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4人家族の洗濯機選び!容量から人気モデルまで家電店員が徹底解説

用途・シチュエーション

4人で暮らしていると、毎日山のように積み上がる洗濯物に頭を悩ませることはありませんか?

朝起きたら洗濯カゴがいっぱい、週末にはシーツやタオルケットも洗わなきゃいけない、子どもの部活着は毎日洗濯しないと間に合わない…。

そんな日々の中で「今使っている洗濯機、もう限界かも」と感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、4人家族に最適な洗濯機を選ぶには、ただ容量が大きければいいというわけではないんです。乾燥機付きは本当に必要なのか、価格の相場はどれくらいなのか、そしてコスパに優れた人気モデルはどれなのか。

こうした疑問にしっかり答えられる選び方のポイントを知っておくことが、後悔しない洗濯機選びの鍵になります。

私は大手家電量販店で長年働いてきた経験から、たくさんのご家族の洗濯機選びをサポートしてきました。その中で見えてきた、4人家族ならではの選び方のコツや、実際に使っている方々から聞いた安いけれど高性能なモデルの情報まで、リアルな声をたっぷりお届けします。

この記事では、4人家族に最適な洗濯機の容量や選び方の基本、ドラム式と縦型それぞれのおすすめモデル、さらには予算別の人気機種まで、あなたのご家庭にぴったりの一台を見つけるための情報を詳しくご紹介していきます!

この記事のポイント
  • 4人家族に最適な洗濯機の容量
  • ライフスタイルに合わせた洗濯機の選び方
  • 縦型・ドラム式それぞれの人気おすすめモデル
  • 日々の洗濯をラクにする便利な機能

4人家族に最適な洗濯機の選び方

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 何キロの容量が必要?
  • 選び方のポイント
  • 気になる価格相場
  • 4人家族だと何回回す?
  • 乾燥機付きは必要か

まずは、4人家族の洗濯機を選ぶうえで知っておきたい基本的なポイントを見ていきましょう。

容量の決め方から、あると便利な機能まで、購入してから「しまった!」と後悔しないための大切な情報をお伝えしますね。

何キロの容量が必要?

4人家族のご家庭に最適な洗濯機の容量は、ずばり「8kg~10kg」がおすすめです。

一般的に、1日に出る洗濯物の量は「1人あたり約1.5kg」と言われています。単純に計算すると「1.5kg × 4人 = 6kg」となりますが、これはあくまで最低ラインなんです。

実際には、こんな場面を想定する必要があります。

こんな時洗濯物が増える理由
週末のまとめ洗い平日に洗えなかった分も合わせると、一気に量が増えます。
シーツや毛布などの大物洗い容量に余裕がないと、コインランドリーに行く手間とコストがかかってしまいます。
お子様の成長部活動を始めたり、服のサイズが大きくなったりすると、洗濯物はどんどん増えていきます。

洗濯機は容量の7~8割程度で回すのが、洗浄力を最大限に発揮できて衣類の傷みも少ない理想的な状態です。ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、汚れがしっかり落ちなかったり、洗剤が残ってしまったりすることもあるんです。

こうした理由から、毎日の洗濯物量ピッタリの6kgや7kgを選ぶよりも、少し余裕のある8kg以上のモデルを選ぶのが、後々のことを考えると賢い選択だと思います。

お店でも「少し大きめのほうがいいですか?」とよくご質問をいただくのですが、私は迷わず「はい!」とお答えしています。大は小を兼ねると言いますし、特に洗濯機の場合は容量に余裕があるだけで、日々の家事のストレスがぐっと減りますよ。

将来的な家族構成の変化やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるので、ぜひ少し大きめの容量を検討してみてくださいね。

