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お風呂の天井掃除はこれで完璧!安全な手順とカビ予防策

風呂掃除

お風呂掃除で床や壁はピカピカにしているのに、天井はついつい見落としていませんか?
実は天井に潜んでいるカビ菌が、胞子となって浴室全体に降り注いでいるかもしれないんです。

せっかく床や壁をキレイにしても、天井からカビが降ってきては元も子もありませんよね。特に浴室乾燥機で洗濯物を干している方は要注意です。

でもいざ掃除しようと思っても、どんな道具を使えばいいのか、洗剤は何を選べばいいのか、安全な掃除の手順が分からない、と疑問だらけではないでしょうか。

実はクイックルワイパーのような身近な道具で十分対応できますし、カビキラーなどの塩素系漂白剤や中性洗剤の使い分け、さらにエタノールを使った予防法を知れば、驚くほど簡単にお手入れできるんです。

また、換気扇や浴室乾燥機といった家電をうまく活用することで、毎日のカビ予防も格段に楽になりますよ。

この記事では、お風呂の天井を安全にキレイにする具体的な手順から、ゴーグルなどの必須アイテム、そして掃除後のカビ予防策まで、家電量販店で働く私が実践している方法を余すところなくお伝えします。

快適なバスタイムを取り戻すために、ぜひ参考にしてみてくださいね!

この記事のポイント
  • お風呂の天井掃除を怠るリスク
  • 汚れレベルに合わせた洗剤の選び方
  • 安全で効率的な天井掃除の手順
  • カビを防ぐための家電活用術や予防法
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お風呂の天井を掃除する必要性と準備

クリーン家電ガイド:イメージ

お風呂の天井、ついつい見落としがちですが、実はカビの温床になっているかもしれません。
放置しておくと浴室全体にカビが広がってしまうかも…。

でも、いざ掃除するとなると「どんな道具や洗剤を使えばいいの?」「安全なやり方は?」と疑問も多いですよね。

このセクションでは、まず天井掃除の重要性から、ご家庭にあるもので代用できる掃除道具、汚れに合わせた洗剤の選び方、さらにはカビ予防に効果的なエタノールの使い方、そして一番大切な安全な掃除の手順まで、しっかり解説していきますね!

天井のカビが浴室全体に広がる?

お風呂の天井って、一見キレイに見えても、実はカビの温床になっていることが多いんです…。
湯気とともに上昇した石鹸カスや皮脂汚れが天井に付着し、それをエサにしてカビが繁殖してしまうんですね。

そして一番怖いのが、天井に潜んだカビ菌が胞子となって浴室全体に降り注ぐこと。目に見えないカビのシャワーを浴びているようなものなんです。ぞっとしますよね…。

せっかく床や壁をピカピカにしても、天井からカビが降ってきては、すぐにまたピンク汚れや黒カビが発生してしまいます。これじゃ、掃除してもキリがない「イタチごっこ」状態です。

洗濯物や健康への影響も…

最近は浴室乾燥機を使って、浴室に洗濯物を干す方も多いじゃないでしょうか。もし天井にカビがいたら…そう、洗濯物にまでカビ菌が付着してしまう可能性があるんです!

せっかく洗った服がカビ臭くなったり、黒い点々がついたりしたら、本当にショックですよね。

それに、カビの胞子を吸い込むことは、健康にも良くありません。特に小さなお子さんやアレルギー体質の方がいるご家庭では、喘息やアレルギー症状を引き起こす原因になることも考えられます。家族の健康を守るためにも、天井のケアはとっても大切なんですよ。

掃除道具はクイックルワイパーでOK?

「天井掃除って、専用の長いブラシとか買わないとダメ?」と、お客様からご質問いただくことも多いんですが、そんなことないですよ!

もちろん専用の道具も便利ですが、ご家庭にある「クイックルワイパー」のようなフローリング用ワイパーで十分代用できます。わざわざ高い道具を買わなくても、今あるもので手軽に始められるのは嬉しいポイントですよね。

ヘッド部分にドライシートやキッチンペーパーを取り付ければ、ホコリ取りも洗剤拭きもできちゃいます。柄の長さが足りない場合は、安定した踏み台を使うか、もう少し柄の長いタイプを選ぶと良いと思います。

100円ショップのアイテムも活用!

最近は100円ショップでも、フローリングワイパーや、それに装着できる厚手のシート、マイクロファイバークロスなどが手に入ります。まずは手軽に試してみたい!という方は、そういったアイテムを活用するのも賢い方法ですね。

ただし、クイックルワイパーのシートは基本的に床用です。天井に使う場合は、液だれしにくい厚手のシートを選んだり、洗剤をつけすぎないように注意したりするのがコツですよ。

洗剤はカビキラー?中性洗剤?

