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洗濯機のコンセントは抜く?差しっぱなし?位置や高さについても解説

洗濯機のマメ知識

洗濯機のコンセントって、差しっぱなしでいいのか毎回抜くべきなのか、意外と悩みますよね?

アース線の接続や、設置するときのコンセントの高さや位置など、細かい疑問もたくさんあると思います。特にドラム式洗濯機のような大型家電になると、消費電力も気になるところです。

また、コンセント周りのほこりが原因で起こるトラッキング現象などのトラブルも避けたいもの。

延長コードを使っても大丈夫なのか、冷蔵庫と同じコンセントを共有していいのかなど、知っているようで知らないことも多いのではないでしょうか?

この記事では、家電量販店で働く私が、洗濯機のコンセントに関するさまざまな疑問について、基本的な使い方から設置のポイント、トラブルの解決法まで分かりやすく解説していきます。

この記事のポイント
  • 差しっぱなしにするメリットとデメリット
  • 消費電力や延長コード使用時の注意点
  • コンセントの最適な高さと位置
  • トラブルを未然に防ぐための掃除や対策

洗濯機のコンセント周りの基本的な使い方

クリーン家電ガイド:イメージ

まずは、洗濯機のコンセントに関する基本的な知識から見ていきましょう。毎日使うものだからこそ、正しい使い方を知っておくことが大切です。

差しっぱなしにするかどうかの判断や、アース線の必要性など、お客様からよくいただく質問を中心にお答えしていきますね。

洗濯機のコンセントは差しっぱなしで大丈夫?

多くのご家庭では、洗濯機のコンセントを差しっぱなしにしているのではないでしょうか?

基本的には、洗濯機のコンセントは常に差したままで問題ないとされています。毎回抜き差しすると、コンセントやプラグの部分が傷んでしまう可能性も考えられます。

特に、洗濯機置き場は狭くて抜き差しがしにくいことも多いですよね。

ただ、長期間家を空ける旅行や帰省の際は、安全のために抜いておくことをおすすめします。

また、雷が鳴っている時も、家電製品を雷サージから守るためにコンセントを抜いておくと、より安心感があるかもしれません。

最近の洗濯機には待機電力を抑える機能がついているモデルも多いので、電気代を心配しすぎる必要はあまりないと思います。

使わない時コンセントは抜くべき?節電効果は

洗濯機を使わない時にコンセントを抜くと、節電になるのか気になりますよね。
洗濯機には待機電力というものがあり、コンセントに差しているだけでわずかな電力を消費しています。

ただ、その電力は非常に小さいと言われています。
聞いた話によると、洗濯機の待機電力は年間で数十円から数百円程度とされています。この金額をどう捉えるかは人それぞれですが、節電効果はそこまで大きくないかもしれません。

先ほどもお伝えしたように、頻繁な抜き差しはコンセントやプラグの劣化につながる可能性もあります。節電を意識することも大切ですが、安全性や利便性とのバランスを考えて判断するのが良いのではないでしょうか。

洗濯機のコンセントのアース接続は必須?

洗濯機のプラグについている緑色の線、これがアース線です。
アース線は、万が一製品が漏電してしまった場合に、電気を地面に逃がして感電を防ぐための大切な役割があるとされています。

洗濯機は水を使う家電製品なので、特に安全性が重視されます。
法律で義務付けられているわけではありませんが、取扱説明書ではアース線の接続が強く推奨されていることがほとんどです。

もしコンセントにアース端子がない場合は、電気工事店に相談してアース端子付きのコンセントに交換してもらうのが最も確実な方法と言えます。

賃貸物件などで工事が難しい場合は、簡易的なアース接続の方法もあるようですが、安全を考えて必ず資格を持った専門家へ相談をしてくださいね。

冷蔵庫と洗濯機のコンセントは同じでいい?

