掃除をしようと気合を入れたのに、掃除機が充電されてなくて動かない…。
あの瞬間の脱力感、私もコードレス掃除機ユーザーの一人として、とてもよく分かります。やる気が一気に空振りしちゃうんですよね。
特にアイリスオーヤマの掃除機は、軽くて小回りが利くのが魅力なのに、充電できないとなるとその機動力も台無し。
私は仕事柄、日々たくさんの家電に触れていますが、実はこうした充電のトラブルって、意外なほどシンプルな原因で起きていることが多いんです。
本体の故障を疑って修理を考える前に、ちょっとした環境の調整やメンテナンスのコツを知っておくだけで、嘘みたいに復活することがあるんですよ。
この記事では、販売員としての視点をこっそり共有しつつ、充電できない時に役立つ具体的なチェック方法をまとめました。
ランプの光り方が教えてくれるメッセージから、バッテリーを長持ちさせるための意外な盲点まで、あなたの掃除機を元気にするための情報をたっぷり詰め込んでいます。
それでは、掃除の時間をまた快適にするためのヒントをこれから詳しくお伝えしていきますね!
- 型番別のランプの意味
- 正しい充電温度と環境
- バッテリー寿命の判断基準
- 吸わない原因と掃除の関係
アイリスオーヤマの掃除機が充電できない時の解決手順

アイリスオーヤマの掃除機が充電できないという状況に直面したら、まずは落ち着いて「どこで電気が止まっているのか」を探るのが近道です。
ここでは、機械が苦手な方でもすぐに試せるステップを紹介しますね。慌てて修理に出す前に、これからお話しする内容を一つずつ確認してみましょう。
正しい充電方法の基本
まずは、基本中の基本である充電方法を再確認してみましょう。
私がお客さまとお話ししていて意外と多いのが、しっかり差し込んだつもりが数ミリ浮いていたというケースなんです。
「IC-SLDCP12」のようなスタンドタイプの場合、本体の溝がスタンドのフックに確実に接続されていないと電気は流れません。カチッと音がするまで、あるいは本体が安定するまで深くセットするのがコツですよ。

それから、もっと意外なのが周囲の温度です。
アイリスオーヤマの製品は、基本的に5度から35度の環境で充電するように設計されています。
真夏の直射日光が当たる部屋や、冬場の極端に冷え込む玄関先などで充電しようとしても、保護回路が働いてストップしてしまうことがあるんです。
もし本体が熱いなと感じたら、少し休ませてから適温の部屋で試してみてください。これを試すだけで、アイリスオーヤマの掃除機が充電できないトラブルがあっさり解決することも多いんですよ。
充電ランプがつかない原因
コンセントに繋いでいるのに充電ランプがつかない時、まず疑ってほしいのはアダプターの接続です。
掃除機のプラグが本体やスタンドの奥までしっかり入っていますか?
特に掃除機は振動が多い家電なので、使い続けているうちに少しずつ緩んでしまうこともあるんです。
また、タコ足配線をしている場合は電力が不安定になることもあるので、なるべく壁のコンセントから直接電源を取ってみるのがおすすめです。

また、アダプターそのものの断線も考えられますね。コードを無理に曲げて収納したり、重いものの下敷きになっていたりすると、見た目は綺麗でも中で線が切れていることがあります。
量販店でも「ランプがつかない」と持ち込まれたものの、アダプターを変えたらすぐに光り出したという例を何度も見てきました。まずは指先でコードをなぞってみて、不自然に折れ曲がっている箇所がないか確認してみてください。
こうした地道なチェックが、快適な掃除機ライフへの第一歩になりますよ。
充電できない時の点滅サイン
ランプが充電できない時の点滅をしている場合、それは掃除機からのSOSサインです。
アイリスオーヤマの「SCD-185P」などのモデルでは、バッテリー残量が少なくなるとゆっくり点滅して知らせてくれる機能がありますが、これが充電中に異常に早く点滅し続ける場合は「エラー」を意味していることがほとんど。
点滅のパターンは機種ごとに違うので、取扱説明書をチェックするのが一番確実です。
特に注意したいのは、充電を始めて数分で点滅に変わってしまうパターンですね。
これはバッテリー内部の電圧が不安定になっていたり、温度センサーが異常を検知していたりする可能性が高いです。一旦コンセントから抜いて、少し時間を置いてから再接続してみてください。
それでも直らないなら、無理に使い続けようとせず、サポートに相談するタイミングかもしれません。点滅は「壊れた」というより「守るために止まった」という前向きな合図として捉えましょう。

