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電気毛布のワット数は何W?省エネ性能とおすすめモデルを紹介

電気毛布

最近の電気代の高騰って本当に頭が痛いですよね。
家電量販店の店頭でも、「暖房をつけたいけど明細を見るのが怖い」なんてご相談を受けるたびに、私も「わかります!」って深く頷いちゃいます。

そんな悩める冬の救世主として私が全力で推しているのが電気毛布なんです。

でも、皆さんは電気毛布のワット数が実際にどれくらいかご存知ですか。
実はこれ、皆さんが想像している以上に驚くほど低い数値なんですよ。エアコンやセラミックヒーターと比べると、まさに桁違いの節約ができちゃう優れものなんです。

今回は、そんな電気毛布のワット数に隠された驚きの省エネ実力について、とことん深掘りしていきます。さらに、モバイルバッテリーで手軽に使えるUSBタイプの活用術や、清潔に使い続けるための洗濯機や乾燥機の選び方まで、現場の視点で詳しく解説しちゃいます。

この記事のポイント
  • 弱運転ならLED電球より低電力
  • 1時間の電気代は驚きの約0.1円
  • USBタイプはモバイルバッテリーで
  • 洗濯機や乾燥機で清潔にメンテナンス
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電気毛布のワット数と省エネ性能

クリーン家電ガイド:イメージ

「電気毛布って電気代がかかりそう」なんて思っていませんか?
実はその逆で、家計を助ける救世主のような存在なんです。ここでは数値を使って、その実力を解剖していきますね。

ワット数と暖かさの意外な関係

お店でお客様とお話ししていると、「ワット数が高い方が暖かいんでしょ?」とよく聞かれます。
確かに間違いではないんですが、電気毛布に関してはちょっと事情が違うんです。

電気毛布の一般的な定格消費電力は、だいたい40Wから80Wくらい。
これ、実はものすごく低い数字なんですよ。

例えば、リビング全体を暖めるエアコンは440W〜3000W近く消費しますし、すぐに温風が出るセラミックファンヒーターだと1200Wくらい使います。それに比べると、電気毛布は数十分の一の電力なんです。

でも、使ったことがある方ならわかると思いますが、電気毛布ってすごく暖かいですよね?

これは「接触暖房」という特性のおかげなんです。空間全体を暖めるのではなく、ヒーターが直接体に触れている(もしくは非常に近い)ので、熱が逃げずにダイレクトに伝わるんです。だから、少ないワット数でも体感温度は抜群に高いというわけ。

この効率の良さが、節電意識の高い方に支持されている最大の理由なんですよ。

ワット数が低い=暖かくない、ではありません!「体に触れて温める」からこそ、最小限のエネルギーで最大限の暖かさを感じられるんです。

電気毛布の弱と強のワット数差

ここ、意外と知られていないんですが、カタログに書いてある「定格消費電力(例:55W)」って、常にその電力を使い続けているわけじゃないんです。

電気毛布にはサーモスタット(温度調節機能)がついていて、設定温度になると自動で電気を切ったり入れたりしてるんですよ。

例えば、私たちのお店でも定番の椙山紡織の敷き毛布(SB20KW06など)を見てみましょう。

定格は55Wですが、実際に「強」で使った時の消費電力量は約35Wh程度。「中」なら約20Wh、「弱」にするとなんと約4Whまで下がります。

4Whって、一般的なLED電球(約5W〜8W)よりも低いんですよ!
すごくないですか?

つまり、「強」で最初に布団を暖めておいて、寝る時に「弱」にすれば、ほとんど電気を使っていないのと同じような状態になるんです。

私が接客するときも、「寝る前の予熱は強で、寝る時は弱かオフで十分暖かいですよ」とお伝えしています。これだけで、朝まで快適に、しかもエコに眠れますからね。

家電店員の豆知識

「定格消費電力」はあくまで最大値。実際の電気代を計算するときは、この「実質の消費電力量(Wh)」を見るのがコツですよ。

暖房器具との消費電力比較

「じゃあ、他の暖房器具と比べてどれくらいお得なの?」って気になりますよね。
ここでお客様によくお見せする比較をお話ししますね。ちょっと衝撃的な差が出ちゃいますよ。

