PR

失敗しないこたつ布団のコインランドリー術!ネットなしで洗う裏ワザも

こたつ

寒くなってくると、こたつ布団を準備する時期になりますね。
でも、去年の汚れが気になったり、押し入れの匂いが気になったりして、一度すっきり洗いたいと思うことも多いはず。

そんな時に便利なのがコインランドリーですが、実はこたつ布団のコインランドリーでの失敗って意外と多いんです。

せっかく高いお金を払って洗ったのに、中綿が寄ってボコボコになったり、生地が溶けてゴワゴワになったりしたら、もうショックで立ち直れませんよね。

この記事では、そんな悲しい事故を防ぐための具体的なテクニックや、もしもの時に頼れる家電の知識をたっぷり詰め込みました。

この記事を読むことで、失敗しないためのネットの使い方や乾燥のコツ、そして自宅で快適にメンテナンスする方法がしっかり分かりますよ!

この記事のポイント
  • 失敗を防ぐ洗濯手順
  • 最適な乾燥温度の選び方
  • 自宅で洗える家電の条件
  • 布団を守る便利グッズ
スポンサーリンク

こたつ布団をコインランドリーで失敗なく洗う

コインランドリーを賢く利用すれば、クリーニングに出すよりも安く、しかもその日のうちにフカフカの布団が手に入ります。
まずは基本のキからチェックしていきましょう。

料金とかかる時間

コインランドリーでこたつ布団を洗うとき、まず気になるのがコストと拘束時間ですよね。

一般的に、洗濯から乾燥まで一気に終わらせるコースだと、だいたい1,200円から1,800円くらいが相場かなと思います。

時間は洗濯に30分、乾燥に40分から50分見ておけば安心です。

でもここ、気になりますよね。
厚手のこたつ布団だと、標準の乾燥時間だけでは中までしっかり乾かないことが多いんです。

「あ、乾いたかな」と思って持ち帰ったら、中心部がまだジメっとしていて、数日後に嫌なニオイが……なんてことも。私もよくお客様に「乾燥はケチっちゃダメですよ」とお伝えしています。

トータルで1,500円から2,000円くらい、時間は1時間半くらい余裕を見ておくと、失敗のリスクをぐっと減らせますよ。

洗濯ネットなしでも大丈夫?

「大きいネットを用意するのが面倒だから、そのまま放り込んじゃえ!」というのは、実は一番危険なパターンなんです。

ネットを使わずに洗うと、洗濯機の強力な水流で布団が暴れ、中の綿がちぎれたり一箇所に固まったりする原因になります。

これを私は「中綿の反乱」と呼んでいます(笑)

キルティング(縫い目)が少ないデザイン重視の布団は、ネットなしで洗うと中綿が完全に偏ってしまい、二度と元の形に戻らなくなることがあります。

どうしてもネットがない場合は、次にお話しする代用テクニックを必ず試してくださいね。

大物を傷めずに洗う入れ方や、ネット選びの注意点は、洗濯機で毛布をぎゅうぎゅうに入れても大丈夫?正しい洗い方でも詳しくまとめています。

ネットは100円ショップでも買えますが、こたつ布団用にはダイヤの「ふくらむ洗濯ネット特大70」のような専用品を一つ持っておくと、安心感が全然違いますよ。

数万円の布団を守るための数百円の投資、悪くないと思いませんか?

紐で縛るロール巻きのコツ

ネットが手元にない時や、さらに安全に洗いたい時の裏ワザが「紐で縛る」方法です。

まず、布団を屏風のように三つ折りにしてから、端からクルクルとロール状に丸めていきます。
イメージは巨大なローストビーフですね!

そのロールを綿の紐で3箇所から4箇所、しっかり縛ってください。

ここでポイントなのが、ビニール紐ではなく綿の紐を使うこと。ビニールだと乾燥機の熱で溶けて布団にくっついちゃう可能性があるからです。

こうして形を固定してあげることで、洗濯機の中で布団が形を崩すのを物理的に防げます。

これだけで、中綿の偏りという失敗の大部分を回避できるんですよ。簡単なのに効果絶大なので、ぜひ試してみてくださいね。

乾燥のみの利用もアリ?

「洗濯は家で頑張ったけど、干す場所がないし冬だし乾かない!」という方、結構いらっしゃいますよね。

そんな時に「乾燥機だけ」借りるのも、実はとっても賢い選択なんです。
コインランドリーの乾燥機はガス式でパワーが強いので、家庭用とは比べものにならないくらいフカフカになります。

料金はだいたい100円で8分から10分くらい。
400円分くらい回せば、家庭で干した後の仕上げとしては完璧です。

ダニは50℃以上の高温で死滅するとされているので(出典:福島県『ダニを増やさないために』)、高温の風を通すことでお日様に干すよりもダニ対策になりますし、何よりあの独特の「お日様の匂い」ならぬ「ガスのパワー」で生き返る感覚は快感ですよ。

私も梅雨時や冬場は、洗濯だけ家で済ませて乾燥機へ直行することがあります。家事の時短にもなるし、気分も上がりますよね。

素材に合わせた乾燥温度

ここ、意外と見落としがちで失敗しやすいポイントです。

コインランドリーの乾燥機って「高温・中温・低温」が選べるようになっていますよね。
早く乾かしたいからといって、何も考えずに「高温」をポチッとするのはちょっと待ってください!

