夏の暑い日や冬の寒い日にエアコンを28度設定でつけっぱなしにしていると、電気代がどのくらいかかるのか気になりませんか?
特に最近は電気料金の値上がりもあり、家計への影響を心配される方も多いでしょう。
エアコンの運転方法には冷房や除湿といった選択肢がありますが、どちらを選ぶべきか迷うこともありますよね。また、夏と冬では同じ28度設定でも電気代に大きな違いが生まれることをご存知でしょうか。
つけっぱなしにした方が節約になるという話を聞いたことがあっても、実際のところ本当なのか確信が持てない方も少なくないはずです。1日や1ヶ月の具体的な金額を知りたいけれど、信頼できる情報がなかなか見つからないという悩みもあるでしょう。
この記事では、エアコンを28度でつけっぱなしにした場合の電気代について、最新のデータに基づいて詳しく解説します。部屋の広さ別の比較や効果的な節約方法、さらには冷房と除湿の使い分けまで、皆さんが知りたい情報を分かりやすくお伝えしていきます。
エアコンを28度でつけっぱなしにした時の電気代はいくら

エアコンの電気代について詳しく見ていく前に、まず基本的な知識を整理しましょう。
28度設定での電気代は、お使いのエアコンの機種や部屋の条件によって変わりますが、一般的な目安を知っておくことで家計管理に役立てることができます。また冷房と除湿の違いや、設定温度による電気代の変化についても理解を深めていきましょう。
28度設定での電気代

エアコンを28度に設定してつけっぱなしにした場合、気になるのが電気代ですよね。2025年の最新データによると、6畳用のエアコンで28度設定のつけっぱなし運転をした場合、1日あたり約150円前後の電気代がかかります。
この計算は、2025年4月現在の全国平均電気料金31円/kWh を基準としています。月額に換算すると約4,500円から5,000円程度になりますね。ただし、これは一般的な目安であり、実際の電気代は使用するエアコンの機種や部屋の条件によって変動します。
最新の省エネエアコンを使用した場合、消費電力は500W から800W 程度が多く見られます。例えば日立の白くまくんシリーズ「RAS-AJ22R」やダイキンの「S224ATES-W」といった2024年モデルでは、年間電気代が19,359円という数値が公表されています。
一方で、10畳や20畳といった広い部屋では、消費電力がさらに増加するため注意が必要です。部屋が広くなるほど、エアコンはより多くの電力を必要とするため、電気代も比例して高くなってしまいます。
また、旧型のエアコンと比較すると、最新の省エネモデルは20%以上も電気代を安く抑えられるケースが増えています。10年以上前のエアコンをお使いの場合、買い替えを検討することで年間13,485円もの節約効果が期待できる場合もあります。
冷房28度と除湿28度ではどちらがよい?
・湿気を取りつつ少し温度も下がる
・梅雨時期に最適
・肌寒く感じる場合もある
・真夏の暑い日に効果的
・湿度も一緒に下がる
・快適性重視の運転モード
・室温を下げずに除湿
・冷却と加熱の両方を実行
・洗濯物の部屋干しに適している
28度設定で運転する際、冷房と除湿のどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。実は、電気代の観点から見ると、除湿の種類によって大きく異なります。
除湿機能には主に3つのタイプがあります。弱冷房除湿、再熱除湿、そしてハイブリッド除湿です。電気代を比較すると、1時間あたりの費用は以下のようになります。
上記の表から、弱冷房除湿が最も電気代を抑えられることが分かります。一般的に「除湿」と呼ばれているのはこの弱冷房除湿で、冷房よりも大幅に電気代を節約できるんです。
弱冷房除湿について詳しく説明しますと、これは室内の湿気を取り除くために空気を冷やし、そのまま冷たい空気を部屋に戻すシステムです。仕組みとしては弱い冷房運転と同じで、湿度を下げながら室温も少し下がります。冷房ほど積極的に温度を下げることを目的としていないため、消費電力が抑えられているのが特徴です。
