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失敗しないルンバの大きさ選び!サイズ比較から収納のコツまで解説

ルンバ 大きさ1 メーカー・ブランド

お掃除を自動でしてくれるルンバ、本当に便利ですよね。お店でも「欲しい!」という声をたくさん聞きます。

でも、同時に「うちの家に置けるかな?」「ルンバの大きさって実際どれくらいなの?」というご質問もすごく多いんです。

確かにルンバをお迎えするなら、まず本体の大きさはもちろん、充電ステーションであるホームベースの設置場所を考えないといけませんよね。

特に、自動でゴミを吸い取ってくれるクリーンベース付きのモデルは、その基地の大きさも気になるところだと思います。

また機種ごとのサイズ比較や、どのくらいの高さの段差を乗り越えられるのか、掃除できる広さの限界はどれくらいなのか、そして意外と気になる音の大きさなど、知りたいことはたくさんあるのではないでしょうか?

さらに、せっかくなら生活感を出さずにスッキリ見せたいから、収納の大きさや置き場所も重要です。

この記事では、そんなルンバの大きさに関するあらゆる疑問を解消できるように、家電量販店スタッフとして、そして一人のユーザーとしての視点から、分かりやすく解説していきますね。

これを読めば、あなたのお家にぴったりのルンバの選び方がきっと見つかりますよ!

この記事のポイント
  • ルンバの全シリーズの具体的なサイズ
  • ルンバ基地に必要なスペース
  • 日本の住宅に合ったおすすめの設置場所や収納のコツ
  • ルンバが快適に動けるお部屋の環境づくり

ルンバの大きさはどれくらい?基本スペックを解説

クリーン家電ガイド:イメージ
  • ルンバ本体の大きさ
  • シリーズごとのサイズ比較一覧
  • 段差を乗り越えられる高さ
  • 掃除できる広さの限界
  • 気になる音の大きさ
  • 最もコンパクトなモデル

まずは、ルンバそのものの基本的な大きさや性能について、一緒に見ていきましょう。

一言で「ルンバ」と言っても、実はたくさんの種類があって、それぞれ少しずつ特徴が違うんですよ。ご自宅に合う一台を見つけるためにも、基本のスペックをしっかり押さえておくのがおすすめです。

ルンバ本体の大きさ

ルンバをお家に迎えるにあたって、まず気になるのは本体の大きさですよね。特に、ソファやベッドの下など、狭い場所もしっかりお掃除してほしい!と思う方は多いのではないでしょうか?

実は、ルンバの本体サイズは、ほとんどのモデルで高さが9.2cmに設計されています。これは、日本の家具の下にもぐり込んで掃除できることを意識した、絶妙な高さなんです。

身近なもので例えるなら、トイレットペーパー(約11.4cm)より少し低く、はがきの短い辺(10cm)よりも低い、とイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

そして、本体の幅(直径)はモデルによって少し異なりますが、約31cmから35cmが主流です。これは、一般的なダイニングチェアの脚の間(約40cm〜45cm)をスムーズに通れるように考えられているんですよ。

大きめのフライパンを床に置いた感じを想像していただくと、サイズ感がつかみやすいと思います。

重さは約3.2kgから4.0kgほど。2Lのペットボトル2本分くらいの重さですね。普段持ち運ぶことは少ないですが、別の階で使いたい時などは少し重く感じるかもしれません。

でも、基本的には自分で基地に戻ってくれるので、そこまで心配しなくても大丈夫ですよ。

豆知識:丸い形にも理由がある!

ルンバが丸いのは、狭い場所や壁際で方向転換しやすく、家具の脚などに引っかかりにくいようにするためなんです。効率よくお部屋を動き回るための、賢いデザインですね。

シリーズごとのサイズ比較一覧

「ルンバのサイズは大体わかったけど、モデルによってどう違うの?」と思いますよね。ここでは、主要なシリーズのサイズを一覧表にまとめてみました。ご検討中のモデルがどれくらいの大きさなのか、ぜひチェックしてみてください。

こうして比較してみると、シリーズによって少しずつサイズが違うのがわかります。特に、幅は数センチ単位で異なっていて、お部屋の家具の配置によっては、このわずかな差が掃除のしやすさに影響することもあるんですよ。

シリーズ代表的な機種名高さ最大幅重さ(バッテリー含む)
sシリーズs9+8.9cm31.2cm約4.0kg
jシリーズj7+ / j78.7cm33.9cm約3.4kg
iシリーズi7+ / i79.2cm35.1cm約4.0kg
i3+ / i39.2cm34.2cm約3.2kg
eシリーズe59.2cm35.1cm約4.0kg
600シリーズ693 / 671 など9.2cm34.0cm約3.6kg

D字型の「sシリーズ」は、壁際や部屋の隅のゴミをしっかり掻き出せるのが特徴で、幅も少しスリムですね。

一方で、jシリーズはカメラ性能が高く障害物回避が得意なので、床に物が多いお部屋でも安心。それぞれの特徴と大きさを考えながら選ぶのがポイントです!