最近のこたつ布団は、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維でできていることが多いんです。
これらの素材は熱に弱く、70℃から80℃を超える高温で長時間回すと、表面のフリースが溶けてゴワゴワになったり、布団全体が縮んで「寸足らず」になったりします。

化学繊維の場合は「中温」以下でじっくり乾かすのが失敗しない鉄則です。

綿100%なら高温でも大丈夫ですが、タグのチェックは忘れずに行ってくださいね。
失敗してから「縮んじゃった!」とお店に駆け込まれても、私たち店員も魔法は使えないので(笑)

追加乾燥で生乾きを解消

「よし、終わった!」と思って取り出した布団、表面はホカホカで乾いているように見えますよね。

でも、ちょっと待ってください。
こたつ布団は厚みがある分、中心部に湿気が残りやすいんです。そのまま畳んで袋に入れると、数日後にはカビや雑菌の温床になってしまいます。

追加乾燥の判断基準

  • 布団を手でギュッと握ってみて、ひんやり感じないか
  • 一番厚みがある四隅がしっかり乾いているか
  • 持ち上げた時に、洗濯前より重く感じないか

もし少しでも「怪しいな」と思ったら、迷わず100円追加して10分延長してください。その100円が、来年も清潔に布団を使うための保険だと思えば安いものです。

生乾き臭って一度つくと取るのが本当に大変なので、ここは慎重にいきましょうね。

乾燥後のたたみ方

乾燥が終わってすぐ、熱々のままギュウギュウに袋に詰め込むのはNGです。
まだ熱が残っている状態だと、変なシワがついてしまったり、残ったわずかな湿気がこもってしまったりするからです。

まずはコインランドリーにある大きな作業台で、布団を広げて粗熱を取りましょう。

それから、縦に三つ折りにして、さらに横にふんわりと畳んでいきます。空気を抜くように強く押さえつけず、「ふんわり」を意識するのがコツですよ。

持ち帰る時は、通気性の良い不織布のケースなどに入れるのがベスト。
家に着いたら、もう一度広げて部屋干しして完全に熱を飛ばせば、完璧なメンテナンスの完了です!

ここまで丁寧に行えば、来シーズンも新品のような使い心地が楽しめますよ。

施設利用時の安心マナー

コインランドリーはみんなで使う場所。
ちょっとしたマナーで、自分も周りも気持ちよく使えますよね。

特に「終了後の放置」は一番のトラブルの元です。
運転が終わって10分以上放置されていると、次の人が中の布団を出してカゴに移してもいいという暗黙のルールがあります。

自分の大切な布団を他人に触られたくないですよね?
スマホのタイマーをセットして、終わる5分前には戻るようにしましょう。

あとは、ペット用品が禁止されている店舗がほとんどなので、ワンちゃんや猫ちゃんが使った布団を持ち込むのは控えてくださいね。

衛生面でのトラブルを防ぐためにも、掲示されているルールをしっかり読みましょう。
みんながルールを守れば、お互いハッピーに利用できますよね。

こたつ布団のコインランドリーでの失敗を回避

「そもそもコインランドリーに行くのが面倒」「車がないから運べない」という方も多いはず。
そんな時は、自宅の家電をフル活用しましょう。最新の洗濯機や便利グッズがあれば、おうちケアも夢じゃありません。

7キロ洗濯機で洗えるか

これ、店頭でも本当によく聞かれる質問です。「私の家の洗濯機、7kgなんだけど洗える?」という相談ですね。

正直に申し上げますと、一般的な厚手のこたつ布団は7kgの洗濯機では厳しいです。重量的には3kgや4kgなのでいけそうに見えるんですが、問題は「かさ(体積)」なんです。

7kgでどこまで洗えるかの目安は、7キロの洗濯機は何人家族向け?容量の目安と後悔しない選び方に詳しくまとめています。

無理やり詰め込むと、洗濯槽の中で布団が全く動かなくなります。
水流が回らないので汚れが落ちないどころか、洗濯槽の縁に擦れて布団が破けたり、最悪の場合は洗濯機の故障(モーターの過負荷)に繋がります。

7kgで洗えるのは、ペラペラの省スペースタイプや掛けカバーくらいだと思っておいてください。
無理をして洗濯機を買い替える羽目になるのは、一番避けたい「失敗」ですよね。

12キロ以上の推奨モデル

もし「これからは家で大物も全部洗いたい!」というなら、12kg以上の大容量モデルへの買い替えがおすすめです。12kgあれば、毛布やこたつ布団も余裕を持って洗える機種が増えてきます。

特におすすめなのが、日立の「ビッグドラム BD-STX130ML」です。
これ、ドラムが大きくて出し入れが本当に楽なんですよ。「ナイアガラ洗浄」という大流量のシャワーで、厚手の布団の奥まで洗剤液を届けてくれます。

パナソニックの「LXシリーズ NA-LX129EL」もいいですね。
「温水機能」がついているので、こたつにつきものの食べこぼしの油汚れもすっきり落ちますよ。

私もお店で実物を見ていますが、最近の洗濯機の進化は本当にすごいです。
ただし大容量モデルは設置スペースや運転コストなどの注意点もあるので、買ってから後悔しないために容量が大きい洗濯機のデメリットとは?ご家庭に合う選び方とはも合わせて確認しておくと安心です。

家で布団が洗えると、クリーニング代の節約にもなるので、長い目で見ればコスパは最高かも!

