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ルンバのバッテリー交換を自分でやる方法!費用や寿命、捨て方も解説

ルンバ バッテリー 交換1 メーカー・ブランド

毎日のお掃除で大活躍してくれるルンバですが、最近なんだか稼働時間が短くなってきた、途中で力尽きてしまう、なんてことはありませんか?

もしかしたら、それはバッテリー交換のサインかもしれません。

でも、いざ交換となると「ルンバのバッテリー交換は自分でできるのかな?」「交換費用や値段はどのくらいかかるんだろう…」と、いろいろな疑問が浮かんできますよね。特に人気のi7やe5といった機種だと、情報も多くて迷ってしまうかもしれません。

また、交換するにしても、純正品と互換バッテリーのどちらを選べばいいのか、購入方法や交換後のバッテリーの捨て方はどうすればいいのか、気になるところはたくさんあると思います。

実は、ルン バが動かない原因はバッテリーだけとは限らず、簡単なリセットで復活させる方法もあるんです。

この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします。家電量販店で働く私が、バッテリー交換の基本から、知っておくと便利な豆知識まで、一つひとつ丁寧に解説していきますね。

この記事のポイント
  • ルンバのバッテリー寿命と交換のサインがわかる
  • 自分でバッテリーを交換する具体的な方法と費用がわかる
  • 純正品と互換バッテリーそれぞれのメリット・デメリットを比較できる
  • 交換後のバッテリーの正しい捨て方や長持ちさせるコツがわかる

ルンバのバッテリー交換前に知っておきたいこと

クリーン家電ガイド:イメージ
  • ルンバのバッテリーは自分で交換できる?
  • 交換と買い替えの目安の寿命
  • 交換前に動かない原因を探る
  • まずは本体のリセット
  • 人気のi7やe5など機種ごとの違い

「最近、うちのルンバの元気がなくて…」と感じたら、すぐに交換を考える前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。

もしかしたら、簡単なことで解決するかもしれませんし、交換するにしても知っておくべきことがあるんです。

ここでは、バッテリー交換の前に押さえておきたい基本情報を一緒に見ていきましょう。

ルンバのバッテリーは自分で交換できる?

結論から言うと、ルンバのバッテリー交換は自分でできます。多くの場合、専門的な知識や特別な工具は必要なく、プラスドライバーが1本あれば作業できるんですよ。

「機械のことは苦手で…」という方でも、意外と簡単にできてしまうので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。基本的な手順としては、ルンバを裏返して、数か所のネジで留められている底面のカバーを外します。そうするとバッテリーが見えるので、古いものと新しいものを入れ替えるだけ、というシンプルな作業です。

アイロボットの公式サイトでは、機種ごとに交換方法を解説した動画が用意されていることもあります。動画を見ながら作業すれば、さらに分かりやすいですよね。私も初めて交換したときは少しドキドキしましたが、手順通りに進めたら15分もかからずに終わりました。

【動画で解説】ルンバ iシリーズのバッテリー交換方法

iRobotの公式チャンネルが交換手順を動画で分かりやすく解説してくれています。iシリーズなどをお使いの方は、ぜひ参考にしてみてください。

自分で交換するメリット

自分で交換する一番のメリットは、やはり費用と手間を抑えられることです。業者に依頼すると作業費がかかってしまいますが、自分で行えばバッテリー代だけで済みます。それに、自分のタイミングでサッと作業できるのも嬉しいポイントじゃないでしょうか。

ただし、作業をする際は必ずルンバの電源がオフになっていることを確認し、外したネジをなくさないように気をつけてくださいね。小さなことですが、安全に作業するための大切なポイントです。

交換と買い替えの目安の寿命

「うちのルンバ、そろそろ寿命なのかな?」と考えるとき、一番わかりやすいサインは稼働時間の変化です。新品のころは1時間以上しっかりお掃除してくれていたのに、最近は30分も持たずにホームベースに戻ってしまう…なんてことはないでしょうか。

