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洗濯機で靴を洗う方法完全ガイド!コース選びから乾燥まで徹底解説

用途・シチュエーション

子どもの上履きや真っ白だったスニーカーが、いつの間にか泥だらけになっていて、手洗いするのは面倒だと感じていませんか?

実は、正しい方法さえ知っていれば、洗濯機で靴を洗うことは全く問題ないんです。ただし、どんな靴でも洗えるわけではありませんし、間違った洗い方をすると靴が壊れる原因になることも。

適切なコースを選び、専用のネットを使用することで、衛生面の心配もなく、安全に靴をきれいにできます。乾燥の仕方一つで仕上がりが大きく変わりますし、便利なグッズを活用すればもっと手軽に!

さらに、自宅の洗濯機を使いたくない方には、コインランドリーのスニーカー専用機や、靴用洗濯機というおすすめの選択肢もあるんです。

この記事では、洗濯機での正しい洗い方から、失敗しないためのポイント、便利なアイテムまで、家電量販店で働く私が実際にお客様にお伝えしている情報を詳しくご紹介します。

これを読めば、明日からあなたも靴洗いの手間から解放されるはずですよ!

この記事のポイント
  • 洗濯機で洗える靴と洗えない靴の見分け方
  • 靴と洗濯機を傷つけないための正しい洗濯手順
  • 気になる衛生面や洗濯機が壊れる心配への対処法
  • 靴洗いを簡単にする専用グッズやおすすめの小型洗濯機
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自宅の洗濯機で靴を洗う方法と注意点

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 靴を洗濯機で洗っても大丈夫?
  • 正しい靴の洗い方ステップ
  • 靴を洗うネットは必須アイテム
  • ネットなしで洗うとどうなる?
  • おすすめの洗濯機のモード・コース
  • ドラム式洗濯機でも洗える?
  • 洗濯機が壊れることはない?
  • 汚い?衛生面の懸念
  • 洗濯後の乾燥方法

まずは、ご自宅の洗濯機を使って靴を洗うための基本的な知識と、具体的な手順について見ていきましょう。

「本当に大丈夫なの?」という不安から、具体的な洗い方、そして気になる注意点まで、一つひとつ丁寧に解説していきます。

この章を読めば、きっと安心して洗濯機での靴洗いに挑戦できるはずです。

靴を洗濯機で洗っても大丈夫?

「そもそも、靴を洗濯機に入れてしまって本当に平気なの?」という点が一番気になりますよね。

結論からお伝えすると、素材によっては全く問題なく洗えます。
ただ、どんな靴でもOKというわけではないので、そこは注意が必要なポイントです。洗濯機で洗える靴と、残念ながら洗えない靴をしっかり見分けることが大切になります。

基本的に、水洗いに対応している布製のスニーカーや上履き、スリッポンなどは洗濯機で洗うことができます。一方で、革やスエード、合成皮革といった水に弱い素材の靴は、シミや型崩れの原因になるので絶対にNGなんです。

具体的にどんな靴が洗えて、どんな靴が洗えないのか、下の表にまとめてみたので参考にしてくださいね。

洗濯機で洗える靴の例洗濯機で洗えない靴の例
キャンバス地のスニーカー メッシュ素材のランニングシューズ 布製のスリッポン 子供の上履き革靴、スエード、ヌバック素材の靴 合成皮革の靴(劣化の恐れあり) ブーツやヒールのある靴 スパイク付きの靴 ビーズや刺繍などの装飾がある靴 接着剤が多く使われている靴

このようにおしゃれ履きや特殊な素材のものは避けて、普段履きしているような布製の靴が対象だと考えると分かりやすいかもしれません。

大切な靴をダメにしてしまわないためにも、洗濯表示などをしっかり確認してから判断するのが安心ですね。

正しい靴の洗い方ステップ

洗える靴がわかったところで、いよいよ実践です。
ただ靴を洗濯機に放り込むだけでは、汚れがキレイに落ちなかったり、靴や洗濯機を傷めたりする原因になってしまいます。正しい手順で、丁寧に洗ってあげましょう。

難しいことはないので、一つずつ確認していきましょう。

靴の洗濯方法
靴の洗濯機での洗い方
1
予洗いをする

まず、洗濯機に入れる前に必ずやってほしいのが「予洗い」です。靴の裏についた泥や小石は、洗濯機の故障の大きな原因になります。面倒でも、このひと手間がとても重要なんですね。

乾いたブラシ(使い古しの歯ブラシでもOK)で、靴底の溝に入った小石や固まった泥をしっかりかき出しましょう。泥汚れがひどい場合は、一度しっかり乾かしてからブラシでこすると、ポロポロと落ちやすくなりますよ。その後、屋外の水道などでざっと水洗いして、大きな汚れを流しておくと完璧です。

