電気毛布はどこで買う？ホームセンターより安い店と選び方を解説！

布団から出るのが辛い季節、やっぱり頼りになるのが電気毛布ですよね。
でも、いざ買おうと思うと「電気毛布はどこで買うのが一番いいの？」って迷ってしまうこと、よくあります。

「今すぐ暖まりたいから近所のお店で買いたい」とか「少しでも安く手に入れたいからネットで探そうかな」とか、あなたの状況によって正解は変わってくると思います。

実は私、家電量販店で働いているんですが、店頭でもお客様から「どこで買うのがお得なの？」ってこっそり聞かれることが結構あるんですよ。

お店の立場としては「もちろんウチで！」って言いたいところですが、ぶっちゃけて言うと、用途や急ぎ具合によってはホームセンターやネット通販の方がマッチする場合も多いんです。

たとえば、こだわりの素材感を確かめたいなら実店舗一択ですし、型落ちでもいいから安さを追求するならネットのセールが狙い目だったりします。

この記事では、そんな家電店員の私が、プライベートな視点で「電気毛布はどこで買うべきか」を徹底的に解説しちゃいます。
それぞれの購入場所のメリット・デメリットはもちろん、失敗しない選び方や、買っておくと便利な関連グッズまで、私の経験をフル動員してお伝えしますね！

電気毛布はどこで買うのが正解？

「電気毛布が欲しい！」と思っても、販売しているお店はたくさんあって目移りしちゃいますよね。実は、お店ごとに取り扱っている商品の傾向や価格帯、ターゲット層が全然違うんです。

ここでは、ホームセンター、インテリアショップ、そして作業着専門店といった、それぞれの販売店の特徴を深掘りしていきます。あなたの「欲しい！」に一番近いお店がどこなのか、一緒に見ていきましょう。

電気毛布が安いホームセンター

まず最初にチェックしたいのが、身近にあるホームセンターです。カインズやコーナンなど、週末にお買い物に行く方も多いんじゃないでしょうか。

ホームセンターの最大の魅力は、なんといっても「手頃な価格」と「実用性」ですね。

ホームセンターでよく見かけるのは、山善や広電といった、コストパフォーマンスに優れたメーカーの製品が多いです。例えば、シンプルな敷き毛布なら2,000円〜3,000円台で手に入ることもあって、私たち家電量販店の店員から見ても「これは安いな…」って驚くことがあります。

特にPB（プライベートブランド）の商品は、機能はシンプルですが、必要最低限の暖かさはしっかり確保されているので、「とりあえず一枚欲しい」「子供部屋用に安く済ませたい」という場合には最強の選択肢になるかなと思います。

ただ、最新機能満載の機種や、高級感のあるフランネル素材のようなリッチな商品は少ない傾向にあります。「そこまでこだわらないから、とにかく安く！」という方には、まさに穴場スポットと言えるでしょう。

また、シーズンの終わり際（2月頃）に行くと、在庫処分のセールで信じられない価格になっていることもありますよ。来年用に買っておくのも賢い手かもしれませんね。

ついでに自宅で毛布を洗う予定があるなら、毛布がすっぽり入る大きめの洗濯ネットも一緒にチェックしておくと安心です。
洗濯機で毛布を上手に洗うコツをまとめた記事も、サイズ選びの目安として役立ちますよ。

ニトリや無印良品など実店舗の特徴

次は、インテリアやライフスタイルにこだわる方に人気のニトリや無印良品です。

ここの特徴は、なんといっても「デザイン性」と「独自の機能素材」ですよね。
家電量販店に置いている電気毛布って、どうしても「家電！」っていう見た目のものが多いんですが、これらのお店の商品はインテリアに馴染むのが嬉しいポイントです。

まずニトリですが、やっぱり強いのが「Nウォーム」シリーズの電気毛布ですね。「洗える電気敷き毛布（Nウォーム）」などは、電気を入れなくても生地自体が吸湿発熱素材で暖かいんです。