特に梅雨時期や湿度の高い日には、弱冷房除湿が威力を発揮します。室温はそれほど高くないけれど湿度が高くて不快な日に使用すると、快適性を保ちながら電気代も節約できるでしょう。ただし、肌寒く感じる場合もあるため、体調に合わせて調整することが大切です。
再熱除湿は、冷やして湿気を取った空気を再び温め直してから部屋に戻すシステムです。これにより室温を下げることなく湿度だけを効果的に下げられますが、冷却と加熱の両方を行うため最も電気代が高くなってしまいます。寒い時期の結露対策や洗濯物の部屋干しには適していますが、電気代を重視する場合は使用を控えめにした方がよいでしょう。
ハイブリッド除湿は、冷やした空気と室内の空気を混ぜ合わせて送風するシステムです。再熱除湿のように加熱は行わないため電気代は抑えられますが、弱冷房除湿ほどの節約効果はありません。室温の変化を最小限に抑えながら除湿したい場合に適しています。
ただし、除湿と冷房では目的が異なります。冷房は室温を下げることを優先し、除湿は湿度を下げることを重視しています。真夏の暑い日には迷わず冷房を選び、梅雨時期のように湿度が高いけれど気温がそれほど高くない時は除湿を活用するのがおすすめです。
また、エアコンの機種によって搭載されている除湿機能が異なることも知っておいてください。ベーシックモデルでは弱冷房除湿のみ、上位モデルでは再熱除湿やハイブリッド除湿も選択できる場合があります。購入前に取扱説明書で確認することをおすすめします。
1度下げて27度にすると

エアコンの設定温度を28度から27度に1度下げると、電気代にどの程度影響するのでしょうか。結論から申し上げると、設定温度を1度下げるだけで約10%から13%の電力消費量が増加します。
具体的な数値で見てみましょう。28度設定で月額4,500円の電気代がかかっていた場合、27度に下げることで月額約5,000円から5,100円程度になる計算です。たった1度の違いですが、月間で500円から600円、年間では6,000円から7,200円の差額が生じてしまいます。
この理由は、エアコンの仕組みにあります。エアコンは設定温度と室温の差が大きいほど、多くの電力を消費する特性があるためです。外気温が34度の日に28度設定なら6度の温度差で済みますが、27度設定では7度の温度差になります。
しかしながら、快適性を重視する場合は別の考え方もあります。体感温度は温度だけでなく、湿度や気流などの要素によっても左右されるからです。27度設定にする代わりに、28度設定でサーキュレーターを併用する方法もあります。風速1m/s で体感温度が約1度下がると言われているため、電気代を抑えながら快適性を保てるでしょう。
エアコンの設定温度を決める際は、電気代と快適性のバランスを考慮することが大切です。無理に我慢する必要はありませんが、ちょっとした工夫で節約効果を高められることも覚えておいてくださいね。
自動運転モードで節約できる?
エアコンの自動運転モードは、実は電気代の節約に非常に効果的なんです。多くの方が「風量を弱にした方が電気代が安くなる」と思われがちですが、これは大きな誤解です。
自動運転モードの仕組みを説明しますと、設定温度に達するまでは最大運転を行い、その後は弱運転や送風運転で効率よく室温をキープします。一方、最初から弱風設定にしてしまうと、部屋が冷えるまでに時間がかかり、結果的に余分な電力を消費してしまうことになります。
私も家電量販店で働いているので、実際の節約効果について多くのお客様からご相談を受けますが、自動運転モードを使うことで10%から15%程度の電気代削減が期待できます。これは月額500円から750円程度の節約に相当するため、決して軽視できない金額ですよね。
最新のエアコンには AI 機能が搭載されているモデルも増えています。例えば三菱電機の霧ヶ峰シリーズでは、室内温度や湿度の変化を先読みして運転を制御する機能があります。人の動きや外気温、湿度をAI が自動解析し、28度設定でも最適な消費電力調整を行ってくれるんです。
また、自動運転モードを使用する際の注意点もあります。エアコンが最も効率的に動作するよう、室外機周辺に障害物を置かないことや、フィルターを清潔に保つことが重要です。これらの条件が整っていれば、自動運転モードの効果を最大限に活用できるでしょう。
夏と冬で28度設定の電気代はどう違う?