段差を乗り越えられる高さ

「うちにはラグや部屋の仕切りに少し段差があるけど、ルンバはちゃんと乗り越えられる?」
これも、お客様からよくいただく質問の一つです。

ルンバが自力で乗り越えられる段差の高さは、公式サイトによると約2cmまでとされています。

2cmというと、フローリングと厚手のカーペットの境目や、部屋と部屋をつなぐ敷居くらいなら、ほとんどの場合スムーズに乗り越えてくれますね。この機能のおかげで、ルンバは家中を自由に行き来して、隅々まで掃除してくれるんです。

ただし、注意したいポイントもあります。それは、毛足の長いシャギーラグや、柔らかすぎるマットなどです。これらは高さが2cm以下でも、ブラシが絡まってしまったり、ルンバがラグをめくってしまって進めなくなったりすることがあるんです。

2cm以上の段差がある場合は?

もしお家に2cm以上の段差がある場合、残念ながらルンバはそこを乗り越えることができません。その場合は、段差解消スロープを設置するか、ルンバを別の部屋へ手で運んであげる必要があります。

また、玄関や階段など、落下してしまいそうな高い段差は、ルンバ本体のセンサーが検知して自動で避けてくれるので安心してくださいね。

購入前に、お家の中の気になる段差の高さを一度メジャーで測っておくと、より安心してお迎えできると思います。

掃除できる広さの限界

「ルンバって、どれくらいの広さのお家まで掃除できるの?」という疑問も気になるところですよね。特にお家が広かったり、部屋数が多かったりすると心配になるかもしれません。

実は、現在のルンバは、どのモデルでも最大で112畳(約185㎡)もの広さを掃除できる性能を持っています。

日本の一般的な戸建ての平均的な広さが約54畳、3LDKのマンションで約38畳と言われているので、ほとんどのご家庭では十分すぎるくらいの対応面積なんです。

この広さは、ルンバのバッテリーがフル充電の状態で、障害物のないまっさらな部屋を掃除した場合の限界値です。そのため、実際には家具や障害物を避けながら動くので、掃除効率は少し変わってきます。

床に物が散らかっていると、それを避ける動作が増えてバッテリーを余分に使ってしまうので、事前に床を片付けておくとより広い範囲を効率よく掃除してくれますよ。

途中で充電が切れたらどうなるの?

賢いルンバは、掃除の途中でバッテリーが少なくなると、自分で充電ステーションに戻って充電を開始します。そして充電が完了すると、なんと掃除を中断した場所から自動で再開してくれるんです!(※一部の上位モデルの機能です)。

この機能があれば、どんなに広いお家でも、全ての部屋を確実に掃除し終えてくれるので、とっても心強いですよね。

気になる音の大きさ

「ロボット掃除機って、動いている時の音がうるさくない?」というのも、購入前に気になる大きなポイントだと思います。特にマンションにお住まいの方や、赤ちゃんがいるご家庭では切実な問題ですよね。

正直に言うと、ルンバも掃除機なので、ある程度の稼働音はします。音の大きさの単位はdB(デシベル)で表されますが、多くのロボット掃除機は60dB〜70dBくらいが一般的です。

これは、普通の会話(60dB)より少し大きいくらいで、走行中の車内(70dB)と同じくらいの音量とされています。

ただ、最近のモデルは静音性もかなり向上しています。

例えば、「ルンバコンボエッセンシャル」というモデルは、吸引力を3段階に調整できて、一番弱いモードだとかなり音が静かになるんです。これなら、在宅ワーク中やテレビを見ている時でも、そこまで気にならないかもしれませんね。

私の経験上、最初は少し音が気になるかもしれませんが、だんだん慣れてくる方が多いように感じます。

どうしても音が気になる場合は、スケジュール機能を使って、お買い物や出勤中など、お家に誰もいない時間帯に動かすのが一番のおすすめです。家に帰ってきたらお部屋がピカピカになっているのは、本当に嬉しいですよ。