天井掃除に使う洗剤は、汚れのレベルによって使い分けるのがおすすめです。

黒カビが目立つ場合(塩素系漂白剤)

すでに天井にポツポツと黒いカビが見えてしまっている場合は、やはり強力な塩素系漂白剤、いわゆる「カビキラー」などの出番ですね。
カビの根っこからしっかり分解してくれるパワーがあります。ジョンソンの「カビキラー」や、花王の「カビハイター」などが定番です。

軽い汚れ・予防の場合(中性洗剤・アルコール)

「黒カビは無いけど、なんとなく薄汚れている気がする…」という場合や、定期的な予防掃除なら、バスマジックリンなどの中性洗剤で十分です。
肌や素材にも優しいですし、ツンとしたニオイも少ないのが良いところ。後ほどご紹介する「エタノール(アルコール)」での拭き掃除も、除菌ができてカビ予防にとても効果的なんですよ。

洗剤の種類 おすすめの状況 代表的な商品 注意点
塩素系漂白剤 目に見える黒カビがある時 カビキラー、カビハイター ニオイが強い、要換気、混ぜるな危険
中性洗剤 軽い汚れ、皮脂汚れ バスマジックリン カビを殺菌する力は弱い
酸素系漂白剤 カビ予防、総合的な洗浄 オキシクリーン 塩素系より効果はマイルド
アルコール カビ予防、除菌 消毒用エタノール 引火性あり、換気が必要

【最重要】混ぜるな危険!

これは家電の安全な使い方をご案内するのと同じくらい大事なことなんですが、「塩素系」の洗剤と「酸性タイプ」の製品(お酢やクエン酸なども含みます)が混ざると、有毒な塩素ガスが発生して本当に危険です!

絶対に同時に使ったり、混ざったりしないようにしてください。洗剤を変えるときは、一度しっかり水で洗い流してから使うようにしましょう。

エタノールでの掃除方法と注意点

私がカビ予防として特におすすめしたいのが、「消毒用エタノール」を使ったお掃除です。
エタノール(アルコール)にはカビのタンパク質を分解して除菌する効果があるんです。カビが生えてしまう前の「予防」として、とっても優秀なんですよ。

使い方は簡単です。

  1. クイックルワイパーに乾いたキレイなシート(キッチンペーパーでも可)を取り付けます。
  2. シートに消毒用エタノール(スプレータイプが便利です)を吹きかけて湿らせます。
  3. そのまま天井全体を拭き上げます。

これだけです!エタノールは揮発性が高いので、二度拭き(水拭き)が不要なのも楽ちんなポイント。掃除が終わった後、すぐにカラッと乾いてくれます。

カビ予防の仕上げにピッタリ!

中性洗剤などで掃除した後の「仕上げ」として、このエタノール拭きをするのも効果的です。水分をしっかり拭き取った後、最後にエタノールで除菌しておくことで、カビが生えにくい状態をキープできますよ。

濃度は、70%~80%程度の消毒用エタノールが一番効果的と言われています。「無水エタノール」は濃度が高すぎてすぐに蒸発してしまうので、精製水で薄めてから使ってくださいね。

エタノール使用時の注意点

手軽なエタノールですが、注意点もあります。まず、引火性があること。火の気のある場所では絶対に使用しないでください。また、アルコール濃度が高いので、しっかり換気しながら作業しましょう。肌が弱い方は、ゴム手袋を着用するのをおすすめします。

安全な掃除のやり方と手順

クリーン家電ガイド:イメージ

では、いよいよ具体的なお掃除の手順です。
天井掃除は上を向いての作業になるので、安全第一で進めましょう!

ステップ1:準備(服装・換気・道具)

まず、服装は汚れてもいい、動きやすいものに。塩素系洗剤を使う場合は色落ちすることがあるので、ポリエステル素材の服だと比較的安心です。そして、以下の3点は必ず装着してください!

  • ゴム手袋:洗剤やカビから手を守ります。
  • マスク:カビの胞子や洗剤のニオイを吸い込むのを防ぎます。
  • 保護メガネ(ゴーグル):洗剤の液だれから目を守るため、これが一番重要です!

準備ができたら、窓を開けたり、換気扇を「強」で回したりして、浴室内の換気を最大にしてください。

もし踏み台を使う場合は、グラグラしない安定したものを選んでくださいね。お風呂のイスは滑りやすくて危険なので、絶対に使わないでください!

【厳禁】洗剤を天井に直接スプレーしない!