同じ28度設定でも、夏の冷房と冬の暖房では電気代に大きな違いが生じます。実験データによると、暖房で24時間つけっぱなしにした場合の消費電力量は9,174Wh、冷房の場合は4,095Wh と約半分以下でした。
この差が生まれる理由は、外気温との温度差にあります。夏場に外気温34度で冷房28度設定なら6度の温度差ですが、冬場に外気温4度で暖房28度設定なら24度もの温度差になってしまいます。エアコンは温度差が大きいほど多くの電力を消費するため、冬の暖房の方が圧倒的に電気代が高くなるんです。
・冷房効率が良い
・外気温との差が少ない
・多くのエネルギーが必要
・暖房は冷房より非効率
具体的な電気代で比較すると、冷房で24時間運転した場合は約127円、暖房では約284円という結果が出ています。これは実に2倍以上の差額ですね。月額に換算すると、冷房なら約3,800円、暖房では約8,500円程度になる計算です。
ただし、冬の暖房28度設定は一般的には推奨されていません。環境省が推奨する冬の室温は20度であり、28度は少し高めの設定と言えるでしょう。冬場は20度から22度程度に設定し、厚着をしたり温かい飲み物を飲んだりして体感温度を調整する方が、電気代の節約につながります。
地域による違いも考慮する必要があります。北海道や東北などの寒冷地では冷房を使う期間が短いため、28度設定の恩恵をあまり感じられないかもしれません。一方、沖縄や関東、関西では猛暑日が多いため、28度設定での省エネ効果をより実感できるはずです。
フィルター掃除で電気代はどれくらい変わる?

エアコンのフィルター掃除は、電気代節約において非常に効果的な方法です。実際の検証データでは、フィルター掃除を行うことで6.8%の電力量削減が確認されています。
具体的な節約効果を数値で見てみましょう。経済産業省のデータによると、フィルターを月1回から2回清掃することで、年間約860円の電気代節約が可能です。また、ダイキンの実験では、3年間掃除をしなかったフィルターを清掃すると、冷房運転時の消費電力を約32.8%も削減できたという驚きの結果も報告されています。
フィルターが汚れると、以下のような問題が発生します。まず、空気の通りが悪くなるため、エアコンが設定温度に到達するまでに時間がかかってしまいます。また、汚れたフィルターでは十分な風量を確保できないため、エアコンはより多くの電力を消費して補おうとするんです。
掃除の頻度については、エアコンを毎日使用している時期は2週間に1度が目安です。使用頻度が低い場合でも、月1回程度は掃除することをおすすめします。お掃除機能付きエアコンをお使いの場合も、数ヶ月に一度はダストボックスなどの清掃が必要です。
フィルター掃除の効果は、単に電気代の節約だけではありません。清潔なフィルターを維持することで、エアコンの寿命を延ばし、室内の空気質も改善されます。年間860円の節約は小さく感じるかもしれませんが、長期的に見ると大きな差になるため、定期的なメンテナンスを心がけてくださいね。
エアコンを28度でつけっぱなしの電気代を時間別・部屋別で比較

ここからは、より具体的な電気代のデータを時間別や部屋の広さ別に詳しく見ていきます。
1時間あたりの電気代から1ヶ月の総額まで、実際の数値を知ることで節約計画を立てやすくなるはずです。また、つけっぱなしにすることでエアコンが故障するリスクがあるのかという心配についても解説していきます。
つけっぱなしとこまめに消すのはどちらがお得?
エアコンは「つけっぱなしの方が電気代が安い」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。実は、これは条件によって正解が変わるんです。ダイキンの実験結果によると、日中は35分以内、夜間は18分以内の外出であれば、つけっぱなしの方が節約になります。
実際の検証データを見てみると、9時間エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は62.77円でした。一方、30分おきにオン・オフを繰り返した場合は63.86円となり、つけっぱなしの方が約1円安いという結果が出ています。
この理由は、エアコンのインバーター技術にあります。エアコンは設定温度に達するまでフルパワーで運転し、その後は控えめな運転で温度をキープします。頻繁にオン・オフを繰り返すと、毎回フルパワーでの立ち上がりが必要になり、かえって電力を消費してしまうんです。
ただし、長時間の外出では話が変わります。日中35分以上、夜間18分以上の外出の場合は、エアコンを切った方が電気代を節約できます。パナソニックの データでは、外気温35度以下なら30分以上の外出時にはエアコンを切ることが推奨されています。
短時間外出時のつけっぱなしには、電気代以外のメリットもあります。帰宅時にすぐ快適な温度になっているため、ストレスがありません。また、頻繁なオン・オフはエアコンの負担にもなるため、機器の寿命を考えても有効な使い方と言えるでしょう。
1時間あたりの電気代は?
