毎日の掃除に欠かせない掃除機。
その中でも人気の高い東芝トルネオシリーズを使っていると、ある日突然「あれ?吸引力が弱くなった?」と感じることはありませんか。
せっかく購入した掃除機だからこそ、長く快適に使いたいものです。吸引仕事率の高さが魅力のトルネオが本来の力を発揮できないとなると、ストレスも溜まります。
キャニスターからコードレスまで、様々なタイプがあるトルネオシリーズですが、ユーザーからの評判では「パワフルで使いやすい」という声がある一方で、時には「吸わなくなった」という悩みも。
実は、ちょっとしたお手入れや簡単なチェックで、多くの場合は元の吸引力を取り戻せるのです。
この記事では、愛用の東芝掃除機トルネオが吸わなくなったときの原因と対処法をわかりやすく解説します。
東芝掃除機トルネオが吸わない?考えられる原因と対処法

「あれ?なんだか最近、東芝のトルネオの吸いが悪い気がする…」なんて感じていませんか。
毎日使う掃除機だからこそ、吸引力が落ちると気になりますよね。
でも、すぐに故障と決めつけるのは早いかもしれません。
ここでは、東芝掃除機トルネオが吸わない場合に考えられる原因と、ご家庭で試せる対処法について解説します。
吸わない原因
東芝の掃除機トルネオの吸引力が低下する主な原因は、いくつか考えられます。
最も一般的なのは、ダストカップにゴミが満杯になっているケースです。フィルターが目詰まりしている場合も、空気が通りにくくなり吸引力が著しく落ちることがあります。
また、ヘッドのブラシに髪の毛やペットの毛、糸くずなどがびっしり絡まっていると、ブラシの回転が悪くなったり、ゴミをうまく吸い込めなくなったりします。
意外と見落としがちなのが、ホースや延長管、ノズルの内部に大きなゴミが詰まっている可能性です。靴下や小さなおもちゃなどを吸い込んでしまうと、空気の通り道を塞いでしまうことがあります。
長年使用している場合は、部品の摩耗やモーターの劣化といった経年劣化も原因の一つとして考えられますね。
フィルターのお手入れ方法

トルネオの吸引力を保つためには、フィルターの定期的メンテナンスがとても大切です。
フィルターが目詰まりすると、吸引力が低下するだけでなく、モーターに負担がかかり故障の原因にもなりかねません。
まず、ダストカップを取り外し、中のゴミを捨ててください。
その後、フィルターユニットを取り出します。
多くのトルネオシリーズでは、プリーツフィルターやお手入れカバーなどがセットになっています。
プリーツフィルターに付着したホコリは、付属のお手入れブラシや、なければ使い古しの歯ブラシなどで優しくこすり落としましょう。
水洗い可能なフィルターの場合は、取扱説明書を確認の上、優しく洗い、風通しの良い日陰で十分に乾燥させてから本体に戻します。乾燥が不十分だと、カビや臭いの原因になるため注意が必要です。
お手入れの頻度は、使用状況にもよりますが、メーカーは月に1回程度を推奨していることが多いです。
ヘッドブラシのゴミ絡み
掃除機のヘッドブラシは、床のゴミをかき集めて吸い込むための重要なパーツです。ここに髪の毛やペットの毛、糸くずなどが絡まると、ブラシの回転が妨げられ、結果として吸引力が低下してしまいます。
お手入れの際は、まず掃除機の電源がオフになっていることを確認してください。
ヘッドを裏返し、ブラシ部分が見えるようにします。絡まっているゴミを手で取り除くか、ハサミやカッターなどを使って慎重に切りながら取り除きましょう。
ただし、ブラシの毛やヘッド自体を傷つけないように注意が必要です。
機種によっては、ブラシが簡単に取り外せる構造になっているものもあります。その場合は、取り外して水洗いできることもありますので、取扱説明書で確認してみてください。
ヘッドブラシをきれいに保つことで、ゴミの取り残しを防ぎ、快適な掃除を維持できます。
まず試す応急処置
「急にトルネオが吸わなくなった!」そんな時は、まずいくつかのポイントを確認してみましょう。
最初に、ダストカップのゴミがいっぱいになっていないか確認してください。
ゴミがいっぱいだと、それ以上吸い込むことができません。
次に、フィルターが目詰まりしていないかチェックします。
ホコリがたまっているようなら、お手入れブラシなどで清掃しましょう。
ヘッドブラシに髪の毛などが絡まっていないかも見てください。
絡まっている場合は取り除きます。
そして、ホースや延長管、ノズルの中に何か詰まっていないか確認します。
懐中電灯などで照らしてみると、詰まりが見つかることがあります。
それでも改善しない場合は、一度電源プラグをコンセントから抜き、数分待ってから再度差し込んでみてください。
一時的な不具合であれば、これでリセットされることもあります。
これらの応急処置で改善しない場合は、部品の故障なども考えられるため、無理せず専門の修理窓口に相談することをおすすめします。
吸引仕事率とパワー
掃除機の吸引力を示す指標の一つに「吸引仕事率」があります。これはワット(W)で表され、数値が大きいほどゴミを吸い込む力が強いとされています。
東芝トルネオシリーズの吸引仕事率は、機種によって異なります。
例えば、強力なパワーが特徴のキャニスター型では、300W~450W程度のモデルが多く見られます。
一方、手軽さが魅力のコードレススティック型では、100W~200W前後のモデルが主流です。最近では、コードレスでも200Wを超えるハイパワーな機種も登場しています。
ただし、吸引仕事率の数値だけで掃除機の性能が決まるわけではありません。ヘッドの構造や気密性、ブラシの回転力なども、実際のゴミの取れ具合に大きく影響します。
フローリング中心か、カーペットが多いかなど、ご家庭の床材によっても適切なパワーは変わってきます。
一般的に、カーペットの奥のゴミをしっかり吸い取りたい場合は、吸引仕事率が高いモデルが有利と言えるでしょう。
お店で実際に試してみたり、製品の仕様をよく比較したりして、ご自身の環境に合ったパワーの掃除機を選ぶことが大切です。
東芝掃除機トルネオが吸わない|買い替え前の確認事項