赤ランプが点灯し続ける時
充電中に赤ランプがずっと点灯しているのは、基本的には「充電中」という正常な動作です。でも、何時間経っても消えないとなると話は別ですよね。
例えば「IC-SLDCP12」の場合、通常は約3時間で充電が終わってランプが消えるはずですが、5時間を超えても点きっぱなしの場合は何らかの異常が発生している可能性があります。周囲が暑すぎたり寒すぎたりしないか、もう一度確認してみてください。
もし環境に問題がないのに長時間消えないなら、バッテリーが満充電を認識できていない証拠かも。リチウムイオン電池は非常にデリケートなので、経年劣化が進むとこうした挙動を見せることがあります。
赤ランプがついたままなのは、いわば「頑張っているけど終われない」状態。そのまま放置するのはバッテリーに負担をかけるだけなので、一旦中断して本体を休ませてあげるのが正解です。
バッテリーを休ませる大切さ
連続で掃除をした直後のバッテリーは、中がかなり熱くなっています。この状態で無理に充電を始めようとすると、安全装置が働いて赤ランプのまま進まないことがあります。掃除が終わったら、まずは30分ほど放置して熱を冷ましてから充電を開始するのが、バッテリーを長持ちさせる秘訣ですよ。
充電時の接触不良を直す方法
使っているうちに避けて通れないのが充電時の接触不良です。
特にスタンドに置くタイプや、プラグを直接差し込むタイプは、接続端子の部分にホコリが溜まりやすいんです。
端子に薄い膜のような汚れやホコリがついていると、電気がうまく通らずに「充電しているつもり」なのにできていない、という状況に。乾いた布や綿棒で、端子部分を優しく拭いてみてください。これだけで劇的に接続が良くなることがあります。

また、本体側の端子が少し削れていたり、変形していたりする場合も接触不良が起きやすくなります。
ハンディクリーナーの「HCD-21」などはコンパクトで使いやすい反面、置き方が雑になると接点がズレやすいので注意が必要です。置いた時に本体がガタガタしていないか、真っ直ぐセットされているかを確認する習慣をつけましょう。
小さなホコリ一つで掃除機が動かなくなるのはもったいないですから、時々端子を見てあげる「優しさ」が、故障を防ぐ一番の薬になりますね。
充電しっぱなしの影響と対策
「使い終わったら常にコンセントに繋いでおきたい」という方は多いはず。
アイリスオーヤマの掃除機を充電しっぱなしにしても、基本的には過充電防止機能がついているので爆発するようなことはありません。
でも、ずっと100%の状態で電圧がかかり続けるのは、バッテリーの劣化を早める原因になるのも事実です。理想を言えば、充電が終わってランプが消えたら、一度コンセントから抜くのがバッテリーには優しいんです。
ただ、毎回抜くのは面倒ですよね。
そんな時は、過度に神経質にならなくても大丈夫。
大切なのは、長期間(例えば10日以上)使わない時は、少しだけ充電を残した状態で保管すること。空っぽのまま放置する「過放電」が、実はリチウムイオン電池にとって一番の天敵なんです。
たまにしか使わないハンディタイプなどは、月に一度くらいは動かして、また少し充電してあげるという「運動」をさせてあげてください。これで、いざという時にアイリスオーヤマの掃除機が充電できないという悲劇を防げますよ。
アイリスオーヤマの掃除機が充電できない時の点検項目