選び方のポイント

容量が決まったら、次はどんなタイプの洗濯機にするか、具体的な選び方のポイントを見ていきましょう。

大きく分けて「洗濯機のタイプ」「設置スペース」「便利な機能」の3つが重要になります。

洗濯機のタイプで選ぶ

洗濯機には大きく分けて「縦型」と「ドラム式」の2種類があります。それぞれに得意なことがあるので、ご家庭の優先順位に合わせて選ぶのがおすすめです。

タイプメリットデメリットこんなご家庭におすすめ
縦型洗濯機・洗浄力が高い(泥汚れに強い)
・本体価格が比較的安い
・操作がシンプル
・衣類が絡みやすい
・乾燥機能はドラム式に劣る
・使用水量が多い傾向
・お子様が小さい、スポーツをしているなど、洗浄力を最優先したいご家庭
・購入費用を抑えたいご家庭
ドラム式洗濯機・乾燥機能が強力でふんわり仕上がる
・節水性能が高い
・衣類が傷みにくい(たたき洗い)
・本体価格が高い
・サイズが大きいモデルが多い
・洗浄力は縦型に一歩譲ることも
・洗濯から乾燥まで一気に終わらせたい、家事の時短を重視するご家庭
・ランニングコスト(水道代)を抑えたいご家庭

どちらが良いというわけではなく、ライフスタイルに合う方を選ぶことが大切ですね。

設置・搬入スペースを確認する

意外と見落としがちなのが、設置スペースと搬入経路の確認です。せっかく素敵な洗濯機を見つけても、お家に置けなければ意味がありません。

洗濯機購入前チェックリスト
購入前のチェックリスト
防水パンのサイズ
洗濯機の脚がしっかり収まるか
蛇口の高さ
洗濯機の高さと干渉しないか
扉の開く向き
壁や洗面台にぶつからないか(特にドラム式)
搬入経路
玄関、廊下、階段、エレベーターの幅と高さ

メジャーでしっかり測っておくのはもちろんですが、ドアノブや手すりなど、出っ張っている部分も考慮に入れるのがポイントです。

少しでも不安な場合は、購入前に販売店に相談することをおすすめします。

あると便利な機能で選ぶ

最近の洗濯機は、家事をラクにしてくれる便利な機能がたくさん搭載されています。

注目の便利機能
注目の便利機能
洗剤柔軟剤自動投入
毎日の計量の手間から解放されます。入れすぎも防げて経済的です。
AIお洗濯
洗濯物の量や汚れをセンサーが検知して、最適な洗い方や時間を自動で設定してくれます。
スマホ連携(IoT機能)
外出先から洗濯の予約をしたり、終了通知を受け取ったりできます。
温水洗浄
皮脂汚れや黄ばみをスッキリ落としたい時に活躍します。

特に洗剤の自動投入機能は、一度使うと手放せなくなるほど便利な機能で、お客様からの満足度も非常に高いんです。こうした付加機能も考慮して選ぶと、毎日の洗濯がもっと快適になりますよ。

気になる価格相場

毎日使うものとはいえ、洗濯機は大きな買い物なので、やっぱり価格は気になりますよね。4人家族向けの洗濯機(8kg~10kg)の価格相場は、タイプや機能によって大きく変わってきます。

大まかな目安としては、以下のようになります。

タイプ価格帯の目安主な特徴
縦型(乾燥機能なし)6万円 ~ 10万円基本的な洗浄機能が中心。とにかくシンプルで安いモデルが欲しい方向け。
縦型(乾燥機能あり)10万円 ~ 18万円簡易的なヒーター乾燥機能を搭載。いざという時に乾燥も使いたい方向け。
ドラム式(乾燥機能あり)15万円 ~ 30万円以上省エネなヒートポンプ乾燥や洗剤自動投入など、高機能なモデルが多い。

ちなみに、洗濯機は新モデルが登場する直前、つまり縦型なら春(4月~6月頃)、ドラム式なら夏(8月~10月頃)に、旧モデルが「型落ち」として安くなる傾向があります。性能に大きな差がないことも多いので、この時期を狙うのも賢い買い方の一つですよ。

もちろん、これはあくまで目安の価格です。洗剤自動投入やスマホ連携などの多機能モデルになると価格は上がりますし、逆に機能を絞ったシンプルなモデルなら、もっとお安く手に入れることも可能です。

私がお客様にご案内する際にいつもお伝えするのは、「初期費用だけでなく、長く使った時の満足度も考えてみてくださいね」ということです。

例えば、初期費用が3万円高くても、洗剤自動投入機能があるおかげで毎日の手間が省けたり、節水性能の高いドラム式を選んだことで5年間の水道代がかなり浮いたりすることもあります。

長い目で見て、ご自身の家庭にとってどの機能が本当に必要かを見極めることが、満足のいく買い物につながると思います。

高い買い物だからこそ本当に悩みますよね。でも10年近く毎日使うパートナーを選ぶようなものなので、じっくり考えてご家族みんながハッピーになれる一台を選んでほしいなと思います。

4人家族だと何回回す?

