最近、掃除機を買い替えたいけれど、どの機種を選べばいいのか迷っていませんか？
特に予算を抑えながらも、しっかりと掃除ができる製品を見つけるのは意外と難しいものです。
私自身も一人暮らしを始めた頃は、ニトリやホームセンターで見かける安い掃除機で本当に大丈夫なのか不安でした。でも実際に使ってみると、一万円以下の製品でも驚くほど優秀なものがたくさんあるんです。
特にコードレスタイプの掃除機は、取り回しが良くて収納場所も取らないため、一人暮らしの方には本当におすすめです。最近では技術の進歩により、安価でも十分な吸引力を持つ製品が増えており、買って良かったと心から思える掃除機に出会えるはずです。
この記事では、コストパフォーマンスに優れた掃除機の選び方から具体的な機種の紹介まで、幅広い情報をお伝えします。
安いのに吸引力強い掃除機の選び方
安い掃除機には想像以上のメリットがありますが、選び方にはコツがあります。価格だけでなく、機能性や耐久性のバランスを見極めることで、長く愛用できる一台に出会えるでしょう。
購入前に知っておきたいポイントや、実際の使用感についても詳しく解説していきます。
買って良かった安い掃除機
私も家電量販店で働いているので実感しているのですが、最近の安い掃除機は本当に性能が向上していますね。特に1万円台の価格帯でも、従来の高級機種に引けを取らない吸引力を持つモデルが登場しています。
その中でも、お客様から「買って良かった」と言っていただけたモデルをご紹介したいと思います。
ここで注目したいのは、フュージョンマーケティングのorage コードレススティッククリーナーRR11です。
従来よりモーター寿命が5倍アップした製品で、3段階の吸引力モードがあり、掃除シーンに応じてワンタッチでサッと切り替え可能となっています。
掃除機の中身には3色アンビエントライトがあり、吸引力モードと連動して掃除状態を簡単に把握できるのも便利な機能ですね。
ポイントは、価格の安さだけでなく実際の使い勝手の良さを重視することです。
安い掃除機でも、日常的な掃除には十分な性能を持っているものが多く、特にフローリング中心の住環境であれば、満足できる掃除効果が期待できるでしょう。
ただし、安い掃除機を選ぶ際は注意点もあります。
バッテリーの持続時間が短いモデルもあるため、一度の充電でどれくらいの時間使用できるかを確認しておくことが大切です。また、アフターサービスや保証期間についても事前に調べておくと安心でしょう。
安い掃除機であっても、定期的なメンテナンスを行うことで長く愛用できます。フィルターの清掃やダストボックスの手入れを怠らないことで、購入時の性能を維持することができるんです。
一万円以下のおすすめモデル
一万円以下でも優秀な掃除機はたくさんあります。私がお客様におすすめしているのは、コストパフォーマンスを重視した実用的なモデルです。
ここで紹介したいのは、ツインバードのスティッククリーナーTC-E153Wです。
ハンディークリーナーとしても使用できる2WAY仕様で、ホワイトカラーが清潔感のある印象を与えてくれます。軽量でコードレスのため持ち運びも楽々で、一人暮らしの方には特におすすめしたいモデルですね。
一万円以下の掃除機を選ぶ際は、集じん方式についても考慮したいところです。
サイクロン式は遠心力でゴミと空気を分離するため、フィルターへのゴミの付着が少なく、吸引力の低下が少ないという特徴があります。ゴミ捨ても簡単で、お手入れが楽な点は大きなメリットと言えるでしょう。
一方、紙パック式は吸ったゴミが紙パックにたまるので、ゴミに触れずに捨てられるのが最大の利点です。捨てるときにゴミが舞わないという衛生面の良さから、近年再び注目を集めています。
ただし、一万円以下のモデルを選ぶ際は、バッテリーの持続時間や吸引力に一定の制限があることを理解しておく必要があります。広い部屋を一度に掃除するよりも、こまめな掃除に適していると考えた方が良いかもしれませんね。
ニトリのおすすめ掃除機
ニトリの掃除機は手頃な価格で購入でき、コストパフォーマンスの高さで人気を集めています。特にコードレスのスティッククリーナーが主流で、一人暮らしの方からファミリー層まで幅広く支持されているんです。
現在最も人気が高いのは、コードレススティッククリーナーMA201SCです。
実勢価格1万9990円という手頃な価格でありながら、毎分13万回転する高速吸引モーターを内蔵し、ヘッドには自動でブラシが回転するパワーブラシを搭載しています。ニトリが「圧倒的吸引力」とうたっているだけあって、フローリングに砂をまいた吸引実験でも1ストロークできれいに吸い取れる性能を持っています。
本体重量は1.1kgと非常に軽く、片手でも楽に持てるため、階段や高い場所の掃除にも便利です。連続使用時間は標準モードで約30分、強モードでも約13分使用できるので、一般的な住宅なら十分対応できるでしょう。
より価格を抑えたい方には、2025年2月に発売されたコードレススティッククリーナーEY101SCがおすすめです。
実勢価格1万1990円とさらに安く、重さは上位モデルと同じ1.1kgですが、ヘッドにパワーブラシを搭載せず、モーターの性能も抑えている分、価格が抑えられています。
