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石油ストーブの芯の交換はどこで?料金相場や自分で直す方法を解説!

ストーブ

寒い冬、お部屋をポカポカに暖めてくれる石油ストーブ。
でも、いざ点火しようとしたら「なんだか火力が弱いかも?」「変な臭いがする気がする……」なんて困ったことはありませんか?

実はそれ、ストーブの心臓部ともいえる芯が寿命を迎えているサインかもしれません。
どこに交換を頼めばいいのか、自分でもできるのか、それとも買い替えたほうがいいのか、悩み始めるとキリがないですよね。

私も家電の現場で日々お客様の相談に乗っていますが、この時期は芯のトラブルに関するお問い合わせが本当に多いんです。

この記事では、そんなあなたの不安をスッキリ解消するために、芯の交換ができる場所や料金の目安、さらには自分で行う場合の具体的な手順まで、私の経験を交えて分かりやすくお話ししていきます。

最後まで読めば、今年の冬を安心して快適に過ごすためのヒントがきっと見つかるはずですよ!

この記事のポイント
  • 依頼できる業者の種類と料金の目安
  • 芯の寿命を見極めるサインと放置リスク
  • 自分で交換する際の手順と必要な道具
  • 古い芯や本体の正しい処分ルール
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石油ストーブの芯の交換はどこで?依頼できる業者と料金

ストーブの調子が悪いとき、まず気になるのが「どこに相談すればいいの?」ということですよね。
ここでは専門業者に依頼した場合の選択肢や、それぞれの特徴、気になる費用感について詳しく解説していきます。

芯の寿命を知らせるサイン

「最近、火の回りが遅いな」と感じたら、まずは芯の状態をチェックしてみましょう。

芯の寿命を知る一番のサインは、炎の形や色が変わることなんです。
本来ならきれいな青色や安定したオレンジ色の炎が出るはずが、先端が黒く焦げ付いていたり、炎が不自然に低かったりする場合は、芯にタールが固着している可能性が高いですよ。

また、点火したときや消したときに、以前よりもツンとした嫌な臭いが強く残る場合も要注意です。これは灯油が正しく気化できていない証拠。

さらに、芯を上下させるハンドルが重くなってきたら、それは芯が変質して膨らんだり硬くなったりしているサインかも。

私の経験上、こうしたサインを放置すると、いざという時に火がつかなくて震えることになりかねないので、早めのチェックがおすすめですよ。

まずは、今のストーブの炎が元気かどうか、じっくり観察してみてくださいね。
ニオイの原因や具体的な対策は、石油ストーブが臭いときの原因と消し方で詳しくまとめています。

古い芯を交換しないとどうなる?

「まだ火はつくし、このままでもいいかな?」と思って使い続けるのは、ちょっと待ってください。古い芯をそのままにしていると、暖房効率が落ちるだけでなく、安全性にも影響が出てしまうんです。

一番の心配は不完全燃焼ですね。
芯が劣化していると灯油が綺麗に燃え切らず、有害な一酸化炭素が発生しやすくなるんです。これは目に見えないものだからこそ、本当に気をつけてほしいポイントかなと思います。
(出典:NITE「石油ストーブ『換気不足による不完全燃焼』」

換気のタイミングが不安な方は、石油ストーブの換気方法と適切な頻度もあわせて確認しておくと安心です。

また、芯がタールでガチガチに固まってしまうと、緊急消火ボタンを押しても芯がスムーズに下がらなくなることがあるんです。これって、万が一の地震や転倒のときに火が消えないかもしれないという、結構怖い状態なんですよね。

もちろん、お部屋がなかなか暖まらないので灯油代も無駄になってしまいます。
「まだ使える」と「安全に使える」は別物だと考えて、大切な家族や自分のために、適切なタイミングでのメンテナンスを心がけてほしいなと思います。

不完全燃焼のリスクに注意

劣化した芯を使い続けると、お部屋の空気が汚れやすくなります。こまめな換気を意識するのはもちろんですが、根本的な解決には芯の交換が不可欠ですよ。

ホームセンターのサービスカウンターで相談

身近で頼りになるのが、コメリやコーナンといったホームセンターですよね。多くの店舗ではサービスカウンターが設けられていて、ストーブの修理受付を行っています。

ただ、お店によって対応が少し違うので注意が必要です。
店頭で技術スタッフがササッと交換してくれる場合もあれば、メーカーの修理拠点へ配送して預かり修理になるケースもあります。

特にシーズン本番の12月や1月は混み合うので、1週間から2週間くらい時間がかかることも珍しくありません。店頭での受付時には、必ずストーブ本体の型番をメモして持っていきましょう。

もし「自分でやってみようかな」と思うなら、その場で適合する替え芯を購入することもできます。例えば「トヨトミ 耐熱しん 第23種 TTS-23」や「コロナ 替え芯 SX-E298Y」など、メーカー純正の芯が棚に並んでいるはずです。

