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昇降式こたつのデメリットを克服!寒さや掃除の悩みを消す最新家電

こたつ

最近、リビングのスタイルを「床に座る」形から「椅子に座る」形へ変えたいというお客様が本当に増えています。

そんな中で注目を集めているのが昇降式こたつ。
でも、これって普通のテーブルよりずっと高い買い物ですし、仕組みが複雑な分、買ってから後悔したくないという不安も大きいですよね。

実は私も家電量販店の店頭で「高さが変えられるのは便利だけど、本当に寒くないの?」「故障しやすかったりしない?」といった切実な声をよく耳にします。
確かに便利な反面、構造上の弱点や使い勝手のクセがあるのは事実です。

そこで今回は、日々お客様の悩みと向き合っている私の視点から、昇降式こたつのデメリットを包み隠さずお伝えします。

単に欠点を指摘するだけでなく、それをどうやって家電や工夫でカバーして快適な空間にするか、家電のプロならではの解決策もセットでお話ししますね。

この記事を読めば、あなたが昇降式こたつを選んで正解かどうかがハッキリわかりますよ!

この記事のポイント
  • 製品の構造的な弱点と解決法
  • 昇降方式による操作感の違い
  • ハイタイプ特有の寒さ対策
  • 長く使うためのメンテ術
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昇降式こたつのデメリットと失敗しない選び方

ここでは、昇降式こたつを検討する際に避けては通れない、物理的なデメリットやコスト面の実態について詳しく解説していきます。
購入後に「こんなはずじゃなかった」と嘆かないためのチェックポイントをまとめました。

高い価格とコスパの妥当性

昇降式こたつを店頭で見られたお客様がまず驚かれるのが、そのお値段です。
普通の固定脚のこたつなら数万円で立派なものが買えますが、昇降式となると一気に跳ね上がりますよね。

これは決してボッタクリではなくて、構造上の理由があるんです。
通常のテーブルに加えて、ガスシリンダーや電動モーターといった複雑な昇降メカニズムを組み込み、さらにそこにヒーターユニットと配線を安全に通さなければなりません。この製造原価の高さが、そのまま販売価格に反映されてしまうんですね。

「これなら、ローテーブルとダイニングテーブルを別々に買ったほうが安いのでは?」という声も聞こえてきそうです。

でも、ちょっと待ってください。
確かに初期投資は高いですが、一台でリビング学習、食事、ソファでのリラックスタイム、さらには在宅ワークまでこなせると考えれば、スペースの節約にもなりますし、家具を二つ買う手間も省けます。

コスパを判断する際は、単に価格を見るのではなく、「一日の中でどれだけ多目的に活用するか」を想像してみるのがおすすめですよ。

長く使うものだからこそ、中途半端に安いものを選んで昇降がスムーズにいかなくなるよりは、しっかりとしたメーカーのものを選ぶのが結局はお得だったりします。

家電店員のコソコソ話

安すぎる昇降式こたつは、昇降部分のバネがすぐにヘタってしまうことがあります。毎日高さを変える予定なら、少し予算を上げても信頼できるブランドを選んでくださいね。

ガス圧式と電動式の操作感

昇降の仕組みには主に「ガス圧式」と「電動式」がありますが、ここが使い勝手の分かれ道になります。

ガス圧式はレバーを引いて上げ下げするタイプで、上げる時はガス圧の力でスッと上がりますが、下げる時は自分の体重をグッとかけて押し込む必要があるんです。

これ、力の弱い女性や高齢の方には結構な重労働になることも。
「思っていたより力が必要で、結局高さを変えなくなっちゃった」なんてお客様の話もよく伺います。特にX脚タイプのガス圧式は、可動域が広いためか、少しコツがいるものが多いですね。

一方で、最近注目なのが電動式です。
例えばニトリの「電動昇降こたつ JE01」などは、ボタン一つで無段階に高さが変わるので、本当に楽ちんですよ。

ただ、電動式は当然ながら電源コードが必要です。こたつのヒーター用と昇降用の二つの電源が必要になるモデルもあり、足元がコードでごちゃつきやすいという新たなデメリットも生まれます。
頻繁に高さを変えるなら電動がおすすめですが、配線の取り回しまで考えて選ぶのが失敗しないコツですよ。

操作感は毎日のストレスに直結するので、できれば一度実物に触れてみて、自分にとって「無理のない重さ」かを確認してほしいなと思います。

一本脚によるグラつきの不安

デザイン性が高くて足元がすっきり見える一本脚(ペデスタルタイプ)の昇降式こたつ。
これ、とってもオシャレなんですけど、構造上どうしても「グラつき」が発生しやすいという弱点があります。

