PR

シャープの空気清浄機はつけっぱなしが正解?賢い使い方と電気代

空気清浄機 つけっぱなし シャープ1 メーカー・ブランド

シャープの空気清浄機をつけっぱなしで使うべきか悩んでいませんか?

電気代が気になったり、火事の心配があったり、そもそも常時運転が必要なのか疑問に思う方も多いかもしれませんね。

シャープの空気清浄機は、高性能なフィルターと独自のプラズマクラスター技術で、お部屋の空気を快適に保つための機能がたくさん詰まっています。

だからこそその性能を最大限に引き出すためには、実は「つけっぱなし」が基本となるんです。

この記事では、シャープの空気清浄機をつけっぱなしで使う際の電気代やお手入れの注意点、そして効果を最大化するための置き場所のコツまで、家電量販店員の視点から分かりやすく解説していきます。

あなたの疑問や不安を解消し、シャープの空気清浄機をもっと効果的に、そして安心して使っていただけるような情報をお届けします。

この記事のポイント
  • シャープ製空気清浄機をつけっぱなしにする基本
  • 気になる電気代の目安
  • つけっぱなしで使う際の安全性と注意点
  • 性能を維持するためのメンテナンス方法

シャープの空気清浄機はつけっぱなしが良い?基本を解説

クリーン家電ガイド:イメージ

シャープの空気清浄機を最大限に活用するための、基本的な使い方について一緒に見ていきましょう。

「つけっぱなし」と聞くと、電気代や本体への負担が気になるかもしれませんが、実は常時運転を前提に設計されているんですよ。

ここでは、なぜつけっぱなしが良いのか、その理由とメリットを詳しく解説しますね。

そもそも空気清浄機はつけっぱなしで使うもの?

はい、基本的に空気清浄機は24時間つけっぱなしで使うのが最も効果的です。

お部屋の空気は、人が動いたり窓を開け閉めしたりするだけで、ホコリや花粉などが常に舞い上がっています。運転を止めてしまうと、その間に汚れた空気が滞留し、せっかくきれいになった状態が元に戻ってしまうんですね。

特にシャープの空気清浄機に搭載されている「プラズマクラスター」技術は、イオンを室内に放出することで空気中の浮遊物質にアプローチする機能です。

このイオンは常に放出し続けることで、お部屋の隅々まで行き渡り、効果を発揮します。
つまり、運転している間だけ空気をキレイにするのではなく、24時間運転し続けることで、常に空気が清浄な状態を「維持」することが大切なんです。

家電量販店でもお客様にご案内するのですが、空気清浄機はエアコンのように暑いときや寒いときだけ使うものではありません。一年中、一日中、お部屋の空気を管理してくれるパートナーのような存在だと考えていただくのが良いと思います。

自動運転モードにしておけば、センサーが空気の汚れを検知して、必要なときだけパワフルに、キレイなときは静かに運転してくれるので、効率的にお部屋の環境を整えてくれますよ。

24時間つけっぱなしにするメリット

空気清浄機のメリット
🌪️
常にきれいな空気を維持
私たちが意識していなくても、空気中には目に見えない汚れがたくさん浮遊しています。つけっぱなしにしておくことで、これらの物質を継続的に捕集し、いつでも快適な空間を維持できます。
  • ハウスダストの除去
  • 花粉の捕集
  • ペットのフケ対策
  • 外から持ち込まれる微粒子
👃
強力なニオイ対策効果
生活していると様々なニオイが発生しますが、空気清浄機を常時稼働させておけば、ニオイの分子をすばやくキャッチして脱臭フィルターで分解してくれるため、急な来客があっても安心です。
  • お料理後のニオイ
  • 部屋干しの生乾き臭
  • ペットのニオイ
  • 生活臭全般
プラズマクラスターイオンの効果
シャープ独自のプラズマクラスターイオンは、空気を清浄にするだけでなく、フィルターだけでは対応しきれない壁やカーテンなどに付着したニオイなどにも効果が期待できます。
24時間イオンを放出し続けることで、お部屋全体をクリーンな状態に導いてくれます
🏠
特におすすめのご家庭
つけっぱなし運転のメリットをより一層感じていただけるのは、以下のようなご家庭です。清潔で快適な住環境を維持するために、継続的な空気清浄がとても効果的です。
  • 花粉症にお悩みの方
  • 小さなお子様がいるご家庭
  • ペットと暮らしているご家庭
  • アレルギー体質の方

