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空気清浄機のフィルター交換不要のデメリット!交換式との違いとは?

空気清浄機 フィルター交換不要 デメリット1 空気清浄機のマメ知識

空気清浄機のフィルター交換って、意外と面倒で費用もかさみますよね。
「フィルター交換不要」と聞くと、とても魅力的に感じるのではないでしょうか?

でもその実、「交換不要」には知っておかないと思わぬデメリットが隠れていることもあるんです。お手入れが全く要らないわけではなく、掃除を怠ると性能が落ちてしまう可能性も。

この記事では、フィルター交換不要の空気清浄機が持つ本当の意味から、具体的なデメリット、そして後悔しないための選び方のポイントまで、分かりやすく解説していきますね。

この記事のポイント
  • フィルター交換不要の本当の意味
  • お手入れの手間や適切な掃除頻度
  • 主要メーカーごとの特徴と性能の違い
  • 自分に合った空気清浄機の選び方

フィルター交換が不要な空気清浄機のデメリット

クリーン家電ガイド:イメージ

「フィルター交換不要」という言葉だけを見ると、メンテナンスフリーで楽に使えるイメージが湧きますよね。

ですが、実際には定期的にお手入れが必要なモデルがほとんどなんです。ここでは、多くのお客様が意外と知らないデメリットや、注意すべきポイントを一緒に見ていきましょう。

「フィルター交換不要」の本当の意味とは?

「フィルター交換不要」と聞くと、多くの方が「全く手入れをしなくても良い」と思いがちですが、実は少し意味が違うんです。

これは、「使い捨てフィルターのように定期的に新しいものに買い替える必要がない」という意味で使われていることがほとんどですね。

多くのフィルター交換不要モデルでは、フィルター自体を取り外して、掃除機でホコリを吸ったり、水洗いをしたりする作業が定期的に必要になります。

例えば、電気の力でホコリを集める「電気集塵式」や、光触媒で有害物質を分解するタイプの空気清浄機がこれにあたります。フィルターの買い替え費用はかかりませんが、その分、ご自身で清掃する手間がかかるというわけです。

もしこのお手入れを怠ってしまうと、フィルターにホコリが詰まってしまい、空気をキレイにする能力がどんどん落ちてしまいます。

それだけでなく、溜まったホコリや汚れが原因で、嫌なニオイが発生することもあるんです。ですから、「交換不要」は「掃除不要」ではない、ということをまず覚えておくのが大切だと思います。

フィルターを交換しないとどうなるの?

フィルター交換の重要性
🌪️
空気清浄能力の低下
フィルターは空気中のホコリや花粉、ハウスダストなどをキャッチする役割を持っていますが、交換しないと、そのフィルターが汚れで目詰まりを起こしてしまいます。そうなると、空気がスムーズに通過できなくなり、お部屋の空気をしっかりキレイにできなくなってしまいます。
フィルターの目詰まりで清浄効率が大幅に低下
💰
電気代の増加
フィルターが目詰まりすると、空気清浄機は汚れたフィルターを通して無理やり空気を吸い込もうとするため、モーターに余計な負荷がかかります。結果として、通常よりも多くの電力を消費してしまい、電気代が上がってしまうことにも繋がりかねません。
モーターへの負荷増大で消費電力がアップ
⚙️
本体故障のリスク
モーターに常に高い負荷がかかり続けることで、製品の寿命を縮めてしまう恐れがあります。フィルターを適切な時期に交換することは、空気清浄機の性能を保つだけでなく、製品自体を長持ちさせるためにもとても大切なことです。
継続的な負荷で機器の寿命が短縮

もし空気清浄機のフィルターを交換せずに使い続けると、どうなってしまうのでしょうか?
これは交換式フィルターの場合ですが、いくつかの問題が出てくる可能性があります。

