「6畳のエアコン、1時間つけたら電気代はいくらくらいなんだろう?」
「冷房と暖房、それに設定温度によっても料金は変わるのかな?」
夏の暑い日や冬の寒い日、エアコンは欠かせない家電ですが、使うたびに電気代が気になってしまうこと、ありますよね。特に6畳用のエアコンは多くのお部屋で使われているので、1時間あたりの電気代を把握して、賢く節約したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、家電量販店で働く私が、6畳エアコンの1時間あたりの電気代について、冷房・暖房・設定温度別の目安から、つけっぱなしにした場合の料金、そして効果的な節約術まで、詳しく解説していきます。
6畳のエアコン電気代、1時間あたりの料金目安

まずはじめに、皆さんが一番気になっているであろう6畳エアコンの電気代について、具体的な料金の目安を見ていきましょう。エアコンの電気代はいくつかの簡単な要素で決まるんですよ。
ここでは基本的な計算方法から、冷暖房の違い、多くの方が設定するであろう温度での料金まで、分かりやすく解説していきますね。
エアコンを1時間つけたら電気代は何円?
項目 | 説明 | 確認方法・注意点 |
---|---|---|
消費電力 | エアコンがどれくらいの力で動いているかを示す数値 | 製品カタログや本体シールに記載。W(ワット)を1000で割ってkW(キロワット)に変換 |
電気料金単価 | 1kWhあたりの電気料金 | 電力会社との契約により変動。検針票で正確な単価を確認可能(2024年全国目安:31円/kWh) |
エアコンの1時間あたる電気代は、とてもシンプルな計算式で求めることができます。それは「消費電力(kW) × 1時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)」というものです。この計算式を覚えておくと、ご自宅のエアコンのおおよその電気代が把握できるので便利ですよ。
まず「消費電力」ですが、これはエアコンがどれくらいの力で動いているかを示す数値で、製品のカタログや本体に貼られているシールに記載されています。単位が「W(ワット)」で書かれていることが多いので、計算する際は1000で割って「kW(キロワット)」に変換するのを忘れないようにしてくださいね。
次に「電気料金単価」ですが、これは電力会社との契約によって変わってきます。ここでは、2024年時点での全国的な目安である「31円/kWh」を使って計算してみます。ご自身の正確な単価を知りたい場合は、電力会社の検針票(電気ご使用量のお知らせ)を確認してみてください。
それでは、実際に計算してみましょう。近年の6畳用エアコンの冷房時の消費電力を、仮に430W(0.43kW)とします。
この場合、「0.43kW × 1時間 × 31円/kWh = 13.33円」となります。つまり、1時間あたりの電気代は約13.3円ということになりますね。もちろん、これはあくまで一つの目安です。エアコンの機種や使い方、お住まいの地域によっても変わってくるので、参考として捉えてくださいね。
冷房と暖房で1時間あたりの電気代は違う
エアコンの電気代を考える上で、冷房と暖房では料金が異なるという点は大切なポイントです。一般的には、冷房よりも暖房の方が電気代は高くなる傾向にあります。これは、エアコンがお部屋の温度を変えるために、どれだけ頑張って仕事をする必要があるかに関係しているんです。
例えば、真夏の気温が35℃の日に、お部屋を28℃まで冷やす場合、その差は7℃ですよね。一方で、真冬の気温が5℃の日に、お部屋を20℃まで暖めるとなると、その差は15℃にもなります。この外の気温と設定温度の差が大きければ大きいほど、エアコンは多くのエネルギーを必要とするため、電気代も高くなってしまうのです。
最新の省エネ性能が高いモデルだと、カタログ上の消費電力の数値は冷房と暖房で近くなっていることもあります。先ほどのモデルで暖房時の消費電力を420W(0.42kW)と仮定すると「0.42kW × 1時間 × 31円/kWh = 13.02円」となり、計算上は少し安く見えます。
しかし、これは特定の条件下で測定された数値なんです。実際に外の気温がとても低い中での運転はエアコンにとって大きな負荷がかかりますし、特に電源を入れてから部屋が暖まるまでの間は、多くの電力を消費します。
そのため、実際の生活の中では、やはり暖房の方が電気代は高くなると考えておくと良いでしょう。
設定温度28度だと1時間の電気代はいくら?