クリーン家電ガイド:イメージ

「うちって、洗濯の回数、他の家より多いのかな?」なんて、ふと疑問に思うことはありませんか?

4人家族の場合、洗濯機を回す回数は1日に1~2回というのが最も一般的なようです。

もちろん、これはあくまで平均的な回数で、ご家庭の状況によって大きく変わってきます。

洗濯回数が変わる主な要因
洗濯回数が変わる主な要因
お子様の年齢
食べこぼしや外遊びで汚すことが多い小さなお子様がいると、回数は増えがちです。
部活動や習い事
ユニフォームや練習着など、毎日洗わなければいけないものがあると、必然的に回数が増えますね。
仕事の内容
作業着などを毎日洗う必要があるか。
洗濯のスタイル
毎日こまめに洗うか、週末にまとめて洗うか。

私の周りでも、共働きで平日は夜に1回、お子さんがスポーツをしているご家庭では朝と夜の2回、というお話はよく聞きます。そしてシーツやタオルケットを洗う週末は「プラス1~2回増える」という感じではないでしょうか。

ここで少し考えてみたいのが、洗濯の効率です。
先ほどもお伝えしたように、洗濯物をぎゅうぎゅうに詰めて1回で済ませようとすると、洗浄力が落ちてしまう可能性があります。

洗濯物を詰め込みすぎると洗濯槽の中で衣類がうまく動かず、汚れ落ちが悪くなるだけでなくすすぎが不十分で洗剤が残ってしまうことも。これがニオイの原因になることもあるので注意が必要なんです。

もし「毎日2回回すのは大変…」と感じているなら、それは洗濯機の容量が少し足りていないサインかもしれません。

例えば、現在7kgの洗濯機で毎日2回洗濯している場合、10kgの洗濯機に買い替えることで、1回で済む日が増える可能性があります。これにより水道代や電気代の節約、そして何より家事の時短につながるのはとても嬉しいポイントですよね。

乾燥機付きは必要か

洗濯機選びで大きな分かれ道となるのが「乾燥機能を付けるかどうか」ですよね。これは本当に、ご家庭のライフスタイルによって必要性が大きく変わってくるポイントだと思います。

結論から言うと、「絶対必要ではないけれど、あると生活が劇的に変わる可能性がある」というのが私の考えです。

まずは、乾燥機能があることのメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリットデメリット
嬉しい点・天候を気にせず洗濯できる
・洗濯物を干す・取り込む手間がなくなる
・花粉やPM2.5、排気ガスなどが付着しない
・生乾きのニオイを防げる
・タオルがふんわり仕上がる
・本体価格が高くなる
・電気代がかかる
・衣類が縮んだり傷んだりすることがある
・乾燥に時間がかかる

特に、以下のようなご家庭では、乾燥機能のメリットを最大限に感じられるのではないでしょうか。

乾燥機能が特におすすめなご家庭
乾燥機能が特におすすめなご家庭
共働きで、日中に洗濯物を干す時間がない
花粉症やアレルギーがあり、外干しに抵抗がある
ベランダが狭い、または日当たりが悪くて乾きにくい
雨の日や梅雨の時期の部屋干しスペースに困っている

私がお店でお客様とお話ししていても、「乾燥機能は本当に付けてよかった!」というお声は本当によく聞きます。

特に、小さなお子様がいて毎日たくさんの洗濯物を干すのが大変だったというママさんからは、「自分の時間ができて嬉しい」というお話も伺いました。

一方で、乾燥機能付きの洗濯機は価格が高くなりますし、電気代も気になるところです。

ただ、最近のドラム式洗濯機に搭載されている「ヒートポンプ式」という乾燥方式は、従来のヒーター式に比べて衣類に優しく、電気代もかなり抑えられるようになっています。もし乾燥機能を重視するなら、このヒートポンプ式が断然おすすめですよ。