シャープの空気清浄機を24時間つけっぱなしにすることには、たくさんの嬉しいメリットがあるんですよ。

一番のメリットは、やはり「常にお部屋の空気をきれいに保てる」ことでしょう。

私たちは意識していなくても、ハウスダストや花粉、ペットのフケ、外から持ち込まれる微粒子など、空気中には目に見えない汚れがたくさん浮遊しています。

つけっぱなしにしておくことで、これらの物質を継続的に捕集し、いつでも快適な空間を維持できるんです。

また、ニオイ対策にも大きな効果を発揮します。

お料理の後のニオイや、部屋干しの生乾き臭、ペットのニオイなど、生活していると様々なニオイが発生しますよね。

空気清浄機を常時稼働させておけば、ニオイの分子をすばやくキャッチして脱臭フィルターで分解してくれるため、急な来客があっても安心です。

さらに、シャープ独自のプラズマクラスターイオンは、空気を清浄にするだけでなく、フィルターだけでは対応しきれない壁やカーテンなどに付着したニオイなどにも効果が期待できるとされています。

24時間イオンを放出し続けることで、お部屋全体をクリーンな状態に導いてくれるのは、とても心強いポイントだと思います。

特に花粉の季節や、小さなお子様、ペットと暮らしているご家庭では、つけっぱなし運転のメリットをより一層感じていただけるのではないでしょうか。

逆に運転を止めるときのデメリット

空気清浄機停止時のデメリット
📉
空気清浄レベルの著しい低下
空気中のホコリや花粉は、人の動きや換気など、わずかな空気の動きで簡単に舞い上がります。運転を止めている間は、これらの浮遊物質は除去されず、床や家具の上に再び積もってしまいます。
  • ハウスダストが床に蓄積
  • 花粉が家具に付着
  • 微粒子が再浮遊しやすくなる
  • アレルギー症状の悪化リスク
電力消費・フィルター寿命への悪影響
再びスイッチを入れたとき、床に溜まっていたハウスダストなどが一気に舞い上がり、空気清浄機はそれをパワフルに吸引しようとします。
良かれと思ってやっていた節約が、実は逆効果になってしまう可能性があります
  • 常時運転より多くの電力消費
  • フィルターの早期劣化
  • 運転音が大きくなる
  • メンテナンス頻度の増加
👃
ニオイの蓄積と除去困難
一度リセットされたお部屋のニオイを、再び取り除くのには時間がかかります。つけっぱなしであればニオイの発生と同時にケアできますが、運転を止めていると問題が深刻化します。
  • カーテンにニオイが染み付く
  • ソファなどの布製品に蓄積
  • 除去により長時間が必要
  • 急な来客時に対応困難
🚨
加湿機能付きモデルの衛生問題
特に注意が必要
運転を停止している間にタンクの水が古くなったり、加湿フィルターが乾ききらない状態が続いたりすると、雑菌が繁殖しやすくなります。
次に運転した際に嫌なニオイを放出する原因にもなるため、衛生面でのデメリットが大きい
  • タンク内の水質悪化
  • 加湿フィルターでの雑菌繁殖
  • カビの発生リスク
  • 不衛生な空気の放出

それでは逆に、空気清浄機の運転をこまめに止めると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

最も大きなデメリットは、お部屋の空気清浄レベルが著しく低下してしまうことです。

先ほどもお伝えしたとおり、空気中のホコリや花粉は、人の動きや換気など、わずかな空気の動きで簡単に舞い上がります。

運転を止めている間は、これらの浮遊物質は除去されず、床や家具の上に再び積もってしまいます。

そして、再びスイッチを入れたとき、床に溜まっていたハウスダストなどが一気に舞い上がり、空気清浄機はそれをパワフルに吸引しようとします。

これは結果的に、常に静かに運転し続けるよりも多くの電力を消費してしまったり、フィルターの寿命を早めてしまったりする原因にもなりかねません。

つまり、良かれと思ってやっていた節約が、実は逆効果になってしまう可能性もあるんですね。

また、ニオイに関しても同様です。

一度リセットされたお部屋のニオイを、再び取り除くのには時間がかかります。

つけっぱなしであればニオイの発生と同時にケアできますが、運転を止めていると、カーテンやソファなどにニオイが染み付いてしまい、なかなか取れなくなってしまうこともあります。