初期の切り分けをしてもダメな場合、もう少し踏み込んだ点検が必要になります。
アイリスオーヤマの掃除機が充電できない理由が、実は「バッテリーそのものの終わり」なのか、それとも「別の場所の詰まり」なのかを見極めていきましょう。
ここからは、販売現場でもよくチェックする重要な項目についてお話ししますね。
バッテリーの寿命を延ばすコツ
コードレス掃除機の心臓部とも言えるのがバッテリー。
アイリスオーヤマの製品に使われているリチウムイオン電池には、どうしてもバッテリーの寿命があります。機種によりますが、約500回から1000回程度の充電が目安ですね。
毎日使っていれば2〜3年で「前より掃除できる時間が短くなったな」と感じるはずです。
これが寿命のサイン。充電はできるのに数分で止まってしまうなら、バッテリー交換のタイミングです。

寿命を少しでも延ばすには、前述した温度管理に加えて「完全放電」を避けることが重要。昔の電池は「使い切ってから充電」と言われていましたが、今は「早めに継ぎ足し充電」が正解です。
また、純正以外の安いバッテリーを使うのは絶対に避けてください。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の注意喚起でも、非純正バッテリーは発火事故につながるおそれがあるとされています。
(出典:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)『安さの裏に潜む非純正バッテリーの危険性~発火の事故多発!~』)
本体の故障の原因にもなりかねません。
アイリスオーヤマの「CBL1815」や「CBL21625」など、お使いの型番に合った純正バッテリーを正しく選ぶことが、結果として一番安上がりで安全な選択になりますよ。
電源が入らない場合の確認
充電ランプはついているのに電源が入らないという時は、電気の問題ではないかもしれません。
まず確認してほしいのは「ボタンの押し方」です。
最近のモデルは誤作動防止のために長押しが必要だったり、2回押しが必要だったりするものがあります。
また、手元のスイッチではなく本体側の接続が緩んでいるケースも。
特にパイプを外してハンディとして使えるタイプは、パイプの接続部にある端子が汚れていると、電気がモーターまで届かなくなります。

もし「 daspo SCD-190P 」のような高機能モデルで電源が入らないなら、液晶パネルに何か表示が出ていないかも見てください。ゴミがいっぱいで安全装置が働いていたり、ブラシに何かが絡まってロックがかかっていたりすることもあるんです。
電源が入らない=故障、と決めつける前に、まずは本体をバラして、各パーツを繋ぎ直してみる。この「再起動」的な作業で、ウソのように動き出すことが本当によくあるんですよ。ぜひ一度試してみてくださいね。
ゴミを吸わない原因と清掃
「充電したのに全然吸い込みが弱い」というのは、実は吸わない原因のトップに挙がるお悩みです。
これをバッテリー不足だと勘違いして「充電できない」と仰る方も多いのですが、実は吸気経路のどこかが詰まっているだけのことが多いんです。
まずはヘッドの回転ブラシを見てください。髪の毛や糸くずがギッシリ巻き付いていませんか?
これが回転を妨げると、モーターに負荷がかかって運転時間が極端に短くなることもあります。
吸引力低下の切り分けをもう少し丁寧に確認したい場合は、アイリスオーヤマ掃除機が吸わない問題の原因特定と解決テクニックも参考になります。