店員さんに聞けば適合表を見て探してくれますので、まずは気軽に相談してみるのがいいと思いますよ。

メーカー修理受付やサービスセンターへ依頼

一番安心なのは、やっぱりメーカーに直接お願いすることですね。
コロナやトヨトミといった大手メーカーは、全国に提携のサービスセンターを持っています。

公式サイトから修理を申し込むと、専門の技術者が自宅まで来てくれる「出張修理」が一般的です。プロの目で芯以外の部分、例えば点火装置や消火機能も一緒に点検してもらえるのが最大のメリットかなと思います。

私のお客様でも「高くてもいいから、プロに完璧に直してほしい」という方は、メーカー修理を選ばれることが多いですよ。

ただし、メーカー修理は後述するように費用がそれなりにかかります。
また、製造から10年以上経っている古いモデルだと、交換部品の在庫がなくて修理を断られてしまうこともあります。まずは公式サイトの修理受付ページで、自分の使っている型番がサポート対象内かどうかをチェックしてみてくださいね。

確実な安心を手に入れたいなら、メーカー修理がベストな選択と言えるでしょう。

楽天やAmazonの通販サイトで調達

最近は、インターネットで替え芯を購入して自分で直す方も増えていますね。
楽天やAmazonなどの通販サイトなら、近所のホームセンターには置いていないような少し古い機種の芯もすぐに見つかるのが嬉しいポイントです。

商品レビューを読めば、同じ機種を使っている人の「意外と簡単に替えられたよ!」といった生の声が聞けるので、勇気が出るかもしれません。価格も2,000円から3,000円程度とリーズナブルに抑えられます。

ネットで買うときに絶対に間違えてはいけないのが、芯の「種別」や「型番」です。
見た目が似ていても、直径やピンの位置が数ミリ違うだけで使えないことがあるんです。必ず本体横のシールに書いてある型番(例:SX-E2917Yなど)を確認して、商品説明欄の適合表と照らし合わせてくださいね。

不安なときは、型番を直接検索窓に入れるのが一番確実ですよ。
もし届いた芯が合わなかったらガッカリしちゃうので、そこだけは慎重に選んでくださいね。

ネット購入のコツ

「トヨトミ 替え芯」などで検索すると種類がたくさん出てくるので、必ず本体の型番を併記して探しましょう。送料を含めた総額で比較するのも忘れずに!

業者修理と新品へ買い替えの料金相場

業者さんに依頼した場合の費用感ですが、部品代(2,000〜3,000円)+技術料(3,000〜5,000円)+出張料(2,000〜3,000円)で、合計すると大体7,000円から10,000円くらいになるのが一般的です。

正直、これって新品の反射型ストーブが買えてしまうくらいの金額なんですよね……。
私も店頭でお客様にこの見積もりをお伝えするときは、ちょっと心苦しくなっちゃいます。

もし、今使っているストーブが10年以上前のもので、外観も錆びていたりボロボロだったりするなら、思い切って買い替えるのが賢い選択かもしれません。

逆に、数年しか使っていないお気に入りのモデルや、アラジンのブルーフレームのような愛着のある高級モデルなら、しっかり修理して使い続ける価値は十分にあります。

自分にとってのコストパフォーマンスを、一度じっくり考えてみてくださいね。

石油ストーブの芯の交換はどこで?チェックポイント

後半では、自分での交換にチャレンジするにしても、業者に頼むにしても、これだけは押さえておきたいという重要なチェックポイントをまとめました。

安全に、そして失敗せずに作業を進めるための秘訣をお伝えします。

自分で行う芯の交換方法

「自分でもできるかな?」と不安なあなたへ、大まかな流れを説明しますね。

反射型ストーブの場合、まずは電池とカートリッジタンクを外すことからスタートです。

次に火力の調節ノブを引き抜き、本体のカバーを止めているネジを数箇所外すと、中の「芯案内筒」というパーツが見えてきます。この中に古い芯がセットされているので、ピンを外して抜き取ります。

新しい芯をセットするときは、オレンジ色のラインなどの「合いマーク」を合わせるのがコツですよ。

実はこれ、やってみると意外と「パズルみたいで面白い!」という方もいらっしゃるんです。
ただ、内部は結構灯油でベタついていたり、ススで手が真っ黒になったりするので、軍手や新聞紙は必須かなと思います。

メーカーの同梱説明書には、図解付きで詳しい手順が載っているので、それを見ながら落ち着いて進めれば大丈夫。

とはいえ無理は禁物です。
ネジが固くて回らないとか、構造がよく分からなくて不安になったら、その時点でプロにお願いするようにしてくださいね。

取り外した古い芯の捨て方

交換が終わってホッと一息……。
でも、目の前には灯油がたっぷり染み込んだ古い芯が残っていますよね。

これ、そのままゴミ箱にポイしちゃダメですよ。
芯は灯油を含んでいるので「可燃ごみ」として出すのが一般的ですが、液垂れしないように処置する必要があります。

まずは新聞紙でしっかりと包み、さらにビニール袋に入れて口を固く結びましょう。
自治体によっては捨て方のルールが決まっている場合もあるので、心配なときは公式サイトで「ストーブ 芯 捨て方」と調べてみてくださいね。