ルンバのバッテリー寿命は、公式には明確に年数で示されていません。これは、お家の広さや使用頻度によって大きく変わるからなんです。

ただ、一般的には1年半から3年程度が交換の目安と言われていますね。特に、毎日ルンバを稼働させているご家庭では、劣化も早くなる傾向があります。

バッテリー交換のサイン
こんな症状はバッテリー交換のサインかも!
  • フル充電のはずなのに、すぐに充電切れになる
  • 掃除の途中で力尽き、ホームベースに戻れないことが増えた
  • 以前よりも吸引力が弱くなったように感じる
  • iRobot HOMEアプリにバッテリーに関するエラーが表示される

これらの症状がいくつか当てはまる場合は、バッテリーの寿命が近づいている可能性が高いです。ルンバ本体の買い替えを考える前に、まずはバッテリー交換を検討してみるのがおすすめです。

バッテリーを新しくするだけで、まるで新品のころのようなパワフルさが戻ってくることも多いんですよ。

ちなみに、ルンバに使われているバッテリーには「リチウムイオン電池」と、古いモデルで使われていた「ニッケル水素電池」があります。

現在主流のリチウムイオン電池の方が長寿命で性能も安定しています。ご自身のルンバがどちらのタイプか、一度確認してみましょう。

交換前に動かない原因を探る

「ルンバが動かない!よし、バッテリーを注文しよう!」
ここは気合の入るところですが、その前に少しだけ待ってください。

実は、ルンバが動かなくなってしまう原因は、バッテリーの寿命だけとは限らないんです。せっかく新しいバッテリーを買ったのに、原因が違ったらもったいないですものね。

私がお店でお客様からご相談を受けるときも、まず最初にいくつかチェックポイントをお伝えしています。簡単なことで、あっさり解決することもあるんですよ。

チェックポイント1:充電端子の汚れ

まず確認してほしいのが、ルンバ本体の裏側と、ホームベース(充電ステーション)にある金属の接続部分です。ここにホコリや髪の毛が溜まっていると、うまく接触できずに充電されていないことがあります。乾いた布で優しく拭き取ってみてください。これだけで充電が正常に始まって、元気に動き出すケースは結構多いんです。

チェックポイント2:ホームベースの電源

次に、ホームベースの電源コードがコンセントにしっかり差し込まれているか、確認してみましょう。意外と、何かの拍子に抜けてしまっていたり、緩んでいたりすることがあります。一度抜き差ししてみるのもいいですね。

チェックポイント3:ブラシの絡まり

エッジクリーニングブラシやメインブラシに髪の毛やペットの毛が大量に絡まっていると、ルンバが「動けない!」と判断して停止してしまうことがあります。ルンバを裏返して、ブラシのお手入れも定期的にしてあげてくださいね。

「バッテリー交換は最終手段」とまでは言いませんが、まずはこれらのポイントを確認してみてください。もし、これらを試しても改善しない場合に、バッテリーの寿命を本格的に疑ってみるのが良い流れだと思います。

本体のリセット

充電端子のお掃除などを試してもルンバの調子が戻らない場合、次に試していただきたいのが本体のリセットです。

人間も、なんだか調子が悪いときに一度ゆっくり休むと回復することがありますよね。ルンバもそれと似ていて、システムを再起動することで一時的な不具合が解消されることがあるんです。

リセットというと、「なんだか難しそう」「データが消えちゃいそう」と心配になるかもしれませんが、操作はとても簡単ですし、多くの機種では作成したマップ情報などが消えることはありませんので、安心してくださいね。

機種によってリセット方法が少し異なりますが、基本的な操作はCLEANボタンを長押しするだけです。

シリーズリセット方法
i / j / s / e / 900 シリーズCLEANボタンを約20秒間長押しし、リングライトが白く回転し始めたら指を離す。再起動音が鳴れば完了。
600 / 700 / 800 シリーズCLEANボタンを約10秒間長押しし、リセット音が鳴ったら指を離す。
500 シリーズSPOTボタンとDOCKボタンを同時に約10秒間長押しする。

リセット時の注意点

リセットを行うと、設定していたスケジュールなどが初期化される場合があります。リセットが完了したら、再度スケジュールを設定し直す必要があるか確認してくださいね。

バッテリーの劣化ではなく、ソフトウェアの一時的なエラーで動作が不安定になっていることも考えられます。

実際に、「リセットしたら、また元気に掃除を始めてくれた!」というお声もよく聞きます。バッテリー交換を考える前に、ぜひ一度このリセット操作を試してみてはいかがでしょうか。

