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シャープの加湿空気清浄機が加湿されない原因と対処法!

シャープ 加湿空気清浄機 加湿されない1 メーカー・ブランド

冬の乾燥対策に欠かせないシャープの加湿空気清浄機。
でも、いざ使おうとしたら「あれ?なんだか加湿されてないかも…」と感じたことはありませんか?

水は入れているはずなのに湿度が上がらないとお部屋の乾燥は進む一方ですし、なんだかモヤモヤしますよね。

実は、シャープの加湿空気清浄機が加湿されない原因は、ちょっとした見落としや簡単なお手入れで解決することがほとんどなんです。

フィルターの汚れや、意外と見落としがちな水車のチェックなど、いくつか確認したいポイントがあります。故障かな?と諦めてしまう前に、ご自宅でできることを試してみませんか?

この記事では、シャープの加湿空気清浄機が加湿されないときに考えられる原因から、具体的なお手入れの方法、さらにはフィルターの交換時期の見極め方まで、分かりやすく解説していきます。

この記事のポイント
  • 加湿されない時にまず確認すべきこと
  • フィルターや水車など原因別のチェックリスト
  • 自分でできる具体的なお手入れと掃除の方法
  • 修理を依頼する前に試せること

シャープの加湿空気清浄機が加湿されない原因

クリーン家電ガイド:イメージ

シャープの加湿空気清浄機がしっかり加湿してくれない時、多くの方が「もしかして故障?」と不安に感じてしまうかもしれませんね。でも、その原因は意外とシンプルなことが多いんです。

ここでは、加湿されない時に考えられる主な原因を一つずつ見ていきましょう。ご自身の状況と照らし合わせながら、チェックしてみてください。

湿度が上がらないときのチェック項目

⚙️
運転モードの確認
「自動」モードになっていると、機械が適切だと判断して加湿を弱めたり停止することがあります
現在の湿度設定を確認してください
設定が低い場合は、少し高めに設定し直してみてください
📐
お部屋の広さとの適合性
お部屋の広さに対して、適用畳数が合っているか確認が大切です
広いお部屋で小さいモデルを使っていると加湿能力が追いつきません
機器の仕様書で推奨畳数をご確認ください
📊
湿度表示の正確性
意外と見落としがちなのが湿度表示の違いです
他の湿度計と表示が違う場合、どちらかが正しくない可能性があります
シャープの空気清浄機は比較的正確ですが、別の湿度計も参考にしてみましょう

最初に確認したいのは、運転モードですね。
「自動」モードになっていると、すでにお部屋の湿度が適切だと機械が判断して、加湿を弱めたり停止したりすることがあります。現在の湿度設定を確認して、もし低く設定されているようであれば、少し高めに設定し直してみてください。

また、お部屋の広さに対して、お使いの加湿空気清浄機の適用畳数が合っているかも大切なポイントです。広いお部屋で小さいモデルを使っていると、どうしても加湿能力が追いつかなくなってしまいます。

そして意外と見落としがちなのが湿度表示です。
他の湿度計と表示が違う場合、どちらかが正しくない可能性も考えられます。シャープの空気清浄機は比較的正確ですが、もし気になるようでしたら、別の湿度計も参考にしてみると良いと思います。

窓が開いていたり、換気扇がずっと回っていたりすると、せっかく加湿した空気が外に逃げてしまうので、そのあたりも一度チェックしてみてくださいね。

加湿フィルターの汚れや寿命

加湿されない原因として、お客様からのお話で最も多いのが、この加湿フィルターの問題なんです。

加湿フィルターは、水道水に含まれるミネラル分などが付着して、だんだんと白く固まったり、黄色っぽく変色してきたりします。これは水アカや汚れで、これがフィルターの網目を塞いでしまうと、水をしっかり吸い上げられなくなり、風が当たっても水分を気化できなくなってしまうんですね。

特に、水道水のミネラル分が多い地域にお住まいだと、汚れが付きやすい傾向があるようです。フィルターを触ってみて、なんだかゴワゴワ、カチカチになっていたら、それは汚れが溜まっているサインかもしれません。

定期的にお手入れをしていても、長年使っているとどうしても汚れは蓄積していきます。
シャープ公式サイトによると、加湿フィルターの交換目安は約10年とされています。ただ、これは1日に約8時間使用した場合の目安なので、使用頻度や水質によってはもっと早く寿命が来てしまうこともあります。

お手入れしてもニオイが取れなくなったり、汚れが全く落ちなくなったりしたら、交換を検討するタイミングだと思います。フィルターは消耗品なので、快適に使うためには定期的なチェックが大切ですね。

