ダイソンの掃除機を使っていて、ゴミを捨てようとしたらフタが開かない…なんて経験はありませんか?
赤いレバーが固くて動かなかったり、そもそもどうやってゴミを捨てるのか分からなくなったりすると、本当に困ってしまいますよね。
特にV8やV10といった人気モデルで、ゴミ捨てが固いというお悩みはよく耳にします。原因は単純なゴミの詰まりから、意外と知られていないロック機能まで様々です。
この記事では、ダイソン掃除機のゴミ捨てが開かない時の主な原因と、誰でも簡単に試せる対処法を分かりやすく解説していきます。
故障かな?と焦る前に、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
ダイソン掃除機のゴミ捨てで開かない主な原因

ダイソンの掃除機は吸引力がパワフルな分、ゴミ捨てもスムーズに行いたいものですよね。でも、いざゴミを捨てようとしたら「あれ?開かない…」と焦ってしまうことも。
ここでは、ゴミ捨てのフタが開かなくなる代表的な原因を一緒に見ていきましょう。原因が分かれば、対処もずっと簡単になりますよ。
ダイソン掃除機の基本的なゴミの捨て方
まずは基本に立ち返って、ダイソン掃除機の正しいゴミの捨て方をおさらいしてみましょう。
モデルによって少しずつ操作が違うので、ご自身の使っている機種がどれに当てはまるか確認してみてくださいね。
現行の主なモデルは、ゴミ箱の上で本体の赤いレバーを操作するだけで、手を汚さずにゴミを捨てられる「衛生的で簡単なゴミ捨て」機能が特徴です。
V12 Detect Slim / Digital Slimシリーズの捨て方
これらの軽量モデルは、本体からクリアビン(透明のゴミが溜まる部分)を取り外さずにゴミを捨てられます。
- 掃除機の電源がオフになっていることを確認します。
- 本体の赤いゴミ捨てレバーを前方に押します。
- すると、クリアビンの底が「パカッ」と開いてゴミが下に落ちる仕組みです。
- ゴミを捨て終えたら、クリアビンの底を手でカチッと音がするまで押し上げて閉じます。
このタイプは非常にシンプルですが、レバーを押すだけで開くので、誤操作には少し注意が必要かもしれませんね。
V15 Detect / Gen5detectシリーズの捨て方
これらのパワフルなモデルは「ポイント&シュート」式と呼ばれる機構を採用しています。
- 掃除機の電源がオフになっていることを確認します。
- 本体をゴミ箱の上で構え、赤いレバーを「グッ」と強く押し下げます。
- レバーを押し下げると、クリアビン全体が下にスライドし、連動して底のフタが開きます。
- ゴミを捨て終えたら、クリアビンを本体側へカチッと音がするまで押し上げて元の位置に戻します。フタも自動で閉まります。
V10やV11をお使いの方も、この「ポイント&シュート」式ですね。
少し力が必要な時もありますが、ゴミに触れずに捨てられるのが嬉しいポイントだと思います。
赤いレバーが動かないときのチェック点
「基本的な捨て方は分かっているけど、その赤いレバーが動かないんだ!」という場合、いくつか確認したいポイントがあります。
無理に力を加える前に、一度チェックしてみてください。
また、赤いレバー自体や、その周辺のパーツに破損がないかも確認が必要です。パーツが欠けていたり、ヒビが入っていたりすると、正常に作動しなくなります。
まず考えられるのは、クリアビンと本体の間にゴミが挟まっているケースです。
ダイソンのゴミ捨て機構は、クリアビンがスムーズに動くことで機能します。そのため、クリアビンのレール部分や、シュラウドと呼ばれるサイクロンの網目部分にホコリや髪の毛が詰まっていると、レバーの動きを物理的に妨げてしまうことがあるんです。
特に、ティッシュペーパーや綿ゴミのような大きなゴミを吸い取った後に起こりやすいですね。
一度、クリアビンを本体から取り外して(※外し方はモデルによります)、内部を詳しく見てみることをおすすめします。懐中電灯などで照らしてみると、意外なものが挟まっているかもしれませんよ。
また、赤いレバー自体や、その周辺のパーツに破損がないかも確認してみてください。
万が一、パーツが欠けていたり、ヒビが入っていたりすると、正常に作動しなくなります。落としてしまった後などに動かなくなった場合は、破損の可能性も考えられますね。
V8やV10でゴミ捨てが固いのはなぜ?
