/m
ジョイント部品:200円〜400円
ドレンホース交換の費用は、作業環境や業者によって大きく変わります。一般的な相場は5,000円から20,000円程度ですが、この価格差にはいくつかの理由があるんです。
まず、作業の難易度が料金に大きく影響します。露出配管で室外機が地上に設置されている場合は比較的安価で、5,000円から7,000円程度が相場です。一方、高所作業が必要だったり、配管カバーを外す必要があったりする場合は、10,000円から20,000円程度かかることもあります。
エアコンの設置場所も料金に関わってきます。2階設置の場合は高所作業費として追加料金がかかることが多く、7,000円程度が上乗せされることもあります。
ドレンホースの素材による価格差もあります。一般的なプラスチック製のホースなら材料費は安いですが、耐候性のある塩ビ製のホースを選ぶと、少し高くなります。ただ、長期的に考えると耐候性のあるホースの方がお得だと思います。
家電量販店で購入したエアコンの場合、保証期間内なら無料または割引価格で対応してもらえることもあります。また、エアコンクリーニングと同時に依頼することで、出張費を節約できる場合もありますよ。
業者によっては材料費が別途必要な場合もあるので、見積もり時に確認しておくことをおすすめします。
交換の作業時間

ドレンホース交換の作業時間は、エアコンの設置状況によって大きく変わります。一般的な露出配管の場合は30分から40分程度で完了することが多いですね。
配管カバーや化粧カバーが設置されている場合は、それらを外す作業が加わるため、1時間から1時間30分程度の時間が必要になります。作業手順としては、まず配管テープを剥がして既存のホースを取り外し、新しいホースに交換してから接続部分を補強する流れです。
高所作業が必要な場合は、安全対策に時間がかかるため、さらに長くなることもあります。また、隠蔽配管の場合は施工難易度が非常に高く、対応できる業者も限られてくるんです。
ハウスクリーニング業者にエアコンクリーニングと一緒に依頼する場合は、追加で30分程度の時間を見込んでおくとよいでしょう。
私の経験上、作業時間が予想以上にかかってしまうケースもあります。特に古いエアコンの場合、配管テープが固着していて剥がすのに時間がかかったり、接続部分の劣化が激しくて慎重な作業が必要だったりすることもあります。
そのため、業者に依頼する際は、時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。急ぎの場合は事前に相談しておくとよいですね。
掃除だけで済むケースと料金

ドレンホースの問題は、必ずしも交換が必要とは限りません。詰まりが原因の場合は、掃除だけで解決することも多いんです。
まず確認したいのが、ドレンホース内の詰まりです。葉っぱやゴミ、虫などが入り込んで水の流れを妨げている場合があります。こういった場合は、専用のドレンホースクリーナーを使って詰まりを除去すれば解決します。
ドレンホースクリーナーは1,600円程度で購入できるので、とても経済的ですね。使い方も簡単で、ホースの先端にノズルを差し込んで吸引するだけです。ただし、水が残っている場合は掃除機の故障の原因になるので注意が必要です。
エアコンフィルターの汚れが原因で水漏れが起きている場合もあります。フィルターが目詰まりしていると、エアコン内部が冷えすぎて結露が増加し、ドレンホースの処理能力を超えてしまうことがあります。
専門業者にクリーニングを依頼する場合は、7,000円から12,000円程度が相場です。エアコンクリーニングと一緒に依頼すれば、効率的に問題を解決できます。
ただし、ホース自体にひび割れや破損がある場合は、掃除では解決できません。この場合は素直に交換を検討した方がよいでしょう。定期的なメンテナンスを行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができますよ。
エアコンのドレンホース交換はどこに頼む|応報編