まずはご自身のライフスタイルを振り返ってみて、
「洗濯物を干すという家事にどれくらいの時間と労力をかけているか」
「それがなくなったらどんなに楽になるか」
を想像してみると、乾燥機能が必要かどうかの答えが見えてくるかもしれませんね。

4人家族におすすめの洗濯機

クリーン家電ガイド:イメージ
  • おすすめドラム式洗濯機
  • おすすめ縦型洗濯機
  • コスパ最強の人気モデル
  • 安いけど高性能なモデル

さて、ここからは選び方のポイントを踏まえて、具体的なおすすめモデルをご紹介していきます。

各メーカーから特徴的なモデルがたくさん出ていますので、きっと「これいいな!」と思える一台が見つかるはずです。

おすすめドラム式洗濯機

家事の時短と仕上がりの良さを両立したいなら、やっぱりドラム式洗濯機が魅力的ですよね。最近は各メーカーがお手入れのしやすさや洗浄力にも力を入れていて進化が止まりません。

ここでは、特に人気の3つのモデルをご紹介します。

日立「ビッグドラム BD-STX130M」

日立のビッグドラムで一番の注目ポイントは、なんといっても「らくメンテ」機能です。これまで面倒だった乾燥フィルターのお手入れが不要になったのは、画期的なことだと思います。乾燥のたびに発生するホコリは、次の洗濯時に自動で洗い流してくれるので、糸くずフィルターの掃除も約2週間に1回でOK。この手間が省けるだけでも、毎日の家事がぐっと楽になりますよね。

さらに、「風アイロン」機能でシワをしっかり伸ばしながら乾かしてくれるので、アイロンがけの手間も減らせます。洗浄力も「ナイアガラ洗浄」で高濃度洗剤液をしっかり浸透させるので、汚れ落ちも安心です。お手入れの手間を極力減らしたい、という忙しいご家庭にぴったりの一台です。

パナソニック「NA-LX129ER-W」

パナソニックのモデルは、家事をスマートにこなしたい方に嬉しい機能が満載です。特に「トリプル自動投入」は、液体洗剤・柔軟剤に加えて、おしゃれ着洗剤や酸素系液体漂白剤まで自動で投入できる優れもの。洗濯物に合わせて自動で使い分けてくれるので、本当に手間いらずです。

「はやふわ乾燥ヒートポンプ」は、ふんわりとした仕上がりはそのままに、省エネ性能がさらに向上しているのも嬉しいポイント。また、アパレルメーカー監修の「ダウンジャケットコース」など、デリケートな衣類を自宅で手軽にケアできるコースも充実しています。おしゃれ着もまとめてお家で洗いたい、というご家庭にとてもおすすめです。

東芝「ZABOON TW-127XP5R」

東芝のZABOONシリーズの最大の特長は、独自の洗浄技術「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」です。目に見えないナノサイズの泡が洗剤の効果を最大限に引き出し、繊維の奥の皮脂汚れまでしっかり落としてくれます。黄ばみやニオイの原因菌の抑制にもつながるので、清潔さを重視するご家庭には心強い機能ですね。

すすぎの際にもウルトラファインバブルが活躍して、洗剤残りを防いでくれるので、柔軟剤の香りが引き立ちやすいという声もお客様からよく聞きます。乾燥も「ふんわリッチ速乾」でスピーディーかつふんわり仕上がるので、洗浄力と乾燥品質の両方を高いレベルで求める方におすすめしたいモデルです。

おすすめ縦型洗濯機

「やっぱり、泥汚れや頑固な汚れには縦型!」というご家庭も多いのではないでしょうか。洗浄力に定評のある縦型洗濯機の中から、特に4人家族に人気で使いやすいモデルをピックアップしました。

日立「ビートウォッシュ BW-X100M」

縦型洗濯機の中でも絶大な人気を誇るのが、日立のビートウォッシュです。最新モデルでも、そのパワフルな洗浄力「ナイアガラ ビート洗浄」は健在。

大流量のシャワーで洗剤をしっかり浸透させ、衣類を押し洗い・もみ洗い・たたき洗いすることで、育ち盛りのお子様の泥汚れや食べこぼしのシミもすっきり落としてくれます。

このモデルは液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載しているので、使い勝手も抜群です。洗濯のたびに計量する手間がないのは、本当に楽ですよね。