2
靴紐や中敷きを外す

次に、靴紐や中敷き(インソール)など、外せるパーツはすべて外してください。これらを付けたまま洗ってしまうと、重なった部分の汚れが落ちにくくなってしまうんです。

外した靴紐や中敷きは、靴本体とは別の小さいネットに入れて一緒に洗うか、手洗いするのがおすすめです。

3
洗濯ネットに入れる

予洗いが終わった靴は、必ず洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れます。これは靴と洗濯槽の両方を守るための大切な工程です。

4
洗濯機で洗う

いよいよ洗濯機を回します。洗剤は、溶け残りの心配がない液体洗剤がおすすめです。

脱水時間は短めに設定するのがポイント。長時間の脱水は型崩れの原因になるので、1分〜3分程度で十分です。これだけで、手洗いに比べて格段に楽に靴をきれいにすることができます。

靴を洗うネットは必須アイテム

クリーン家電ガイド:イメージ

先ほどの洗い方ステップでも触れましたが、洗濯機で靴を洗うときには洗濯ネットが絶対に必要です。洋服を洗うときに使うような普通のネットでも代用はできますが、できれば靴専用のネットを使うのが理想的ですね。

なぜネットが必須かというと、理由は大きく2つあります。

洗濯ネットを使う理由
洗濯ネットを使う理由
1
靴と洗濯槽を衝撃から守るため
ネットに入れずに洗うと、洗濯槽の中で靴が暴れてしまい、ガタンゴトンと大きな音を立てます。この衝撃は、靴の型崩れや生地の傷みを引き起こすだけでなく、洗濯槽に傷をつけてしまう可能性もあるんです。
2
洗浄効果を高めるため
ネットに入れることで、靴が水流の中で適度に動くようになり、洗剤が隅々まで行き渡りやすくなります。結果的に、汚れ落ちが良くなる効果も期待できるんですね。

最近では、クッション材が入っていて衝撃をしっかり吸収してくれる靴専用のネットもたくさん売られています。中には、内側がブラシ素材になっていて、汚れをかき出しながら洗ってくれる高機能なものもあるんですよ。

靴を頻繁に洗うご家庭なら、一つ持っておくと、とても便利だと思います。

ネットなしで洗うとどうなる?

「ネットに入れるのが面倒だから、そのまま入れちゃえ!」というのは、絶対にやめてくださいね。ネットを使わずに靴を洗濯機で洗うと、いいことは一つもありません。

ネットなしで洗うことのリスク
ネットなしで洗うことのリスク
靴へのダメージ
洗濯槽に直接ぶつかり続けることで、生地が擦り切れたり、ソール部分が剥がれたり、形が崩れてしまったりする可能性があります。お気に入りのスニーカーが一度の洗濯で履けなくなってしまったら、とても悲しいですよね。
洗濯機へのダメージ
硬い靴底が高速で回転する洗濯槽に何度もぶつかることを想像してみてください。洗濯槽に傷がつくことはもちろん、最悪の場合、洗濯機のバランスが崩れて故障の原因にもなりかねません。
騒音問題
工事現場のような大きな音が発生します。特に夜間に洗濯機を回す場合、ご近所迷惑になってしまう可能性も。集合住宅にお住まいの方は、特に注意が必要です。

このように、ネットを使わない洗濯は「百害あって一利なし」なんです。少しの手間を惜しまずに、必ず洗濯ネットを使用するようにしましょう。

おすすめの洗濯機のモード・コース

靴を洗うとき、洗濯機のコース選びも重要なポイントになります。
「どのコースで洗えばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

一番のおすすめは、「ドライコース」や「おしゃれ着コース」「手洗いコース」といった、衣類を優しく洗うためのコースです。これらのコースは、水流が弱く、洗濯槽の回転も緩やかなので、靴へのダメージを最小限に抑えながら洗うことができるんです。

逆に、普段の洗濯で使っている「標準コース」は避けたほうが無難です。標準コースは洗浄力を重視しているため水流が強く、靴が激しく揺さぶられて型崩れや傷みの原因になってしまいます。

お店でも「どのコースがいいの?」と聞かれることがありますが、私はいつも「一番優しく洗えるコースを選んでくださいね」とお伝えしています。
洗濯機のメーカーによってコースの名称は異なりますが、「弱水流」や「ソフト」といった名前がついていることが多いので、ご自宅の洗濯機の取扱説明書を確認してみてくださいね。

洗剤については、先ほどもお伝えしたように粉末タイプよりも液体タイプがおすすめです。
特に、洗浄力が高くて泥汚れにも強い「弱アルカリ性」の液体洗剤を選ぶと、すっきりと洗い上がりますよ。

ドラム式洗濯機でも洗える?