ダイキン S224ATES-W
パナソニック CS-F224D-W
三菱電機 MSZ-GV2524
東芝 RAS-2524T
ダイキン S284ATES
パナソニック CS-J284D
三菱電機 MSZ-GE4024
富士通 AS-C404L2
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ5624S
パナソニック CS-EX564D2
エアコンを28度設定で運転した場合の1時間あたりの電気代は、部屋の広さや機種によって異なります。最新のデータを基に、具体的な数値を見ていきましょう。
6畳用のエアコンの場合、28度設定での1時間あたりの電気代は約6.2円が目安です。これは2025年の電気料金単価31円/kWh で計算した数値です。8畳用では約7.8円、14畳用では約12.4円程度になります。
これらの数値は、最新の省エネエアコンを使用した場合の目安です。例えば、日立の白くまくんシリーズやダイキンのEシリーズ、パナソニックのエオリアシリーズなどの2024年から2025年モデルを基準としています。
ただし、実際の電気代は使用環境によって大きく変動することも知っておいてください。室内外の温度差、部屋の断熱性、エアコンの設置状況、フィルターの清潔度などが影響するためです。古い機種をお使いの場合は、上記の数値よりも高くなる可能性があります。
また、時間帯によっても電気代は変化します。エアコンをつけ始めの立ち上がり時は消費電力が高くなりますが、設定温度に達した後は安定した低い消費電力で運転を続けます。この特性を理解して、効率的な使い方を心がけることが節約のポイントです。
一日つけっぱなしにした場合の電気代計算
計算値: 155円
・部屋の断熱性
・西日の影響
・エアコンの年式
消費電力が大幅減
・立ち上がり時は
フルパワー運転
・フィルターの清潔度
・部屋の形状
・使用頻度
・窓の大きさ・向き
・人数と活動量
・家電からの発熱
・建物の構造
・他の部屋との
空気の流れ
28度設定で一日24時間つけっぱなしにした場合の電気代を、具体的に計算してみましょう。最新のデータによると、6畳用エアコンでは1日約150円前後が目安になります。
この計算の根拠を詳しく説明しますと、最新の省エネエアコンの消費電力は500W から800W 程度です。平均的な600W として計算すると、24時間での消費電力量は14.4kWh になります。これに電気料金単価31円を掛けると、約446円となります。
ただし、実際のエアコンは一日中同じ消費電力で運転するわけではありません。設定温度に達した後は消費電力が大幅に下がるため、実際の電気代は計算値よりも安くなります。実測データでは、冷房24時間運転で約127円という結果も報告されています。
部屋の広さ別に一日の電気代をまとめると、上記の表のようになります。
これらの数値は、外気温や室内環境によって変動します。特に外気温が高い日や、西日が強く当たる部屋では消費電力が増加する傾向があります。逆に、断熱性の高い部屋や北向きの部屋では、上記の数値よりも安くなる可能性があります。
一日つけっぱなしにする際の注意点として、エアコン内部の湿度管理があります。24時間連続運転すると内部にカビが生えやすくなるため、1日数時間はエアコンを休ませて内部クリーン運転を活用することをおすすめします。
1ヶ月つけっぱなしでの電気代
・外出時間の影響
・エアコンの年式
・部屋の断熱性能
・設定温度の調整
・室外機の環境
・フィルターの状態
・契約アンペア数
・同時使用家電
・時間帯による単価変動
・生活時間帯
・他の部屋との温度差
・キッチンからの熱
・窓の数と方角
・吹き抜けの有無
・建物の構造材質
28度設定で1ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代は、6畳用エアコンで約4,500円から5,000円が目安です。この金額は、最新の省エネエアコンを使用し、適切にメンテナンスされている状態での計算です。
月額電気代の内訳を詳しく見てみましょう。一日約150円として30日間計算すると4,500円になります。ただし、実際の使用では日中の気温変化や外出時間などにより変動するため、4,500円から5,000円の幅で考えておくとよいでしょう。
部屋の広さ別の月額電気代は上記の表の通りです。
これらの数値は冷房運転での計算です。先ほどもお伝えしたように、暖房運転では消費電力が約2倍になるため、冬場の28度設定では上記の金額の約2倍になることを覚えておいてください。
1ヶ月つけっぱなしでの注意点もあります。まず、契約アンペア数が不足していると、他の家電と同時使用時にブレーカーが落ちる可能性があります。また、電力会社の料金プランによっては、使用量に応じて単価が変わる場合もあるため、ご自身の契約内容を確認することも大切です。
節約のコツとしては、サーキュレーターとの併用や、遮光カーテンの使用、室外機周辺の環境整備などがあります。これらの工夫により、上記の目安金額よりもさらに電気代を抑えることも可能です。
1ヶ月つけっぱなしなら壊れる?

エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしても、基本的には故障することはありません。現在のエアコンは連続運転を想定して設計されており、適切に使用していれば問題ないんです。
ただし、いくつかの注意点があります。まず、24時間連続運転を続けると、エアコン内部にカビが生えやすい環境になってしまいます。冷房や除湿運転では内部に大量の水分が発生するため、ホコリや油分と合わさってカビの栄養源となるためです。
私の家電量販店での経験から申し上げますと、1日のうち数時間はエアコンを休ませることをお客様におすすめしています。先述のように、内部クリーン運転を活用してエアコン内部を乾燥させることで、カビの発生を抑制できるからですね。
また、フィルターの目詰まりも故障の原因になります。連続運転中はホコリが蓄積しやすいため、通常より頻繁な清掃が必要です。2週間に1度の清掃が推奨されていますが、つけっぱなし運転時は1週間に1度程度清掃することで、エアコンへの負担を軽減できます。
室外機の環境も重要なポイントです。直射日光が当たったり、周辺に障害物があったりすると、エアコンに過度な負担がかかります。これらの条件が重なると、通常より早く故障が発生する可能性があります。
現在の最新エアコンには自己診断機能が搭載されているモデルも多く、異常を検知すると運転を停止したり、エラー表示で知らせたりしてくれます。このような機能があるエアコンなら、より安心してつけっぱなし運転を行えるでしょう。
6畳の部屋での電気代は?部屋の広さによる違い

6畳の部屋でエアコンを28度設定でつけっぱなしにした場合、最も電気代を抑えられる部屋サイズと言えます。コンパクトな空間のため、冷房効率が良く、消費電力も比較的少なくて済むんです。
6畳用エアコンの具体的な電気代データを見てみましょう。人気の機種である日立白くまくん「RAS-AJ22R」やダイキン「S224ATES-W」、パナソニック「CS-F224D-W」などの2024年モデルでは、年間電気代が19,359円と公表されています。これを夏季の冷房期間で計算すると、月額約3,200円程度になります。
一人暮らしのワンルームや1K の場合、さらに電気代を抑えることができます。生活空間がコンパクトなため、パナソニックCS-223DEX-W を例にした場合、28度設定で1日24時間運転しても約400円から600円程度に収まります。
部屋の広さによる電気代の違いを表で整理すると以下のようになります。
・立ち上がりが早い
・省エネ運転が可能
・年間約19,000円
・適度な余裕がある
・来客時も快適
・コスパ良好
・ゆとりある空間
・家具配置に余裕
・標準的な効率
・家族向けサイズ
・広々とした空間
・やや高コスト
・開放的な大空間
・多人数対応可能
・高コスト
6畳の部屋で電気代をさらに節約するコツもあります。まず、エアコンの風向きを天井向きに設定することで、冷気を効率よく循環させられます。また、小型のサーキュレーターを併用することで、体感温度を下げながら28度設定を維持できるでしょう。
ただし、6畳の部屋でも条件によっては電気代が高くなる場合があります。西日が強く当たる部屋や、最上階で屋根からの熱の影響を受ける部屋では、上記の目安よりも高くなる可能性があります。このような場合は、遮光カーテンや断熱対策を検討することで、電気代の上昇を抑えることができます。
総括:エアコンを28度でつけっぱなしにした電気代
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。