設定温度 | 消費電力変化 | 1時間あたり電気代 | 1日8時間 | 1ヶ月(30日) |
---|---|---|---|---|
27℃ | 約10%アップ | 約14.6円 | 約117円 | 約3,510円 |
28℃ | 基準 | 約13.3円 | 約106円 | 約3,180円 |
29℃ | 約13%ダウン | 約11.6円 | 約93円 | 約2,790円 |
1時間あたり:約14.6円
1日8時間:約117円
1ヶ月(30日):約3,510円
1時間あたり:約13.3円
1日8時間:約106円
1ヶ月(30日):約3,180円
1時間あたり:約11.6円
1日8時間:約93円
1ヶ月(30日):約2,790円
夏の冷房時、環境省は設定温度を28℃にすることを推奨しています。この28℃という設定は、快適性を保ちつつ消費電力を抑えるための、とても理にかなった目安なんです。実際に、多くのエアコンメーカーが公表している消費電力も、この28℃設定を基準にしていることが多いですね。先ほど計算した1時間あたり約13.3円という電気代も、この28℃設定を想定したものです。
では、もし設定温度を1℃下げて27℃にした場合、電気代はどうなるのでしょうか。一般的に、冷房時に設定温度を1℃上げると約13%、1℃下げると約10%消費電力が変わると言われています。
つまり、27℃設定にすると電気代も約10%アップし、13.3円の約1.1倍である14.6円ほどになる計算です。たった1.3円の違いと感じるかもしれませんが、1日に8時間使うとすると1日で約10円、1ヶ月(30日)では約300円もの差になります。
もちろん、暑さの感じ方は人それぞれなので、無理に我慢する必要はありません。ただ、この「1℃の差」が電気代に与える影響を知っておくだけでも、節電への意識が変わってくるのではないでしょうか。
快適性を損なわない範囲で、上手に温度設定をすることが節約への大切な第一歩と言えますね。
6畳エアコンを24時間つけっぱなしの電気代
外出時間 | 推奨対応 | 理由 | 電気代への影響 |
---|---|---|---|
30分程度 | つけっぱなし | 起動時の電力消費を避けられる | 節約効果あり |
1〜2時間 | 状況による | 室温・断熱性による | ほぼ同等 |
数時間以上 | 電源OFF | 長時間の安定運転コストが上回る | 節約効果あり |
理由:起動時の電力消費を避けられる
効果:節約効果あり
理由:室温・断熱性による
効果:ほぼ同等
理由:長時間の安定運転コストが上回る
効果:節約効果あり
「エアコンはこまめに消すより、つけっぱなしの方が電気代が安い」という話、皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
これは、あながち間違いではありません。エアコンが最も電力を消費するのは、電源を入れてから設定温度になるまでの「起動時」なんです。そのため、短時間の外出のたびに電源をオンオフしていると、その都度大きな電力を消費してしまい、かえって電気代が高くなることがあるのです。
仮に1時間13.3円のエアコンを24時間つけっぱなしにすると、単純計算では「13.3円 × 24時間 = 319.2円」となります。しかし、エアコンは一度設定温度に達してしまえば、その後は室温を維持するために少ない電力で安定運転に入ります。この時の消費電力は起動時に比べてかなり小さいため、実際の24時間あたりの電気代は、この単純計算よりも安くなることがほとんどです。
では、どのくらいの外出時間ならつけっぱなしがお得なのでしょうか。
あるメーカーの調査によると、日中の30分程度の外出であれば、電源を切らずにつけっぱなしにしておく方が、結果的に電気代を安く抑えられるという結果が出ています。逆に、数時間以上家を空ける場合は、一度電源を切った方が経済的だと言えるでしょう。
ただし、これはお部屋の断熱性やその日の気温にも左右されるので、あくまで一つの目安として考えてみてくださいね。
6畳用と8畳用のエアコンで電気代は変わらない?