特に加湿機能付きのモデルの場合、運転を停止している間にタンクの水が古くなったり、加湿フィルターが乾ききらない状態が続いたりすると、雑菌が繁殖しやすくなります。

次に運転した際に嫌なニオイを放出する原因にもなるため、衛生面でのデメリットも考えられるのです。

つけっぱなしでも電気代は意外と安い

「つけっぱなし」と聞いて、多くの方が真っ先に心配されるのが電気代だと思います。
「24時間も家電を動かし続けたら、電気代がものすごく高くなるんじゃないか?」と感じますよね。

でも、安心してください。シャープの空気清浄機の電気代は、皆さんが思っているよりもずっとお安いんですよ。

例えば、シャープの最新モデルの一つであるプラズマクラスターNEXT搭載の「KI-SX100」を例に見てみましょう。

電気料金は、1kWhあたり31円で計算してみますね。

空気清浄機電気代比較
運転モード 1時間あたりの電気代目安 1ヶ月(30日)つけっぱなしの電気代目安
静音 約0.18円 約130円
約0.59円 約425円
約2.6円 約1,872円
おまかせ(自動) 約0.26円〜 約187円〜
静音モード
1時間あたり 約0.18円
1ヶ月(30日) 約130円
中モード
1時間あたり 約0.59円
1ヶ月(30日) 約425円
強モード
1時間あたり 約2.6円
1ヶ月(30日) 約1,872円
おまかせ(自動)
1時間あたり 約0.26円〜
1ヶ月(30日) 約187円〜
※公式サイトの消費電力をもとに算出。おまかせ運転は空気の汚れ具合で変動します。

いかがでしょうか。
一番静かな「静音」モードであれば、1ヶ月つけっぱなしにしても、かかる電気代はたったの約130円なんです。

普段使いの基本となる、センサーで自動的に風量を調整してくれる「おまかせ(自動)」運転でも、空気がきれいな状態が多ければ、月々200円程度に収まることも少なくありません。

もちろん、花粉が多い時期やお部屋の汚れがひどいときは、一時的に「強」モードで運転して電気代が上がることもあります。

しかし、常に最大出力で動き続けるわけではないんですね。

最新の機種は省エネ性能がとても高いので、電気代を気にしすぎてこまめに電源をオフにするよりも、自動運転でつけっぱなしにしておく方が、お部屋の快適さと経済性の両面から見ても、ずっと賢い選択と言えるでしょう。

効果を最大化するおすすめの置き場所

せっかく高性能なシャープの空気清浄機を使うなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。

そのためには「置き場所」がとても重要な鍵となります。どこに置くかによって、お部屋全体の空気清浄効率が大きく変わってくるんですよ。

基本は空気の通り道

理想的なのは、お部屋の空気が循環しやすい場所に置くことです。

空気清浄機は、本体の吸込口から汚れた空気を吸い込み、フィルターでろ過したきれいな空気を吹出口から放出することで、お部屋の空気を循環させています。

お部屋の中央付近や、空気の通り道に置くことで、この空気の循環がスムーズに行われ、効率よく部屋全体の空気をきれいにすることができるんです。

壁からは少し離して設置

ただ、生活の動線上、置き場所が限られることも多いですよね。
その場合は、壁際に置いても問題ありませんが、必ず壁から少し距離をあけて設置してください。

シャープの空気清浄機の多くは、背面から広範囲の空気を吸引する「背面ワイド吸引」を採用しています。そのため、本体の背面や側面が壁や家具で塞がれてしまうと、うまく空気を吸い込むことができず、性能が半減してしまいます。