基本情報を踏まえた上で、実際の状況に応じた対応方法をご紹介します。
DIYでの交換可能性や、賃貸物件での特別な注意点、さらに延長工事や防虫対策についても詳しく解説していきますね。
自分でドレンホース交換はできる?
項目 | 詳細・判断基準 |
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DIY可能なケース |
● 一般的な壁掛けエアコン ● 室外機が地上設置 ● 露出配管タイプ ● 高所作業が不要 |
業者依頼推奨 |
● 2階以上の高所設置 ● 配管カバー・化粧カバー設置 ● 隠蔽配管タイプ ● 天井カセット・壁埋込型 |
必要な道具 |
ドレンホース・ジョイント部品・配管用テープ・ハサミ/カッター 材料費約2,000円で揃えられます
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作業時間 |
30分〜1時間程度 初回は時間に余裕を持って作業
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サイズ確認 |
内径14mm・16mmが一般的 購入前に現在のホース径を測定必須
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注意ポイント |
冷媒配管への損傷注意・勾配の確保・地面から5cm以上離す 失敗時は結果的に高額修理になる可能性
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● 室外機が地上設置
● 露出配管タイプ
● 高所作業が不要
● 配管カバー・化粧カバー設置
● 隠蔽配管タイプ
● 天井カセット・壁埋込型
ドレンホースの交換は、実は自分でも可能な作業です。ただし、いくつかの条件が揃っている場合に限られますね。
一般的な壁掛けエアコンで、室外機が地上に設置されている場合なら、DIYでの交換も十分検討できます。必要な材料はホームセンターやネット通販で手に入りますし、材料費も2,000円程度で済みます。
用意するものは、ドレンホース、ジョイント部品、配管用テープ、ハサミなどです。特にジョイント部品は、新旧のホースを確実につなぐ役割があるので重要ですね。購入前には現在のホースの長さと口径を正確に測定しておきましょう。
作業手順は比較的シンプルです。まず劣化した部分をカットして、ジョイントを使って新しいホースを接続し、配管用テープでしっかりと固定します。最後にホースの長さを調整して完了です。
ただし、注意すべき点もあります。高所作業が必要な場合は、安全面を考慮して業者に依頼することをおすすめします。また、配管カバーが設置されている場合や、隠蔽配管の場合は、専門的な知識が必要になります。
私の経験では、お客様がDIYに挑戦されて失敗し、結果的に業者に依頼することになったケースも見てきました。自信がない場合は、最初から専門業者に依頼する方が安心だと思います。
根元から交換する際の注意点
ドレンホースを根元から交換する場合は、いくつかの注意点があります。特に重要なのが、エアコンの冷媒配管を傷つけないようにすることです。
配管に傷がつくと冷媒ガスが漏れてしまい、修理費用が高額になってしまいます。私も店頭でそういったトラブルのご相談を受けることがあるのですが、DIYで失敗すると結果的に高くついてしまうことが多いんです。
根元からの交換では、室内機側のドレンパンからの接続部分も確認する必要があります。この部分は通常、配管テープで他の配管と一緒に巻かれているため、慎重に作業を進めなければなりません。
また、ドレンホースのサイズ確認も欠かせません。14mmと16mmの2種類が一般的ですが、エアコンの機種によって異なります。間違ったサイズを使用すると、接続不良による水漏れの原因になってしまいます。
交換後は必ず水の流れを確認することも大切です。勾配が適切に取れていないと、水が逆流したり溜まったりしてしまいます。ドレンホースの先端は地面から5センチ以上離すのが基本ですね。
天井カセット型や壁埋め込み型のエアコンの場合は、さらに複雑な作業になります。こういった場合は、無理をせずに専門業者に依頼することを強くおすすめします。
2階設置エアコンの交換は業者に依頼すべき理由

項目 | 詳細・理由 |
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安全面のリスク |
高さ2m以上は安全衛生規則で危険作業に分類
はしご使用による墜落リスク・作業足場の不安定さ・慣れない高所での作業ミス
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作業の複雑さ |
限られた作業スペース・ホース長さの計測困難 接続ミスや材料の買い直しリスク 慣れていない方の失敗率が高い
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追加費用 |
高所作業費:+7,000円程度 配管延長費:1m当たり2,500円〜 標準工事+追加費用の組み合わせ
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業者のメリット |
✓ 適切な安全装置を完備 ✓ 経験豊富なスタッフが対応 ✓ 作業時間の大幅短縮 ✓ 仕上がりの美しさ |
保険・保証 |
業者による作業保証・万が一の事故時の保険適用 個人作業時の事故は自己責任
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作業効率 |
専門業者:30分〜1時間 個人作業:2時間〜半日(失敗時はさらに延長) 安全対策込みの作業時間
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接続ミスや材料の買い直しリスク
配管延長費:1m当たり2,500円〜
✓ 経験豊富なスタッフが対応
✓ 作業時間の大幅短縮
✓ 仕上がりの美しさ
個人作業:2時間〜半日(失敗時はさらに延長)
2階に設置されたエアコンのドレンホース交換は、安全面を考慮して業者に依頼することを強くおすすめします。その理由をいくつかご説明しますね。
まず、高所作業は安全衛生規則で定められた危険な作業に分類されています。高さ2メートル以上での作業は墜落の危険があり、適切な安全対策が必要です。一般の方がはしごを使って作業するのは、非常にリスクが高いんです。
業者に依頼する場合の費用は、標準工事費に加えて高所作業費として7,000円程度が上乗せされることが多いです。配管延長が必要な場合は、さらに追加費用がかかりますが、安全性を考えると妥当な金額だと思います。
また、2階設置の場合は作業スペースが限られることも多く、慣れていない方が作業すると、ホースの長さを間違えたり、接続に失敗したりする可能性が高くなります。買い直しや修正作業を考えると、最初から業者に依頼する方が結果的に安く済むこともありますね。
専門業者なら適切な安全装置を持参し、経験豊富なスタッフが作業を行います。作業時間も短縮できますし、仕上がりもきれいです。
賃貸物件でのドレンホース交換の注意事項

