ダイキンの空気清浄機を検討しているけれど、実際のところ評判はどうなんだろう?
と気になっていませんか?
私も家電量販店で働いているので、お客様から「ダイキンのストリーマって良いの?」「お手入れは面倒じゃない?」といったご質問を本当によくいただきます。
ネットの口コミだけでは分からない、良い点や少し気になる点もありますよね。
特にシャープやパナソニックといった他の人気メーカーとの違いや、フィルター交換の手間、時々耳にする「臭い」の問題など、購入前にはっきりさせておきたいポイントは多いと思います。
この記事では、そういった皆様の疑問にお答えするため、私が現場で直接お聞きしたリアルな声をもとに、ダイキンの空気清浄機のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
ダイキンの空気清浄機の良い口コミとメリット

ダイキンの空気清浄機がなぜ多くの人に選ばれるのか、気になりますよね。
ここでは、お客様から直接お聞きする「買ってよかった!」という良い口コミや、ダイキンならではのメリットについて、一緒に見ていきましょう。
ダイキンの空気清浄機はここがスゴイ!メリット解説
ダイキンの空気清浄機が評価される最大の理由は、そのパワフルな集塵性能と有害物質の分解能力にあると思います。
店頭でお客様とお話ししていても「やっぱりダイキンは安心感が違う」というお声をよく聞くんですよ。
主なメリットは以下の3つですね。
この機能により、フィルター自体を清潔に保ちやすく、より長期間安定した性能を維持できます。
洗濯物の部屋干しにも活躍する除湿機能も備え、一台で何役もこなす多機能性が魅力です。
これらの特徴から、性能を重視する方や、一台で多くの機能を求める方にダイキンの空気清浄機は選ばれているんだなと感じます。
ストリーマ技術ってどんな効果?
「ストリーマってよく聞くけど、一体どんなものなの?」というご質問は、本当によくいただきます。
これはプラズマ放電の一種で、有害物質を酸化分解する力を持つ高速電子を生成する技術、と公式サイトでは説明されています。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、要するにフィルターで捕まえた花粉やアレル物質、カビ菌などを、本体内部で強力に分解してくれる機能なんです。
他メーカーのイオンを放出するタイプとは違い、あくまで本体の内部で作用するのが大きな特徴ですね。
このストリーマ技術によって、主に以下のような効果が期待できるとされています。
- フィルターに付着した有害物質の分解
- 加湿フィルターや水トレイの菌の抑制
- 本体内部のカビの抑制
実際にお使いのお客様からは「加湿機能を使っても、嫌なニオイがしにくい気がする」というお声をいただいたことがあります。
これはストリーマが、加湿フィルターや水のぬめりを抑えてくれているからかもしれませんね。
空気清浄機を常に清潔な状態で使いたいという方にとって、このストリーマ技術は非常に心強い味方になってくれると思います。
シャープ製と比較!ダイキンを選ぶべき人は?
空気清浄機選びで必ずと言っていいほど比較対象になるのが、シャープの「プラズマクラスター」搭載モデルですよね。
どちらも人気のメーカーなので、悩まれるお客様は本当に多いです。
この2つの最大の違いは、有害物質へのアプローチ方法にあります。
メーカー | 技術 | アプローチ |
---|---|---|
ダイキン | ストリーマ | 本体内部で有害物質を分解・除去する |
シャープ | プラズマクラスター | イオンを室内に放出して空中で作用させる |
ダイキンのストリーマは、フィルターで捕獲したものを「内部で分解する」守りの技術と言えます。
一方、シャープのプラズマクラスターは、イオンを「お部屋に放出する」攻めの技術、というイメージでしょうか。
公式サイトによると、プラズマクラスターイオンには、浮遊する菌やウイルスの抑制効果のほか、静電気を抑えたり、衣類についたニオイを脱臭したりする効果も期待できるとされています。
どちらが良いというわけではなく、何を重視するかで選び方が変わってきますね。
私であれば、以下のような基準でご提案することが多いです。
最後はやはり、ご自身のライフスタイルやお悩みに合わせて選ぶのが一番だと思います。
パナソニック製と比較!ダイキンの強みとは
パナソニックの「ナノイーX」も、シャープのプラズマクラスターと並んでよく比較される技術ですね。
こちらもイオンを室内に放出するタイプで、パナソニックの公式サイトによると、花粉やアレル物質、菌やウイルス、ニオイなど、様々な有害物質の抑制に効果が期待できるとされています。
ナノイーXの大きな特徴は、OHラジカルという物質を豊富に含んだ微細な水分イオンである点です。これにより、繊維の奥に入り込んだニオイにも届きやすいと言われています。
では、パナソニック製品と比較した際のダイキンの強みはどこにあるのでしょうか?