水車が回らない

シャープの加湿空気清浄機は、水車(加湿フィルターをセットするトレイ)が回転することで、フィルター全体に効率よく水をいきわたらせる仕組みになっています。

この水車が何らかの原因で回らないと、フィルターの一部しか濡れず、結果的に加湿能力が大きく落ちてしまうんです。

時々、「トレイはちゃんとセットしたはずなのに、なぜか加湿されない」というご相談を受けることがあるのですが、調べてみるとこの水車が原因だった、というケースも少なくありません。

水車が回らない原因で考えられるのは、まず、水アカやゴミが軸の部分に詰まってしまっていることです。特に、長期間お手入れをしていないと、水道水のミネラル分が固まって動きを妨げてしまうことがあります。

トレイを本体から取り出して、手で軽く水車を回してみてください。もし、スムーズに回らない、何かに引っかかるような感じがする、という場合は、汚れが原因の可能性が高いですね。

その場合は、トレイ全体を一度きれいに掃除してみることをおすすめします。細かい部分に汚れが詰まっていることもあるので、使い古しの歯ブラシなどを使うと掃除しやすいですよ。

それでも改善しない場合は、部品の摩耗やモーターの故障も考えられますので、その際はサポートセンターに相談してみてください。

給水ランプが点滅

給水タンクに水はたっぷり入っているはずなのに、給水ランプが点滅または点灯したまま消えない、という症状もよくあるご相談の一つです。

これは、本体が「タンクに水がない」と誤認識してしまっている状態ですね。この状態になると、安全のために加湿機能が停止してしまうので、当然湿度は上がりません。

💧
給水タンクの正しいセット
まず最初に確認したいのは給水タンクが本体に正しくセットされているかです
⚠️ 少しでも斜めになっていたり、奥までしっかり差し込まれていないと水を検知できません
🔧 一度タンクを取り外して、「カチッ」と音がするまで確実にセットし直してください
🔧
タンクキャップとフロート
タンクのキャップが緩んでいると、水がうまく供給されません
キャップがきちんと閉まっているか確認しましょう
フロート(浮き)がタンクの水位を正しく検知します
水位を検知する重要なパーツです
🧽
フロートのメンテナンス
🔍 加湿トレイ側にあるフロートが水アカなどで固着している可能性があります
フロートがスムーズに上下に動くか、指で軽く押して確認してください
動きが悪い場合は、フロート周辺を優しく掃除すると改善します
優しく清拭して動きを確認しましょう

まず最初に確認していただきたいのは「給水タンクが本体に正しくセットされているか」です。
少しでも斜めになっていたり、奥までしっかり差し込まれていなかったりすると、うまく水を検知できないことがあります。一度タンクを取り外して、もう一度ゆっくりと「カチッ」と音がするまで確実にセットし直してみてください。

次に考えられるのが、タンクのキャップやフロート(タンクの水位を検知する浮き)周辺の不具合です。タンクのキャップが緩んでいると、水がうまく供給されないことがあります。キャップがきちんと閉まっているか確認しましょう。

また、加湿トレイ側にあるフロートが、水アカなどで固着して動かなくなっている可能性もあります。フロートがスムーズに上下に動くか、指で軽く押して確認してみてください。もし動きが悪いようでしたら、フロート周辺を優しく掃除してあげると改善することがありますよ。

水位センサーの故障

給水タンクを正しくセットしても、フロートの動きに問題がなくても給水ランプが消えない…。そうなると、水位センサー自体の故障が疑われます。

水位センサーは、加湿トレイの中にあるフロートの動きを検知して、水の有無を判断する大切な部品です。このセンサーが故障してしまうと、フロートが正常に動いていても、その情報を本体に正しく伝えられなくなってしまいます。

結果として、「水があるのに無い」と判断され、加湿運転が止まってしまう、というわけです。

正直なところ、水位センサーの故障かどうかを自分で正確に判断するのは少し難しいかもしれません。ただ、これまでにご紹介した「タンクのセットし直し」や「フロート周りの掃除」などを全て試しても症状が全く改善しない場合は、センサー故障の可能性が高いと考えられます。

特に、長年お使いの機種であれば、経年劣化によって部品が故障することも十分にありえます。この部分の修理は、個人で部品を取り寄せて交換する、というのは安全面からもあまりおすすめできません。

もし水位センサーの故障が濃厚だと思われる場合は、無理せずメーカーのサポートや修理窓口に相談するのが一番安心で確実な方法だと思います。

水を入れないとどうなる?