また、芯を交換する際、タンクの底に残っている「古い灯油」にも気をつけてください。去年の残り物なんかの変質した灯油が芯を傷める原因になっていることも多いんです。

古い芯の処分ステップ

  • 1. 新聞紙を何枚か重ねて包む
  • 2. ビニール袋に入れて密封する
  • 3. お住まいの自治体の可燃ごみルールを確認
  • 4. 指定の回収日に排出する

古い灯油はスポイトで吸い取って、適切な処理をしましょう。残った灯油の抜き方や処分の流れは、残った灯油の処分方法でも解説しています。

芯も灯油も、最後まで責任を持って正しく処分するのが、デキる大人のメンテナンス術ですよ。スッキリお掃除して、新しい芯にバトンタッチさせてあげましょうね。

交換後に馴染ませる放置時間の重要性

新しい芯に交換して組み立てが終わった後、すぐに点火したくなる気持ちは分かりますが、ぐっと我慢してください!

新しい芯をセットして灯油を入れたら、最低でも20分から30分はそのまま放置して、灯油が芯の先端まで十分に染み込むのを待つ必要があります。これを「馴染ませ時間」なんて呼んだりします。

もし芯が乾いた状態で火をつけてしまうと、一瞬で芯の表面が焦げて使い物にならなくなってしまうんです。せっかく苦労して交換したのに、点火一発目で芯をダメにしちゃうなんて、悲しすぎますよね。

私はいつもお客様に「芯を替えたら、お茶でも飲んでゆっくり一休みしてくださいね」とお伝えしています。芯全体がしっかり灯油を吸い上げれば、炎の上がり方もスムーズで安定した暖かさが得られますよ。

焦りは禁物。
新しい芯に灯油がじわ〜っと行き渡るのを、優しく見守ってあげてくださいね。

電池や点火ヒーターも同時に点検

芯を新しくしたついでに、点火周りもリフレッシュしちゃいましょう。

意外と盲点なのが、点火用の「乾電池」です。

液漏れしていたり、パワーが落ちていたりすると、芯が良くても火がつきにくいことがあります。液漏れを放置すると電池ボックスが錆びて壊れちゃうので、このタイミングで新しいアルカリ電池に交換するのがおすすめですよ。
私はよく、冬の始まりに電池も全部新しくするようにしています。

それから、ニクロム線の「点火ヒーター」もチェックしてみてください。

ノブを回したときにヒーターが芯の横にちゃんと当たっていますか?
もし線が切れていたり、歪んで届いていなかったりすると点火しません。ヒーター自体は数百円で売っているので、もしダメそうなら一緒に交換しちゃいましょう。

例えば「コロナ純正 点火ヒーター」などは、汎用性が高くて手に入れやすいです。これら周辺パーツを整えるだけで、毎朝の点火が驚くほどスムーズになって、冬のストレスが激減しますよ!

不要な石油ストーブ本体の処分方法

「芯を替えようと思ったけど、やっぱり新しいのを買うことにした!」という場合、古いストーブの処分をどうするか悩みますよね。

一番お得なのは、新しいストーブを買うお店での「下取り」や「引き取りサービス」を利用することです。カインズなどのホームセンターや家電量販店では、購入時に無料で引き取ってくれるキャンペーンをやっていることもあるので、レジで聞いてみる価値アリですよ。

もし自分で処分するなら、自治体の「粗大ごみ」として出すのが基本です。数百円から千円程度の処理券を貼って出すことになります。

その際、絶対に忘れてはいけないのが、タンク内の灯油を完全に空にし、乾電池を抜くことです。灯油が入ったままだと回収してもらえないどころか、事故の原因にもなってしまいます。
ガソリンスタンドで古灯油を引き取ってもらえることもあるので、まずは中身をスッキリ空にしてから、地域のルールに従ってサヨナラしてくださいね。

お得に買い替える裏技

シーズン終わりのセール時期などは、下取り額がアップしたりすることもあります。買い替えを急がないなら、そういったタイミングを狙うのも一つの手かも!

石油ストーブの芯の交換はどこですべきかまとめ

ここまで、石油ストーブの芯の交換に関する情報をいろいろとお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
どこで交換するのが自分にとってベストなのか、イメージは湧きましたか?

最後に、今回の内容をギュッと整理して振り返ってみましょう。

石油ストーブは、正しくメンテナンスすれば本当に長く付き合える頼もしい相棒です。
芯を新しくするだけで、お部屋の暖まり方が劇的に変わって、気持ちまでホッと温かくなりますよ。自分に合った方法で、ぜひこの冬の準備を整えてみてくださいね。

もし「やっぱり自分じゃ不安!」と思ったら、迷わずお近くの専門家を頼ってください。安全に冬を越すことが、何よりも一番大切ですからね。

あなたのストーブが元気に復活して、素敵な冬の夜を過ごせることを応援しています!

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