ニトリの掃除機の特徴は、折りたたんでコンパクトに収納できる点です。
スティックタイプでありながらハンディとしても使える2WAY仕様で、スポンジフィルター・メッシュフィルター・ダストケースは水洗いが可能となっています。
また、場所を選ばず置ける自立式でスリムなため、隙間にも収納できます。
左右スイングのヘッドのため小回りが利いて掃除が楽にでき、コードクリップがついているので電源コードをすっきりと留められるのも便利ですね。
ニトリでは商品企画から製造・物流・販売までを一貫して自社でプロデュースしているため、低価格を実現できています。
開発では「お客様の困りごとを解決する」と「今までの常識を変える」という視点を重視し、不要な機能や無駄は省きつつ、有益になる部分はコストがかかっても残しているそうです。
ただしニトリの掃除機を選ぶ際は、高級機種と比較して一部機能が制限されている場合があることを理解しておきましょう。例えばバッテリーの持続時間や吸引力の調整幅などは、価格相応のレベルとなっています。
ホームセンターで買える安いモデル
ホームセンターは安くて実用的な掃除機を見つけるのに最適な場所です。
コメリやコーナンなどの大手ホームセンターでは、家庭で使う昔ながらのキャニスター式から人気のスティック式まで、様々なタイプの掃除機を取り扱っています。
コメリで取り扱っているJenix（ジェニックス）の2WAYクリーナーは、ホワイトカラーのシンプルなデザインが特徴的です。スティック型とハンディ型の両方として使える便利さが人気の理由でしょう。価格も手頃で、初めてコードレス掃除機を購入する方にもおすすめできるモデルです。
ホームセンターで掃除機を選ぶメリットは、実際に手に取って重さや操作感を確認できることです。特に軽量性を重視したい方は、実際に持ち上げてみることで、自分にとって扱いやすいかどうかを判断できます。
また、ホームセンターでは業務用のクリーナーも取り扱っているため、家庭用では物足りない方や、特殊な用途で使用したい方にも対応できる品揃えとなっています。
価格面でも、ホームセンターは競争力があります。大手家電量販店と比較しても遜色ない価格設定で、時にはそれ以上にお得な商品を見つけることができるでしょう。
ホームセンターで掃除機を購入する際の注意点として、アフターサービスの内容を確認しておくことが挙げられます。故障時の修理対応や保証期間について、購入前にスタッフに確認しておくと安心です。
また、消耗品の入手のしやすさも重要な要素です。フィルターや紙パックなどの消耗品が、将来的に入手困難になる可能性もあるため、メジャーなメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。
ホームセンターでは、掃除機以外にも関連する清掃用品も豊富に取り揃えているため、掃除機の購入と同時に必要な用品をまとめて購入できるのも便利な点です。
安いのに吸引力強いコードレス掃除機
掃除機選びで大切なのは、自分の生活スタイルに合った機種を見つけることです。
ここからは、一人暮らし向けのコンパクトタイプから安いサイクロンモデルまで、実用性のある機種をご紹介していきます。
コードレスの選定ポイント
コードレス掃除機で吸引力の強さを判断する際は、まず吸込仕事率をチェックすることが重要です。
吸込仕事率は「W」の単位で表示されており、数値が大きいほど吸引力が高いと判断できます。一般的に150W以上あれば、家庭での使用には十分な吸引力が期待できるでしょう。
モーターの性能も見逃せないポイントです。
毎分の回転数が高いモーターほど、強力な吸引力を生み出すことができます。例えば、ダイソンのV12シリーズは毎分最大125,000回転のモーターを搭載し、微細なホコリから大きなゴミまでしっかり吸引できる性能を持っています。
ヘッドの構造も吸引力に大きく影響します。
自動回転するパワーブラシを搭載したモデルは、カーペットの奥に入り込んだゴミも効率的に掻き出すことができます。一方、フローリング専用の場合は、タービンブラシよりもソフトなブラシの方が床を傷つけずに掃除できるでしょう。
集じん方式による違いも理解しておきたいところです。
サイクロン式は遠心力でゴミと空気を分離するため、フィルターの目詰まりが少なく、長時間使用しても吸引力の低下が少ないという特徴があります。
バッテリーの性能と吸引力のバランスも考慮する必要があります。
強力な吸引力を持つモデルほどバッテリーの消費が激しくなる傾向があるため、実際の使用時間を確認しておくことが大切です。
コードレス掃除機の選定では、静音性も忘れてはいけない要素です。
マンションやアパートにお住まいの方は、特に運転音の大きさに注意したいところですね。一般的に60～65dB程度が普通の会話と同じレベルとされていますが、50dB以下の静音モデルもあります。
フィルターの性能も吸引力に関わってきます。
HEPAフィルターを搭載したモデルは、0.3ミクロン以上の粒子を99.97%以上捕集できるため、アレルギー対策にも効果的です。ただし、高性能なフィルターほど目詰まりしやすい傾向があるため、定期的なメンテナンスが必要になります。