ちなみに、自動でゴミを吸い上げてくれるクリーンベース付きのモデルは、ゴミを吸い上げる瞬間に「ウィーン!」と数十秒だけ大きな音がします。初めて聞くと少しびっくりするかもしれませんが、毎日ではないですし、すぐに終わるので安心してくださいね。

最もコンパクトなモデル

ここまで色々なモデルを見てきましたが、「とにかく一番小さいルンバが知りたい!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。家具が多くて狭い場所が多いお家などでは、コンパクトさも重要な選択基準になります。

先ほどの比較表を見てみると、最もコンパクトなモデルは「ルンバ s9+」ということになります。高さが8.9cm、最大幅が31.2cmと、他のモデルよりも一回り小さい設計になっています。このコンパクトさの秘密は、独自の「D字型」の形状にあります。

一般的な丸いルンバと違って、D字型は直線部分があるため、壁際や部屋の隅にぴったりフィットして、ゴミを取りこぼしにくいという大きなメリットがあるんです。幅もスリムなので、椅子の脚の間など、より狭いスペースにも入り込みやすくなっています。

もちろん、ルンバs9+はただ小さいだけではありません。吸引力はシリーズ最強クラスで、清掃能力も非常に高い最高峰モデルなんです。コンパクトでありながらパワフル、というのが嬉しいポイントですね。

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サイズだけで選ばないことも大切

s9+は非常に魅力的ですが、価格も最上位モデルなので少し高めです。

お部屋の広さや家具の配置、そして予算などを総合的に考えて、ご自身のライフスタイルに合ったルンバを選ぶことが、後悔しないための何よりの秘訣だと思います。

ルンバの大きさに合う基地と設置場所のポイント

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 推奨されるホームベースの設置場所
  • 基地はクリーンベースの有無で変わる
  • おすすめの収納の大きさ
  • 階段下や家具の下も設置場所に

ルンバ本体の大きさがわかったら、次はいよいよ「どこに置くか」を考えましょう。ルンバが毎日お掃除に出かけて、そして無事に帰ってくるための「基地」の存在は、とっても重要なんです。

快適なルンバライフを送るために、設置場所のポイントをしっかりチェックしていきましょうね。

推奨されるホームベースの設置場所

ルンバの基地である「ホームベース(充電ステーション)」は、どこにでも置けば良いというわけではないんです。ルンバがスムーズに帰還できるように、メーカーが推奨する設置条件があります。

その一番のポイントは、ホームベースの周りに十分なスペースを確保すること。具体的には、左右にそれぞれ50cm以上、前方に1.2m以上の何もない空間を設けることが推奨されています。

なぜなら、ルンバはホームベースから発信される赤外線の信号を目印にして帰ってくるから。周りに障害物があると、信号をうまくキャッチできずに迷子になってしまうことがあるんです。

他にも、いくつか大切なポイントがあります。

ホームベース設置の基本ルール
ホームベース設置の基本ルール
硬くて平らな床に置く
カーペットの上など不安定な場所は避け、フローリングなどが最適です。
常に電源に接続しておく
ルンバがいつでも充電できるように、コンセントの近くに設置しましょう。
Wi-Fi
Wi-Fiが届く場所に
スマホアプリで操作する場合、Wi-Fi環境は必須です。
1.2m
階段からは離す
安全のため、階段の近く(1.2m以内)は避けるように推奨されています。

これらの条件を満たす場所を、お家の中で探してみてください。リビングの壁際や廊下の隅などが候補になりやすいかもしれませんね。

基地はクリーンベースの有無で変わる

ルンバの基地を考える上で、もう一つとても重要なのが「クリーンベース(自動ゴミ収集機)」があるかどうかです。

クリーンベースは、掃除が終わったルンバ本体のダスト容器から、自動でゴミを吸い上げてくれる、とっても便利な機能なんですよ。

通常の充電のみのホームベースは、高さが約10cmと非常にコンパクト。そのため、ソファの下など低い場所にも設置しやすいのが特徴です。

一方、クリーンベースはゴミを溜めておくためのタワーが一体になっているため、高さが34cm〜49cmほどにもなります。

クリーンベースの設置場所は要注意!