お客様からも「V8やV10のゴミ捨てが固いんだけど…」というお話をよく聞きます。
これらのモデルは、他の機種に比べて少し力が必要に感じる方が多いかもしれません。
V8は、本体上部にある赤いレバーを引き上げることで、サイクロン部分が持ち上がり、クリアビンの底が開く仕組みです。この「引き上げる」動作に、少しコツがいるんですね。
一方、V10は先ほど紹介した「ポイント&シュート」式で、赤いレバーを下に押し下げるタイプです。
これらのモデルで固く感じる主な理由は、クリアビンの内側にあるゴム製のパッキン(スクレイパー)の密閉性が非常に高いからです。このパッキンが、クリアビン内部の細かいホコリをそぎ落としながらスライドするため、新品の時や、長期間使っていなかった時には特に固く感じやすいんです。
言わば、それだけ気密性が高くて、ゴミをしっかり閉じ込めてくれている証拠でもあります。
ただ、あまりに固い場合は、パッキン部分にホコリが固着している可能性も考えられます。定期的にお手入れすることで、スムーズな動きを保つことができますよ。
ゴミが詰まって開かないケース
赤いレバーが動かない原因として、最も多いのがやはり「ゴミの詰まり」です。
特に、クリアビンの容量以上にゴミを溜め込んでしまうと、内部でゴミが圧縮されてしまい、フタを開けるための機構が正常に動かなくなってしまいます。
ダイソンのサイクロンは非常に強力なので、ゴミを遠心力でクリアビンの壁に押し付けます。
これが溜まりすぎると、まるでコンクリートのように固まってしまうことがあるんです。こうなると、赤いレバーを操作しても、圧縮されたゴミが邪魔をしてフタが開かなくなってしまいます。
また、髪の毛やペットの毛、糸くずなどが、サイクロンの中心部にあるシュラウドに絡みついていることも多いですね。ここにゴミが絡まっていると、クリアビンがスムーズにスライドできず、結果としてフタが開かない原因になります。
ゴミは「MAX」と書かれた上限ラインを越える前に、こまめに捨てることがトラブルを防ぐ一番の秘訣だと思います。ついつい溜めてしまいがちですが、掃除のたびに捨てる習慣をつけると良いかもしれませんね。
ゴミ捨てのフタが外れる場合の原因
「開かない」とは逆に、「ゴミを捨てたらフタが外れちゃった!」というケースもあります。
これは、クリアビンの底についているフタのツメが破損してしまったり、ヒンジ部分が摩耗してしまったりすることが主な原因です。
特に、ゴミが詰まった状態で無理にレバーを操作したり、フタを閉じるときに強く叩きつけたりすると、プラスチック製のパーツに負荷がかかり、破損につながりやすくなります。
もしフタが外れてしまった場合、ツメやヒンジ部分を確認してみてください。
小さなパーツが欠けているだけなら、自分で修理するのは難しいかもしれません。その場合は、無理に戻そうとせず、ダイソンのサポートセンターに相談するのが一番安心です。
クリアビンやフタは、パーツとして単体で購入することも可能です。
お使いのモデル名を確認して、公式サイトなどで探してみるのも一つの手ですね。ただ、せっかくなので、これを機に全体的なメンテナンスをしてみるのも良い機会かもしれません。
ゴミ捨てが開かないダイソン掃除機の対処法

さて、ここまで開かない原因について見てきましたが、ここからは具体的な対処法について解説していきます。
ちょっとしたコツやお手入れで改善することがほとんどなので、修理に出す前にぜひ試してみてください。
意外と知らないロック解除方法
実は、一部のダイソン掃除機には、意図せずクリアビンが動かないようにするための「ロック機能」のようなものが存在します。これは正式な機能名ではありませんが、パーツの構造上、特定の位置でないと動かないようになっているんです。
例えば、クリアビンが本体に正しく装着されていない場合、安全のためにゴミ捨てレバーがロックされて動かなくなることがあります。一度クリアビンを取り外して、再度「カチッ」と音がするまでしっかりと装着し直してみてください。
また、V10以降のポイント&シュート式のモデルでは、クリアビンを本体から取り外すための小さな赤いレバーが、クリアビンの下部についています。このレバーが少しでも押された状態になっていると、ゴミ捨てのための大きなレバーが動かないことがあります。