取扱説明書にも記載がありますが、少なくとも本体の左右と後ろは3cm以上、上方は30cm以上あけるように心がけましょう。

エアコンとの併用も効果的

エアコンを使っているお部屋なら、エアコンの風が当たる場所に置くのがおすすめです。
エアコンの風の流れに乗せることで、清浄された空気が部屋中に効率よく行き渡ります。

冷房時は上向きに、暖房時は下向きに風が流れる傾向があるので、その流れを意識して設置すると、より効果が高まりますよ。

玄関や窓際もおすすめ

花粉やホコリの侵入が気になる方は、玄関や窓際に置くのも一つの手です。
外から入ってきた汚れた空気が部屋中に広がる前に、空気清浄機でキャッチしてしまおうという考え方ですね。

このように、ご自身のライフスタイルやお部屋の環境に合わせて、最適な置き場所を見つけてみてください。

シャープ製空気清浄機をつけっぱなしで使う注意点

クリーン家電ガイド:イメージ

シャープの空気清浄機を安心・安全に、そして長く快適に使い続けるためには、いくつか知っておいていただきたい注意点があります。つけっぱなしが基本だからこそ、日々のちょっとした心がけが大切になってくるんです。

ここでは、火事の危険性や性能を維持するために欠かせないお手入れのポイントを解説しますね。

つけっぱなしによる火事の危険性について

「家電をつけっぱなしにして火事にならないか心配」というお声は、お客様からも時々いただきます。

結論から言うと、現在の空気清浄機は安全対策がしっかりと施されており、正常な使用状況でつけっぱなしにして火事になる可能性は極めて低いです。過電流が流れた場合に運転を停止する安全装置などが内蔵されています。

ただし、絶対に安全だと言い切れるわけではありません。
注意すべき点がいくつかあります。

空気清浄機安全使用ガイド
1
🔌
電源コードやプラグの取り扱い
電源コードを家具の下敷きにしたり、束ねたまま使用したりすると、コードが損傷してショートする危険性があります。
⚠️ トラッキング現象の危険
電源プラグとコンセントの間にホコリが溜まると、湿気を吸って発火する「トラッキング現象」を引き起こす可能性があります。
  • コードを家具の下敷きにしない
  • 束ねたまま使用しない
  • プラグ部分のホコリ蓄積に注意
空気清浄機周りはホコリが溜まりやすいので、定期的にお掃除のついでにプラグ部分も確認し、乾いた布で拭き取るようにしてください。
2
🔥
🌪️
本体の吸込口や吹出口を塞がない
空気清浄機の周りに物を置いたり、洗濯物を被せて乾かしたりすると、本体内部に熱がこもり、モーターが過熱して火災の原因となることがあります。
🔥 モーター過熱による火災リスク
  • 周りに物を置かない
  • 洗濯物を被せて乾かさない
  • 吸込口・吹出口を塞がない
  • 通気性を確保する
  • 本体の前後左右に十分なスペースを確保
  • 上部にも適切な空間を維持
  • 定期的に周囲の整理整頓を実施
  • 取扱説明書の設置基準を遵守
必ず本体の周りには十分なスペースを確保してください。適切な設置により安全で効果的な運転が可能になります。

一つ目は「電源コードやプラグの取り扱い」です。

電源コードを家具の下敷きにしたり、束ねたまま使用したりすると、コードが損傷してショートする危険性があります。

また、電源プラグとコンセントの間にホコリが溜まると、湿気を吸って発火する「トラッキング現象」を引き起こす可能性があります。

空気清浄機周りはホコリが溜まりやすいので、定期的にお掃除のついでにプラグ部分も確認し、乾いた布で拭き取るようにしてください。

二つ目は「本体の吸込口や吹出口を塞がない」ことです。

先述のように、空気清浄機の周りに物を置いたり、洗濯物を被せて乾かしたりすると、本体内部に熱がこもり、モーターが過熱して火災の原因となることがあります。必ず本体の周りには十分なスペースを確保してください。

