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電気毛布はひざ掛けの代わりになる?電気代節約とずり落ち防止術

電気毛布

最近、お店に立っていても「電気代が上がって暖房をつけるのをためらう」という声を本当によく耳にします。

特にテレワークをしている方や、日中一人で家にいる時間だけのために部屋全体を暖めるのはもったいない、と感じている方は多いですよね。

そんな中で、私が密かにおすすめしているのが、本来は夜寝るときに使う「電気掛け毛布」を、日中の「ひざ掛け」として活用するという方法なんです。

「え?大きすぎない?」と思われるかもしれませんが、実はこのサイズ感こそが、最強の寒さ対策になるんですよ。体をすっぽり包み込む安心感は、一度味わうと抜け出せません。

そこで今回は、家電量販店の現場で培った知識をもとに、電気掛け毛布をひざ掛けとして使うメリットや、意外と知らない電気代のリアルな数字まで、包み隠さずお話ししちゃいます。

これを読めば、きっとあなたにぴったりの「相棒」が見つかるはずですよ!

この記事のポイント
  • 掛け毛布なら全身を包む圧倒的な暖かさ
  • 電気代はエアコンの約10分の1以下に
  • コードレスならUSBタイプが最強
  • クリップ活用でずり落ちを完全防止
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電気毛布をひざ掛けの代わりに使う基礎知識

クリーン家電ガイド:イメージ

本来は布団の上にかけて使う「電気掛け毛布」を、日中のひざ掛けとして使うことにどんな違いがあるのか。

まずは構造や暖かさの仕組み、そして気になるコスト面について、販売員の視点でわかりやすく解説していきますね。

電気毛布と電気ひざ掛けの構造的な違い

お店でお客様に案内していると、「電気毛布(掛けタイプ)と電気ひざ掛けって、結局何が違うの?」と聞かれることがよくあります。

最大の違いは、お察しの通り「サイズ」と「素材感」です。

まず電気毛布(掛けタイプ)は、シングルベッドを覆えるくらいのサイズで作られています。
一般的には188cm×130cmくらいの大きさがあり、大人がすっぽりと隠れるくらいの余裕があります。
素材も、体に掛けて使うことを前提にしているので、フランネルやマイヤー素材など、ふんわりと肌触りが良く、厚手で保温性が高いものが多いのが特徴です。

一方で電気ひざ掛けは、デスクワークなどで膝や肩に掛けることに特化しています。
サイズは140cm×80cm程度とコンパクトで、椅子に座った時に床に引きずらない絶妙な大きさになっています。
デザインもおしゃれなチェック柄などが多く、リビングやオフィスで使いやすいように設計されています。

電気毛布をひざ掛けとして使うメリット

「専用のひざ掛けの方が便利なんじゃない?」と思いますよね。でも、あえて大きめの電気掛け毛布を選ぶのには、明確な理由があるんです。

それは、「大は小を兼ねる」包容力と多機能性です。

電気ひざ掛けだと、どうしても「足先が出ちゃう」「背中が寒い」といった隙間問題が発生しがちです。
でも、大判の電気掛け毛布なら、腰から下だけでなく、肩からくるまったり、ソファーで全身を覆って「着る毛布」のように使ったりと、使い方の自由度が段違いなんです。
特に真冬の冷え込む朝などは、この圧倒的な布の量が頼もしいんですよ。

さらに、「掛け敷き兼用」タイプを選べば、日中はリビングで大型ブランケットとして使い、夜は寝室に持って行って布団として使うという「二刀流」が可能です。

一枚で24時間フル活用できるので、モノを増やしたくない方にもぴったり。収納スペースも節約できて一石二鳥ですよね。

電気毛布をひざ掛けとしてだけでなく、こたつの代わりになる暖房アイテムとしても検討したい方は、こたつの代わりになる暖房器具と電気毛布の活用法を詳しく解説した記事もあわせて読んでみてください。

おすすめの運用法

「掛け敷き兼用」と書かれているモデル(例えば188cm×130cmサイズ)を選べば、敷き毛布としての耐久性と掛け毛布の柔らかさをいいとこ取りできますよ。

どちらが暖かい?