また、洗濯槽の見えない部分の汚れを洗い流す「自動おそうじ」機能も搭載されており、清潔さを保ちやすいのも嬉しいポイント。とにかく洗浄力を重視したい、育ち盛りのお子様がいるご家庭には、まずおすすめしたい一台です。

パナソニック「NA-FA10K5」

パナソニックのこちらのモデルは、使いやすさと洗浄力のバランスが非常に良い一台です。

濃密な泡で汚れを浮かせて落とす「スゴ落ち泡洗浄」が特徴で、繊維の奥の汚れまでしっかりアプローチしてくれます。泡の力で優しく洗うので、衣類へのダメージを抑えたい方にもおすすめです。

こちらも洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載しています。さらに、定期的に槽洗浄のタイミングを知らせてくれる「槽洗浄サイン」機能もあり、お手入れのしやすさも考えられています。

水道水を電気分解して作る次亜塩素酸で除菌する「次亜除菌コース」も、タオルや衣類のニオイが気になる時に活躍しますよ。

東芝「ZABOON AW-10DP4」

ドラム式でもご紹介した東芝の「ZABOON」ですが、縦型でもその洗浄技術はさらに進化しています。

最新モデルでは「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載。ナノサイズの泡とAg+抗菌水を組み合わせることで、目に見えない繊維の隙間に入り込み、黄ばみの原因となる皮脂汚れやニオイ菌を徹底的に洗い流します。清潔さにこだわりたいご家庭には、本当に心強い機能ですね。

このモデルのもう一つの魅力は、運転音が静かなこと。ギアやモーターがない「DDモーター」を搭載しているので、早朝や深夜など、時間を気にせず洗濯したいご家庭にぴったりです。

集合住宅にお住まいの方からも、静かさで選ばれることが多いモデルです。

コスパ最強の人気モデル

クリーン家電ガイド:イメージ

「最新の高機能モデルもいいけど、もう少し予算を抑えたい…」
「でも、安かろう悪かろうは嫌!」

そんな方にぴったりの、価格と性能のバランスが取れたコストパフォーマンスに優れたモデルをご紹介します。

コスパの良いモデルを選ぶポイントは、「自分に必要な機能を見極めること」です。
例えば「乾燥機能は使わない」「洗剤は自分で入れたい」という方なら、その機能を省いたモデルを選ぶことで、ぐっと価格を抑えることができます。

パナソニック「NA-FA100H9」(縦型)

パナソニック(Panasonic)
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こちらは、先ほど「人気のおすすめ」でご紹介したモデルの少し前の型になりますが、基本的な洗浄力は非常に高いままで、価格がこなれてきているのが最大の魅力です。パナソニック独自の「スゴ落ち泡洗浄」はしっかり搭載されているので、汚れ落ちは安心できます。

このモデルは、洗剤の自動投入機能が付いていない分、価格が抑えられています。自動投入にこだわらない方であれば、非常に満足度の高い選択になると思います。お風呂の残り湯が使える風呂水ポンプも付いているので、節水を意識したいご家庭にもぴったりです。

「型落ち」と聞くと少し抵抗があるかもしれませんが、家電、特に洗濯機は基本的な性能が大きく変わることは少ないんです。最新機能にこだわらなければ、高性能なモデルをお得に手に入れるチャンスなので、賢い選択肢の一つだと思いますよ。

シャープ「ES-S7G」(ドラム式)

「ドラム式は高い」というイメージがあるかもしれませんが、シャープのこちらのモデルは、比較的コンパクトで価格も抑えめなのが特徴です。マンションなどにも設置しやすい奥行きスリムな設計で、一般的な防水パンにすっきり収まることが多いです。

洗浄機能はもちろん、ヒーターセンサー乾燥も搭載しているので、いざという時に乾燥機能が使えるのも心強いですね。「プラズマクラスター」も搭載しており、洗濯槽のカビ菌を抑制したり、頻繁に洗えない衣類の消臭をしたりすることもできます。