「うっかり給水タンクの水を切らしちゃったけど、大丈夫?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも安心してください。
シャープの加湿空気清浄機は、タンクの水がなくなってもすぐに壊れてしまうようなことはありません。

先ほどもお伝えしたように、本体には水位センサーが搭載されています。このセンサーが「水がなくなった」と検知すると、自動的に加湿機能を停止させる安全設計になっているんです。

具体的には、加湿フィルターへの水の供給と、フィルターを回転させるモーターが止まります。そのため、空焚きのような状態になってしまう心配はありません。

では加湿機能が止まった後はどうなるかというと、多くのモデルでは「空気清浄モード」のみで運転を継続します。ですからお部屋のホコリやニオイなどを取る機能はそのまま働き続けてくれるんですね。

給水ランプが点滅して知らせてくれるので、それに気づいたらお水を入れてあげれば、また自動で加湿運転を再開してくれます。

このように、水を入れ忘れても機械にダメージがいくことは基本的にないので、その点は心配しなくても大丈夫ですよ。

加湿されないシャープ空気清浄機の具体的な対処法

クリーン家電ガイド:イメージ

さて、ここまで加湿されない原因について見てきましたが、ここからは具体的な解決策についてお話ししていきますね。

ほとんどの場合、正しいお手入れで改善することが多いので、ぜひ試してみてください。少し手間はかかりますが、これを機にしっかりお掃除すれば、また快適に使えるようになるはずです。

加湿フィルターの正しいお手入れ方法

加湿性能を維持するために一番大切と言ってもいいのが、加湿フィルターのお手入れです。

シャープが推奨しているのは約1ヶ月に1回のお手入れですね。基本的なお手入れはとてもシンプルです。

1
🧽
フィルターの取り外しと押し洗い
まず加湿フィルターをトレイから取り外して、きれいな水でやさしく押し洗いします。
⚠️ ゴシゴシと強くこすってしまうとフィルターが傷んでしまう可能性があるので、あくまで優しく、がポイントです
2
🫧
水アカ汚れの処理
特に白い固まり(水アカ)が気になる場合は、ぬるま湯にしばらく浸け置きしてから洗うと汚れが落ちやすくなります。
💡 浸け置き時間の目安:15〜30分程度
3
🌬️
しっかりと乾燥
洗った後は、風通しの良い日陰でしっかりと乾かします。
⚠️ 生乾きのままだとニオイやカビの原因になってしまうので、ここは焦らず完全に乾かすことが大切です
4
🧴
洗剤使用時の注意点
洗剤を使う場合は台所用の中性洗剤を薄めて使ってください。
⚠️ アルカリ性や酸性の洗剤は、フィルターを傷めてしまうことがあるので避けたほうが無難です

まず加湿フィルターをトレイから取り外して、きれいな水でやさしく押し洗いします。このとき、ゴシゴシと強くこすってしまうとフィルターが傷んでしまう可能性があるので、あくまで優しく、がポイントです。

特に白い固まり(水アカ)が気になる場合は、ぬるま湯にしばらく浸け置きしてから洗うと汚れが落ちやすくなりますよ。

洗った後は、風通しの良い日陰でしっかりと乾かします。生乾きのままだとニオイやカビの原因になってしまうので、ここは焦らず完全に乾かすことが大切です。

ちなみに、洗剤を使う場合は台所用の中性洗剤を薄めて使ってください。アルカリ性や酸性の洗剤は、フィルターを傷めてしまうことがあるので避けたほうが無難です。

この定期的で優しいお手入れを心がけるだけで、フィルターの寿命も延びますし、加湿効率も良い状態を保てると思います。

クエン酸を使った簡単な掃除テクニック

定期的な水洗いだけでは落ちない、頑固な水アカや嫌なニオイには、クエン酸を使ったスペシャルケアがとても効果的なんです。

クエン酸は水アカなどのアルカリ性の汚れを中和して落としやすくしてくれるんですよ。薬局や100円ショップでも手軽に手に入ります。

やり方はとっても簡単です。
まずバケツなどの容器にぬるま湯(40℃以下)を入れ、そこにクエン酸を溶かします。量の目安としては、水2.5リットルに対してクエン酸を約25g(大さじ2.5杯くらい)ですね。

そこに加湿フィルターを浸して2時間ほどつけ置きします。汚れがひどい場合は少し長めに置くと良いかもしれません。

つけ置きが終わったら、フィルターを取り出して、きれいな水で十分にすすぎます。クエン酸が残っていると本体の故障の原因になる可能性もあるので、ここは念入りに、2~3回水を替えながらしっかりすすいでくださいね。