ゴミ捨ての前に、各パーツが正しい位置にしっかりと収まっているかを確認する。
これが、意外と見落としがちなポイントなんです。特に、クリアビンを水洗いした後などは、きっちり乾かして正しく装着しないと、うまく作動しない原因になるので注意が必要ですね。
赤いレバーを無理なく動かす裏ワザ
赤いレバーが固くて動かない時、力任せに操作するのは絶対にNGです。パーツの破損につながる可能性がありますからね。
そんな時は、ちょっとしたコツでスムーズに動くことがあります。
クリアビンを軽く叩いてみる
まず試してほしいのが、クリアビンの側面を手のひらで「トントン」と軽く叩いてみることです。
内部で固まってしまったゴミや、パーツの隙間に挟まったホコリが、この振動で少し動くことがあります。ゴミが動いて隙間ができれば、レバーも動きやすくなる可能性があります。
もちろん、強く叩きすぎないように注意してくださいね。
レバーを操作する角度を変えてみる
V8のようにレバーを引き上げるタイプの場合、真上に引くだけでなく、少し斜め方向に力を加えてみると、すんなり動くことがあります。
V10のように押し下げるタイプも同様で、まっすぐ下に押すだけでなく、少し本体を傾けたり、レバーを押す位置を指先で変えたりしながら、一番スムーズに動くポイントを探してみてください。
掃除機本体をしっかり持って、もう片方の手でレバーを操作するのが基本ですが、両手を使ってみるのも良い方法です。片手で本体を支え、もう片方の手の親指でグッと押し込むようにすると、力が伝わりやすいですよ。
故障かな?と思ったら試すリセット方法
「何をしても動かない…これって故障?」と不安になった時、試してみてほしいのが「リセット」です。
といっても、ダイソンのコードレスクリーナーには、電子的なリセットボタンがあるわけではありません。ここでお伝えするリセットとは、一度バッテリーを取り外して、再度装着するという物理的なリセット作業のことです。
バッテリーの着脱が可能なモデル(現行モデルの多くは可能です)に限られますが、この作業を行うことで、本体の動作が安定することがあります。
これは、ゴミ捨て機構の不具合に直接効くというよりは、本体全体の動作を一度リフレッシュさせるための方法です。もし、ゴミ捨てだけでなく、トリガーを引いても反応がないなど、他の動作にも異常が見られる場合は、試してみる価値があると思います。
ただし、バッテリーの取り扱いには十分注意してくださいね。
定期的な分解掃除でトラブルを防ぐ
ダイソン掃除機の性能を長く保ち、ゴミ捨てのようなトラブルを防ぐために最も効果的なのは、やはり定期的なお手入れです。
特に、サイクロン部分やクリアビンは、分解して掃除することができます。
修理や買い替えの判断基準
いろいろ試してみても、どうしてもゴミ捨てのフタが開かない。あるいは、パーツが破損してしまった。そんな時は、無理せず修理や買い替えを検討しましょう。
修理の目安
・赤いレバーやフタのツメなど、物理的にパーツが破損してしまった場合
・分解掃除をしても、明らかに動きが改善されない場合
・保証期間内である場合
ダイソンには、2年間のメーカー保証が付いています(※公式サイトでの製品登録が必要です)。
保証期間内であれば、無償で修理や交換をしてもらえる可能性が高いので、まずは公式サイトやお客様相談室に連絡してみてください。
保証期間が過ぎていても、有償での修理サービスを受けられます。
買い替えの目安
・購入してから5年以上経過している場合
・バッテリーの持ちが著しく悪くなっている場合(フル充電で10分もたないなど)
・修理費用が高額になる場合(新しいモデルが買えるくらいの金額になることも)
掃除機全体の寿命も考慮して、判断するのが良いと思います。
家電量販店で働いている経験から言うと、最新モデルはゴミ捨て機構が改善されていたり、お手入れがしやすくなっていたりと、使い勝手が向上していることが多いです。
新しいモデルを見てみるのも、一つの選択肢かもしれませんね。
総括:ダイソン掃除機のゴミ捨てでフタが開かない問題
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。