洗濯容量は7kgと、4人家族には少しコンパクトかもしれませんが、「こまめに洗濯する」「乾燥機能付きのドラム式を試してみたいけど、予算は抑えたい」というご家庭には、ぴったりの一台ではないでしょうか。

安いけど高性能なモデル

「とにかく初期費用を抑えたい!」というご要望も、もちろんありますよね。ご予算が限られている場合でも、しっかり選べば毎日の洗濯をきちんとこなしてくれる、頼れるモデルはたくさんあります。

ここでは、価格を重視しつつも、4人家族の洗濯物に対応できるモデルを2つご紹介します。

価格を抑えたモデルを選ぶ際は、いくつか妥協点も出てきます。例えば、乾燥機能が簡易的な「送風乾燥」であったり、運転音が少し大きめだったりすることがあります。

その点を理解した上で、ご自身の家庭で許容できる範囲かどうかを判断するのが大切です。

東芝「AW-10GM3」(全自動洗濯機・10kg)

このモデルの最大の魅力は、なんといっても10kgという大容量でありながら、非常にリーズナブルな価格であることです。4人家族の洗濯物を一度にまとめて洗える容量があれば、洗濯の回数を減らすことができ、結果的に時短や節約にもつながります。

パワフルな水流でしっかり汚れを落とす基本的な洗浄性能は備えていますし、衣類のからみをほぐして取り出しやすくする機能も付いています。洗剤ケースが手前にあって使いやすいなど、日常的な使い勝手にも配慮されているのが嬉しいポイントです。

注意点としては、乾燥機能はヒーターを使わない「送風乾燥」なので、完全に乾かすことはできません。あくまで部屋干しの時間を短縮するための補助的な機能と考えるのが良いでしょう。また、静音設計の上位モデルと比べると、運転音は少し大きめに感じるかもしれません。

それでも、この価格で10kgの容量が手に入るのは非常に魅力的です。「シンプルな機能で十分、とにかくたくさん洗いたい!」というご家庭には、とても良い選択肢だと思います。

ハイセンス「HW-DG80J」(全自動洗濯機・8kg)

「ハイセンス」というメーカーに馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、世界的に見ても大きな家電メーカーで、近年日本でも人気が高まっています。

このモデルは、手頃な価格ながら、便利な機能が充実しているのが特徴です。

独自の立体シャワー水流で洗いムラを抑えたり、脱水の時間を長くして部屋干ししやすくする「部屋干し」モードがあったりと、かゆいところに手が届く機能が搭載されています。ステンレス槽で清潔を保ちやすいのもポイントです。

本体のフタが強化ガラス製で、中が見えるデザインになっているのも、地味に便利だったりします。8kgという容量も、4人家族の毎日の洗濯には十分対応できるサイズです。

限られた予算の中で、少しでも便利で使いやすいモデルを探している方におすすめしたい一台です。

総括:4人家族の洗濯機選び

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 4人家族の洗濯機容量は8kgから10kgが目安
  • まとめ洗いや大物洗いを考えて少し大きめを選ぶと安心
  • 洗濯物を詰め込みすぎると汚れ落ちが悪くなるので注意
  • 洗浄力重視なら縦型、乾燥と節水ならドラム式がおすすめ
  • 購入前に防水パンのサイズや搬入経路の確認は必須
  • 洗剤自動投入機能は毎日の手間を省く人気の便利機能
  • 新モデル発売前の「型落ち」を狙うとお得に買えることも
  • 4人家族の洗濯回数は1日1~2回が一般的
  • 容量の大きい洗濯機は家事の時短と節約につながる
  • 乾燥機能は共働きや花粉症対策をしたい家庭に特におすすめ
  • 乾燥方式は省エネな「ヒートポンプ式」が人気
  • 日立の「らくメンテ」は乾燥フィルターの掃除が不要で便利
  • パナソニックの「トリプル自動投入」はおしゃれ着洗いも楽になる
  • 東芝の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」は洗浄力と清潔さに定評がある
  • 予算を抑えたい場合は必要な機能を見極めることが大切

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