まず冬の主役「エアコン」。
暖房時は平均して500W〜1000W以上使うこともザラです。

次に足元を暖める「セラミックヒーター」。
これは速暖性がありますが、1200Wくらい消費し続ける電気食い虫さんです。

「こたつ」は優秀で安定時は80W〜200Wくらいですが、それでも電気毛布よりは高め。

そして「ホットカーペット」は2畳用で300W〜500Wほどです。

エアコン暖房の電気代を「1時間あたり・部屋の広さ別」で把握したい方は、エアコン暖房26度設定の1時間の電気代も参考になります。

これらに対して、電気毛布は「強」でも30W〜60W程度。「弱」なら一桁のワット数です。
つまり、セラミックヒーター1台分の電力で、電気毛布なら20枚〜30枚くらい使えちゃう計算になります(笑)

これを聞くと、皆さん「えーっ!」って驚かれるんですけど、本当なんです。

テレワーク中の方なんかには、「部屋全体をエアコンで暖めるより、電気毛布をひざ掛けにして、上半身は『着る毛布』なんかを羽織った方が、電気代は数十分の一になりますよ」って提案しています。

これ、本当に節約効果が高いのでおすすめです。

暖房器具 消費電力の目安 特徴
電気毛布(弱) 約4W〜10W 圧倒的省エネ。局所暖房最強。
電気毛布(強) 約35W〜60W 最大出力でも他より安い。
こたつ(安定時) 約80W〜200W 効率は良いが場所を取る。
セラミックヒーター 約1200W すぐ温まるが電気代は高い。
エアコン(暖房) 約440W〜 部屋全体を暖めるメイン機。

電気毛布の消費電力が低い理由

クリーン家電ガイド:イメージ

なぜこんなに消費電力が低いのか、その秘密にもう少し迫ってみましょう。
「ただ温めるだけ」に見えて、実は賢い仕組みがあるんです。

一つは先ほどお話しした「サーモスタットによる断続運転」。
設定温度に達したら電気を止める、下がったら入れる、というのをこまめに繰り返しています。ずっと全力疾走しているわけではなく、適度に休憩しながら走っているマラソンランナーみたいな感じですね。

もう一つは「熱効率の良さ」です。
電気毛布のヒーター線は、毛布の中に張り巡らされていて、それが直接体や布団に触れます。空気という断熱材を介さずに熱を伝えるので、ロスのない伝達ができるんです。

最近のモデル、例えば広電や山善の製品なんかは、ヒーター線の配置も工夫されていて、足元を重点的に暖めるような設計になっていたりします。冷えやすい部分をピンポイントで狙い撃ちすることで、低いワット数でも満足感を高めているんですね。

さらに最近話題の「USBタイプ」だと、グラフェンヒーターという素材を使っているものもあります。
エレコムの『エクリア warm(HCW-BL02)』なんかがそうですが、これらは熱伝導率が高くて立ち上がりが早いので、少ない電力ですぐにポカポカになるんです。技術の進化ってすごいですよね。

1時間あたりの電気代と節約効果

では、いよいよ皆さんが一番気になる「お財布への影響」を計算してみましょう。
電気料金の単価を31円/kWhとして計算してみますね。
(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問 Q&A」)

先ほどの椙山紡織の敷き毛布を例にすると、「弱」モード(消費電力量約4Wh)の場合、1時間あたりの電気代は計算上、なんと約0.1円です。

0.1円ですよ!?
8時間寝ても1円いきません。

1ヶ月(30日)使っても約24円〜30円くらい。
これ、駄菓子1個分です(笑)

「強」モード(約35Wh)でつけっぱなしにしたとしても、1時間で約1.1円。
8時間で約9円、1ヶ月で約270円です。

もしこれをセラミックファンヒーター(1200W)で代用しようとしたら、1時間で約37円、1ヶ月8時間使用で約9,000円近くかかってしまいます。その差は歴然ですよね。

この圧倒的なコストパフォーマンスこそが、電気毛布最大の魅力。
「節約したいけど寒いのだけは無理!」という方には、まさにうってつけのアイテムなんです。メインの暖房を少し弱めて、電気毛布を併用するだけでも、冬の電気代はガクッと下がりますよ。

節約の結論

電気毛布のランニングコストは、他の暖房器具とは比べ物にならないほど激安。特に「弱」運転時のコストは、ほぼタダに近い感覚で使えちゃいます。

ワット数で選ぶ電気毛布

クリーン家電ガイド:イメージ

電気毛布の省エネ性能がわかったところで、次は「どうやって選んで、どう使うか」という実践編です。

特に最近増えている「キャンプで使いたい」という相談や、モバイルバッテリーで使えるUSBタイプについて、失敗しない選び方を伝授しますね。

モバイルバッテリーでの稼働時間

「キャンプやスポーツ観戦で電気毛布を使いたい!」という声、本当に増えました。そこで活躍するのがUSB給電タイプの電気毛布とモバイルバッテリーの組み合わせです。

でも、「手持ちのバッテリーでどれくらい持つの?」って不安ですよね。

まず、USB電気毛布を使うなら、出力は「5V/2A」以上あるものが必須です。古いモバイルバッテリーだと出力が足りなくて温まらないことがあるので注意してくださいね。