やはり、ここでも「ストリーマ技術」と「TAFUフィルター」が重要なポイントになります。
本体の清浄能力そのものを重視するなら、という考え方ができます
空間全体に作用するアプローチで浄化を行います
花粉対策を特に重視するならパナソニック、フィルター性能と内部の清潔さを最優先するならダイキン、といった視点で選んでみるのも良いと思います。
おすすめはコレ!人気のMCZ704A-Tの口コミ
「一台で除湿も加湿もできて、空気もキレイにしてくれるモデルが欲しい」という方に、私が自信を持っておすすめするのが、ダイキンの「うるるとさらら空気清浄機 MCZ704A-T」です。
この一台でお部屋の空気に関する悩みを一年中まるごと解決してくれるので、お客様からの満足度が非常に高いモデルなんですよ。
実際にこのMCZ704A-Tをご購入されたお客様からは、特にこんなお声をいただきます。
機能 | 特徴・メリット |
---|---|
無給水加湿が本当にラク! |
これはダイキン独自の「うるる加湿」という機能で、屋外の空気から水分を取り込んで加湿するため、面倒な給水作業が不要なんです。
「冬場の給水が地味にストレスだったので、解放されて嬉しい」
という方は本当に多いです。
|
部屋干しの洗濯物がよく乾く! | パワフルな除湿機能も人気の理由です。梅雨の時期や、洗濯物を外に干せない日に大活躍します。衣類乾燥モードを使えば、部屋干し特有の嫌なニオイも抑えながら乾かせるので、一年中使えると好評です。 |
やっぱり空気がキレイになる実感がある! | パワフルな吸引力と、先ほどご説明したTAFUフィルター&ストリーマ技術で、お部屋の空気をしっかりキレイにしてくれます。ペットを飼っているお客様や、小さなお子様がいるご家庭から特に支持されていますね。 |
もちろん、多機能な分、本体サイズが大きめだったり、価格が高めだったりという点はありますが、それらを上回る満足感を得られるモデルだと思います。
一台で空気の悩みを丸ごと解決したい、という方には本当におすすめできる一台です。
型落ちモデルを激安で買うのはアリ?
新モデルが出ると、旧モデルが「型落ち」として安く販売されることがありますよね。
「少しでも安く買いたいけど、性能は大丈夫?」と心配になる方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、型落ちモデルを選ぶのは賢い選択肢の一つだと私は思います。
なぜなら、空気清浄機は毎年劇的に性能が変わるわけではないからです。
1~2年前のモデルであれば、最新モデルと比較しても基本的な清浄能力に大きな差はないことが多いんですよ。
ただし、購入する際にはいくつか注意点があります。
これらの点を確認した上で、機能と価格のバランスに納得できれば、型落ちモデルは非常にお得な買い物になると思います。
最新機能に強いこだわりがなければ、ぜひ検討してみてください。
ダイキン空気清浄機の悪い口コミとデメリット

どんなに人気の製品でも、良い面ばかりではありません。
購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、少し気になる点や、いわゆる「悪い口コミ」についても、正直にお話ししていきたいと思います。
ダイキン空気清浄機の気になるデメリットとは?
お客様からいただくご意見や、私が個人的に感じるダイキン空気清浄機のデメリットを挙げるとすれば、主に以下の3つでしょうか。
これらのデメリットを理解した上で、ご自身のライフスタイルや価値観に合うかどうかを判断することが、後悔しない製品選びの鍵になりますね。
「すぐ臭くなる」という口コミは本当?原因と対策
「ダイキンの空気清浄機、使ってたら臭くなった」という口コミ、時々目にしますよね。
実はこれ、お客様からもご相談いただくことがあるんです。
でも多くの場合、製品の不具合ではなく、お手入れの方法に原因があることがほとんどなんですよ。
臭いの主な原因は、加湿機能に使う水に関連するものです。
もし臭いが気になったら、まずは加湿フィルターと水トレイを念入りに掃除してみてください。
クエン酸などを使ってつけ置き洗いをするのが効果的です。
それでも改善しない場合は、集塵フィルターや脱臭フィルターにニオイが染み付いてしまっている可能性も考えられます。
普段からこまめに水トレイの水を交換したり、定期的にフィルターをお手入れしたりすることが、臭いを防ぐ一番の対策になります。
少し手間に感じるかもしれませんが、清潔な空気のためにも、ぜひ実践してみてくださいね。
ストリーマ技術のデメリットも知っておこう
ダイキンの大きな魅力であるストリーマ技術ですが、実はデメリットと感じる方がいらっしゃるのも事実です。
それは「オゾン臭」と「放電音」です。
オゾン臭について
ストリーマは放電する際に、ごく微量のオゾンを発生させます。
公式サイトでも、人体に影響のない濃度レベルであると明記されていますが、嗅覚が敏感な方は、このオゾン特有の少しツンとしたニオイを感じることがあるようです。
「なんだか機械っぽいニオイがする」と感じたら、それはオゾン臭かもしれません。
ほとんどの方は気にならないレベルですが、ニオイにとても敏感だという方は、購入前に店頭などで一度確認してみることをおすすめします。
放電音について
また、ストリーマユニットが作動する際に「シュー」という小さな放電音が発生します。
これも通常はほとんど気にならない音量ですが、寝室など非常に静かな環境で使う場合、人によっては少し耳障りに感じる可能性もゼロではありません。
もし音が気になるようであれば、ストリーマの運転をオフにすることもできますが、そうすると分解効果が得られなくなってしまいます。
これらの点は、ストリーマ技術の特性上、どうしても発生してしまうものです。
大きなデメリットというわけではありませんが、こういった特性があることは、事前に知っておくと安心だと思います。
フィルター交換やお手入れは面倒?