価格と性能のバランスを見極めることも重要です。
安い掃除機でも十分な吸引力を持つモデルは多数ありますが、耐久性やアフターサービスの充実度も含めて総合的に判断することをおすすめします。
一人暮らしにピッタリのモデル
一人暮らしのお部屋は、広さや間取りによって掃除のスタイルも変わってきます。広々としたワンルームなら、パワフルで作業効率の高い掃除機が最適ですが、コンパクトなマンションやアパートでは、収納スペースを考慮したコンパクトで取り回しの良い機種がおすすめです。
自分の掃除スタイルも大切な要素です。
毎日こまめに掃除するのか、週末にまとめて掃除するのかなど、掃除頻度によって、充電時間やバッテリー持続時間なども考慮すると良いでしょう。例えば、毎日掃除をするなら、充電時間が短く、バッテリー持ちの良いコードレス掃除機がおすすめですね。
一人暮らしに最適なタイプとしては、スティック型とハンディ型の2種類が挙げられます。
スティック型は床面の広範囲な掃除に適しており、パイプを外せばハンディクリーナーとしても使用できる2WAYタイプが人気です。
特におすすめしたいのが、エレクトロラックスのエルゴラピード・リチウムWET&DRY ZB3311です。
少々お高いですが、本体重量わずか1.3kgの軽量設計でありながら、液体もゴミも吸引できる優れものです。ウェットノズルを使用すれば、こぼした液体もサッと掃除でき、一人暮らしのキッチン周りでは特に重宝するでしょう。
ハンディ型は、より小型で軽量なため、棚の上や家具の隙間など、狭い場所の掃除に最適です。ミニマリストのようにモノを最小限に抑えている場合、部屋の隅々まで掃除しやすいハンディ型が重宝するでしょう。
収納スペースが限られている一人暮らしでは、コンパクトに収納できることも重要な要素です。壁掛け収納に対応したモデルや、自立式で場所を選ばず置けるタイプなど、収納方法も考慮して選びたいところですね。
ランニングコストも一人暮らしには大きな要因です。紙パック式の場合は定期的な交換費用がかかりますが、サイクロン式なら紙パック代は不要です。ただし、フィルターの清掃頻度が高くなる可能性があるため、お手入れの手間と費用のバランスを考慮しましょう。
一人暮らしでは、掃除機の多機能性も魅力的です。車の掃除にも使えるハンディタイプや、布団クリーナーとしても使用できるモデルなど、一台で複数の用途に対応できる掃除機を選ぶとコストパフォーマンスが向上します。
先ほどもお伝えしたように、バッテリーの持続時間と充電時間のバランスは一人暮らしにとって特に重要です。一度の掃除で使い切ってしまうような短時間しか使用できないモデルよりも、少なくとも20～30分程度は連続使用できるモデルを選ぶことをおすすめします。
安いサイクロン式掃除機
サイクロン式掃除機は、遠心力でゴミと空気を分離する方式で、フィルターへのゴミの付着が少なく、吸引力の低下が少ないのが特徴です。また、ゴミ捨てが簡単で、お手入れも楽な点が大きなメリットとなっています。
安いサイクロン式掃除機を選ぶ際のポイントは、サイクロン部の構造です。多重サイクロン構造を採用したモデルほど、細かいゴミと空気の分離効率が高く、フィルターの目詰まりを防ぐことができます。
特におすすめなのが、シャープのコードレススティック掃除機RACTIVE Air EC-FR9です。
2万円台という手頃な価格でありながら、独自の「高速遠心分離サイクロン」を搭載し、0.3μmの微細なゴミもしっかりと分離します。本体重量1.1kgの軽量設計で、フル充電時には最大約35分の連続運転が可能です。
ダストボックスの容量も重要な要素です。一人暮らしなら0.2L程度でも十分ですが、ファミリー世帯では0.5L以上の容量があると、頻繁にゴミ捨てをする必要がなくなります。
サイクロン式の大きなメリットは、紙パック代がかからないことです。長期的に使用することを考えると、ランニングコストの削減効果は決して小さくありません。頻繁な掃除が必要な一人暮らしでは、この手軽さが非常に重要でしょう。
ただし、サイクロン式にもデメリットがあります。ゴミ捨ての際にホコリが舞いやすく、ダストボックスの清掃も定期的に必要です。また、湿ったゴミを吸い込むと故障の原因となる場合があるため、注意が必要です。
安いサイクロン式掃除機の中でも、特にコンパクトなモデルが多い点は魅力的です。収納にも場所を取らず、一人暮らしの限られたスペースにも最適と言えるでしょう。
フィルターのメンテナンス性も確認したいポイントです。水洗い可能なフィルターを採用したモデルなら、清掃も簡単で衛生的に使用できます。交換用フィルターの価格や入手のしやすさも、購入前に確認しておくと安心です。
最近のサイクロン式掃除機には、透明なダストボックスを採用したモデルが多く、吸い取ったゴミが見えるため、掃除の達成感も得られます。また、ゴミの量を視覚的に確認できるため、適切なタイミングでゴミ捨てができるのも便利な機能です。
総括：安いのに吸引力強い掃除機
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。
