使わなくなった掃除機の処分にお困りではありませんか?
新しい掃除機に買い替えたいけれど、いらなくなった掃除機はどうすればいいのか分からない方も多いと思います。
掃除機の引き取りを無料で行ってもらう方法は実はいくつかあるんです。
粗大ゴミとして出すと料金がかかってしまいますが、家電量販店やホームセンター、ニトリなどのサービスを上手に活用すれば、費用をかけずに処分できる場合があります。
買い替えのタイミングで下取りサービスを利用したり、まだ使える掃除機であればフリマアプリで売却したりと、選択肢は思っている以上に豊富です。処分方法によってはお金をもらえる場合もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
掃除機の引き取りを無料で行う方法

掃除機が不要になったとき、どのような選択肢があるのか迷ってしまいますよね。
実は掃除機の処分方法には多くの選択肢があり、状況に応じて最適な方法を選ぶことで費用を抑えたり、逆にお金を得たりすることも可能なんです。まだ使える状態なのか、完全に故障しているのかによっても適切な処分方法は変わってきます。
いらなくなった掃除機はどうすればいい?
新しい掃除機を購入したり引っ越しなどで掃除機が不要になったとき、まず考えたいのは掃除機の状態です。正常に動作するのか、外観に大きな傷や汚れがないか、付属品は揃っているかなどを確認しましょう。
掃除機の状態によって最適な処分方法が大きく変わります。まだ十分使える状態であれば売却を検討し、故障していても部品として価値がある場合は引き取りサービスを利用するという選択肢があります。
処分を急ぐ必要があるかどうかも判断材料になります。時間に余裕があればフリマアプリでの売却を試し、すぐに処分したい場合は店舗での引き取りサービスを利用するなど、スケジュールに合わせて方法を選ぶことが大切です。
リサイクルショップを活用する

リサイクルショップでの買取は、状態の良い掃除機であれば最もお得な処分方法といえます。特にダイソンやシャープ、パナソニックなど人気メーカーの製品は中古市場でも需要が高く、購入から3年以内の新しいモデルであれば数千円から数万円での買取も期待できます。
買取査定では掃除機の年式、メーカー、型番、動作状況、外観の状態などが評価されます。ノズルや取扱説明書などの付属品が揃っていると査定額がアップする可能性があります。
リサイクルショップでは店頭買取、出張買取、宅配買取の3つの方法を選択できます。重い掃除機を店舗まで運ぶのが困難な場合は、出張買取や宅配買取を利用すると便利です。出張買取では自宅まで査定員が来てくれるため、その場で現金を受け取れます。
ただし買取には注意点もあります。古い機種や故障している掃除機は買取対象外となる場合が多く、事前に電話で確認しておくことをおすすめします。また、買取価格は市場の需要と供給によって変動するため、期待した金額にならない可能性もあります。
万が一買取不可となった場合でも、多くのリサイクルショップでは無料で引き取り処分してくれます。処分費用がかからないだけでもメリットがあるため、まずは査定に出してみる価値があるでしょう。
不用品回収業者の無料サービス

不用品回収業者の中には掃除機を無料で引き取ってくれる業者があります。これらの業者は小型家電リサイクル法に基づいてサービスを提供しており、掃除機に含まれる金属やプラスチック部品を適切にリサイクルしています。
特に他の不用品と一緒に処分する場合は効率的で、引っ越しや大掃除の際にまとめて回収してもらえるため便利です。業者によってはパソコンと一緒に回収を依頼すると掃除機の処分が無料になるサービスもあります。
リネットジャパンリサイクルなどの環境省認定の業者では、宅配便での回収も行っています。指定の段ボールに掃除機を入れて発送するだけで、自宅から一歩も出ることなく処分が完了します。
しかし不用品回収業者を利用する際は注意が必要です。中には悪質な業者も存在し、後から高額な料金を請求されるケースがあります。必ず事前に料金体系を確認し、市町村の認定を受けた正規の業者を選ぶことが大切です。
業者選びでは複数社から見積もりを取り、サービス内容と料金を比較検討することをおすすめします。口コミや評判も参考にして、信頼できる業者を見つけましょう。
フリマアプリで売却する

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリは、リサイクルショップよりも高値で売却できる可能性が高い方法です。中間業者を通さない個人間取引のため、業者の利益分が価格に上乗せされないからです。
特に人気ブランドの掃除機や最新モデルであれば、状態次第では定価の5割から7割程度で売却することも可能です。ダイソンのコードレス掃除機やルンバなどのロボット掃除機は中古でも人気が高く、良い条件で売却できる傾向があります。
出品時は商品の状態を正確に記載し、動作確認の様子や傷の有無など詳細な写真を複数枚掲載することが大切です。購入者が安心して取引できるよう、丁寧な説明文を心がけましょう。
メルカリは出品から売却までのスピードが早く、需要の高い商品であれば数時間から数日で売れることもあります。一方ヤフオクはオークション形式のため、複数の入札者が競い合うことで予想以上の高値になる場合があります。
ただしフリマアプリでの売却には手間と時間がかかります。撮影、商品説明の作成、価格設定、購入者とのやり取り、梱包、発送まで全て自分で行う必要があります。また売れるまでの期間は家に保管しておく必要があり、すぐに処分したい場合には向きません。
掃除機を無料で引き取りしてもらうには