まず、空気清浄能力が著しく低下します。

フィルターは空気中のホコリや花粉、ハウスダストなどをキャッチする役割を持っていますが、交換しないと、そのフィルターが汚れで目詰まりを起こしてしまいます。

そうなると、空気がスムーズに通過できなくなり、お部屋の空気をしっかりキレイにできなくなってしまうんですね。

次に、電気代が高くなる可能性があります。

フィルターが目詰まりすると、空気清浄機は汚れたフィルターを通して無理やり空気を吸い込もうとするため、モーターに余計な負荷がかかります。

結果として、通常よりも多くの電力を消費してしまい、電気代が上がってしまうことにも繋がりかねません。

さらに、本体の故障の原因になることも考えられます。

モーターに常に高い負荷がかかり続けることで、製品の寿命を縮めてしまう恐れがあるんです。フィルターを適切な時期に交換することは、空気清浄機の性能を保つだけでなく、製品自体を長持ちさせるためにもとても大切なことなんですね。

実は手間?フィルターの掃除頻度について

フィルター交換不要タイプの空気清浄機は、ランニングコストがかからないのが嬉しいポイントですが、定期的にお手入れする手間はかかります。

では、どのくらいの頻度で掃除が必要になるのでしょうか?

これは製品のタイプによって大きく異なりますが、一つの目安として、月に1回程度のお手入れを推奨しているメーカーが多いようです。

例えば、プレフィルター(本体の一番外側にある大きなホコリを取るフィルター)は、掃除機でホコリを吸い取るだけなので、比較的簡単です。

一方で、メインのフィルターである電気集塵ユニットや、加湿機能が付いているモデルの加湿フィルターは、少し手間がかかることがあります。

特に、油汚れやタバコのヤニなどが付着しやすいキッチンや喫煙環境で使う場合は、汚れがこびりつきやすくなるため、推奨されている頻度よりもこまめにお手入れが必要になることもありますね。

水洗いが必要なフィルターの場合、洗浄後に完全に乾かさなければなりません。

乾くまでに時間がかかるため、その間は空気清浄機が使えなくなってしまう点も、少し不便に感じるかもしれません。

このお手入れの手間をどう感じるかが、フィルター交換不要タイプを選ぶ上での一つのポイントになりそうです。

フィルターの水洗いが禁止されている理由

空気清浄機のフィルターの中には、「水洗い禁止」と明記されているものがあります。
特に、多くの交換式フィルターで採用されている「HEPAフィルター」や「静電HEPAフィルター」は、水洗いができません。

これにはちゃんとした理由があるんです。

これらの高機能フィルターは、非常に細かい繊維が複雑に絡み合って作られています。この細かい構造によって、目に見えない小さな粒子までしっかりとキャッチすることができるんですね。

もし、このようなフィルターを水洗いしてしまうと、繊維が水を含んで変形したり、繊維同士がくっついてしまったりして、フィルターの構造が崩れてしまいます。

構造が崩れてしまうと、フィルターに隙間ができてしまい、そこからホコリやアレル物質が通り抜けてしまうようになります。つまり、せっかくの空気清浄能力が大きく損なわれてしまうんです。

また、水洗い後にしっかりと乾燥させないと、フィルター内部でカビや雑菌が繁殖してしまう恐れもあります。そうなると、お部屋にキレイな空気を送るどころか、逆にカビの胞子などをまき散らしてしまうことになりかねません。

フィルターのお手入れをする際は、必ず取扱説明書を確認して、指定された方法を守ることが大切ですね。

お客様から聞いたフィルター交換不要の口コミ

家電量販店で働いていると、フィルター交換不要タイプの空気清浄機について、お客様から様々な声を聞く機会があります。

ここでは、実際に私がお客様から直接聞いたリアルな評判をいくつかご紹介しますね。

良い口コミとして一番多いのは、やはり「フィルターを買い替えなくていいから経済的で助かる」という声です。空気清浄機は長く使うものですから、ランニングコストを抑えられるのは大きなメリットですよね。

「フィルターの在庫を気にしなくていいから楽」といった声もよく聞きます。

一方で、「お手入れが思ったより面倒だった」という声も少なくありません。

特に、水洗いが必要なフィルターの場合、「洗った後に乾かすのが手間で、その間使えないのが不便」と感じる方がいらっしゃるようです。

また、「タバコを吸う環境で使っていたら、ニオイが取れにくくなった」というお話も聞いたことがあります。これはフィルターに付着したヤニ汚れが、水洗いだけでは完全に落ち切らなかったことが原因かもしれません。

これらの口コミから言えるのは、フィルター交換不要タイプは、ランニングコストを重視する方や、こまめなお手入れが苦にならない方にはとても向いているということです。

逆に、少しでもお手入れの手間を省きたいという方には、交換式の方が合っているかもしれませんね。

「フィルター10年交換不要」は本当?