4本脚のテーブルなら力が分散されますが、中央の太い一本の支柱だけで支えている場合、天板の端に手をついて立ち上がろうとすると、テコの原理で少し揺れてしまうんですね。

食事をするだけなら気にならないかもしれませんが、テレワークでパソコン作業をする方や、お子様が勉強する場所として考えているなら、この揺れはちょっと気になるかもしれません。

「一本脚はやっぱり揺れますか?」という質問には、正直に「はい、4本脚よりは揺れやすいです」とお答えしています。

特にニトリなどの展示品で確認してみると、端の方を少し押すだけでわずかに沈み込む感覚があるはずです。
これが気になる場合は、多少足元が窮屈になっても、安定感のある脚の形状を選ぶか、揺れを抑えるために厚手のカーペットを敷いて土台を安定させるなどの工夫が必要です。

お部屋を広く見せたいなら一本脚が最強ですが、作業性を優先するなら安定性重視のモデルを選ぶのが、後悔しないための賢い選択と言えるでしょう。

ハイタイプ特有の足元の寒さ

ダイニングテーブルとして使う「ハイタイプ」の状態でこたつをつけると、多くの人が「あれ、意外と足元が寒いな」と感じるんです。

これには二つの物理的な理由があります。

一つ目は、温めるべき空間の容積が大きくなること。
暖かい空気は上に行く性質があるので、天板が高い分、熱がこもりきるまでに時間がかかるんですね。

二つ目は、椅子を使うためにできる「隙間」です。
こたつ布団を掛けていても、椅子の脚の間や裾から冷気が入り込みやすく、せっかくの熱が逃げてしまう「隙間風現象」が起きてしまいます。

腰回りはポカポカなのに、肝心の足先が冷え冷え……なんて悲劇も起こり得ます。
このデメリットを知らずに買うと、「こたつなのに暖かくない!」とガッカリしてしまいます。

解決策としては、専用の「脚カバー」がついた椅子を使ったり、後ほどご紹介する補助暖房を併用したりするのが一般的ですね。
また、こたつ布団自体もハイタイプ専用の少し厚手で重みのあるものを選ぶと、隙間が埋まって保温性がグッと高まりますよ。

なお、こたつの温度設定や電気代の目安も把握しておくと、暖かさと節電のバランスを取りやすいので、こたつは何度から出すのが正解?電気代も節約できる設置タイミングも参考になりますよ。

単体での暖房能力を過信せず、「熱を逃がさない工夫」をセットで考えるのが、ハイタイプを使いこなすための第一歩です。冬場に足先が冷えて困っている方は、この点に特に注意して選んでみてくださいね。

複雑な脚部の掃除のしにくさ

昇降式こたつの脚部は、その機能を維持するためにかなり複雑な形状をしています。
X字にクロスしていたり、大きな円盤状の台座があったりと、普通の4本脚テーブルに比べるとホコリが溜まりやすい場所がとにかく多いんです。

しかも、こたつ布団を掛けていると、その布団から出る綿ホコリまで脚に絡みついて、掃除機をかけるのが一苦労。
特に低い位置で使っている時は、天板下が狭くなって普通の掃除機ではヘッドが入らず、腰をかがめて悪戦苦闘することになります。これが毎日のこととなると、結構なストレスになるんですよね。

「掃除が面倒で、だんだん使わなくなった」という声を聞くと、掃除好きの私としては心が痛みます。

でも、これって最新の家電を上手に使えば解決できる問題でもあるんですよ。
例えば、後で詳しくお話しするような「曲がる掃除機」を使えば、腰を痛めることなく奥まで綺麗にできます。

また、脚部が黒いスチール製だったりするとホコリが余計に目立つので、お掃除のしやすさを考えるなら、少しでも凹凸の少ないデザインを選んだり、お掃除ロボットが通れる隙間を確保できるモデルを検討したりするのがいいですよ。

便利さと引き換えに、掃除の手間がどれくらい増えるのかをあらかじめ覚悟しておくのも大事なポイントです。

布団に発生しやすい毛玉問題

こたつライフに欠かせないのが布団ですが、ハイタイプで使う場合は特に「毛玉」の悩みが増えがちです。普通のロータイプに比べて、椅子に座ったり立ったりする動作が頻繁に行われるため、布団の裾が椅子や体と激しく擦れるんですね。

この摩擦が毛玉の最大の原因。
せっかくオシャレな昇降式こたつをリビングの主役にしても、布団が毛玉だらけでボロボロだと、一気に生活感が出てしまって残念な印象になってしまいます。