「うちはドラム式洗濯機なんだけど、それでも洗える?」というご質問もよくいただきます。

これについては、基本的にはあまりおすすめできません。

というのも、ドラム式洗濯機は、洗濯物を上から下に落とす「たたき洗い」がメインの洗浄方法だからです。衣類であれば汚れ落ちが良いのですが、硬さのある靴をたたき洗いをすると、靴にも洗濯機にも大きな負担がかかってしまうんですね。

縦型洗濯機が水流で洗う「もみ洗い」なのに対し、ドラム式は衝撃が加わりやすい、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

ドラム式洗濯機で靴を洗う際の注意点

どうしてもドラム式で洗いたい場合は、まず洗濯機の取扱説明書を必ず確認してください。メーカーによっては靴洗いを禁止している場合もあります。もし「靴洗いOK」と記載があっても、以下の点には注意が必要です。

乾燥機能についての注意点
脱水エラーが出やすい
靴は重さが偏りやすいため、脱水時にバランスが崩れてエラーで止まってしまうことがよくあります。
機種によっては専用コースがある
一部の高級モデルには、ドラムを回転させずに乾燥する「静止乾燥コース」などが搭載されている場合があります。そういった機能があれば、乾燥だけでも活用できるかもしれません。

これらの理由から、ドラム式洗濯機での靴洗いは、縦型洗濯機に比べてリスクが高いと言えます。
もし可能であれば、手洗いするか、後述するコインランドリーなどを利用する方が安心かもしれませんね。

洗濯機が壊れることはない?

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「靴を洗って洗濯機が壊れたらどうしよう…」という心配は、当然だと思います。

でも、安心してください。これまでお話ししてきた正しい手順を守れば、洗濯機が壊れるリスクはほとんどありません。

洗濯機が故障する最大の原因は、靴底に挟まった「小石」や「砂」です。これらが洗濯槽とパルセーター(底で回転する羽根)の間に入り込んでしまうと、部品を傷つけたり、排水ホースを詰まらせたりする可能性があります。

だからこそ、最初のステップでお伝えした「予洗い」が何よりも大切になってくるわけです。

洗濯機を故障から守るための重要ポイント
洗濯機を故障から守るための重要ポイント
予洗いを徹底する
靴底の泥や小石は、ブラシを使って丁寧に取り除く。
洗濯ネットを必ず使用する
靴と洗濯槽を衝撃から保護する。
優しい水流のコースを選ぶ
洗濯機への負担を減らす。

この3つのポイントをしっかり守っていただければ、洗濯機が壊れる心配はしなくても大丈夫です。

私も何度も自宅の洗濯機でスニーカーを洗っていますが、一度もトラブルになったことはありませんよ。正しい知識があれば、洗濯機は私たちの強い味方になってくれるんです。

汚い?衛生面の懸念

「外で履いた汚い靴を、普段洋服を洗っている洗濯機で洗うのは、衛生的にちょっと…」と感じる方も少なくないですよね。

その気持ち、とてもよくわかります。
私も最初は少し抵抗がありました。

でも、こちらも正しい洗い方をすれば衛生面の心配はほとんどなくなります。

まず、予洗いの段階で泥や大きな汚れは洗い流していますし、洗濯機の中では洗剤とたっぷりの水で洗浄・すすぎが行われます。そのため、靴の汚れが洗濯槽にこびりついて、次に洗う衣類に付着するということは考えにくいんです。

それでも気になるという方は、以下の対策を試してみてください。

衛生面が気になる場合の追加対策
衛生面が気になる場合の追加対策
つけ置き洗いをする
洗濯機に入れる前に、酸素系漂白剤をお湯に溶かした液に30分〜1時間ほどつけ置きします。これだけで除菌・消臭効果がぐっと高まり、汚れも落ちやすくなるので一石二鳥ですよ。
靴だけで洗う
当然のことですが、他の衣類と絶対に一緒に洗わないようにしましょう。靴は靴だけで単独洗いするのが鉄則です。
洗濯後に槽洗浄コースを運転する
靴を洗った後に、市販の洗濯槽クリーナーを使って「槽洗浄コース」を運転すれば、洗濯槽に残っているかもしれない雑菌もすっきりリセットできます。定期的な洗濯槽のお手入れは、靴洗いをするしないに関わらず、洗濯機を清潔に保つためにとてもおすすめです。

