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ダイキン空気清浄機のストリーマ点滅!消し方とお手入れを解説

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ダイキンの空気清浄機を使っていて、急にストリーマランプが点滅し始めたら「もしかして故障?」と不安になりますよね。

私も家電量販店で働いているので、お客様から「青い点滅が消えないんです」とか「オレンジ色に光っているのは何?」といったご質問をよくいただきます。

実は、このストリーマランプの点滅の多くは故障ではなく、大切なお手入れのサインなんです。お知らせランプが赤点灯した場合も慌てる必要はありません。

この記事では、ダイキンの空気清浄機でストリーマランプが点滅する理由から、ご家庭でできる簡単なストリーマの掃除やユニット洗浄、リセットボタンの操作方法まで、わかりやすく解説していきます。

急なランプの点滅に慌てず対応できるよう、一緒に見ていきましょう。

この記事のポイント
  • ストリーマランプが点滅する色の違いとその意味
  • 具体的なストリーマユニットのお手入れ方法
  • お手入れ後に必要なリセットボタンの操作手順
  • ランプが消えない時や部品交換に関する対処法

ダイキン空気清浄機のストリーマ点滅!その消し方とは?

クリーン家電ガイド:イメージ

ダイキンの空気清浄機に搭載されているストリーマ機能は、キレイな空気環境を保つための心強い味方ですよね。

でも、そんなストリーマランプがチカチカと点滅を始めると、少し心配になってしまうかもしれません。

ここでは、ランプの色が持つ意味から具体的なストリーマの消し方まで、一つずつ丁寧に解説していきますね。

ストリーマランプが青色に点滅するのはなぜ?

ダイキン空気清浄機のストリーマランプが青色で点滅している場合、これは「加湿フィルターのお手入れ」が必要なサインなんです。

特に加湿機能を使っていると、水道水に含まれるミネラル分などがフィルターに付着しやすくなります。

これが原因で加湿能力が落ちたり、ニオイが発生したりすることを防ぐために、空気清浄機が「そろそろお掃除の時期ですよ」と教えてくれているんですね。

青色の点滅は、一般的に加湿機能の累計運転時間が約240時間に達すると点灯するようになっています。毎日8時間使うとすると、だいたい1ヶ月くらいが目安になりますね。

もちろん、お部屋の環境や水質によって汚れるペースは変わるので、あくまで目安として考えておくと良いと思います。

このランプは故障ではないので、安心してお手入れをすれば大丈夫ですよ。

加湿フィルターをお手入れした後は、ちゃんとお知らせをリセットする操作が必要になるので、その点だけ忘れないようにしたいですね。

詳しいお手入れ方法は後ほど解説しますが、基本的にはつけおき洗いで簡単にキレイになります。

オレンジ色のストリーマおそうじ点滅の意味

次に、ストリーマランプがオレンジ色(機種によっては黄色)に点滅する場合ですが、これは「ストリーマユニット」のお手入れが必要だというサインです。

ストリーマユニットは、ダイキン独自の分解・抑制技術の心臓部とも言える大切なパーツ。このユニットが汚れてしまうと、本来の性能を十分に発揮できなくなってしまいます。

オレンジ色の点滅は、空気清浄機の運転時間が約4800時間に達したときにお知らせしてくれる機能です。1日24時間つけっぱなしで使っていると、だいたい200日、つまり半年ちょっとで点滅する計算になりますね。

これも青色点滅と同じで、故障を知らせるものではないので安心してください。

「いつもキレイな空気を作ってくれてありがとう」という気持ちで、定期的にお手入れをしてあげることが、空気清浄機を長持ちさせる秘訣だと思います。

ストリーマユニットのお手入れは少しだけ手間がかかるように感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単なんですよ。これも後ほど詳しく手順をご紹介しますね。