これ、すごくないですか？
省エネ意識が高い方には特におすすめです。「洗濯機OK」って大きくパッケージに書いてあるのも、主婦目線では安心感がありますよね。

ただ、ニトリの商品は季節在庫の管理が徹底されているので、本格的に寒くなる前に売り切れてしまうことも多いんです。欲しいと思ったら11月中にはゲットしておかないと、後悔することになるかもしれません。

そして無印良品。
「羽織れる電気ブランケット」などが人気ですが、スモーキーピンクやダークグレーといった絶妙な色合いがおしゃれなんですよね。コントローラーもシンプルで、生活感が出にくいのが最高です。

ただ、安全性を重視してか温度設定が少し控えめな印象もあります。
でも、それが逆に「熱くなりすぎなくて良い」という声もあるので、小さなお子様がいるご家庭には安心材料になるかもですね。

どちらも「触って確かめられる」のが実店舗の強み。「Nウォーム」の手触りや、無印の生地感をぜひ店頭で確かめてみてください。

ワークマンで人気の着る電気毛布

最近、ものすごい勢いで注目されているのがワークマンです。

「え、作業着のお店でしょ？」なんて侮ってはいけませんよ。今やアウトドアやカジュアルウェアのトレンド発信地ですからね。

ワークマンでチェックすべきは、電気毛布というよりは、コンセントがいらない「バッテリー駆動」のヒーターウェアです。

特に「着るコタツ」シリーズとして話題のヒーターベストや、バッテリー対応のブランケットなどは、専用のバッテリーを使って暖めるタイプなので、コードの呪縛から解放されるんです！

これ、家の中での家事や、ちょっとベランダに出るとき、さらにはキャンプや車中泊といったアウトドアシーンでめちゃくちゃ便利なんですよ。

私たち家電量販店で扱っているのは基本的にAC電源（コンセント）タイプが主流なので、この機動力はワークマンならではの強みだなって正直羨ましく思います。
生地も耐久性が高くて汚れに強い素材を使っていることが多いので、ガシガシ使えるのも頼もしいですよね。

ただ、バッテリー駆動なので、AC電源タイプに比べるとパワーや持続時間はどうしても劣ります。
「一晩中布団の中で使いたい」というよりは、「アクティブに動きながら暖を取りたい」というシーン向けかなと思います。

人気すぎてシーズンに入ると即完売することもしばしば。見つけたら即買いレベルのレアアイテムになりつつあるので、こまめなチェックが必要ですよ。

電気毛布をどこで買う？選び方について

販売店ごとの特徴が見えてきたところで、次は「じゃあ、結局どうやって選べば失敗しないの？」という核心に迫っていきましょう。

実際に商品を選ぶ際には、実物を見て触ることも大事ですし、ネット上の膨大なレビューや価格比較も重要です。

ここでは、家電量販店、ネット通販、そして緊急時のドン・キホーテといったチャネルごとの使い分け方や、賢い買い物のコツを店員視点で伝授しますね。

家電量販店で実物を確認するメリット

はい、ここが私のホームグラウンド、家電量販店です（笑）

ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどで買う最大のメリットは、やっぱり「比較検討」と「店員への相談」ができることでしょう。

シーズンになると、パナソニック、コイズミ、広電、椙山紡織など、主要メーカーの最新モデルがずらりと並びます。

ここで一番やってほしいのが、「生地の手触り」の確認です。
写真だけじゃわからない、フランネルのふわふわ感や、綿素材のさらっとした感触、こればかりは触ってみないと好みかどうかわかりませんよね。毎日肌に触れるものだから、ここ妥協すると結構ストレスになっちゃいます。

また、機能面の違いを詳しく聞けるのもメリットです。
例えばパナソニックの「DB-R31M」のような上位機種だと、室温センサーが付いていて、明け方の冷え込みに合わせて自動で温度を上げてくれる機能があったりします。