「高い布団を買ったのに、一シーズンで毛玉だらけになっちゃった」というお客様の嘆きも少なくありません。

毛玉を防ぐには、摩擦に強いポリエステル混紡の生地を選んだり、定期的なケアが不可欠です。

でも、広大な面積のこたつ布団をケアするのは本当に大変。
安物のおもちゃのような毛玉取り器では、すぐにパワーがなくなって日が暮れてしまいます。

ここは、家電の力を借りるのが正解。
ハイパワーなコンセント式の毛玉取り器を使えば、驚くほどスピーディーに布団を新品同様のツルツルに戻せますよ。

少しの手間で、お気に入りのこたつを長く綺麗に使い続けられるので、メンテナンスツールを一つ持っておくことを強くおすすめします。インテリアとしての美しさを保つのも、心地よい暮らしには欠かせない要素ですからね。

昇降式こたつのデメリットを家電と工夫で解決

さて、ここからは「デメリットをどう克服するか」という、前向きな解決編です。
家電販売員としての私の知識をフル活用して、最新家電や便利グッズを使った「死角なし」の快適環境をご提案します。

最新掃除機で足元を清潔に

掃除しにくい脚部のホコリ問題。これを一発で解決してくれるのが、Sharkの「FLEX機能」を搭載した掃除機です。

例えば「Shark EVOPOWER SYSTEM iQ+ CS851JMVAE」のようなモデルですね。
ボタン一つでパイプが「カクッ」と途中で折れ曲がるので、低い状態の昇降式こたつの下も、直立したままスイスイ掃除できちゃいます。

腰をかがめる必要がないから、掃除のハードルが劇的に下がるんですよ。これには店頭で実演しても、多くのお客様が「おぉー!」と驚かれます。

さらに、もっと細かい隙間や複雑な脚の形に対応するには、マキタの掃除機に使える「フレキシブルホース」や、ダイソンの「隙間ノズル」などのアタッチメントを活用するのが賢い方法。これらを使えば、手が入らないような入り組んだ部分のホコリも一網打尽にできます。

こたつの脚周りを清潔に保つことは、アレルギー対策にもなりますし、見た目の美しさもキープできます。「掃除が大変そうだから昇降式は……」と迷っているなら、掃除機の方をアップデートしてみるのもアリですよ。

最新家電を味方につければ、どんな複雑な家具だって怖くありません!

掃除のストレスをゼロにするコツ

  • Sharkの「曲がるパイプ」で腰への負担を軽減
  • 細い隙間ノズルを駆使して脚の凹凸を攻略
  • ホコリが溜まる前に「ついで掃除」を習慣化

パネルヒーターで足元を温める

ハイタイプこたつの「足元が寒い」という弱点。
これを力技で解決しようとして、こたつの設定温度を「強」にすると、電気代は嵩むし頭ばかりのぼせて不快になります。

そこで私がおすすめしているのが、パナソニックの「デスクヒーター DC-PKD4-H」のようなパネルヒーターを併用する「合わせ技」です。

これを椅子の前に立てかけるだけで、こたつのヒーターでは届かない「すね」や「足先」を直接温めてくれるんです。まさに「熱の壁」を作るイメージですね。

実はこれ、省エネにもつながるんですよ。こたつ本体は「弱」の設定にして、局所的にパネルヒーターで温める方が、体感温度が高くなりやすいんです。

パナソニックのこのモデルは、幅約48cm、高さ約45cmとコンパクトなので、ダイニングテーブルの下にもすっぽり収まります。

これ一つあるだけで、冬場の「足元冷え冷え問題」から解放されますよ。在宅ワークをしている方なら、集中力もアップすること間違いなしです。

電気代が気になる方は、パネルヒーターの電気代が高すぎる?足元用のデメリットと解決策で、消費電力ごとの目安や節約のコツも整理しているので合わせてチェックしてみてください。

こたつ単体の性能を補う「サポート役」として、これ以上の相棒はいません。ぜひセットでの導入を検討してみてくださいね。

ハイパワーな毛玉取りの活用

こたつ布団の毛玉問題。
これを解決して、いつでもリビングをピカピカに見せるための必需品が、AC電源(コンセント)式の毛玉取り器です。

私のイチオシは、テスコムの「毛玉クリーナー KD901」です。

充電式や電池式との最大の違いは、その圧倒的なパワーの持続性。広いこたつ布団をずっとパワフルにケアし続けられるんです。大型のカッター刃でジョリジョリと毛玉を刈り取る感覚は、ちょっとした快感ですよ。