これらは空気清浄機に限らず、多くの家電製品に共通する注意事項ですね。取扱説明書に記載されている安全上の注意をきちんと守って使えば、過度に心配する必要はありませんよ。

定期的なフィルターのお手入れは必須

シャープの空気清浄機の心臓部とも言えるのが、空気中の汚れをキャッチする「フィルター」です。

つけっぱなしで毎日活躍してくれるからこそ、フィルターが汚れたままでは、せっかくの性能を十分に発揮できません。

それどころか、目詰まりしてしまい、ニオイの原因になったり、本体の故障につながったりすることもあるんです。

シャープの空気清浄機には、主に3種類のフィルターが搭載されています。

フィルターメンテナンスガイド
第1層
自動お掃除対応
🌪️
プレフィルター
(後ろパネル)
2週間に1回程度
一番外側にある、比較的大きなホコリやペットの毛などをキャッチするフィルターです。ここは汚れが溜まりやすい部分です。
🧹 お手入れ方法
掃除機でホコリを吸い取ってください
  • 大きなホコリをキャッチ
  • ペットの毛を捕集
  • 汚れが溜まりやすい箇所
  • 簡単なメンテナンスで効果維持
💡 シャープの機種には「自動お掃除機能」付きのモデルもあり、その場合はお手入れがさらに楽になります
第2層
🔄
👃
脱臭フィルター
ニオイ対策専用
約10年で交換
タバコやペット、料理などの気になるニオイを吸着するフィルターです。基本的にお手入れは不要で、ニオイが気になってきたら交換となります。
🔄 メンテナンス
お手入れ不要・交換のみ
  • タバコのニオイを吸着
  • ペットのニオイをキャッチ
  • 料理のニオイを除去
  • 約10年の長寿命設計
⏰ 交換の目安は約10年ですが、使用状況によって短くなることもあります
第3層
⚠️
🔬
集じんフィルター
(HEPAフィルターなど)
約10年で交換
花粉やハウスダストなどの微細な粒子を捕集する、非常に重要なフィルターです。お手入れはできません。
🚫 お手入れ禁止
掃除機での吸引・水洗い厳禁
  • 花粉の除去(99.97%以上)
  • ハウスダストをキャッチ
  • PM2.5などの微細粒子対応
  • 高性能な微粒子捕集機能
⚠️ 掃除機で吸ったり水洗いしたりすると、フィルターの繊維が傷んで性能が落ちてしまうので、絶対にやめてください

フィルターのお手入れや交換時期は、本体のサインでお知らせしてくれる機種も多いです。定期的なお手入れを習慣にして、いつでもクリーンな空気を保てるようにしましょう。

ユニット交換しないとどうなる?

シャープの空気清浄機の大きな特徴である「プラズマクラスター」。
このプラズマクラスターイオンを発生させているのが「プラズマクラスターイオン発生ユニット」です。

このユニットは、実は消耗品で、定期的な交換が必要なことをご存知でしたか?

ユニットは、運転し続けることで少しずつ劣化していきます。交換時期を過ぎても使い続けると、イオンを発生させる能力が低下し、プラズマクラスター本来の効果が十分に得られなくなってしまうんです。

つまり、空気清浄機能(フィルターによるホコリやニオイの除去)は働き続けますが、プラズマクラスターによる空気の浄化や消臭といった付加価値の部分が弱まってしまう、ということですね。

「ユニット交換ランプ」が点灯したら、それが交換の合図です。
総運転時間が約17,500時間(1日24時間運転した場合、約2年)経過すると点灯するようになっています。

ランプが点灯しても、すぐに運転が停止するわけではありませんが、性能を維持するためにも、速やかに新しいユニットに交換することをおすすめします。

ユニットの交換は、カバーを外して古いユニットを取り出し、新しいものを差し込むだけなので、誰でも簡単にできますよ。

せっかくのシャープ独自の技術ですから、定期的なユニット交換で、その効果を最大限に活用してくださいね。

加湿の水切れは嫌な臭いの原因になる

加湿機能付きの空気清浄機をお使いの場合、特に注意したいのが「タンクの水」です。

つけっぱなしで運転していると、当然タンクの水はなくなりますよね。水が切れた状態で加湿運転を続けると、送風運転に切り替わりますが、この時に嫌なニオイが発生することがあるんです。