「フィルター10年交換不要」と書かれていると、本当に10年間も性能が維持できるのか、少し気になりますよね。

これは、各メーカーが定めた特定の条件下で試験を行い、「10年経過してもフィルターの集じん能力が規定のレベルを維持できる」ことを示しています。

例えば、1日にタバコを数本吸うお部屋で使った場合を想定して、集じん能力が半分になるまでの年数を算出している、といった具合です。

そのため、ご家庭での実際の使用環境によっては、10年よりも早くフィルターの寿命が来てしまう可能性は十分に考えられます。

特に、下記のような環境ではフィルターの劣化が早まる傾向があります。

  • 喫煙者がいるご家庭
  • ペットを飼っているご家庭
  • 交通量の多い道路沿いにお住まいの場合
  • キッチンなど油を使う場所の近く

これらの環境では、空気中の汚れの量が多いため、フィルターにかかる負担が大きくなります。

もし、お手入れをしてもニオイが取れなくなったり、本体の効きが悪くなったと感じたりした場合は、10年を待たずにフィルターの交換や、本体の買い替えを検討する必要があるかもしれません。

「10年」という数字はあくまで一つの目安として捉えておくと良いでしょう。

空気清浄機のデメリットを知りフィルター交換不要を選ぶ

クリーン家電ガイド:イメージ

さて、ここまでフィルター交換不要タイプのデメリットや注意点について見てきました。色々と大変な面もあるように感じたかもしれませんが、もちろんメリットもたくさんあります。

ここからは、デメリットを理解した上で、ご自身のライフスタイルに合った一台を選ぶためのポイントを解説していきますね。

洗えるタイプの空気清浄機の特徴とは

洗えるタイプの空気清浄機は、主にフィルターを水洗いすることで繰り返し使えるのが最大の特徴です。これにより、フィルターの買い替えが不要になり、長期的に見たときのコストを抑えることができます。

洗えるフィルターにはいくつか種類があります。
代表的なのは、電気の力でホコリを集める「電気集塵ユニット」や、一部の「脱臭フィルター」などですね。

特に電気集塵ユニットは、静電気を利用して空気中の粒子を引き寄せるため、ファンで空気を送り込むだけのタイプよりも、細かい粒子を捕集しやすいと言われています。

フィルター交換不要の空気清浄機は、いくつかのメーカーから発売されています。
ここでは、代表的なメーカーの特徴を比較してみたいと思います。(2025年8月現在の最新モデルを参考にしています)

空気清浄機メーカー比較
メーカー 代表的な技術 フィルターの特徴 おすすめな人
ダイキン ストリーマ技術 TAFUフィルター(撥水・撥油性に優れる)とストリーマユニットの組み合わせ。10年交換不要を謳うモデルが多い。 高い集じん・脱臭性能と、長期間のフィルター性能維持を両立したい人。
パナソニック ナノイーX 集じんフィルターと脱臭フィルターが一体型。こちらも10年交換不要のモデルが主流。 インテリアに馴染むデザイン性と、独自のイオン技術による空気ケアを重視する人。
エアドッグ TPAフィルター 電気集塵方式で、フィルターは水洗い可能。交換不要でランニングコストを抑えられる。 フィルター購入の手間やコストを徹底的に無くしたい人。こまめな掃除が苦にならない人。
ダイキン
代表的な技術
ストリーマ技術
フィルターの特徴
TAFUフィルター(撥水・撥油性に優れる)とストリーマユニットの組み合わせ。10年交換不要を謳うモデルが多い。
おすすめな人
高い集じん・脱臭性能と、長期間のフィルター性能維持を両立したい人。
パナソニック
代表的な技術
ナノイーX
フィルターの特徴
集じんフィルターと脱臭フィルターが一体型。こちらも10年交換不要のモデルが主流。
おすすめな人
インテリアに馴染むデザイン性と、独自のイオン技術による空気ケアを重視する人。
エアドッグ
代表的な技術
TPAフィルター
フィルターの特徴
電気集塵方式で、フィルターは水洗い可能。交換不要でランニングコストを抑えられる。
おすすめな人
フィルター購入の手間やコストを徹底的に無くしたい人。こまめな掃除が苦にならない人。