こういう細かいスペックの違いって、パッケージを見ただけじゃわかりにくいですよね。そんな時こそ、私たち店員を捕まえて質問攻めにしてください！
「洗えるって書いてあるけど、ドラム式はダメなの？」とか「電気代って実際どれくらい？」とか、リアルな疑問にお答えしますよ。

あと、シーズンの初めには全ラインナップが揃っているので、一番選び放題な時期です。
「とりあえず現物を見て、納得して買いたい」という慎重派のあなたには、家電量販店が一番安心できる場所かなと思います。

電気毛布が他の暖房器具と比べてどれくらい電気代が安いかを詳しく知りたい方は、暖房器具ごとの1時間あたりの電気代を比較した記事もあわせてチェックしてみてください。

Amazonや楽天などネット通販の魅力

「お店に行く時間がない」「もっと安く買いたい！」というあなたには、Amazonや楽天市場などのネット通販が最強の味方です。

ネット通販の魅力は、なんといっても「圧倒的な品揃え」と「価格競争」ですね。

実は、ネット通販でしか買えない「限定型番」というものが存在するのをご存知ですか？
例えば広電などは、Amazon限定の型番を出していて、中身は量販店モデルとほぼ同じなのに、簡易包装にするなどでコストを抑えて安く販売していることがあるんです。
これ、知ってる人だけが得する裏技みたいなものですよね。

それに、ブラックフライデー（11月末）や楽天スーパーセールのタイミングだと、ポイント還元も含めて実質価格がものすごく下がることがあります。
「TOPZEE」みたいな海外の新興ブランドもセールで半額近くになることがあって、宝探し感覚で楽しめますよ。

また、椙山紡織（Sugiyama）のような、「ザ・日本の電気毛布」といった老舗メーカーの製品もネットでは大人気です。
「SB-S103」なんていう伝説的なベストセラーモデルは、レビュー数も桁違いで安心感がありますよね。「近くのお店に売ってないけど、どうしてもこのメーカーのが欲しい！」という指名買いにはネットが一番です。

ただし、届くまで手触りが確認できないのが唯一の弱点。
「思ってたより薄かった…」なんて失敗を防ぐために、レビューの「厚み」や「肌触り」に関するコメントはしっかりチェックしておきましょうね。

ドンキホーテなら深夜でもすぐに買える

「今夜から急激に冷え込むらしい！」
「暖房が壊れて今すぐ電気毛布がないと凍えそう！」
…そんな緊急事態の救世主となるのが、ドン・キホーテです。

深夜まで営業している店舗が多いので、「今すぐ欲しい」というニーズに応えられる唯一の場所と言っても過言じゃありません。

ドン・キホーテの電気毛布売り場は、まさに宝の山。
大手メーカーの型落ち品がびっくりするような価格で山積みされていたり、ジェネリック家電ブランドの掘り出し物が見つかったりします。

「情熱価格」のPB商品もあったりして、とにかく安く手に入れたい時には頼りになりますね。

ただ、ラインナップは流動的で、「このメーカーのこの機能が付いたモデルが欲しい」という指名買いには向きません。あくまで「その場にあるものから選ぶ」というスタイルになります。

でも、「とにかく今夜を乗り切りたい！」という切羽詰まった状況なら、スペックなんて二の次ですよね（笑）

また、ドンキならではの圧縮陳列の中から自分好みのものを探し出すのも楽しいものです。
たまに有名メーカーの高級モデルがひっそりと安くなっていたりするので、深夜のドライブがてら掘り出し物を探しに行くのもアリかもしれませんよ。

在庫状況はその時々によるので、あくまで「あったらラッキー」くらいの感覚で行くのがおすすめです。

結局のところ電気毛布はどこで買うべき？

ここまで色々な購入場所を紹介してきましたが、「で、結局私にはどこがいいの？」って思いますよね。

最後に、あなたのタイプ別におすすめの購入場所をまとめてみました。自分に当てはまるスタイルを見つけて、後悔のないお買い物をしてくださいね！