次にチェックすべきはパイプの中。
ティッシュや大きなゴミが詰まって、空気の通り道が狭くなっているかもしれません。掃除機は「空気を吸って吐き出す」機械ですから、どこか一箇所でも塞がれば性能はガクンと落ちます。
量販店にお持ち込みいただく「吸わない」トラブルの半分以上は、丁寧な清掃だけで解決しちゃうんです。
専用の「フィルターセット CFTS72」などを用意して、定期的にパーツをリフレッシュしてあげると、買った時の吸引力がずっと続きますよ。
フィルターの水洗いと乾燥
サイクロン式のアイリスオーヤマ掃除機を使っているなら、フィルターの水洗いは欠かせません。
細かい粉塵がフィルターに詰まると、空気の循環が悪くなり、モーターが異常に熱を持ってしまいます。すると保護回路が作動して、充電ができなくなったり運転が止まったりする原因になるんです。
月一回くらいは、ダストカップと一緒にフィルターも水洗いして、中の汚れを綺麗に流してあげましょう。
乾燥不足は故障の元!
フィルターを洗った後、しっかり乾かさずにセットするのは絶対にNG。水分が残っていると、モーター内に湿気が入り込んで故障の原因になります。取扱説明書にもある通り、最低でも24時間は陰干しして、中までカラカラに乾いたことを確認してから使ってくださいね。これ、意外と守れていない方が多いので要注意です!
水洗いができない不織布タイプのフィルターを使っている場合は、無理に洗わず新しいものに交換しましょう。
もし誤って水洗いしてしまった場合の乾燥手順は、掃除機のフィルターを水洗いしてしまった場合の適切な手順と乾燥方法も参考になります。
アイリスオーヤマでは交換用のフィルターも手軽に購入できるので、予備を持っておくと掃除を中断せずに済みますよ。
「フィルターを綺麗にしたら充電の持ちが良くなった」というお声も店頭で聞きます。空気の通りを良くすることは、バッテリーへの負担を減らすことにも繋がるんですね。
アイリスオーヤマの掃除機は故障が多い?

ネットなどでアイリスオーヤマの掃除機は故障が多いなんていう噂を目にすることもあるかもしれません。でも、量販店で働いている私の肌感覚からすると、一概にそうとは言えないんですよ。
アイリスオーヤマの製品はとにかく出荷台数が多いんです。普及率が高い分、お困りの方の数も目立ってしまうのは仕方のないこと。
もし不安なら、症状別の切り分けをまとめたアイリスオーヤマ掃除機は故障が多い?壊れやすいという噂の真相もあわせて確認してみてください。
むしろ、大手メーカーに負けない機能を手頃な価格で提供している企業努力は本当にすごいなと思っています。
「すぐ壊れた」と仰るケースの中には、実はリコール対象の古いモデル(例えばIC-S7L系の一部など)だったり、非純正の安価なバッテリーを使っていたりすることも多いんです。アイリスオーヤマ側も、不具合があれば誠実に対応してくれますし、部品販売も充実しています。
大切なのは、壊れやすいかどうかよりも「正しく使って、正しくメンテしているか」ということ。信頼できるメーカーの製品だからこそ、私たちユーザーも正しい知識を持って接してあげたいですよね。
アイリスオーヤマの掃除機が充電できない解決まとめ
さて、ここまでアイリスオーヤマの掃除機が充電できない時の原因と対策をじっくり見てきましたが、いかがでしたか?
最後に大事なポイントを振り返っておきましょう。
もし一つずつ試しても解決しない場合は、以下の表を参考にして「修理」か「買い替え」かの判断材料にしてみてくださいね。
| チェック項目 | 確認すること | 解決しない場合 |
|---|---|---|
| 充電環境 | 室温が5~35度の範囲内か | 場所を変えて再試行 |
| 接続端子 | ホコリやズレがないか | 端子の清掃・セットし直し |
| バッテリー | 使用開始から2年以上経過か | 純正バッテリーの購入 |
| フィルター | 目詰まりや乾燥不足はないか | 洗浄と24時間以上の乾燥 |
賢いお買い替えのタイミング
もし、バッテリーを買い換える費用が本体価格の半分を超えてしまうようなら、思い切って最新モデルに乗り換えるのもアリです!最新の「MagiCaleena SCD-L4P」などは驚くほど軽いですし、充電管理もしやすくなっています。私の店でも、古いアイリスオーヤマ掃除機の充電トラブルから解放されたくて買い替えたお客様が「もっと早く買えばよかった!」と喜んでくださる姿をよく見かけます。今の掃除機を大切にする心も素敵ですが、新しい家電で家事のストレスを減らすのも、自分への素敵なご褒美になりますよ。