「暖かさ」という点だけで勝負するなら、軍配はどちらに上がると思いますか?
これはもう、圧倒的にAC給電の電気掛け毛布の方が有利です。

理由は単純で、ヒーターが入っている面積と、布自体の保温力が違うからです。
電気掛け毛布はサイズが大きい分、ヒーター線の総量も多く、体全体を熱源で包み込むことができます。

さらに生地自体が厚手で作られていることが多いので、電源を切った後も熱が逃げにくいんです。
コンセントから電源を取るACタイプなら、最大50W〜80Wほどのパワーで、氷点下の日でもポカポカになります。

もちろん、ひざ掛け専用モデルも暖かいですが、開放空間で使うため、どうしても隙間から熱が逃げやすい傾向にあります。特に足元や背中など、カバーしきれない部分から冷気が入ってくることも。

私がお店で「とにかく寒がりなんです!」というお客様にご案内するときは、迷わず大判の掛け毛布をおすすめしています。

それぞれの電気代を比較

クリーン家電ガイド:イメージ

「パワーがあるってことは、電気代も高いんじゃない?」と心配になりますよね。電気代の値上げが続く今、ここは一番気になるところ。

でも安心してください、どちらも家計の救世主であることに変わりはありません。

一般的なエアコン(暖房)は、1時間あたり約15円〜30円くらいかかります。セラミックファンヒーターだと、強運転で30円〜40円近くいくことも。これ、毎日8時間使っていたら結構な金額になりますよね。

エアコンやこたつ、ホットカーペット、オイルヒーターなど主要な暖房器具ごとの電気代をより詳しく知りたい場合は、エアコン暖房26度設定の1時間あたりの電気代と他の暖房器具を比較した記事も参考になります。

対して、電気掛け毛布(ACタイプ)を強で使った場合、消費電力は約50W〜60W前後。電気代単価を31円/kWhで計算すると、1時間あたり約1.5円〜1.9円なんです。
エアコンの10分の1以下なんですよ!

なお、ここで使用している1kWhあたり31円という電気料金単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価をもとにした試算です。
出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」

USB給電タイプのひざ掛けなら、さらに安く、1時間あたり約0.2円〜0.3円
もう誤差みたいな金額ですよね(笑)

ただ、掛け毛布の圧倒的な暖かさを考えると、1時間1円台というのは驚異的なコスパだと思いませんか?

暖房器具 1時間あたりの電気代目安
エアコン 約15.5円 〜 31円
セラミックファンヒーター 約37.2円
電気掛け毛布(ACタイプ) 約1.6円
USBひざ掛け 約0.25円

※電気代単価31円/kWhで試算

電気毛布を一晩使うといくらかかる?

「じゃあ、夜寝るときに一晩中つけっぱなしにしたらどうなるの?」という疑問にもお答えしますね。これも計算してみると驚きの安さなんです。

例えば、ACタイプの電気掛け毛布を就寝時間の8時間、ずっと「強」で使い続けたとしましょう。
先ほどの計算(1時間約1.6円)を使うと、一晩で約12.8円です。一ヶ月(30日)使い続けても約384円。ワンコインでお釣りが来ちゃいます。

実際には、布団に入って温まったら温度を「中」や「弱」に下げるか、タイマーで切ることも多いですよね。そう考えると、実際の電気代はもっと安くなります。
「中」設定なら1時間あたり1円を切るモデルも多いですから、一晩で数円〜10円程度で済む計算です。

ちなみに、USBタイプの電気毛布をモバイルバッテリーで使う場合は、バッテリーの充電にかかる電気代だけなので、一晩換算だと約2円程度。もはやタダ同然と言っても過言ではありません。

この圧倒的な安さを知ってしまうと、もう他の暖房には戻れなくなるかも…。

低温やけどに注意

安くて暖かいからといって、「強」運転のまま素肌に触れて長時間寝るのは絶対にNGですよ。低温やけどや脱水症状のリスクがあるので、就寝時は温度を下げるかタイマーを活用しましょうね。

電気毛布をひざ掛けの代わりにする際の選び方

クリーン家電ガイド:イメージ

ここからは、実際に代用する際に「こうするともっと便利!」「こんな商品がおすすめ!」という具体的なテクニックやアイテム選びについてお話しします。

ずり落ち防止に電気毛布を腰に巻く工夫

電気掛け毛布をひざ掛けとして使うとき、一番の悩みは「サイズが大きすぎて扱いづらい」「ずり落ちてくる」ことなんです。
大判サイズは暖かい反面、立ったり座ったりすると床に引きずってしまうこともあります。

そこで私が強くおすすめしているのが、「クリップを使って巻きスカートにする」という技です。

100円ショップで売っている大きめのクリップでもいいんですが、一番おすすめなのはベビーカー用の「ブランケットクリップ」。
Litta Glitta(リッタグリッタ)などのちょっとおしゃれなクリップを使うと、オフィスでも違和感なく使えます。

腰の高い位置でくるっと巻いてクリップでパチンと留めれば、下半身全体が温かい空気に包まれて、まるでこたつに入っているような快適さになります。

余った裾の部分は折り返して調整すれば、床を引きずる心配もありません。
これなら家事をするときに立って歩いても落ちませんし、熱も逃げにくいので効率もアップしますよ。