人気のi7やe5など機種ごとの違い

ルンバと一言で言っても、たくさんのモデルがありますよね。特に人気のi7や、コストパフォーマンスに優れたe5など、お使いの機種によってバッテリーの種類や交換方法が少しずつ異なります。

いざバッテリーを交換しようと思ったときに、「あれ?うちのルンバに合うバッテリーはどれだろう?」と迷わないように、ここで少し整理しておきましょう。

一番大切なのは、お使いのルンバの機種名を正確に把握しておくことです。機種名は本体の裏側や、購入時の箱、iRobot HOME アプリなどから確認できますよ。

例えば、iシリーズ、eシリーズ、jシリーズでは、共通のバッテリーが使われていることが多いです。一方で、古い600シリーズや800シリーズなどでは、また別の種類のバッテリーが使われています。

主要なバッテリーの対応機種例
主要なバッテリーの対応機種例
  • 4624864 (リチウムイオンバッテリー)i7+、i7、i5+、i5、i3+、i3、i2、e5 など
  • 4763362 (リチウムイオンバッテリー)j7+、j7 など
  • 4419696 (XLifeバッテリー)800シリーズ、600シリーズの一部など
※上記は一例です。購入時には必ずご自身の機種が対応しているかご確認ください。

交換手順も、基本的な流れは「裏蓋のネジを外して交換する」という点で同じですが、ネジの位置や数が微妙に違ったりします。

例えば、i7やe5は底面カバーのネジ5本と、エッジクリーニングブラシのネジ1本を外す必要があります。一方で、s9+のように、ネジの数が少ないモデルもあります。

このように、細かい違いがあるので、バッテリーを購入する前や交換作業を始める前には、必ずご自身の機種名を確認して、対応するバッテリーと正しい交換手順をチェックすることが、失敗しないためのとても重要なポイントになるんです。

ルンバのバッテリーを交換する実践ガイド

クリーン家電ガイド:イメージ
  • 純正品と互換バッテリーどっちを選ぶ?
  • バッテリーの購入方法と注意点
  • 交換費用の値段はどれくらい?
  • 交換後のバッテリーの捨て方
  • バッテリーは復活できる?

さて、いよいよバッテリー交換を実践するステップです。

ここでは、バッテリー選びのポイントから、気になる費用、そして交換後のバッテリーの正しい処分方法まで、具体的で実践的な情報をお届けします。

「どれを選んで、どう交換して、どう捨てるか」という一連の流れを、この章でしっかりマスターしちゃいましょう。

純正品と互換バッテリーどっちを選ぶ?

バッテリー交換を決めたとき、多くの人が悩むのが「純正品と互換バッテリー、どちらを選ぶべきか」という問題だと思います。これはとても大切なポイントですよね。

価格も品質も違うので、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して、ご自身に合った方を選ぶことが重要です。

私が家電量販店でお客様とお話ししていても、ここは意見が分かれるところなんです。それぞれの特徴を表にまとめてみました。

純正バッテリー互換バッテリー
メリット・品質が安定していて安心
・メーカーのサポート対象
・ルンバ本体との相性が保証されている
・価格が安い(純正品の半額以下のことも)
デメリット・価格が高い・品質にばらつきがある
・発火などの安全面でのリスクもゼロではない
・メーカーの保証対象外になる可能性がある
・寿命が短い場合がある

安心と信頼性を取るなら「純正品」

言うまでもなく、最も安心なのはアイロボット社が販売している純正品です。厳しい品質基準をクリアしていますし、万が一の時もメーカーのサポートを受けられます。

特に、ルンバを長く大切に使いたい、安全面で少しでも不安は持ちたくない、という方には純正品をおすすめします。

コストを最優先するなら「互換品」という選択肢も

一方、互換品の最大の魅力は価格の安さです。純正品の半額以下で手に入ることもあり、コストを抑えたい方にとっては非常に魅力的ですよね。

ただし、品質には大きなばらつきがあることを理解しておく必要があります。中には純正品と変わらないくらい長持ちする製品もありますが、残念ながらすぐに使えなくなってしまったり、最悪の場合、ルンバ本体の故障につながったりするリスクもゼロではありません。