「生地を傷めないか心配」という声もありますが、最近のモデルには「風合いガード」という機能が付いていて、毛足の長さに合わせて刃の高さを調整できるので安心です。

もう一つ、持ち運びやすさを重視するならティファールの「毛玉クリーナー JB7000J0」も優秀です。

こちらは充電式でありながらパワーが強く、コードレスで取り回しが良いのが魅力。
これらのアイテムがあれば、家族みんなでこたつを使い倒して多少布団が擦れても、週末にサッとケアするだけで美しさを取り戻せます。

お気に入りのこたつ布団を長く愛用するために、プロ仕様の毛玉取りは絶対に持っておくべきですよ。

メンテナンスの豆知識

毛玉取りをする時は、布団を平らな場所に広げて、円を描くように優しく滑らせるのがコツです。一箇所に力を入れすぎないように注意してくださいね。

高齢者に優しい椅子の機能

「高齢の両親のために、立ち座りが楽な昇降式こたつにしたい」というお客様も多いですよね。
ただ、ここで重要になるのが「こたつ本体」よりもむしろ「椅子」の選び方なんです。

特に、座面がくるっと回る「回転式」の椅子は、重い椅子を引かなくても出入りができるので、筋力の落ちた高齢の方には非常に喜ばれます。

でも、一つ注意点があります。
立ち上がる時に座面が不用意に回ってしまうと、バランスを崩して転倒する恐れがあるんです。これは安全に関わる大切なポイントです。

そこで選んでほしいのが、エムールの「安全ストッパー付き回転高座椅子」のような、一定の角度でロックがかかるタイプの椅子。
立ち上がる時にはしっかりと座面が固定されるので、安心して体重を預けることができます。

また、肘掛けが付いていることも必須条件ですね。立ち上がる時の支えになりますから。

さらに、キャスター付きの椅子は移動に便利ですが、立ち座りの時に滑りやすいので、座ると重みでロックがかかるタイプや、滑り止めのマットを併用するなどの配慮が必要です。

大切なご家族が安全に、そして暖かく過ごせるよう、椅子選びにはとことんこだわってほしいなと思います。

安全のためのチェック項目

  • 立ち上がる時に座面がロックされるか
  • しっかりとした肘掛けが付いているか
  • 椅子の脚が滑りすぎないか
  • 正確な情報はメーカー公式サイトをご確認ください

断熱ラグで底冷えをシャット

最後の仕上げは、足元の「断熱」です。

どれだけこたつやヒーターを頑張らせても、床からの冷気が伝わってくると台無し。特にフローリングに直置きしている場合は、底冷えが半端じゃありません。

そこでおすすめしたいのが、アルミシート入りの厚手のラグです。
ウレタン厚が20mm以上ある極厚タイプのラグをこたつの下に敷くだけで、保温効果が劇的に変わります。

私が店頭でもよくおすすめするのは、「アイリスオーヤマ ラ・クッションラグ MCRK-1818」です。
約3cmの厚みがあるウレタンフォームが、冷気をシャットアウトするだけでなく、一本脚のテーブルもしっかり支えてくれます。

厚手のラグは衝撃吸収性も高いので、万が一の転倒時の怪我防止にも役立ちます。

最近は掃除機がかけやすい毛足の短いタイプも多いので、清潔さも保ちやすいです。
「足元が寒い」という昇降式こたつ最大の弱点は、このラグ一枚でかなりの部分が解消されますよ。

こたつ、ヒーター、そしてラグ。
この三種の神器を揃えて、完璧な越冬準備を整えましょう。

まとめ:昇降式こたつのデメリットを解消

ここまで昇降式こたつのデメリットと、その解決策についてたっぷりお話ししてきました。

最後に、今回の内容をわかりやすくおさらいしましょう。
デメリットを正しく理解して、家電を上手に組み合わせれば、昇降式こたつはあなたの生活を格段に便利にしてくれる最高のアシスタントになりますよ。

気になるデメリット 解決のためのソリューション おすすめの関連家電・グッズ
掃除のしにくさ 曲がるパイプの掃除機で奥まで綺麗に 「Shark EVOPOWER SYSTEM」
足元の寒さ パネルヒーターで「熱の壁」を作る 「パナソニック デスクヒーター」
布団の毛玉 AC電源式のハイパワー毛玉取りでケア 「テスコム 毛玉クリーナー KD901」
高齢者の安全性 ロック機能付きの回転椅子を選ぶ 「エムール 安全ストッパー付き高座椅子」

いかがでしたか?
昇降式こたつは、確かに「完璧な家具」ではないかもしれません。

価格も高いし、重いし、ちょっと寒いところもある。
でも、その一つ一つのデメリットには、必ず解決する方法があります。

この記事が、あなたの理想のリビング作りのお役に立てれば、家電店員としてこれほど嬉しいことはありません!

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