原因は、加湿フィルターに残った水分が原因で発生した雑菌やカビです。水がなくなって加湿フィルターが乾く過程で、ニオイが気化して風と一緒に出てきてしまうんですね。

また、タンクの水を長期間入れっぱなしにしておくのも衛生的によくありません。水道水に含まれる塩素(カルキ)で雑菌の繁殖はある程度抑えられますが、それでも時間が経つと雑菌は増えてしまいます。

これを防ぐためには、以下の2点が大切です。

加湿機能メンテナンスガイド
STEP 1
💧
🚰
タンクの水は毎日交換する
毎日実施 – 新鮮な水道水に入れ替え
面倒に感じるかもしれませんが、タンクの水は毎日新しい水道水に入れ替えるのが理想です。清潔で安全な加湿を維持するために最も重要な習慣です。
⏰ おすすめのタイミング
就寝前や朝起きたタイミングで、水を入れ替える習慣をつけましょう
  • 朝起きたら古い水を捨てる
  • タンクを軽くすすぐ
  • 新鮮な水道水を入れる
  • 就寝前にも同様に交換
💡 毎日交換のメリット
雑菌の繁殖を防ぎ、嫌なニオイの発生を予防。常に清潔な水蒸気で快適な加湿環境を維持できます。
STEP 2
🧽
定期的にお手入れする
月1回程度 – クエン酸を使用したお手入れ
加湿フィルターやトレーは、月に1回程度、クエン酸などを使ってお手入れすると、水アカやニオイの発生を効果的に防ぐことができます。
🧼 お手入れ対象
加湿フィルター・トレー・タンク内部の水アカとカルキ汚れを除去
  • クエン酸溶液を作る(水1Lに小さじ1杯)
  • 加湿フィルターを30分程度浸け置き
  • トレーとタンクも同様に清拭
  • 十分にすすいで乾燥させる
🌟 定期お手入れの効果
水アカやニオイの発生を効果的に防ぎ、加湿性能を長期間維持。清潔で心地よい加湿環境を保てます。
💡 ぬめりや汚れが気になったら、その都度お手入れしてください。月1回にこだわらず、必要に応じて頻度を調整しましょう。

キレイな空気と適切な湿度を保つためにも、加湿機能部分のお手入れは忘れずに行いましょう。少しの手間をかけるだけで、快適さが全く違ってきますよ。

センサーの定期的な掃除も忘れずに

「おまかせ(自動)」運転を快適に使う上で、非常に重要な役割を果たしているのが、空気の汚れを検知する「センサー」です。

シャープの空気清浄機には、ホコリセンサーやニオイセンサー、湿度センサーなどが搭載されており、これらのセンサーが空気の状態を常に監視して、最適な風量に自動で調整してくれています。

しかし、このセンサー部分にホコリが溜まってしまうと、感度が鈍くなり、正しく空気の汚れを検知できなくなってしまうことがあるんです。

「最近、お料理をしてもあまり反応しないな」「ホコリが舞っても静かなままだな」と感じたら、センサーが汚れているサインかもしれません。

ホコリセンサーは、本体の側面や背面についていることが多いです。カバーを開けるとフィルターのような部品が見えるので、そこに付着したホコリを掃除機で優しく吸い取ってください。汚れがひどい場合は、綿棒などでそっと拭き取るのも良いでしょう。

センサーのお手入れは、3ヶ月に1回程度が目安です。プレフィルターのお手入れをする際に、一緒にセンサー部分もチェックする習慣をつけると忘れにくいかもしれませんね。

センサーをきれいに保つことで、「おまかせ」運転の精度が上がり、より効率的で快適な空気環境を維持することにつながります。

お部屋に合わせた機種選びのコツ

これからシャープの空気清浄機の購入を検討されている方へ、お部屋に合わせた機種選びのコツを少しだけお話しさせてくださいね。

せっかく「つけっぱなし」で使うのですから、ご自身の生活空間にぴったりの一台を見つけることが大切です。

まず一番に確認していただきたいのが「適用畳数」です。これは「規定の粉じん濃度を30分できれいにできる部屋の広さ」を示す目安です。

実際に使用するお部屋の広さよりも、2倍から3倍程度の適用畳数のモデルを選ぶことをおすすめします。例えば、8畳のリビングで使うなら、適用畳数が16畳~24畳以上のモデルを選ぶ、といった具合です。