お部屋の広さは6畳だけど、「大は小を兼ねる」と考えて少し大きめの8畳用エアコンを設置しようか、と迷われるお客様は少なくありません。実はこれ、場合によっては賢い選択になることがあるんですよ。
部屋の広さに対して能力がギリギリのエアコンは、お部屋を快適な温度にするために常にフルパワーで稼働しがちです。そうなると、かえって電気代が高くなってしまうことがあります。
一方で、少し能力に余裕のある8畳用であれば、少ない力で効率よく部屋を冷やしたり暖めたりできるため、結果的に消費電力が少なく済む可能性があるのです。
特に、最上階や西日が強く当たる部屋、断熱性の低い木造住宅など、エアコンに負荷がかかりやすい環境の場合は、ワンサイズ上のモデルを選ぶことで快適性と省エネ性を両立できることがあります。
ただし、注意点もあります。
まず、本体価格は8畳用の方が高くなります。
また、必要以上に大きすぎるエアコンを選んでしまうと、すぐに部屋が冷えすぎてしまい、エアコンの電源が頻繁に入ったり切れたりする「短時間運転」を繰り返すことになります。これはかえって電気の無駄遣いになり、快適性も損なわれるため、おすすめできません。
基本的にはお部屋の広さに合ったモデルを選ぶのが一番ですが、ご自宅の環境に不安がある場合は、ワンサイズ上も検討してみる価値はある、ということですね。
6畳用エアコンで12畳の部屋は冷やせる?
先ほどとは逆に、広い部屋に小さいエアコンを設置するのは、残念ながら全くおすすめできません。これは、快適性の面でも、経済性の面でもデメリットしかない選択と言えるでしょう。
6畳用のエアコンを12畳のような広い部屋で使うと、エアコンは「部屋がなかなか設定温度にならない」と判断し、常に最大能力で運転し続けることになります。
これは、車で言えば常にアクセルを全開にして走っているようなもの。当然、電気代は非常に高くなります。それにもかかわらず、エアコンの能力が部屋の広さに追いついていないため、なかなか部屋全体は快適な温度になりません。
「電気代は高いのに、全然涼しく(暖かく)ならない」という、最も避けたい状況に陥ってしまうのです。
さらに、常にフルパワーで稼働させることは、エアコン本体にも大きな負担をかけ続けることになります。その結果、製品の寿命を縮めてしまう可能性も高まります。
私がお店でお客様にご案内する際も、お部屋の広さに対して能力が不足するモデルを選ぶことは、絶対に避けるべきだと強くお伝えしています。
エアコンを選ぶ際は、必ず設置する部屋の広さに適合した能力のモデルを選ぶことが、快適な生活と電気代節約のための大前提となりますね。
1時間のエアコン電気代を抑える6畳での賢い使い方

ここまではエアコンの基本的な電気代について見てきました。数字だけ見ると「思ったより安いかも」と感じた方も、「やっぱり高いな」と感じた方もいらっしゃると思います。
ここからは、その電気代をさらに賢く抑えるための、具体的な使い方や選び方のコツをご紹介していきます。少しの工夫で快適さはそのままに、グッと電気代を節約できる方法もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
暖房使用時の消費電力は6畳でどのくらい?