布団用クリップも便利

厚手の毛布でベビーカー用クリップだと挟めない場合は、「布団固定用クリップ」を探してみてください。ガッチリ挟んでくれますよ。

持ち運びに便利な小さめの電気ひざ掛け

「自宅だけじゃなくて、会社のデスクやカフェでも使いたい」というノマドワーカー的なあなたには、やっぱり大判の掛け毛布は大きすぎますよね。
持ち運びやすさを重視するなら、やはり専用の小さめサイズを選ぶのが正解です。

サイズ感としては、110cm×70cm〜80cmくらいのものがベスト。これくらいなら畳めばトートバッグにも入ります。

最近のモデルは軽量化が進んでいて、重さが400g〜500g程度のものも増えています。例えば無印良品の「洗えるUSBブランケット」なんかは、軽くて薄手なのにしっかり温かいと評判です。

小さめサイズは膝に乗せても邪魔になりませんし、肩から羽織ってポンチョのようにしても作業の邪魔になりにくいのが良いところ。
移動が多い方は、暖かさよりもこの「機動力」を重視して選んでみてください。

デスク下やキッチンの足元など、「ひざ掛けだけではまだ冷える…」という場合は、電気代が安い足元ヒーターの選び方と在宅ワーク向けの冷え対策を解説した記事もチェックしてみてください。
ひざ掛けと足元ヒーターを組み合わせると、より省エネで快適に過ごせます。

おすすめのコードレス電気ひざ掛け

「コンセントの位置を気にするのが嫌!」という方には、やっぱりコードレスで使えるUSB給電タイプがおすすめです。これ、一度使うと便利すぎて手放せなくなりますよ。

USBタイプの最大のメリットは、モバイルバッテリーさえあればどこでも使えること。私が個人的に推しているのは、BRUNO(ブルーノ)の「USB 3WAYブランケット」です。

これ、ひざ掛け・ポンチョ・腰巻きの3通りに使えて、しかもデザインが可愛いんです。
2025年モデルでは自動オフタイマーが長くなって、映画一本見終わるくらいまで持ちます。裏面がフリース素材になっていて、電源を入れなくても温かいのも嬉しいポイント。

ただし、注意点が一つ。USBタイプを使うときは、モバイルバッテリーの容量選びが超重要です。5000mAhくらいのスマホ用だと、数時間で切れちゃいます。

一日仕事で使うなら、最低でも10,000mAh、できれば20,000mAhの大容量バッテリーを用意してくださいね。「Anker」などの信頼できるメーカーのものを選ぶと、出力も安定して温かさが持続しますよ。

バッテリー選びのコツ

出力が弱いバッテリーだと温まらないことがあります。「5V/2A以上」の出力に対応しているか、パッケージをよく確認してくださいね。

インテリアに馴染むおしゃれな電気ブランケット

クリーン家電ガイド:イメージ

電気毛布って、どうしても「生活感」が出がちですよね。
あの独特の柄やコントローラーが、おしゃれなリビングから浮いてしまう…と悩む方も多いはず。

でも安心してください、最近のメーカーさんはその辺りもすごく研究されています。

例えば、コイズミの「リサ・ラーソン」シリーズ。
北欧デザインの可愛い猫ちゃん(マイキー)やライオンの柄で、ソファに無造作に置いてあってもインテリアの一部として成立しちゃいます。これなら来客時に慌てて隠す必要もありません。

また、山善の「くるみケット」のように、着ることに特化したデザインのものも人気です。
ガウンのような見た目で、色も落ち着いたモカやグレーなど、部屋着に合わせやすいカラー展開になっています。

機能性だけじゃなくて「置いておきたくなるデザイン」で選ぶのも、冬のQOLを上げる大事な要素ですよね。

まとめ:電気毛布をひざ掛け代わりに

ここまで、電気掛け毛布をひざ掛けとして活用するテクニックや選び方についてお話ししてきました。

結論として、電気毛布の代用は「大いにアリ」です!

最後に、タイプ別のおすすめをまとめておきますね。
あなたのライフスタイルに合わせて選んでみてください。

あなたのタイプ おすすめの選択肢
とにかく温まりたい・節約したい AC電気掛け敷き毛布(大判)
全身を包む圧倒的な暖かさ。夜は布団でも使えてコスパ最強です。
デスクやカフェで使いたい USB電気ひざ掛け + モバイルバッテリー
無印やBRUNOなど、軽くて持ち運べるものをチョイス。
家でリラックスしたい 着る毛布タイプ or 北欧デザイン毛布
肌触りとデザイン重視で、QOLを爆上げしましょう。

電気毛布を上手に使えば、寒い冬も電気代を気にせずぬくぬくと過ごせます。
ぜひ、あなたにぴったりの一枚を見つけて、この冬を快適に乗り切ってくださいね!

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