ダイキン空気清浄機のストリーマ掃除の方法

それでは、実際にストリーマユニットのお掃除方法を見ていきましょう。

ここでは、人気の高いモデル「うるるとさらら空気清浄機 MCZ704A」を例に解説しますが、基本的な流れは他の機種でも似ていることが多いですよ。

準備するもの
準備するもの
💧
ぬるま湯または水
適温のぬるま湯を用意します。冷たすぎず熱すぎない温度が理想的です。
🧼
中性洗剤(必要に応じて)
汚れがひどい場合に使用します。刺激の少ない中性タイプを選びましょう。
🧽
綿棒や柔らかい布
細かい部分の清掃に便利です。傷つけないよう柔らかい素材を選択。
🥣
つけおき用の容器
洗面器などの適当なサイズの容器を準備します。清潔なものを使用しましょう。
お手入れの手順
お手入れの手順
1
電源プラグを抜いてから作業開始
まず、安全のため必ず電源プラグを抜いてから作業を始めてください。
⚠️ 安全確保のため電源を切ることが最重要です
2
パーツを取り外す
本体から加湿タンクやトレー、フィルター類を取り外します。
3
ストリーマユニットを引き出す
本体の奥にあるストリーマユニットを引き出します。機種によってロックがあったりするので、無理に引っ張らないよう注意が必要です。
⚠️ 無理な力を加えると破損の原因になります
4
つけおき洗い
ユニットは、ぬるま湯または水に約1時間つけおきします。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液を使うと落ちやすくなりますよ。
5
細部をこすり洗い
つけおき後、綿棒などで内部の細かい部分の汚れを優しくこすり落とします。特に放電針の周りは汚れが溜まりやすいポイントです。
6
しっかりとすすぎ
最後に流水でしっかりとすすぎ、洗剤が残らないようにします。
7
完全に乾燥させる
洗い終わったら、風通しの良い日陰で丸一日ほど、完全に乾燥させてください。水分が残っていると故障の原因になるので、ここはじっくり時間をかけるのが大切です。
💡 水分が残ると故障リスクがあります

ストリーマユニット洗浄後のリセットボタン操作

ストリーマユニットをピカピカに洗浄して、しっかり乾燥させたら、本体に戻します。
フィルター類も元通りにセットして、電源プラグを差し込んでください。

ただ、これだけだとオレンジ色のストリーマランプは点滅したままなんです。

「せっかく掃除したのにどうして?」と思ってしまいますが、お手入れの後は「お掃除が終わりましたよ」と空気清浄機本体に教えてあげる「リセット操作」が必要になります。

このリセット操作をしないと、運転時間のカウントがリセットされず、またすぐにお手入れランプが点灯してしまうこともあるので、忘れずに行いましょう。

リセットボタンの位置や操作方法は機種によって少し異なりますが、多くの場合は本体の操作パネルにある「ストリーマ」ボタンや「おそうじリセット」といったボタンを長押しすることで完了します。

例えば、MCZ704Aモデルの場合も、運転中に「おそうじリセット」ボタンを約2秒間長押しすると、ランプが消灯してリセットが完了します。

詳しい操作は、お使いの機種の取扱説明書で確認するのが一番確実ですね。

お知らせランプが赤点灯する意味と対処法

最後に、これまで紹介した青やオレンジの「点滅」ではなく、お知らせランプが赤く「点灯」している場合の意味と対処法です。

この赤点灯は、少し注意が必要なサインかもしれません。

これは、ストリーマユニットが正しく取り付けられていないか、もしくはユニット自体に何らかの異常が発生している可能性を示しています。

まずは、一度電源プラグを抜いてから、ストリーマユニットが奥までしっかりとセットされているかを確認してみてください。意外と「ちょっとだけズレていただけ」ということも多いんです。

再度セットし直して電源を入れても赤点灯が解消されない場合は、ストリーマユニットの故障が考えられます。ユニットの放電針が折れていたり、ひどく汚れていたりしないかもチェックしてみてください。

もしユニット自体に破損などが見られる場合は、新しいものに交換する必要があります。ストリーマユニットは消耗品なので、長年使っていると寿命がくることもあるんですね。

ストリーマ点滅の消し方以外のダイキン空気清浄機の疑問

クリーン家電ガイド:イメージ

ここまで、ストリーマランプが点滅する主な理由と、その消し方について詳しく見てきました。

でも、空気清浄機を使っていると「ランプがどうしても消えない」「お手入れ以外のランプが気になる」といった、また別の疑問も出てきますよね。

ここからは、そうした「もう一歩踏み込んだ疑問」についてお答えしていきます。

ストリーマランプが点滅して消えない時は?