先ほどもお伝えしたとおり、暖房は冷房よりも多くの電力を消費する傾向にあります。冬場の電気代を少しでも抑えるためには、まず暖房時の消費電力をしっかり把握しておくことが大切ですね。
最新の6畳用エアコンのカタログを見てみると、暖房時の消費電力は400W~500W前後のモデルが多いようです。
例えば、パナソニックの2025年モデル「エオリア CS-225DFL」では420W、ダイキンの「うるさらX AN225ARS」では390Wと記載されています。しかし、これはあくまで安定して運転している時の数値です。
注目してほしいのは、カッコ書きで示されている消費電力の範囲(例:110W~1250Wなど)です。この最小値が安定運転時、最大値が電源を入れた直後や、外の気温が極端に低い時にかかる電力の目安となります。
特に、外気温が低い日や、電源を入れてから部屋が暖まるまでの間は、1000Wを超える電力を消費することもあります。冬場の電気代を抑えるには、この立ち上がり時の消費電力をいかに短くし、速やかに安定運転に移すかが鍵となります。
そのためには、厚手のカーテンを閉めて窓からの冷気を遮断したり、ドアの開閉をできるだけ少なくしたりする工夫がとても効果的です。お部屋の熱を逃がさない環境を整えることが、結果的にエアコンの負担を減らし、節電につながるんですよ。
10畳や12畳用エアコンとの電気代比較
お部屋の広さに合ったエアコンを選ぶことが重要だとお伝えしましたが、実際に畳数が違うとどれくらい電気代が変わるのか、具体的な数字で比較してみましょう。
ここでは、冷房時の消費電力と1時間あたりの電気代の目安をまとめてみました。
畳数 | 冷房時の消費電力(目安) | 1時間あたりの電気代(目安) |
---|---|---|
6畳用 | 430W | 約13.3円 |
10畳用 | 750W | 約23.3円 |
12畳用 | 950W | 約29.5円 |
このように、部屋の広さに対応するモデルが大きくなるほど、基本的な消費電力もそれに比例して増加するのが分かりますね。
しかし、この表だけで「小さい方が絶対お得」と判断するのは少し早いです。大切なのは、年間のエネルギー消費効率を示す「APF(通年エネルギー消費効率)」という数値です。この数値が高いほど、年間を通してみた場合の運転効率が良い、つまり省エネ性能が高いエアコンと言えます。
最近のモデルは、大きい畳数のものほどAPFが高い傾向にあります。そのため、先述のように少し負荷の高い6畳の部屋に8畳用を設置した場合など、状況によっては大きいモデルの方が効率よく運転できるケースもあるのです。
もちろん、12畳の部屋に6畳用のエアコンを設置してフル稼働させるよりは、12畳用のエアコンを適切なパワーで運転させる方が、結果的に電気代は安くなります。やはり、お部屋のサイズに合ったエアコン選びが基本となりますね。
電気代が安い6畳用おすすめエアコンの選び方
電気代を安く抑えたいなら、エアコン選びの時点で省エネ性能の高いモデルを選ぶことが非常に大切です。お店で製品を見るときに、ぜひチェックしてほしいポイントがいくつかあります。
まず一つ目は、先ほども少し触れた「APF(通年エネルギー消費効率)」です。
この数値が高いほど、年間の電気代が安くなる傾向にあります。製品カタログや、本体に貼られている緑色の「省エネ性マーク」で確認できます。
「省エネ基準達成率」というパーセンテージも一緒に表示されており、この率が高いほど国の定める省エネ基準をクリアしている証拠なので、合わせてチェックすると良いでしょう。
二つ目は、AI(人工知能)機能の有無です。
最近のモデルでは、人のいる場所やその人の体温、日差しの強さなどをセンサーで細かく検知して、自動で最適な運転に切り替えてくれるものが主流になっています。
例えば、三菱電機の「霧ヶ峰 Zシリーズ」に搭載されている「ムーブアイmirA.I.+」は、少し先の未来の体感温度まで予測して運転を制御する、とても賢い機能です。こうしたAI機能は、私たちが意識しなくても自動で無駄な運転をなくしてくれるので、節電に大きく貢献してくれます。
他にも、フィルターを自動でお掃除してくれる機能も、ホコリ詰まりによる効率低下を防ぐ上で重要です。
もちろん、高機能なモデルは価格も上がりますが、長い目で見ると電気代の差で元が取れることも多いので、ご自身の使い方に合った機能を見極めて選ぶことをおすすめします。
古いエアコンは電気代が高い?買い替えの目安
ご自宅のエアコン、何年くらいお使いでしょうか?