あとは通常のお手入れと同じように、風通しの良い日陰で完全に乾かせば完了です。

このクエン酸洗浄を定気的に行うと、フィルターを清潔に保てて加湿効率の低下やニオイの発生を防ぐのにとても役立ちますよ。

フィルターの交換時期と見極めるサイン

先述のように、シャープの加湿フィルターの交換目安は公式では約10年(1日8時間運転の場合)とされています。

ただ、これはあくまで理想的な環境での目安なんです。実際には、お使いの水質やお手入れの頻度によって、寿命は大きく変わってきます。

交換を考えた方が良いサインは、いくつかあります。

まず、クエン酸などでしっかりお手入れをしても、嫌なニオイが全く取れない場合です。これは、フィルターの内部に雑菌が繁殖してしまっている可能性があります。

次に、フィルター全体が水アカで白くガチガチに固まってしまい、つけ置きしても柔らかくならない状態ですね。こうなると、フィルターが水を吸い上げられないので、加湿能力が著しく低下してしまいます。

またフィルターが破れていたり、型崩れがひどかったりする場合も交換のサインです。交換用のフィルターは、お使いの空気清浄機の型番に対応したものを購入する必要があります。

型番は本体の側面や背面に記載されていることが多いので、確認してから購入してくださいね。
家電量販店やオンラインストアで手軽に購入できますよ。

空気清浄のみで運転する選択肢

梅雨の時期や、あまり乾燥が気にならない季節には、「加湿機能は使わずに、空気清浄だけ使いたい」という方も多いと思います。もちろん、シャープの加湿空気清浄機は、空気清浄単独での運転も可能です。

操作はとても簡単で、多くの機種では「加湿」ボタンを押して、加湿ランプをオフにするだけです。これで加湿機能が停止し、純粋な空気清浄機として使うことができます。

この時、給水タンクや加湿トレイに水が入ったままだと、雑菌が繁殖してニオイの原因になってしまうことがあるので注意が必要ですね。

長期間、空気清浄のみで使う場合は、タンクとトレイの水を捨てて、内部をきれいに洗浄し、しっかり乾かしてから本体にセットしておくことをおすすめします。

特に加湿フィルターは濡れたままだとカビが生えやすいので、こちらも洗浄してから完全に乾燥させておくのが理想的です。

こうしておくことで、次に加湿機能を使いたいと思った時にいつでも清潔な状態でスムーズに使い始めることができます。

季節や状況に合わせて運転モードを上手に使い分けるのが、賢い使い方だと思います。

勝手に止まる症状は故障のサイン

通常運転中に、特に操作をしていないのに勝手に電源が落ちてしまう、という症状が出る場合は、少し注意が必要かもしれません。

これは、本体に何らかの不具合が起きているサインである可能性が考えられます。

まず考えられるのは、電源コードの接触不良です。本体側のプラグやコンセント側のプラグが、しっかりと奥まで差し込まれているか、もう一度確認してみてください。たこ足配線などが原因で、電力供給が不安定になっているケースも稀にあります。

それでも症状が改善しない場合は、本体内部のセンサーや電子回路、ファンモーターなどに問題が発生している可能性があります。

例えば、本体が異常な熱を感知して、安全のために自動で停止しているのかもしれません。

また、小さなお子様やペットがいるご家庭では、いたずら防止機能などが作動している可能性もゼロではありませんが、頻繁に止まるようであれば、やはり内部的な故障を疑った方が良いでしょう。

このような症状が出た場合はご自身で分解したりせず、速やかに使用を中止してシャープの修理相談窓口に連絡することをおすすめします。

保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性もありますので、購入日を確認してみてくださいね。

総括:シャープの加湿空気清浄機が加湿されない

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • シャープの加湿空気清浄機が加湿されない原因は多様である
  • まず部屋の湿度設定や広さを確認する
  • 加湿フィルターの汚れは加湿能力低下の主な原因だ
  • フィルターの水アカは白く固まる特徴がある
  • フィルターの寿命は約10年だが使用状況で変わる
  • 水車が回らないとフィルターに水が行き渡らない
  • 水車の不回転は汚れの詰まりが考えられる
  • 給水ランプの点滅はタンクのセット不良を疑う
  • タンクのフロートが固着している可能性もある
  • 水位センサーの故障も加湿停止の原因になりうる
  • タンクの水が空でも空気清浄機能は作動する
  • フィルターは月1回の水洗いが推奨されている
  • 頑固な汚れにはクエン酸でのつけ置きが有効だ
  • ニオイや汚れが落ちなくなったらフィルター交換のサイン
  • 加湿機能オフで空気清浄単独運転も可能である

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