個人的な意見としては、やはり毎日家の中で動かす家電なので、安全性を一番に考えて純正品を選ぶのがおすすめです。

ただ、もし互換品を選ぶ場合は、レビューをよく確認したり、日本の企業が販売していて保証が付いているものを選んだりするなど、慎重に検討してくださいね。

バッテリーの購入方法と注意点

交換するバッテリーを決めたら、次は購入です。どこで買うかによって、安心感や価格も変わってくるので、ここもしっかり押さえておきたいポイントですね。

最も確実で安心なのは、アイロボットの公式オンラインストアや、認定販売店で購入する方法です。これなら100%純正品が手に入りますし、お使いのルンバに適合する正しいバッテリーを簡単に見つけることができます。

おすすめの購入先
おすすめの購入先
  • アイロボット公式オンラインストア
  • アイロボット公式 楽天市場店
  • Amazon内のアイロボットジャパン公式ストア
  • ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店

これらの公式ルートで購入すれば、万が一の初期不良などにもきちんと対応してもらえるので、安心感が違いますよね。

購入時に必ずチェックしたい注意点

どこで購入するにしても、絶対に確認してほしいのがお使いのルンバの型番に対応しているかどうかです。

先述のように、ルンバは機種によってバッテリーの種類が異なります。「たぶんこれだろう」で購入してしまうと、使えなかった…なんて悲しいことになりかねません。

特に、Amazonや楽天市場などのECサイトで互換バッテリーを購入する場合は、さらに注意が必要です。以下の点を確認することをおすすめします。

  • PSEマークの有無:日本の安全基準を満たしている証です。これは最低限確認しましょう。
  • 販売者の情報とレビュー:信頼できる販売者か、他の購入者の評価はどうかをしっかりチェックします。極端に評価が低いものや、レビューが全くないものは避けた方が無難かもしれません。
  • 保証の有無:初期不良に対応してくれるかなど、保証内容を確認しておくと安心です。

バッテリーはルンバの心臓部ともいえる大切なパーツです。少しの手間を惜しまずに、しっかりと確認してから購入手続きに進んでくださいね。

交換費用の値段はどれくらい?

さて、気になるのが交換にかかる費用、つまりバッテリーのお値段ですよね。選ぶバッテリーによって、この費用は大きく変わってきます。

まず、アイロボット純正のバッテリーの場合、価格は機種にもよりますが、おおよそ7,700円(税込)から13,200円(税込)の範囲です。

例えば、iシリーズやeシリーズ、jシリーズで使われているリチウムイオンバッテリーは7,700円、900シリーズなどに対応した大容量タイプは13,200円となっています。(2025年時点の公式サイト価格)

「7,700円か…ちょっと高いな」と感じるかもしれません。でも、新しいルンバを買い替えるとなると安くても数万円はかかります。そう考えると、バッテリー交換で新品同様のパフォーマンスが数年間戻ってくるのは、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるんじゃないでしょうか。

一方、互換バッテリーの場合は、価格がぐっと下がります。安いものでは3,000円台から見つけることができ、高くても5,000円程度が相場です。この価格は本当に魅力的ですよね。

ただし、先ほどもお伝えしたように、互換バッテリーには品質のばらつきや安全面でのリスクが伴います。安さだけを求めてすぐに使えなくなってしまっては、結果的に高くついてしまう可能性もあります。

「安物買いの銭失い」にならないよう、価格と品質のバランスをよく考えることが大切です。

費用のまとめ
費用のまとめ
  • 純正品約7,700円〜13,200円 (安心と信頼の価格)
  • 互換品約3,000円〜5,000円 (コスト重視だがリスクも考慮)

ご自身の予算や、ルンバをあとどれくらい使いたいか、といった今後のプランも考えながら、どちらのバッテリーにするか選んでみてくださいね。

交換後のバッテリーの捨て方

無事にバッテリー交換が終わって、元気になったルンバを見ると嬉しいですよね。でも、ここで一つ忘れてはいけない大切なことがあります。それは、取り外した古いバッテリーの処分方法です。

ルンバに使用されているリチウムイオンバッテリーは、一般の家庭ごみ(燃えないごみなど)として捨てることは絶対にできません。これは、強い衝撃が加わると発火する危険性があるためで、法律で適切なリサイクルが義務付けられているんです。