天井に向かって洗剤を直接スプレーするのは絶対にやめてください!
スプレーした洗剤がそのまま自分に降りかかってきて、目に入ったり、肌についたりすると大変危険です。洗剤は必ず、ワイパーに取り付けたシートや布のほうに吹きかけてから使うようにしましょう。

ステップ2:乾拭き(ホコリ取り)

まずはワイパーにドライシートを取り付けて、天井全体のホコリや髪の毛を乾拭きで取り除きます。お風呂上がりの場合は、水滴を拭き取る作業になりますね。このひと手間で、洗剤の効果がぐっと高まります。

ステップ3:洗剤拭き

新しいシート(キッチンペーパーや固く絞った雑巾でもOK)に、汚れレベルに合わせた洗剤(カビキラーや中性洗剤など)を染み込ませます。
液だれしない程度に、しっかり染み込ませるのがコツです。天井全体を「奥から手前へ」と一方向に拭き上げていきましょう。

※塩素系洗剤を使った場合は、5分~10分ほど放置してカビに浸透させます。

ステップ4:水拭き(洗剤の拭き取り)

洗剤が残らないように、しっかり水拭きをします。新しい雑巾や厚手のペーパーを水で濡らして固く絞り、ワイパーに装着して天井全体を拭きます。洗剤成分が残っていると素材を傷めたり、ニオイの原因になったりするので、この作業は丁寧に。2~3回繰り返すと安心ですね。

ステップ5:乾拭き(仕上げ)

最後に、乾いたシートやマイクロファイバークロスで、天井に残った水分をしっかり拭き取ります。水分を残さないことが、カビ予防の最大のポイントです!これで掃除は完了です。お疲れ様でした!

楽するお風呂の天井掃除とカビ予防策

クリーン家電ガイド:イメージ

さて、天井がキレイになったら、この状態をできるだけ長くキープしたいですよね!

ここからは、お掃除の頻度や、カビを寄せ付けないための予防策についてお話しします。家電量販店で働く私として、特に「家電を使った予防策」は力を入れてご紹介したいところです!

掃除の頻度はどれくらいが目安?

これもお客様から本当によく聞かれる質問です。
もちろんご家庭の環境(窓があるか、浴室乾燥機があるかなど)にもよりますが、理想を言えば「月に1回」、エタノールでの拭き掃除だけでもやると完璧だと思います。

「月1回はちょっと大変…」という方でも、最低でも2~3ヶ月に1回は、天井の状態をチェックして、カビが見え始める前にお掃除するのがおすすめです。
カビも一度根付いてしまうと落とすのが大変なので、予防掃除のほうが結果的にずっと楽なんですよ。

毎日のカビ予防!換気と水切り

カビ対策の基本は、とにかく「湿度」と「エサ(汚れ)」を断つこと。毎日の入浴後にできる、簡単な予防策をご紹介します。

1. 50℃以上のシャワーで流す

カビは熱に弱いんです。お風呂から上がる前に、50℃以上の熱いシャワーを浴室全体(特に壁や床)に5秒~10秒ほどかけると、カビ菌を殺菌する効果が期待できます。
(※天井に直接かけるのは難しいですし、水滴が残るので無理にしなくてOKです)

2. 水気をしっかり切る(スクイージー活用)

熱いシャワーをかけたら、次は冷たい水で浴室全体の温度を下げ、最後にスクイージー(水切りワイパー)で壁や鏡の水滴をしっかり切りましょう。
最近は「山崎実業 tower」シリーズのマグネットで壁にくっつくタイプなど、おしゃれで便利なものも多いですよね。床に残った水分もタオルなどで拭き取ると完璧です。

3. 「換気」を徹底する

そして何より大事なのが「換気」です。
お風呂から出たら、すぐに換気扇を回してください。浴室乾燥機がついているご家庭なら、「換気」モードですね。できれば窓を閉め切って換気扇を回すほうが、空気の流れが一方通行になって効率的に湿気を排出できます。

よく「2時間くらいで止めちゃう」という方がいらっしゃるんですが、浴室全体がカラッとするまでは回し続けてほしいところ。電気代が気になるかもしれませんが、換気扇の電気代は24時間つけっぱなしでも月数十円~数百円程度(機種によります)のものがほとんど。カビ掃除の手間や洗剤代を考えたら、ずっと回しておくほうが経済的だと私は思いますよ。

浴室乾燥機がない場合は「除湿機」もアリ!