お手入れをして、リセット操作もちゃんとしたはずなのに、なぜかストリーマランプの点滅が消えない…。そんな時は、いくつかの原因が考えられます。

トラブルシューティング
最優先
リセット操作の確認
まず一番に確認したいのは、リセット操作が正しく完了しているか、という点です。ボタンの長押し時間が足りなかったり、押すボタンを間違えていたりする可能性はありませんか?
推奨対処法
もう一度、取扱説明書でリセット方法を確認して、やり直してみるのがおすすめです。
次に確認
センサーの汚れ
空気清浄機には、ホコリやニオイを検知するセンサーが搭載されています。このセンサー部分が汚れていると、常にお部屋が汚れていると誤認してしまい、ランプが異常な反応を示すことがあります。
推奨対処法
センサーは、本体の側面などに付いていることが多いので、綿棒などで優しくお掃除してみてください。
最終的に疑う
ハードウェアの問題
それでも改善しない場合は、ストリーマユニット自体の寿命や故障、あるいは本体内部の電子部品に問題がある可能性も考えられます。
考えられる原因
特に長年使用している場合は、ユニットの劣化も十分にあり得ます。専門業者への相談を検討してください。

まず一番に確認したいのは、リセット操作が正しく完了しているか、という点です。

ボタンの長押し時間が足りなかったり、押すボタンを間違えていたりする可能性はありませんか?
もう一度、取扱説明書でリセット方法を確認して、やり直してみるのがおすすめです。

次に考えられるのは、センサーの汚れです。

空気清浄機には、ホコリやニオイを検知するセンサーが搭載されています。このセンサー部分が汚れていると、常にお部屋が汚れていると誤認してしまい、ランプが異常な反応を示すことがあります。

センサーは、本体の側面などに付いていることが多いので、綿棒などで優しくお掃除してみてください。

それでも改善しない場合は、ストリーマユニット自体の寿命や故障、あるいは本体内部の電子部品に問題がある可能性も考えられます。特に長年使用している場合は、ユニットの劣化も十分にあり得ます。

ここまで試してもダメな場合は、無理せずメーカーのサポートセンターや購入した販売店に相談するのが安心ですね。

給水ランプが消えない場合のチェックポイント

ストリーマランプと合わせて、意外とご相談が多いのが「給水ランプが消えない」というケースです。

タンクに水はたっぷり入っているのに、なぜか給水ランプが点灯したまま…。
これも地味にストレスですよね。

この場合、チェックしたいポイントは主に3つあります。

加湿機能トラブルシューティング
1
加湿トレーの設置確認
一つ目は、加湿トレーが正しくセットされているか。トレーが少しでも浮いていたり、ズレていたりすると、水を正しく検知できずにランプが点灯し続けることがあります。
確認ポイント
トレーがしっかりと奥まで押し込まれているか、傾きがないかを確認してください。完全にフラットな状態でセットされていることが重要です。
2
フロートの動作確認
二つ目は、フロート(浮き)がスムーズに動くか、です。加湿トレーの中には、水位を検知するためのフロートという部品があります。水垢などでこのフロートの動きが固まってしまうと、水位が上がってもそれを認識できず、給水サインが出続けてしまうんです。
💡 フロート部分も一緒にキレイにしてあげると改善することが多いですよ。
対処方法
トレーをお掃除する際に、フロート部分の水垢や汚れを丁寧に除去し、上下にスムーズに動くことを確認してください。
3
加湿フィルターの取り付け
三つ目は、加湿フィルターが正しく取り付けられているかです。フィルターが傾いていたりすると、うまく水を吸い上げられず、エラー表示につながる場合があります。
確認ポイント
フィルターがまっすぐ垂直に立っているか、ガイドに沿って正しい位置にセットされているかを確認してください。

一つ目は、加湿トレーが正しくセットされているか。
トレーが少しでも浮いていたり、ズレていたりすると、水を正しく検知できずにランプが点灯し続けることがあります。

二つ目は、フロート(浮き)がスムーズに動くか、です。
加湿トレーの中には、水位を検知するためのフロートという部品があります。水垢などでこのフロートの動きが固まってしまうと、水位が上がってもそれを認識できず、給水サインが出続けてしまうんです。