「フィルター10年交換不要」という言葉だけを聞くと、お手入れがすごく楽そうに聞こえますよね。
確かに、メインの集塵フィルター(TAFUフィルター)を10年間交換しなくて良いのは、大きなメリットです。
ですが、先ほどもお伝えしたとおり、全くお手入れが不要というわけではありません。快適に使い続けるためには、いくつかのパーツを定期的にお掃除する必要があります。
パーツ名 | お手入れの目安 | お手入れ方法 |
---|---|---|
プレフィルター | 2週間に1回程度 | 掃除機でホコリを吸い取る。汚れがひどい場合は水洗い。 |
加湿フィルター | 1ヶ月に1回程度 | 水または中性洗剤でつけ置き洗い。 |
水トレイ | 給水のたび | 少量の水で振り洗い。 |
ストリーマユニット | ランプ点灯時(約2年に1回) | ぬるま湯または水につけ置き後、綿棒などでこする。 |
こうして見ると、意外とお手入れする箇所があると感じるかもしれませんね。
特に加湿機能を使うシーズンは、加湿フィルターと水トレイのお手入れが重要になります。これを面倒と感じるかどうかは、人それぞれだと思います。
ただ、これはダイキンに限った話ではなく、どのメーカーの加湿空気清浄機でも同じようにお手入れは必要です。むしろ、TAFUフィルターのおかげで、一番交換費用がかかる部分の心配をしなくて良い、と考えることもできますね。
「最低限のお手入れで、長く清潔に使いたい」という方には、やはりダイキンはおすすめできると思います。
加湿機能が故障しやすいって本当?
「ダイキンの加湿機能は壊れやすい」という噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ですが、私がこれまでお客様対応をしてきた経験上、本当に製品自体が故障しているケースは稀なように思います。
多くの場合、原因は「カルキ(水垢)」の付着によるものです。
水道水に含まれるカルシウムやミネラル分が、加湿フィルターや水トレイ、内部の部品に白く固まって付着してしまうんですね。
これが原因で、加湿フィルターがうまく回転しなくなったり、水の流れが悪くなったりして「加湿しなくなった(故障した)」と感じてしまうことが多いんです。
これを防ぐためには、やはり定期的なお手入れが一番です。
1ヶ月に1回程度、クエン酸などを使って加湿フィルターと水トレイをお掃除することで、カルキの付着をかなり防ぐことができます。
もし、お手入れをしても加湿量が戻らない、エラー表示が消えないといった場合は、本当に部品が故障している可能性もありますので、その際はメーカーのサポートセンターに相談してみてください。
日頃のちょっとしたお手入れで、製品は長く快適に使えるようになりますよ。
ユニット洗浄ランプが消えないときの対処法
ある日突然「ユニット1」や「ユニット2」というランプが点滅・点灯して、驚いた経験はありませんか?
これは「ストリーマユニットを洗浄してください」というお知らせサインで、故障ではありませんので安心してくださいね。
このランプは、約2年に1回、ストリーマユニットのお手入れ時期が来ると点灯するようになっています。
お手入れ方法は、実はとっても簡単です。
洗浄してもランプが消えない場合は、リセット操作がうまくできていない可能性があります。取扱説明書でリセット方法をもう一度確認してみてください。
それでもダメな場合は、ユニット自体の寿命も考えられますので、その際は新しいユニットの購入を検討しましょう。
総括:ダイキンの空気清浄機の口コミ
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。