ダイキンは、フィルター自体の性能の高さに加えて、有害物質を分解する独自の「ストリーマ技術」が特徴です。これにより、フィルターの性能が長持ちしやすいと言われています。

パナソニックは、デザイン性の高いモデルが多く、独自のイオン技術「ナノイーX」で、付着したニオイや菌にも効果が期待できるとされています。

そして、アメリカ生まれのエアドッグは「TPAフィルター」という、水洗い可能なフィルターを搭載しており、ランニングコストがかからない点を強くアピールしていますね。

それぞれのメーカーに強みがあるので、何を重視するかで選ぶのがおすすめです。

交換式とフィルター交換不要タイプの違い

フィルタータイプ比較
比較項目 交換式フィルター 交換不要フィルター
ランニングコスト 1年~10年に一度、数千円から一万円程度のフィルター交換費用が発生。長期的にはコストがかかる。 基本的にフィルター交換費用はかからない。ただし、本体価格は少し高めに設定されていることが多い。
お手入れの手間 普段は掃除機でホコリを吸う程度。フィルターの寿命が来たら、古いものを捨てて新しいものに取り替えるだけで手間が少ない。 月に1回程度の水洗いなど、少し手間のかかるお手入れが必要。定期的なメンテナンスが重要。
性能の維持 フィルターを新しくすれば、いつでも初期の性能に戻るのがメリット。常に最高性能を維持できる。 お手入れをしっかり行うことで性能を維持するが、使い方や年月の経過によって、少しずつ性能が落ちてくる可能性がある。
ランニングコスト
交換式フィルター
1年~10年に一度、数千円から一万円程度のフィルター交換費用が発生。長期的にはコストがかかる。
交換不要フィルター
基本的にフィルター交換費用はかからない。ただし、本体価格は少し高めに設定されていることが多い。
お手入れの手間
交換式フィルター
普段は掃除機でホコリを吸う程度。フィルターの寿命が来たら、古いものを捨てて新しいものに取り替えるだけで手間が少ない。
交換不要フィルター
月に1回程度の水洗いなど、少し手間のかかるお手入れが必要。定期的なメンテナンスが重要。
性能の維持
交換式フィルター
フィルターを新しくすれば、いつでも初期の性能に戻るのがメリット。常に最高性能を維持できる。
交換不要フィルター
お手入れをしっかり行うことで性能を維持するが、使い方や年月の経過によって、少しずつ性能が落ちてくる可能性がある。

ここで改めて、交換式の空気清浄機と、フィルター交換不要タイプの違いを整理してみましょう。どちらが良い・悪いということではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。

一番大きな違いは、ランニングコストです。
交換式は、1年~10年に一度、数千円から一万円程度のフィルター交換費用が発生します。

一方、フィルター交換不要タイプは、この費用が基本的にかかりません。ただし、本体価格はフィルター交換不要タイプの方が少し高めに設定されていることが多いですね。

お手入れの手間は、交換式の方が少ないと言えます。
普段は掃除機でホコリを吸う程度で、フィルターの寿命が来たら、古いものを捨てて新しいものに取り替えるだけです。

フィルター交換不要タイプは、月に1回程度の水洗いなど、少し手間のかかるお手入れが必要になります。

性能の維持という点では、交換式はフィルターを新しくすれば、いつでも初期の性能に戻るのがメリットです。

フィルター交換不要タイプは、お手入れをしっかり行うことで性能を維持しますが、使い方や年月の経過によって、少しずつ性能が落ちてくる可能性はあります。

どちらのタイプがご自身のライフスタイルに合っているか、じっくり考えてみてくださいね。

互換品フィルターは性能的に大丈夫?