これらの対策をすれば、衛生面での不安も解消されるのではないでしょうか。清潔な洗濯機で、靴も衣類も気持ちよくお洗濯したいですものね。

洗濯後の乾燥方法

無事に洗濯が終わったら、最後の仕上げ「乾燥」です。
ここで間違えると、せっかくきれいにした靴が台無しになってしまうこともあるので、注意してくださいね。

まず、一番やってはいけないのが家庭用の衣類乾燥機を使うことです。乾燥機の高温は、スニーカーの接着剤を溶かしてソールが剥がれてしまったり、素材を縮ませて型崩れを起こしたりする原因になります。

洗濯が終わったら、すぐに洗濯機から取り出し、形を整えてから干しましょう。濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖して嫌なニオイの原因になってしまいます。

最適な干し方は、「風通しの良い日陰で干す」ことです。直射日光は、色褪せや生地の劣化を早めてしまうことがあるので避けたほうが良いでしょう。

靴を早く乾かすコツ
靴を早く乾かすコツ
シューズハンガーを使う
逆さまに吊るすことで、靴の中に空気が通りやすくなり、効率的に乾かせます。100円ショップなどでも手軽に購入できますよ。
新聞紙やキッチンペーパーを詰める
靴の中に丸めた新聞紙などを詰めると、内部の湿気をぐんぐん吸い取ってくれます。途中で何度か交換すると、さらに効果的です。
シューツリーを入れる
形を整えながら乾かすことができるので、型崩れ防止に役立ちます。

完全に乾くには1日〜2日かかることもありますが、焦らずじっくり乾かすことが、靴を長持ちさせる秘訣ですね。

もっと手軽に!洗濯機で靴を洗う手段

クリーン家電ガイド:イメージ
  • コインランドリーという選択肢も
  • 洗濯機で靴を洗うグッズいろいろ
  • おすすめの靴用洗濯機3選

ご家庭の洗濯機で靴を洗う方法をご紹介してきましたが、「やっぱり家の洗濯機を使うのは抵抗がある…」「もっと本格的に、楽に洗いたい!」と感じる方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、ここからは靴洗いをもっと手軽にするための、いわば「最終手段」とも言える方法をご紹介しますね。

コインランドリーという選択肢も

「自宅の洗濯機で靴を洗うのは、どうしても抵抗がある…」そんな方に、ぜひ知っておいてほしいのが、コインランドリーの活用です。

最近のコインランドリーには、衣類用の洗濯機とは別に、「スニーカー専用の洗濯機(スニーカーランドリー)」が設置されている店舗が増えているんです。

これ、本当に便利なんですよ!

スニーカーランドリーのすごいところ
スニーカーランドリーのすごいところ
パワフルな洗浄力
洗濯槽の中に専用のブラシが内蔵されていて、回転しながら靴の内部から外部まで、泥汚れなどを強力にこすり洗いしてくれます。家庭用洗濯機では落としきれないような頑固な汚れも、驚くほどきれいになります。
乾燥機も専用
スニーカー専用の乾燥機もセットで置かれていることが多く、洗濯から乾燥まで一気に終わらせることができます。靴を傷めにくい適温の温風で乾かすので、型崩れの心配も少ないのが嬉しいポイント。20分〜40分ほどで乾くので、その日のうちに履いて帰ることも可能です。
料金もリーズナブル
料金は店舗によりますが、洗濯が1回200円程度、乾燥が20分100円程度と、とてもリーズナブル。週末に家族の靴をまとめて洗う、なんて使い方もいいですよね。

手洗いする手間と時間を考えれば、数百円でプロ並みの仕上がりになるのは、とても魅力的ではないでしょうか。お近くのコインランドリーにスニーカーランドリーがあるか、一度チェックしてみる価値はありますよ。

洗濯機で靴を洗うグッズいろいろ

洗濯機での靴洗いを、もっと快適で効果的にするために、便利な専用グッズがたくさん登場しています。いくつか持っておくと、靴洗いのハードルがぐっと下がりますよ。

靴用洗濯ネット

先述の通り、靴を洗濯機で洗う際の必須アイテムです。
ただのネットと侮ってはいけません。最近のものは、厚いクッション素材でできていて、衝撃をしっかり吸収してくれます。

ネットの内側がブラシ状になっていて洗浄力を高めてくれるものや、そのまま物干し竿に吊るして干せるハンガータイプのものまで、様々な種類があります。ご自身の使い方に合ったものを選ぶと良いでしょう。

つけ置き用洗剤(酸素系漂白剤)