洗濯機置き場の近くに冷蔵庫を置いているご家庭も多いと思います。
「冷蔵庫と洗濯機のコンセントは同じでも大丈夫?」という質問もよくいただきます。

基本的に、一般的な家庭用のコンセントは1500Wまで対応していることが多いです。

冷蔵庫は常に稼働していますが、消費電力は比較的安定しています。一方、洗濯機は洗いやすすぎ、特に乾燥機能を使う際に大きな電力を消費します。

例えば、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX129DL」の場合、洗濯時の消費電力は250Wですが、乾燥時は1190Wとされています。(2025年8月時点)

両方を同時に最大電力で使うと、合計が1500Wを超えてブレーカーが落ちる可能性があります。

できれば、洗濯機、特に乾燥機能付きのものは専用のコンセントで使用するのが望ましいと考えられます。

洗濯機のコンセントの種類と形状を確認

ご家庭の洗濯機置き場のコンセントを一度見てみてください。
日本の家庭で一般的に使われているのは、2つの穴が開いた「Aタイプ」と呼ばれるコンセントです。

電圧は100Vが標準ですね。
洗濯機のプラグも、このAタイプに対応した形状になっています。

最近の住宅では、アース端子が付いたコンセントが設置されていることが多いです。
形状としては、2つの差し込み口の下に、アース線を接続するためのネジが付いたカバーがあるタイプが一般的です。

もし古い住宅でアース端子がない場合は、先述のように専門業者に交換を依頼することをおすすめします。

海外製の洗濯機を検討している場合は、電圧やプラグの形状が日本と異なることがあるので、購入前に必ず確認が必要です。

洗濯機のコンセント設置とトラブル解決法

クリーン家電ガイド:イメージ

次に、洗濯機を設置する際のコンセントの位置や、起こりがちなトラブルへの対処法について解説します。ちょっとした工夫で使いやすさが大きく変わったり、トラブルを未然に防いだりすることができますよ。

新築やリフォームを考えている方は特に参考にしてくださいね。

洗濯機のコンセントに最適な高さと位置

洗濯機のコンセントの高さや位置は、意外と重要なんです。
一般的に推奨されている高さは、洗濯パンの縁から20cm以上、床からは110cm〜120cm程度の高さです。このくらいの高さにあれば、水がかかりにくく、漏電のリスクを減らすことができるとされています。

また、洗濯機本体でコンセントが隠れてしまうこともなく、抜き差しがしやすいというメリットもあります。

位置については、洗濯機の真裏は避けた方が良いでしょう。
本体と壁の間に十分なスペースがないと、プラグに無理な力がかかって断線の原因になったり、ほこりが溜まりやすくなったりします。洗濯機の横や、少し上の壁面に設置するのがおすすめです。

これから家を建てる方やリフォームを予定している方は、設置したい洗濯機のサイズをあらかじめ決めておき、最適な位置を設計士さんや工務店の方に相談すると失敗がないと思います。

洗濯機のコンセントを上手に隠したい場合

「生活感が出てしまうコンセントを隠したい」という方も多いですよね。
洗濯機周りをスッキリ見せるために、コンセントを隠すアイデアはいくつかあります。

一番簡単なのは、コンセントカバーやコンセントボックスを使う方法です。100円ショップやホームセンターなどで、おしゃれなデザインのものがたくさん売られています。ほこり防止にもなるので一石二鳥ですね。

DIYが得意な方なら、すのこやワイヤーネットを使って棚を作り、目隠しにするのも素敵です。

ただし、コンセントを隠す際には注意点もあります。
熱がこもらないように、通気性の良いものを選びましょう。

また、タコ足配線のようにプラグがたくさん集まる場所を完全に覆ってしまうと、異常があった時に気づきにくいというデメリットも考えられます。

安全性を第一に考えて、工夫してみてください。

洗濯機のコンセントを延長コードで繋ぐ注意点

洗濯機置き場とコンセントの位置が離れていて、延長コードを使わざるを得ないケースもありますよね。

延長コードの使用は、できれば避けるのが望ましいとされています。
しかし、どうしても必要な場合は、いくつかの点に注意してください。

まず、洗濯機の消費電力に対応できる、太くて丈夫な延長コードを選ぶことが大切です。特に乾燥機能を使う場合は1500W近くになることもあるため、最大容量を必ず確認しましょう。