では、どうやって処分すればいいのかというと、一番簡単なのは「小型充電式電池リサイクルBOX」が設置されている場所に持っていく方法です。

回収ボックスの主な設置場所
回収ボックスの主な設置場所
  • 家電量販店 (ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキなど)
  • ホームセンター
  • スーパーマーケット
  • 一部の自治体の施設

お近くの回収協力店は、「JBRC」という団体のホームページで簡単に検索できますよ。お買い物のついでに持って行けるので、とても便利だと思います。

捨てるときの重要な注意点

バッテリーを回収ボックスに入れる前に、必ずやっていただきたいことがあります。それは「絶縁処理」です。金属の端子部分がむき出しのままだと、他の電池と接触してショートし、発火の原因になることがあります。

これを防ぐために、セロハンテープやビニールテープを端子部分に貼って、金属が露出しないようにしてください。

ちょっとした一手間ですが、安全のためにとても大切なことです。正しい知識で、責任をもって処分するようにしましょうね。これは純正品だけでなく、互換バッテリーを処分する場合も同じですよ。

バッテリーは復活できる?

「交換する前に、なんとか今のバッテリーを復活させる方法はないの?」そう考える方もいらっしゃるかもしれませんね。

結論から言うと、一度寿命を迎えて劣化したリチウムイオンバッテリーを、新品同様に完全に復活させることは難しい、というのが正直なところです。

バッテリーの劣化は、内部の化学物質が変化することで起こる、いわば「老化」のようなもの。これを元に戻すことはできないんです。

ただ、バッテリーのパフォーマンスを少しでも長く維持するための「長持ちのコツ」はいくつかあります。これから新しいバッテリーに交換する方も、ぜひ参考にしてくださいね。

ルンバのバッテリーを長持ちさせるコツ
ルンバのバッテリーを長持ちさせるコツ
1
常にホームベースに置いておく
ルンバは自分で充電を管理しているので、掃除が終わったら常にホームベースに接続しておくのが基本です。これにより、バッテリーが空っぽの状態(過放電)になるのを防ぎ、劣化を抑えることができます。
2
長期間使わないときは満充電にしてから保管
もし数週間以上使わない場合は、一度フル充電してから、涼しくて湿気のない場所に保管するのがおすすめです。
3
高温を避ける
リチウムイオンバッテリーは熱に弱い性質があります。直射日光が当たる場所や、暖房器具の近くにホームベースを置くのは避けましょう。

古いモデルで使われていたニッケル水素電池の場合、「リフレッシュ充電」といって、一度バッテリーを使い切ってから満充電にすることでメモリー効果を解消し、パフォーマンスが回復することがありました。

しかし、現在主流のリチウムイオン電池にはこのメモリー効果はほとんどないため、リフレッシュ充電はあまり意味がない、とされています。

やはり、稼働時間が極端に短くなるなどの寿命のサインが見られたら、無理に使い続けずに、新しいバッテリーに交換してあげるのが一番の解決策と言えそうですね。

総括:ルンバのバッテリー交換で快適な掃除を

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • ルンバの稼働時間が短くなったらバッテリー交換のサイン
  • バッテリー寿命の目安は使用頻度によるが1年半から3年程度
  • 動かない原因は端子の汚れやブラシの絡まりの可能性も
  • 交換前にまず本体のリセットを試してみるのがおすすめ
  • バッテリー交換はプラスドライバー1本で自分でも簡単にできる
  • 機種によって対応バッテリーが違うので型番の確認は必須
  • 安心と信頼性を重視するなら純正バッテリーを選ぶ
  • コストを抑えたい場合は互換バッテリーという選択肢もあるがリスクも伴う
  • 純正バッテリーの価格は7,700円からが目安
  • 購入はアイロボット公式サイトや認定販売店が最も安心
  • 交換後の古いバッテリーは一般ごみでは捨てられない
  • 家電量販店などのリサイクル協力店の回収ボックスを利用する
  • 処分する際は端子部分をテープで絶縁処理することが重要
  • 一度劣化したバッテリーを完全に復活させるのは難しい
  • バッテリーを長持ちさせるには常にホームベースに置いておくことが大切

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