「うちは換気扇だけだから、なかなか乾かない…」という場合は、ポータブルの「除湿機」を浴室に持ち込んで使うのも、すごく効果的なんです!
お風呂上がりにドアを閉めて除湿機を数時間運転させれば、天井までカラッと乾燥できますよ。これは家電店員として、ぜひ試してほしい裏ワザ的な使い方ですね。

掃除が楽になる防カビくん煙剤

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「毎日の換気や水切りは頑張るけど、やっぱり不安…」という方には、予防アイテムをプラスするのがおすすめです。

一番手軽で効果が高いと人気なのが、ライオンの「ルック おふろの防カビくん煙剤」ですね。

これは私も使っているんですが、本当に優秀です!
2ヶ月に1回、天井掃除をしっかりした後で使うと、銀イオンの煙が浴室の隅々まで行き渡って、天井までまるごとコーティングしてくれます。

これを使っておくと、黒カビの発生が目に見えて減るのを実感できると思います。掃除の頻度をぐっと減らせるので、忙しい方には嬉しいアイテムじゃないでしょうか。

他にも、ジョンソンの「カビキラー お風呂に置くだけ」のような置き型タイプや、吊り下げて使うバイオ系の防カビ剤など、色々種類があるので、ご自身のライフスタイルに合うものを選んでみてくださいね。

浴室乾燥機や電動ブラシも活躍

さあ、いよいよ家電の本格的な出番です!
お風呂掃除やカビ予防を「楽に」してくれる家電たちをご紹介しますね。

カビ予防の最強アイテム「浴室乾燥機」

私が家電店員として、カビ対策で一番おすすめしたい家電は、間違いなく「浴室乾燥機(浴室換気乾燥暖房機)」です。
「換気」機能だけでも重要ですが、「乾燥」機能を使えば、お風呂上がりの湿った浴室を、温風や送風で強制的にカラカラに乾かすことができます。天井に残ったわずかな湿気も逃しません。

「乾燥」機能でカビの発生をシャットアウト!

カビは「湿度・温度・エサ」が揃うと発生しますが、このうち「湿度」を完全に断つことができるのが「乾燥」機能のすごいところ。
毎日お風呂上がりに2~3時間タイマーで乾燥運転するだけで、カビの発生率は劇的に下がりますよ!洗濯物も乾かせますし、冬場はヒートショック予防の「暖房」も使えて、一石三鳥以上の便利家電だと思います。

もちろん、浴室乾燥機もフィルターが汚れていると性能が落ちるので、定期的にお手入れしてくださいね。

浴室掃除の時短に「電動ブラシ(バスポリッシャー)」

天井掃除「専用」ではありませんが、浴室全体の掃除を楽にしてくれる家電として「電動お風呂ブラシ(バスポリッシャー)」も人気です。
スティックタイプで柄が長くなるものなら、浴槽の底にかがんで手を伸ばしたり、壁の高いところを背伸びしたりする必要がなくなります。

例えば、山善の「充電式バスポリッシャー」などは、色々なアタッチメント(ブラシ)が付いていて、床の隅や排水溝周りも立ったままお掃除できるんです。

天井そのものをゴシゴシ擦るのには向きませんが、天井掃除で疲れた後に、床や壁の掃除をこれで楽に済ませられると、お風呂掃除全体のハードルが下がりますよね。

選ぶときは、「重さ」と「バッテリーの持ち時間」をチェックするのがポイントですよ。

おすすめの伸縮ブラシやワイパー

「クイックルワイパーじゃ、ちょっと天井に届きにくい…」「もっとしっかり水気を切りたい!」という方には、お風呂掃除専用の伸縮ブラシやワイパーもおすすめです。

例えば、山崎産業の「ユニットバスボンくん」シリーズは、ヘッドがふわふわのマイクロファイバーになっていて、天井や壁の細かい凹凸にもフィットして汚れや水滴をしっかりキャッチしてくれます。柄も軽くて伸縮するので、女性でも扱いやすいと思います。

水切りに特化したいなら、ヘッドがスポンジや吸水性の高いクロスになっている天井用ワイパーもありますね。

家電ではないですが、こういう便利な掃除グッズを一つ持っておくと、月1回の天井掃除も億劫じゃなくなるかもしれません。

お風呂の天井掃除で快適バスタイム

お風呂の天井掃除、いかがでしたか?
「面倒だな」と思っていたかもしれませんが、一度キレイにしてしまえば、あとは「予防」がとっても大切だということが伝わったら嬉しいです。

天井がキレイだと、浴室全体がワントーン明るくなったように感じますし、何より「カビの胞子が降ってくるかも…」なんて心配をせず、リラックスしてバスタイムを楽しめるようになりますよね。

掃除の手順自体は難しくありません。
大事なのは「安全対策(特にゴーグル!)」「洗剤の使い分け」、そして掃除後の「徹底的な乾燥と換気」です。

ぜひ週末などに一度、ご自宅のお風呂の天井を見上げてみてください。そして快適なバスタイムのために、定期的なお風呂の天井掃除とカビ予防、試してみてくださいね!

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