そして稼働時間ですが、一般的な「10000mAh」のモバイルバッテリー(電圧変換などを考慮して実効容量を約22Wh〜25Whと仮定)で計算してみましょう。

USB電気毛布の「強」モード(約10W)だと、だいたい2時間〜2.5時間くらい。「弱」モード(約5W)なら4時間〜5時間くらいが目安です。

もし一晩中(7〜8時間)使いたいなら、10000mAhだとちょっと心許ないですね。
Ankerの『PowerCore 20000』などは定番で優秀ですので、長時間利用でも安心です。

バッテリー選びの注意点

「10000mAhあるから10時間持つ!」という単純計算はNGです。電圧変換のロスなどで、実際に使えるエネルギーはスペックの6〜7割程度と考えておくと安全ですよ。

電気毛布のUSBモデルの特性

USBモデルの電気毛布についても、もう少し詳しく解説しておきますね。これらはコンセントタイプ(AC電源)とはちょっと性質が違います。

USBポート(Type-A)の出力限界があるため、最大でも10W程度のパワーしか出せません。コンセントタイプの「強(50W〜80W)」と比べると、熱量はどうしても控えめになります。

「なんだ、あまり暖かくないのか」とがっかりしないでくださいね。USBモデルの真骨頂は「身につけられること」にあるんです。

例えば、山善の『YHK-US41』のように、ひざ掛けとしてだけでなく、肩から羽織ったり腰に巻いたりと、体に密着させて使うのが基本。発熱部分を体にピタッとくっつけることで、少ないワット数でもじんわりと暖かさを感じられるようになっています。

最近はCIOなどのメーカーから出ている、衣服の中にヒーターが埋め込まれているタイプも人気ですね。

「空間を暖める」のではなく「自分の体温を逃さず、熱を補給する」という感覚で使うのが、USBモデルを快適に使うコツです。

オフィスや車内、アウトドアでの「あとちょっと暖かさが欲しい」というシーンでは最強の相棒になりますよ。

電気毛布の省エネモデル

クリーン家電ガイド:イメージ

電気毛布の省エネモデル

「家で使うからコンセントタイプがいいけど、それでも少しでも省エネなものがいい」という方には、機能性に優れたモデルがおすすめです。最近の電気毛布はただ温めるだけじゃなくて、賢い機能がついているんですよ。

まず注目したいのが、広電の『VWS401H-DB』のような省エネ特化モデル。
これは定格消費電力が40Wと低めに設定されている上に、本体の素材や構造を工夫して熱を逃がさない設計になっています。無駄な電力を使わずに暖かさをキープできるので、長時間使う方にはぴったりです。

また、椙山紡織の『SB20KW06』も外せません。
このモデルは「頭寒足熱」配線になっていて、冷えやすい足元はしっかり配線を密にして暖め、胸元はソフトに暖めるようになっています。
必要な場所だけを効率よく暖めるので、結果として設定温度を上げすぎずに済み、省エネにつながるんです。しかも、「弱」モードなら1時間あたりの電気代は約0.1円という驚異的なコスパですからね。

清潔キープのコツ

電気毛布を洗う時は、必ずコネクター(コントローラー)を外して、洗濯ネットに入れてくださいね。これを忘れると故障の原因になります!

まとめ:電気毛布のワット数

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
電気毛布がいかに省エネで、頼れるパートナーかわかっていただけたでしょうか?

「ワット数が低い=正義」というわけではありませんが、電気毛布はその低いワット数を最大限に活かして、私たちを暖めてくれる魔法のアイテムです。

最後に、今回の内容をわかりやすく表にまとめておきますね。
これを見れば、ご自身のライフスタイルに合わせてどう使うのがベストか、一目瞭然かなと思います。

使用シーン おすすめタイプ ワット数・コストの目安
自宅の寝室・リビング ACコンセントタイプ
(敷き・掛け敷き)
強55W・弱4W
一晩使っても数円
オフィス・車内 USBタイプ
(ひざ掛け・ウェアラブル)
5W〜10W
モバイルバッテリーで数時間

電気代が高騰する今、無理に我慢して風邪をひいてしまっては元も子もありません。
電気毛布という低ワット数で高性能な暖房器具を上手に取り入れて、体もお財布も暖かい冬を過ごしてくださいね!

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