賃貸物件でドレンホースの交換が必要になった場合は、必ず管理会社や大家さんに連絡することから始めましょう。これは非常に重要なポイントなんです。
まず確認したいのが、エアコンが設備として重要事項説明書に記載されているかどうかです。設備として記載されていれば、大家さんの負担で修理や交換をしてもらえます。一方、残置物として記載されている場合は、入居者の負担になってしまいます。
残置物とは、前の入居者が設置して残していった物のことです。この場合、大家さんの所有物ではないので、故障や交換は入居者の責任になります。
無断で業者に依頼してしまうと、後から費用を負担してもらえない可能性があります。管理会社には提携している業者があることが多く、そこに依頼することで安価に作業してもらえる場合もあるんです。
また、ドレンホースの詰まりについては、掃除不足が原因の場合は入居者の責任とされることがほとんどです。定期的なメンテナンスを行うことで、トラブルを未然に防ぐことができますね。
賃貸物件では、ホースの形状を変更する場合も大家さんの許可が必要です。例えば、先端の向きを変えたり、長さを調整したりする場合も、事前に相談しておくことをおすすめします。
トラブルを避けるためにも、何か異常を感じたら早めに管理会社に相談することが大切です。
延長が必要なケース
項目 | 詳細・内容 |
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標準長さ |
標準工事に含まれる長さ:4メートル この範囲内なら追加費用なし
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距離が原因のケース |
室内機と室外機の設置場所が離れている 3階建て住宅(室内機3階・室外機1階) 配管延長も同時に必要になる場合が多い
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既存ホースの問題 |
人が通る場所への設置で踏まれやすい ベランダが水浸しになる位置 排水処理が困難な設置状況 問題箇所を切除して延長対応
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延長費用 |
業者依頼:1m当たり数百円〜1,000円 DIY材料費:約2,000円 出張費3,000円〜(単独依頼時)
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延長のメリット |
✓ ベランダが濡れない ✓ 水跡が残らない ✓ 掃除の手間が減る ✓ 排水口に直接流せる |
延長のデメリット |
× 詰まりやすくなる × 害虫侵入リスク増加 × 勾配確保が困難 適切な勾配がないと逆流や滞留が発生
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3階建て住宅(室内機3階・室外機1階)
ベランダが水浸しになる位置
排水処理が困難な設置状況
DIY材料費:約2,000円
✓ 水跡が残らない
✓ 掃除の手間が減る
✓ 排水口に直接流せる
× 害虫侵入リスク増加
× 勾配確保が困難
ドレンホースの延長が必要になるケースは、主に2つのパターンがあります。まず、標準工事に含まれる4メートルでは長さが足りない場合ですね。
室内機と室外機の設置場所が離れている場合や、3階建ての住宅で室内機を3階、室外機を1階に設置する場合などは、ホースの延長が必要になります。この場合の延長費用は、1メートルにつき数百円から1,000円程度が相場です。
もう一つのケースは、既存のドレンホースに問題がある場合です。人が通る場所にホースが設置されていて踏まれやすい状況や、ベランダが水浸しになってしまう場合などは、延長して排水口まで導く必要があります。
延長作業を自分で行う場合は、約2,000円程度で材料を揃えることができます。ただし、水平方向に延長する場合は、必ず排水口に向かって勾配をつけることが重要です。勾配が不適切だと、水が逆流したり溜まったりしてしまいます。
延長のメリットとしては、ベランダが濡れなくなることや、水の跡が残らなくなることが挙げられます。一方で、ホースが長くなることで詰まりやすくなったり、害虫が侵入しやすくなったりするデメリットもあります。
業者に依頼する場合でも、延長だけの作業では出張費として3,000円程度がかかることもあるので、他の工事と合わせて依頼する方が効率的ですね。
防虫キャップや虫除け対策の重要性

ドレンホースからの虫の侵入を防ぐため、防虫キャップの設置は非常に効果的な対策です。特にエアコンを使わない時期には、虫が簡単に侵入してしまう可能性があります。
防虫キャップは100円ショップでも購入できる手軽なアイテムです。メッシュ状になっているため、大きな虫の侵入は防げますが、小さな虫や幼虫は通り抜けてしまうこともあります。
薬剤が練り込まれたタイプの防虫キャップなら、約6か月間虫除け効果を発揮します。ゴキブリなどの大きな虫はキャップの入り口でブロックし、小さな虫は薬剤でブロックするダブル効果が期待できますね。
ただし、防虫キャップにもデメリットがあります。エアコン内部からの汚れが原因で詰まりやすくなってしまうんです。そのため、定期的に取り外して掃除することが必要になります。
逆止弁機能付きの防虫キャップなら、エアコンのポコポコ音も防ぐことができます。これは外気の侵入を遮断する効果があるためです。
最も効果的な虫除け対策は、ドレンホースの先端を地面から5センチ以上浮かせることです。これだけで虫の侵入リスクを大幅に減らすことができます。
防虫キャップを設置したお客様からは「安心感が違う」という声をよく聞きます。ただし、メンテナンスを怠ると水漏れの原因になることもあるので、注意が必要ですね。
総括:エアコンのドレンホース交換はどこに頼むか
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。