交換式の空気清浄機を使っていると、メーカー純正品よりも安価な「互換品フィルター」が販売されているのを見かけることがあります。

価格が魅力的なので、使ってみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
正直なところ、性能面では純正品に劣る可能性が高い、と私は考えています。

空気清浄機のフィルターは、本体の性能を最大限に引き出すために、各メーカーが専用に開発したものです。特にHEPAフィルターのような高性能フィルターは、繊維の密度や構造が非常に精密に作られています。

互換品フィルターは、形こそ同じですが、純正品と全く同じ素材や構造で作られているわけではありません。そのため、本来の集じん能力や脱臭能力を発揮できない可能性があります。

また、フィルターの目が粗い場合、モーターにホコリが侵入してしまい、故障の原因になることも考えられます。

もし互換品フィルターを使用したことが原因で本体が故障してしまった場合、メーカーの保証対象外となってしまうことがほとんどです。一時的に費用を抑えられても、本体が壊れてしまっては元も子もありませんよね。

空気清浄機の性能をしっかりと維持し、安心して長く使うためには、やはり純正品のフィルターを使用することをおすすめします。

家庭用でおすすめのフィルター交換不要モデル

フィルター交換不要タイプの中でも、特にご家庭での使用におすすめしやすいモデルをいくつかご紹介しますね。

Airdog X5D

「フィルター交換不要」を代表するモデルと言えば、やはりエアドッグではないでしょうか。

独自のTPAフィルターは、定期的に水洗いするだけで繰り返し使えるので、ランニングコストを気にする方にはぴったりです。

空気の汚れ具合を数値で表示してくれる機能も、効果が目に見えて分かりやすいとお客様から好評ですね。

お手入れは少し手間がかかりますが、その分、経済的なメリットは大きいモデルです。

ダイキン うるるとさらら空気清浄機 MCZ704A-T

こちらは現在のダイキンの最新・最上位モデルです。除湿・加湿・集じん・脱臭をこれ一台でこなせる多機能性が魅力ですね。

ダイキンの強みである「ツインストリーマ」がフィルターに付着した有害物質を分解してくれるので、フィルターの性能が長持ちしやすいのが特徴です。

パワフルな「加湿」機能はもちろん、梅雨の時期に大活躍する「除湿」機能も搭載されているので、まさに一年中お部屋の空気を快適に保ってくれます。

空気清浄能力の高さと、季節に合わせた多機能性を求める方には、一番におすすめしたい一台だと思います。

どちらのモデルも一長一短がありますので、デザインや機能性、そしてお手入れの手間などを総合的に考えて、ご家庭に合った一台を選んでみてください。

後悔しないための選び方のポイントは?

最後に、フィルター交換不要の空気清浄機を選んで後悔しないためのポイントをまとめておきますね。

1. お手入れの手間を許容できるか

これが一番大切なポイントかもしれません。
月に1回程度のフィルター掃除や、水洗い後の乾燥時間を「手間」と感じるかどうか、ご自身の性格やライフスタイルと照らし合わせて考えてみてください。

ショールームなどで実物のお手入れ方法を体験してみるのも良いと思います。

2. 使用する環境を考える

タバコを吸う方やペットを飼っているご家庭では、フィルターが汚れやすく、ニオイも付着しやすくなります。

このような環境では、よりこまめなお手入れが必要になることや、脱臭性能が少しずつ落ちてくる可能性も考慮しておくと良いでしょう。

3. 初期費用とランニングコストのバランス

フィルター交換不要タイプは、本体価格が少し高めの傾向があります。
一方で、交換式は本体が比較的安価でも、長期的に見るとフィルター代がかかってきます。

何年くらい使う予定なのかを考えながら、トータルでかかるコストを比較検討してみることをおすすめします。これらのポイントを押さえておけば、きっとご自身にぴったりの一台が見つかるはずです。

総括:空気清浄機のフィルター交換不要のデメリット

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • フィルター交換不要は「掃除不要」ではない
  • 定期的なフィルター掃除は必須である
  • お手入れを怠ると性能は低下する
  • 水洗い後は完全に乾燥させる必要がある
  • 乾燥中は空気清浄機が使えない
  • 「10年交換不要」はあくまで目安
  • 使用環境によりフィルター寿命は変わる
  • 交換式はランニングコストがかかる
  • 交換不要式は初期費用が高い傾向
  • お手入れの手間は交換式の方が少ない
  • 互換品フィルターは性能が劣る可能性がある
  • 互換品の使用はメーカー保証対象外になることも
  • お手入れの手間を許容できるかが重要
  • 使用環境に合ったモデルを選ぶ
  • トータルコストで比較検討する

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