もし10年以上使っているなら、それは「目に見えない電気代」を払い続けているサインかもしれません。買い替えを検討する良い機会と言えるでしょう。
技術の進歩は本当にすごくて、10年前のエアコンと最新のエアコンとでは、省エネ性能に大きな差があります。資源エネルギー庁のデータによると、10年前の製品と比べて最新の省エネモデルでは、年間で約12%も消費電力が削減されているそうです。
これを電気代に換算すると、使い方によっては年間で数千円から1万円以上も変わってくることがあるんです。
「まだ壊れていないから」と使い続けるのも一つの考え方ですが、毎月の電気代というランニングコストを考えると、早めに買い替えた方が長期的にはお得になるケースも少なくありません。
特に、以下のようなサインが見られたら買い替えの合図です。
サイン | 詳細 |
---|---|
電気代の増加 | 以前と比べて、明らかに電気代が高くなった |
冷暖房効率の低下 | 冷房や暖房の効きが悪くなった、時間がかかるようになった |
異音・異臭 | 運転中に変な音や、カビ臭いような嫌なニオイがする |
修理頻度の増加 | 修理の頻度が増えてきた |
最新モデルは省エネ性能だけでなく、空気清浄機能が充実していたり、運転音が静かだったりと、快適性も格段に向上しています。
快適な暮らしと将来的な節約の両方を手に入れるための「投資」として、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
自動運転(風量自動)で効率的に節電する
エアコンのリモコンにある「自動運転」モード、皆さんは普段から活用していますか?
お店でお話を聞いていると、つい自分で風量を「弱」や「強」に設定しているという方が意外と多いんです。でも実は、節電のためにはこの自動運転に任せるのが一番効率的なんですよ。
自動運転モードは、エアコンが室内の温度や状況を自分で判断し、最も効率の良い方法で設定温度を目指してくれる機能です。電源を入れた直後はパワフルな風で一気に部屋を快適な温度に近づけ、設定温度に達した後は、自動で微風運転に切り替えて室温を賢くキープしてくれます。
これをもし手動の「弱」風で運転すると、設定温度に達するまでにとても時間がかかってしまい、結果的に余計な電気を長く使い続けることになります。逆に「強」風のままだと、部屋が冷えすぎて寒く感じたり、無駄な電力を消費し続けたりすることになりがちです。
自動運転は、いわばエアコンという機械のプロに運転を任せるようなもの。私たちはリモコンのボタンを一度押すだけで、あとはエアコンが自動で快適さと節電を両立してくれます。
もし今まで手動で風量を設定していたなら、ぜひ今日から「自動」ボタンを押してみてください。その手軽さと効率の良さを実感できると思います。
サーキュレーター併用で設定温度を快適に保つ
エアコンの節電術として、私がお店でもお客様に一番におすすめするのが、サーキュレーターとの併用です。これは本当に効果が高いので、ぜひ試してみてほしい方法ですね。
お部屋の空気は、実は温度によって層ができてしまうんです。冷たい空気は重いので下に、暖かい空気は軽いので上に溜まりやすい性質があります。そのため、エアコンを運転していても、「足元は寒いのに顔はのぼせる」といった温度ムラが起きてしまうことがあります。
そこで活躍するのがサーキュレーターです。
サーキュレーターの強い直線的な風で部屋の空気をかき混ぜてあげることで、この温度ムラをなくし、室内全体の温度を均一にすることができるんです。その結果、エアコンの設定温度を1~2℃控えめにしても、体感的には十分に快適さを感じられるようになります。
設定温度を1℃変えるだけで消費電力は約10%も変わってきますから、これは非常に大きな節約効果ですよね。
使い方のコツは、冷房時はエアコンに背を向けるようにして床と平行に、暖房時はお部屋の対角線上に置いて天井に向けて風を送ることです。
一台あると部屋干しの洗濯物を乾かすのにも役立ちますし、一年中使える便利なアイテムです。
総括:6畳エアコンの1時間あたりの電気代と節約術
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。