頑固な黒ずみや黄ばみ、ニオイが気になるときに大活躍するのが「酸素系漂白剤」です。代表的なものに「オキシクリーン」などがありますね。

40℃〜60℃のお湯に溶かしてつけ置きするだけで、汚れを浮かせて分解してくれます。塩素系と違って色柄物にも使えるので、カラフルなスニーカーにも安心です。つけ置き後に洗濯機で洗えば、見違えるほど白さが蘇ることもありますよ。

シューズハンガー

洗濯後の靴を効率よく乾かすための便利グッズです。靴を逆さまにして立体的に干せるので、水切れが良く、中に空気が通りやすくなります。

普通のハンガーで干すよりも格段に早く乾きますし、型崩れも防いでくれます。連結できるタイプなら、省スペースでたくさんの靴を干せるので便利です。

これらのグッズは、ホームセンターや100円ショップ、インターネット通販などで手軽に手に入ります。いつもの靴洗いにプラスワンするだけで、仕上がりが格段にアップするはずです。

おすすめの靴用洗濯機3選

「家族が多くて毎週のように靴を洗う」
「泥汚れの靴を他の洗濯物と同じ洗濯機に入れるのはやっぱり嫌!」

そんなご家庭に最終兵器としておすすめしたいのが、靴専用の小型洗濯機です。

一家に一台とまでは言いませんが、特に小さなお子さんがいるご家庭や、部活動でユニフォームが毎日泥だらけになる、といった場合には、本当に重宝します。お店でお客様とお話ししていても、「買ってよかった家電」として名前が挙がることが多いんですよ。

「こんなに小さいのに本当に汚れが落ちるの?」と心配される方もいますが、侮ってはいけません。ブラシ付きのモデルなど、小さいながらもパワフルな洗浄力を持つものが多く、驚くほどキレイになりますよ。いくつか代表的なモデルをご紹介しますね。

サンコー「靴洗いま専科」シリーズ

この分野のパイオニア的な存在ですね。
最大の特徴は、洗濯槽の中央に取り外し可能なブラシが付いていること。このブラシが回転しながら、靴の内側も外側もゴシゴシとこすり洗いしてくれます。

手洗いのような洗浄力を、スイッチひとつで実現してくれる優れものです。コンパクトなので、お風呂場やベランダに置いても邪魔になりにくいのも人気の理由です。

2. シービージャパン「ウォッシュボーイ」

バケツのような見た目がかわいい小型洗濯機です。
ブラシはありませんが、強力な水流で汚れをしっかり落としてくれます。

靴だけでなく、泥だらけのユニフォームの予洗いや、ペット用品、ぞうきんなど、他の洗濯物と分けたいものを洗うのにも便利です。シンプルな機能で使いやすく、価格も比較的手頃なのが魅力ですね。

アルミス「マルチ洗浄機 AK-M60」

こちらもバケツ型のシンプルな洗浄機ですが、パワフルな水流が特徴です。
6秒ごとに水流の回転方向が自動で切り替わるので、しつこい汚れもしっかりともみ洗いしてくれます。

靴はもちろん、里いもなどの野菜の泥落としに使う、なんていうユニークな使い方をされている方もいるようです。多目的に使える一台ですね。

これらの小型洗濯機があれば、靴洗いのストレスから解放されること間違いなしです。メインの洗濯機を汚す心配もなく、いつでも気兼ねなく靴を洗える環境は、想像以上に快適ですよ。

総括:洗濯機で靴を洗うためのポイント

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 靴を洗濯機で洗うことは可能だが素材の確認が必須
  • 革やスエード、装飾のある靴は洗濯機NG
  • 布製のスニーカーや上履きは基本的にOK
  • 洗濯前には必ず泥や小石を取り除く予洗いを行う
  • 靴紐や中敷きは外して別に洗う
  • 靴と洗濯槽を守るために洗濯ネットは絶対に使用する
  • ネットなしで洗うと靴と洗濯機の両方を傷める原因になる
  • 洗濯コースは「ドライ」や「おしゃれ着」など優しい水流を選ぶ
  • ドラム式洗濯機はたたき洗いのため靴洗いには不向き
  • 正しい手順を守れば洗濯機が壊れる心配はほとんどない
  • 衛生面が気になる場合はつけ置き洗いや使用後の槽洗浄が効果的
  • 洗い終わった靴は乾燥機を使わず風通しの良い日陰で干す
  • 自宅の洗濯機に抵抗がある場合はコインランドリーのスニーカーランドリーが便利
  • 靴専用の洗濯グッズを活用すると仕上がりが向上する
  • 頻繁に靴を洗うなら小型の靴用洗濯機が最終手段としておすすめ

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