この高さがあるため、クリーンベース付きのモデルは、ソファやベッドの下などの低い場所には設置できません。

コンセントがあって、周りに十分なスペースがある、高さも確保できる場所を選ぶ必要があります。このため、設置場所が限られてくるのが少しデメリットかもしれませんね。

購入してから「置く場所がなかった!」とならないように、事前にしっかり設置場所をシミュレーションしておくことが大切です。

最近はクリーンベース付きのモデルが本当に人気で、ゴミ捨ての手間が最大1年くらい不要になるのは、忙しい方にとってすごく魅力的ですよね。

おすすめの収納の大きさ

「ルンバをそのまま置いておくと、生活感が出てしまう…」「できればスッキリ収納したい!」という方も多いですよね。新築やリフォームの際に、専用の「ルンバ基地」を設計される方も増えています。

もしルンバを収納するスペースを作るなら、どれくらいの大きさが必要なのでしょうか?

まず、充電のみのホームベースを置く場合、推奨される最低限のサイズは【幅40cm × 高さ15cm × 奥行き40cm】くらいが目安になります。

ルンバ本体の幅が約35cm、ホームベースの高さが約10cmなので、少し余裕を持たせたサイズですね。

高さ15cmあれば、巾木やコンセントを設置しても十分収まりますし、ルンバを持ち上げてお手入れする際にも手が入りやすくて便利です。

一方で、クリーンベースを収納する場合は、先述の通り高さが必要になります。

機種にもよりますが、【幅40cm × 高さ50cm以上 × 奥行き50cm】くらいのスペースを見ておくと安心です。奥行きも少し多めに確保しておくと、配線などもスッキリ収まりますよ。

収納設計のワンポイントアドバイス

収納スペースを設計する際は、ジャストサイズではなく少し余裕を持たせるのが成功の秘訣です。将来、新しいモデルに買い替えた時にサイズが合わなくなる可能性もありますからね。

また、収納の奥にコンセントを設置するのを忘れないようにしましょう。コンセントプレートを横向きに取り付けると、省スペースになっておすすめです。

階段下や家具の下も設置場所に

「専用の収納を作るのは難しい…」という場合でも、お家の中のデッドスペースを有効活用すれば、上手にルンバの基地を作ることができますよ。

ここでは、おすすめの設置場所アイデアをいくつかご紹介しますね。

1. ソファやベッド、テレビボードの下

足つきの家具の下は、ルンバ基地の定番スポットです。普段は目につかない場所に隠せるので、お部屋がスッキリ見えます。デッドスペースを有効活用できる、一番手軽な方法じゃないでしょうか。ただしお手入れの際に屈む必要があるので、腰が痛い方には少し大変かもしれません。

2. 階段下

階段下のスペースも絶好のルンバ基地になります。特にリビング階段の場合、LDKの掃除を終えたルンバがすぐに戻ってこられるので効率的です。壁を少しへこませて専用スペースを作ったり、階段の一段目の蹴込み板部分をくり抜いて基地にしたりと、色々なアイデアがありますよ。

3. 小上がりや造作棚の下

リビングに小上がりの和室スペースや、壁付けの収納棚を設ける場合、その下の一部をオープンスペースにしてルンバ基地にするのもおすすめです。空間を無駄なく使えますし、見た目もスマートですよね。

どこに設置するにしても、大切なのは「コンセントの位置」「ルンバの通り道」です。

後から延長コードで配線がごちゃごちゃ…とならないように、計画段階でコンセントの場所をしっかり考えておくことが、スッキリとしたルンバ基地を作る一番のポイントですよ!

総括:ルンバの大きさ選び

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • ルンバ本体の高さはほとんどの機種で約9.2cm
  • ソファやベッドの下を掃除できるよう設計されている
  • 本体の幅は約31cmから35cmが主流
  • ダイニングチェアの脚の間も通れるサイズ感
  • 最もコンパクトなモデルはD字型のs9+
  • 乗り越えられる段差の高さは約2cmまで
  • 厚手のラグや敷居は基本的に乗り越え可能
  • 掃除できる広さの限界は最大112畳で日本の住宅では十分
  • 稼働音は60dBから70dBが一般的で普通の会話より少し大きい程度
  • 不在時に動かすなどスケジュール機能の活用がおすすめ
  • 基地の周りには左右50cm、前方1.2mのスペースが必要
  • クリーンベース付きモデルは高さが約50cm必要で設置場所が限られる
  • 収納を作るなら幅40cm、高さ15cm(クリーンベースなら50cm)以上が目安
  • ソファ下や階段下などデッドスペースの活用もおすすめ
  • どこに置くにしてもコンセントの位置が重要

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