東芝のトルネオシリーズは人気がありますが、「吸わない」という声も時折耳にするかもしれません。
実際のところはどうなのでしょうか。
ここでは、トルネオのキャニスター型・コードレス型の特徴、そして買い替えを検討する際のポイントなどを解説します。ご自身のライフスタイルに合った一台を見つけるお手伝いができれば幸いです。
キャニスター型トルネオの特徴
東芝のキャニスター型トルネオは、伝統的な形状ながらもパワフルな吸引力と充実した機能が魅力です。本体にモーターやダストカップが搭載されており、ホースと延長管、ヘッドをつないで使用します。
最大のメリットは、やはりその強力な吸引力でしょう。
コードレスタイプと比較して、一般的に吸引仕事率が高く、カーペットの奥に入り込んだゴミや、大きなゴミもしっかりと吸い取ることができます。
また、バッテリー切れの心配がなく、広い範囲を長時間掃除したい場合に適しています。
多くのモデルで、ゴミを強力に圧縮する機能が搭載されており、ゴミ捨ての頻度を減らせるのも特徴です。フィルターのお手入れが比較的簡単な機種も多いです。
デメリットとしては、本体が大きく重いため、持ち運びや収納に場所を取ること、コードの抜き差しが必要なことなどが挙げられます。階段など段差のある場所の掃除には、少し不便を感じるかもしれません。
コードレス型トルネオの使い勝手
東芝のコードレス型トルネオは、手軽さと取り回しの良さで人気を集めています。コンセントの場所を気にせず、気づいた時にサッと掃除できるのが最大の魅力です。
軽量コンパクトなモデルが多く、階段や車の中、家具の隙間など、掃除しにくい場所でも活躍します。ハンディクリーナーとして使える2in1タイプの機種もあり、一台で家中の様々な場所をきれいにできます。
最近では、吸引力も向上しており、メインの掃除機として十分な性能を持つモデルも増えてきました。
一方で、デメリットとしては、バッテリーの持続時間に限りがある点が挙げられます。広い家全体を一度に掃除したい場合や、じっくり時間をかけて掃除したい場合には、途中でバッテリーが切れてしまう可能性があります。
また、キャニスター型に比べると、一般的に吸引仕事率がやや低い傾向にあります。ゴミの吸引量を重視する方や、カーペットの奥のゴミまでしっかり吸い取りたい方は、吸引力の高いモデルを選ぶと良いでしょう。
買い替え前に寿命の確認

掃除機の寿命は、使用頻度やお手入れの状況によって大きく変わりますが、一般的には6年から10年程度と言われています。東芝トルネオシリーズも例外ではありません。
寿命が近づいているサインとしては、まず吸引力の著しい低下が挙げられます。
フィルターやダストカップをきれいにしても改善しない場合は、モーターの劣化が考えられます。また、運転中の異音や異臭、本体が異常に熱くなるなどの症状も注意が必要です。
電源コードの断線や接触不良、スイッチを入れても動かない、あるいは途中で止まってしまうといった不具合も寿命のサインかもしれません。
バッテリー式のコードレスタイプの場合は、バッテリーの持ちが極端に短くなったり、充電してもすぐに使えなくなったりしたら、バッテリーの寿命が考えられます。
バッテリー交換で対応できる場合もありますが、本体自体が古くなっていれば買い替えを検討するタイミングかもしれません。修理費用と新しい製品の価格を比較して、どちらがお得か考えることも大切です。
総括:東芝の掃除機トルネオが吸わない
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。