布団乾燥機の便利な活用

洗濯はなんとか家でできたとしても、外に干すスペースがない時に役立つのが布団乾燥機です。

コインランドリーの乾燥機が怖くても、布団乾燥機なら家で温度管理しながら安全に乾かせます。私の一押しはアイリスオーヤマの「カラリエ KFK-401」です。

ツインノズルタイプなら、広大なこたつ布団の隅々まで温風が届きます。コインランドリーのように回転させないので、中綿が寄る心配もありません。

しかも「ダニモード」を使えば、50℃以上の温風でしっかりケアできるのも嬉しいポイントですよね。冬場は寝る前に布団を温めるのにも使えますし、一台あると本当にQOLが爆上がりしますよ。

お客様からも「もっと早く買えばよかった!」という声を一番いただくアイテムのひとつです。

毛玉取り機で質感を復活

洗濯が終わった後、「あれ?なんか表面がボソボソしてる……」と感じることはありませんか?

こたつ布団は摩擦が多いので、どうしても毛玉ができやすいんです。これを手でちぎると生地を傷めてしまうので、絶対にやめてくださいね。

ここで登場するのが、電動の毛玉取り器です。

おすすめはテスコムの「KD778」というモデル。
これ、コンセントに繋いで使うタイプなので、パワーが落ちないんです。

こたつ布団のような面積が広いものを電池式でやろうとすると、途中で電池が切れてイライラしちゃいますが、これなら最後まで一気にスイスイ終わります。

「風合いガード」という機能を使えば、生地を切りすぎることなく毛玉だけをカットできるので、新品のような手触りが復活しますよ。

地味な作業ですが、やってみるとこれが意外と楽しくて、夢中になっちゃうかもしれません(笑)

宅配クリーニングの利点

「自分ではもう無理!」
「高級な布団だから絶対に失敗したくない」
という時は、迷わずプロの手を借りましょう。

最近は「宅配クリーニング」という便利なサービスがあるんです。
重い布団を抱えてクリーニング店まで往復する必要もありません。ネットで申し込んで、届いた専用バッグに詰めて送るだけ。

おすすめは「リナビス」や「リネット」といった大手サービス。
布団専用のコースがあって、職人さんが一点一点状態を見て洗ってくれます。プロの技術なら、中綿の偏りも防げますし、頑固なシミもしっかり落としてくれます。

コストは3,000円から5,000円くらいと少し高めですが、大切な布団を長く使うためのメンテナンス代と考えれば、実は一番賢い選択かもしれませんね。

便利な保管付サービスの魅力

宅配クリーニングのさらなる魅力が、この「保管サービス」です。
冬が終わってこたつ布団をクリーニングに出した後、そのまま次のシーズンまで預かってくれるんです。これ、すごくないですか?

こたつ布団って、収納するのにめちゃくちゃ場所を取りますよね。押し入れの半分が布団で埋まる……なんて悩みも、これで解決です。

空調の効いた清潔な環境で保管してもらえるので、カビやダニの心配もありません。秋になって寒くなってきた頃に自宅まで届けてもらえるので、届いたその日からフカフカのこたつを楽しめます。

この「収納スペースの節約」というメリットは、家電だけでは解決できないポイントですよね。お部屋を広く使いたいミニマリストさんにも、ぜひおすすめしたいサービスです。

まとめ:こたつ布団のコインランドリーでの失敗を防ぐ

さて、ここまでこたつ布団のメンテナンスについて詳しくお話ししてきましたが、最後におさらいをしておきましょう。

コインランドリーを使う時のコツから、おうちでのケア方法まで、重要ポイントをまとめました。

項目 コインランドリー利用時 自宅でのケア・家電
準備 専用ネットまたは紐で縛る 12kg以上の洗濯機を使用
乾燥 中温以下で追加乾燥を推奨 布団乾燥機(カラリエなど)活用
ケア 粗熱を取ってからふんわり畳む テスコム KD778で毛玉除去
代替案 プロに任せる安心感 宅配クリーニング(保管付)

今日からできる失敗回避術

まずは布団のタグをチェックして、素材に合った方法を選ぶことが第一歩。コインランドリーなら「ネットと温度管理」を、自宅なら「布団乾燥機の活用」を意識するだけで、こたつ布団の寿命はぐっと延びますよ。失敗を恐れず、清潔で温かいこたつライフを手に入れてくださいね!

スポンサーリンク
こたつ
スポンサーリンク