トレーをお掃除する際に、フロート部分も一緒にキレイにしてあげると改善することが多いですよ。

三つ目は、加湿フィルターが正しく取り付けられているかです。
フィルターが傾いていたりすると、うまく水を吸い上げられず、エラー表示につながる場合があります。

基本的な部分ですが、意外と見落としがちなので、一度確認してみてください。

困った時はまず取扱説明書を確認しよう

ランプの点滅やエラー表示など、空気清浄機のことで「あれ?」と思うことがあったら、まずは手元にある取扱説明書を読んでみるのが一番の近道です。

私も家電量販店でお客様からご質問を受けた際、まずはお客様がお持ちの機種の取扱説明書を確認させていただくことが多いんです。

取扱説明書には、今回ご紹介したようなお手入れ方法やリセット操作はもちろん、さまざまなエラー表示の意味と対処法が一覧で詳しく載っています。

また、安全に使うための注意点や、各部の名称なども図解で分かりやすく解説されているので、自己流で対処して悪化させてしまう前に、ぜひ一度目を通してみてください。

もし取扱説明書をなくしてしまった場合でも、ダイキンの公式サイトからお使いの機種の型番で検索すれば、PDF形式でダウンロードできるので安心ですね。

スマホやパソコンに保存しておけば、いつでも見られて便利だと思います。

ストリーマの交換部品はどこで購入できる?

ストリーマユニットや各種フィルターは消耗品なので、一定期間使ったら交換が必要になります。
特にストリーマユニットは、お手入れをしても赤点灯が消えない場合や、破損してしまった場合には交換が必要です。

メーカーによると、ストリーマユニットの交換目安は約10年とされていますが、使用状況によってはもっと早く寿命が来ることもあります。

これらの交換部品は、主に以下の場所で購入することができます。

  • ダイキンの公式オンラインストア「ダイキンパーツショップ」
  • 製品を購入した家電量販店
  • お近くの電気屋さん

一番確実なのは、ダイキンの公式パーツショップですね。
お使いの空気清浄機の型番さえわかれば、適合する部品を間違いなく購入できます。

また、家電量販店でも取り寄せ注文が可能です。
私が働くお店でも、お客様から型番を伺って部品の注文を承ることがよくあります。その際は、本体の側面や背面に貼られているシールに記載の型番を控えてから行くと、手続きがスムーズに進みますよ。

インターネットのショッピングサイトでも見つかることがありますが、間違った型番のものを買わないように注意が必要です。

定期的なユニット洗浄で効果を長持ちさせる

これまでお話ししてきたように、ダイキン空気清浄機の高い性能を維持するためには、定期的なお手入れ、特にストリーマユニットの洗浄が欠かせません。

ランプが点滅してからお手入れするのももちろん良いのですが、理想は点滅する前、ご自身で「そろそろ半年くらい経ったかな」というタイミングで定期的にお掃除してあげることです。

定期的な洗浄は、ストリーマ技術の分解・抑制効果を常に高いレベルで保つことにつながります。

汚れが固着する前にお手入れをすれば、お掃除自体もずっと楽に済みますし、ニオイの発生も抑えられます。

空気清浄機は、私たちの健康をサポートしてくれる大切な家電の一つだと思います。

だからこそ、少しだけ手間をかけてあげることで、その効果を最大限に引き出して、長く愛用していきたいですよね。

カレンダーに「空気清浄機お掃除の日」などと書き込んでおくのも、忘れずに続けられる良い方法かもしれません。

総括:ダイキン空気清浄機のストリーマ点滅の消し方

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • ストリーマランプの点滅は故障ではないことが多い
  • 青色の点滅は加湿フィルターのお手入れサイン
  • オレンジ色の点滅はストリーマユニットのお手入れサイン
  • お手入れの目安は運転時間によって管理されている
  • お手入れ前には必ず電源プラグを抜く
  • ストリーマユニットはつけおき洗いが基本
  • 洗浄後は完全に乾燥させることが重要
  • お手入れ後にはリセット操作が必須
  • リセットボタンは多くの場合長押しで操作する
  • 赤色の点灯はユニットの取り付け不良や故障の可能性
  • ランプが消えない時はセンサーの汚れも確認する
  • 給水ランプが消えない原因はフロートの固着など
  • 困った時はまず取扱説明書を確認する
  • 交換部品は公式サイトや家電量販店で購入できる
  • 定期的な洗浄が空気清浄機の性能維持につながる

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