買い替えのタイミングや特定の条件を満たすことで、掃除機を無料で引き取ってもらえるサービスがいくつかあります。
各店舗やサービスによって条件が異なるため、事前に詳細を確認してから利用することが大切です。上手に活用すれば処分費用を大幅に節約できますよ。
家電量販店の買い替えによる下取りサービス
家電量販店の下取りサービスは、新しい掃除機を購入する際に古い掃除機を引き取ってもらえる便利なサービスです。新商品の配送と同時に古い掃除機を回収してもらえるため、処分のタイミングを気にする必要がありません。
ヤマダ電機では2017年製から2024年製までの主要メーカーの掃除機を対象に、最大2,000円での買取査定を実施しています。電源コードや付属品が欠品している場合は買取対象外となりますが、買取不可の場合でも1,100円で引き取り処分してもらえます。
ビックカメラでは対象商品の購入と同時に小型家電リサイクル券を購入することで、最大12,000円の下取りキャンペーンを実施中です。古くて壊れている掃除機でも引き取り対象となる点が魅力的です。
ノジマの下取りチェッカーは家電業界初の市場価格に基づいた査定サービスで、スマートフォンやパソコンから簡単に査定額を確認できます。故障していても査定対象となり、下取り価格がつかない場合でも新商品を購入すれば無料で引き取ってもらえます。
コジマでは指定の掃除機とパソコン・小型家電リサイクル券を同時購入すると、1,000円から最大12,000円の値引きが受けられます。エディオンやヨドバシカメラでは下取りは実施していませんが、それぞれ550円と1,100円程度で有料引き取り処分を行っています。
ただし、どのサービスも2025年6月現在の状況です。実際にご利用になる際には、あらためて各サービスに問い合わせてくださいね。
ホームセンターでの処分サービス

一部のホームセンターでも掃除機の引き取りサービスを提供していますが、家電量販店ほど充実したサービスではありません。主に小型家電リサイクル法に基づく回収サービスとして実施されています。
ホームセンターの引き取りサービスは店舗によって内容が大きく異なります。商品購入時に限り無料引き取りを実施している店舗もあれば、有料でのみ対応している場合もあります。掃除機以外の商品を購入する予定がある場合は、タイミングを合わせて利用すると良いでしょう。
環境に配慮した適切な処分が行われている点は安心できますが、全てのホームセンターで引き取りサービスを実施しているわけではありません。利用前にお近くの店舗に直接問い合わせて、サービス内容と料金を確認することが大切です。
ニトリで引き取ってもらえる?
ニトリでも家電の引き取りサービスを提供していますが、残念ながら無料ではありません。ニトリの引き取りサービスは有料で、特定の条件を満たした場合のみ利用可能です。
ニトリでは家電リサイクル法対象の4品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)の回収は行っていますが、掃除機は小型家電に分類されるため別途小型家電リサイクル券の購入が必要になります。リサイクル券は2,200円からとなっており、商品購入時に同時購入する必要があります。
このサービスはニトリネット限定となっているため、実店舗では利用できません。新しい商品の配送と同時に古い掃除機を回収してもらえるタイミングの良さはありますが、費用がかかることを理解しておきましょう。
ニトリはリネットジャパンリサイクル株式会社と提携してサービスを提供しており、適切なリサイクル処理が行われています。ただし引き取り対象外となる製品もあるため、事前に対象商品を確認しておくことをおすすめします。
掃除機の粗大ゴミ料金

自治体の粗大ゴミ回収サービスは最後の手段として覚えておきたい処分方法です。確実に処分できる方法ですが、費用がかかることを理解しておく必要があります。
掃除機は一般的に粗大ゴミに分類され、自治体によって300円から1,000円程度の回収費用が設定されています。東京都内では400円から500円程度、大阪市では200円、名古屋市では250円など、地域によって料金に差があります。
粗大ゴミとして出す場合は事前予約が必要で、予約から回収まで最低でも1週間程度の時間がかかります。急いで処分したい場合には向かない方法といえるでしょう。粗大ゴミ処理券を購入し、指定日に指定場所に出すという手順を踏む必要があります。
一部の自治体では掃除機を分解してサイズを小さくすれば、不燃ゴミとして無料で処分できる場合もあります。お住まいの自治体のホームページで詳細なルールを確認してみてください。
小型家電回収ボックスが設置されている自治体では、小さなハンディクリーナーなどであれば無料で処分できることもあります。ただし回収ボックスに入らないサイズの掃除機は対象外となるため、一般的なキャニスター型やスティック型の掃除機では利用できません。
総括:掃除機の引き取りを無料で行う方法
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。