適用畳数が大きいモデルほど、パワーが強く、よりスピーディーにお部屋の空気をきれいにすることができます。結果的に、パワフルな運転時間が短くて済むため、静かに運転できる時間が長くなり、電気代の節約や静音性にもつながるんですよ。

次に、必要な「機能」を考えましょう。

シャープの空気清浄機には、基本的な空気清浄機能に加えて、様々な付加機能を持つモデルがあります。

空気清浄機追加機能ガイド
機能名 詳細・おすすめ用途
💧 加湿機能 乾燥が気になる冬場や、エアコン使用時に喉や肌の潤いを保ちたい方におすすめです。

適切な湿度(40~60%)を維持することで、ウイルスの活動を抑制し、静電気の発生も防げます。喉の乾燥やお肌のカサつきが気になる方に特に効果的です。
🌪️ 除湿・衣類乾燥機能 梅雨の時期のジメジメ対策や、部屋干しの洗濯物を早く乾かしたい場合に非常に便利です。

高湿度環境でのカビやダニの繁殖を抑制し、洗濯物の生乾き臭も防げます。雨の日が続く時期や、室内干しが多いご家庭に最適です。
プラズマクラスターの
イオン濃度
シャープ独自の技術で、イオン濃度が高いモデルほど、より高い空気清浄効果が期待できます。
プラズマクラスター7000 25000 NEXT

といった種類があり、数字が大きいほど高性能になります。ウイルスや菌の除去、ニオイの分解、さらに美肌効果まで期待できる高機能な技術です。
💧 加湿機能
乾燥が気になる冬場や、エアコン使用時に喉や肌の潤いを保ちたい方におすすめです。
適切な湿度(40~60%)を維持することで、ウイルスの活動を抑制し、静電気の発生も防げます。喉の乾燥やお肌のカサつきが気になる方に特に効果的です。
🌪️ 除湿・衣類乾燥機能
梅雨の時期のジメジメ対策や、部屋干しの洗濯物を早く乾かしたい場合に非常に便利です。
高湿度環境でのカビやダニの繁殖を抑制し、洗濯物の生乾き臭も防げます。雨の日が続く時期や、室内干しが多いご家庭に最適です。
プラズマクラスターのイオン濃度
シャープ独自の技術で、イオン濃度が高いモデルほど、より高い空気清浄効果が期待できます。
プラズマクラスター7000 25000 NEXT
数字が大きいほど高性能になります。ウイルスや菌の除去、ニオイの分解、さらに美肌効果まで期待できる高機能な技術です。

ご自身のライフスタイルや、空気清浄機に何を一番求めるかを明確にすることで、自然と最適なモデルが見えてくるはずです。

総括:シャープの空気清浄機をつけっぱなしで使うポイント

それでは最後に、この記事の内容をまとめます。

  • 空気清浄機は24時間つけっぱなしが基本
  • 常時運転で常にクリーンな空気を維持できる
  • 運転を止めるとホコリやニオイが元に戻る
  • つけっぱなしでも電気代は非常に安い
  • 静音モードなら月々百円台から運用可能
  • 自動運転なら効率的に空気をキレイにする
  • 置き場所は空気の循環を意識することが肝心
  • 壁から少し離して設置するのがセオリー
  • 正常な使用で火事の危険性は極めて低い
  • 電源プラグ周りのホコリには注意が必要
  • フィルターの定期的なお手入れは不可欠
  • 性能維持にはユニット交換が重要
  • 加湿機能の水は毎日交換するのが衛生的
  • センサーの掃除で自動運転の精度を保つ
  • 機種選びは適用畳数に余裕を持つことがコツ

空気清浄機に関連する参考記事