水周りで使うことを考慮し、防水機能やトラッキング防止機能が付いている製品を選ぶとより安心です。

コードが長すぎると、足を引っ掛けてしまったり、束ねた部分が熱を持ったりする原因にもなります。必要な長さで、できるだけ定格容量の大きいものを選んでください。

ただしこれらの作業は自己責任となりますので、心配な場合は資格を持った専門業者へ相談してくださいね。

洗濯機のコンセントが抜けなくて困った時は

引っ越しや買い替えの時、コンセントからプラグが固くて抜けない、という経験はありませんか?

無理に引っ張ると、プラグやコードが破損したり、壁の中の配線を傷めたりする可能性があり危険です。まずは、必ず洗濯機の電源がOFFになっていることを確認してください。

プラグが抜けない原因の多くは、長年差しっぱなしにしていたことによるプラグの刃の酸化や、ほこりの固着です。

力を入れる際は、必ずプラグの本体部分をしっかりと持ち、まっすぐ手前に引き抜くようにします。左右にこじったり、コードを引っ張ったりするのは絶対にやめましょう。

それでも抜けない場合は、無理をせず電気工事店などの専門業者に相談してくださいね。

洗濯機のコンセントがゆるい時の対処法

逆に、コンセントがゆるくてプラグがすぐに抜けてしまう、というのも困りますよね。

プラグがしっかりと刺さっていないと、接触不良で電力が不安定になり、洗濯機の故障の原因になることがあります。

また、隙間にほこりが溜まりやすく、そこから発火するトラッキング現象のリスクも高まると言われています。

コンセントがゆるくなる主な原因は、壁の中にあるコンセント本体の経年劣化です。
プラグ側ではなく、壁のコンセント側に問題があるケースがほとんどなので、プラグを太らせるような応急処置は危険です。

この場合も、自分で修理しようとせず、必ず専門の業者に依頼してコンセント本体を交換してもらってください。

費用はかかりますが、安全には代えられませんからね。

洗濯機のコンセントの掃除とほこり対策

洗濯機のコンセント周りは、湿気とほこりが溜まりやすい場所です。
プラグとコンセントの隙間に溜まったほこりが湿気を吸うと、電気の通り道ができてしまい、発火することがあります。

これが「トラッキング現象」と呼ばれるもので、火災の原因になることもあるため注意が必要です。

対策としては、定期的な掃除が最も効果的です。

掃除をする際は、必ず洗濯機のブレーカーを落とすか、家全体の大元のブレーカーを切ってから、安全第一で作業してください。

乾いた布で、プラグやコンセント周りのほこりを優しく拭き取ります。プラグを抜いて、刃の部分もきれいにすると良いでしょう。

水気は厳禁なので、濡れた雑巾は使わないでくださいね。

市販のコンセントカバーや、プラグの根元に取り付ける安全カバーなどを活用するのも、ほこり対策として有効です。

総括:洗濯機のコンセントに関する知識まとめ

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 洗濯機のコンセントは基本的に差しっぱなしで問題ない
  • 長期不在時や雷の際は抜くと安心感がある
  • 抜き差しを繰り返すとプラグやコンセントが傷む可能性がある
  • 待機電力による節電効果は限定的
  • 洗濯機と冷蔵庫のコンセント共用は避けるのが無難
  • 特に乾燥運転時は消費電力が大きくなる
  • コンセントの高さは床から110cm以上が推奨される
  • コンセントの位置は洗濯機の真裏を避ける
  • コンセントを隠す際は熱がこもらないように注意する
  • 延長コードは定格容量が大きく防水性のあるものを選ぶ
  • コンセントがゆるい場合は専門業者に交換を依頼する
  • コンセントが抜けにくい時は無理に引っ張らない
  • コンセントの掃除は定期的に乾いた布で行う
  • コンセントカバーの活用もほこり対策に有効
  • トラッキング現象の予防にはほこり対策が重要

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