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換気扇の掃除はダスキンが得?料金相場と自分でやる方法を徹底比較

キッチン掃除

「そろそろ換気扇の掃除をしなきゃ…」そう思いながら見上げたレンジフードには、茶色い油汚れがびっしり。
正直、見なかったことにしたいですよね。

特に長年放置してしまった換気扇の掃除は、ダスキンのようなプロに頼むべきか、それとも自分で頑張るべきか、本当に悩ましい問題だと思います。
「高いお金を払って失敗したくない」という気持ちも痛いほど分かります。

実は、換気扇の汚れを放置し続けると、単に汚いだけでなく故障や火災のリスクまで高まってしまうんです。

でも安心してください。
この記事では、家電量販店で働く私が販売店の視点から、業者選びのポイントや頑固な油汚れを自分で落とすための裏技まで、包み隠さずお話しします。

「ダスキン」と「おそうじ本舗」の料金比較における意外な落とし穴や、最新の掃除がいらないレンジフードへの買い替えという選択肢についても詳しく解説しています。

この記事を読み終わる頃には、あなたの家の換気扇をどうすべきか、一番納得のいく答えが見つかっているはずですよ!

この記事のポイント
  • 換気扇の掃除をダスキンに頼むべきかの判断基準
  • プロに依頼する場合の料金相場と追加費用の注意点
  • 頑固な油汚れを自分で落とすための最強洗剤
  • 最新レンジフードへの買い替えとクリーニング代の比較
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換気扇掃除でダスキンを選ぶ判断基準

クリーン家電ガイド:イメージ

長年蓄積された油汚れを前にして、プロの手を借りたいと考えるのは当然のことだと思います。
ただ、どうしても気になってしまうのが料金ですよね。

ここでは、業界の基準とも言えるダスキンを中心に、適正な価格相場や他社との違いについて、私が普段お店でお客様にお話しするような感覚で、分かりやすく紐解いていきますね。

業者による換気扇の掃除料金相場

まず最初に、換気扇クリーニングの全体的な料金相場を頭に入れておきましょう。これを知っておくだけで、高すぎる業者や逆に安すぎて怪しい業者を見分けることができるようになります。

市場は大きく分けて3つのグループが存在します。

一つ目は、今回テーマにしているダスキンに代表される「高品質・大手ブランド」です。
ここの相場はおよそ20,000円前後ですね。徹底的な研修を受けたスタッフさんが来てくれるので、安心感は抜群です。「絶対に失敗したくない」という方は、やはりここを選ばれることが多いですね。

二つ目は、おそうじ本舗のような「フランチャイズ・中堅企業」です。
こちらは16,000円前後が相場で、大手よりも少しリーズナブルな設定になっています。コストパフォーマンスを重視する方に人気がありますね。

そして三つ目は、くらしのマーケットなどで探せる「個人業者・マッチングサイト」です。
こちらは幅が広くて、6,000円〜15,000円程度でしょうか。驚くほど安いところもありますが、技術力や万が一の時の補償対応にはかなり個人差があるので、少しギャンブル要素があるかもしれません。

こうして見ると、ダスキンの19,800円(税込)という価格は、決して高すぎるわけではなく、業界の「品質基準」となる価格だということが分かります。安心をお金で買うという意味では、妥当なラインなのかなと私は思います。

ダスキンとおそうじ本舗の料金比較

お店でお客様とお話ししていても、「ダスキンとおそうじ本舗、どっちがいいの?」と聞かれることは本当によくあります。

パッと見た感じだと、おそうじ本舗の方が安く見えますよね。でも、実はここにちょっとした「落とし穴」があるんです。

料金の違いを分かりやすく表にまとめてみました。

項目 ダスキン おそうじ本舗
標準料金(税込) 19,800円
※幅95cm未満
16,500円
追加料金の条件 サイズ超過
※幅15cmごとに+2,310円
汚れ具合
※特殊な汚れ・重度:+3,300円/台

ここで注目していただきたいのが、おそうじ本舗にある「重度の汚れ +3,300円」という追加料金の規定です。もし、あなたの家の換気扇が何年も掃除されていなくて、油がガチガチに固まっている状態だとしたら、この追加料金がかかる可能性が高いんです。

そうなると、16,500円 + 3,300円 で合計19,800円。なんと、ダスキンの標準料金とぴったり同額になってしまうことがあるんですね。

表面的な安さだけで選ぶと、当日見積もりで「あれ?思ったより安くないかも…」なんてことになりかねないので注意が必要です。

おそうじ本舗とダスキンのどちらがいいか

結局のところ、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか。
これは「現在の汚れ具合」と「何を優先するか」によって答えが変わってきます。

私なりの判断基準をお伝えしますね。

ダスキンがおすすめな方

  • 5年以上掃除をしておらず、油汚れがかなり酷い方(追加料金なしで定額対応してくれる安心感が大きいです)
  • 「絶対に失敗したくない」「変な業者にあたりたくない」という品質重視の方
  • アイランドキッチンなどの特殊な大型フードではない(標準的なサイズである)方

ダスキンの強みは、なんと言ってもその「対応力」です。
どんなに汚れていても、標準サイズであれば基本的に追加料金を取られることはありません。

「うわっ、これはひどいですね…」なんて嫌な顔をされることもなく、淡々とピカピカにしてくれるのは、さすが大手だなと思います。

おそうじ本舗がおすすめな方

  • 毎年、あるいは2〜3年に一度は掃除をしていて、そこまで汚れが酷くない方
  • とにかく少しでも安く済ませたい方
  • キッチン全体のクリーニングなど、他の箇所とセットで依頼したい方(セット割引がお得なことが多いです)

こまめにお手入れされているお宅であれば、おそうじ本舗のコストパフォーマンスは非常に高いです。ご自身の状況に合わせて選んでみてくださいね。

お得なダスキンのキャンペーン活用術

クリーン家電ガイド:イメージ

ダスキンは品質が良い分、やっぱり少しお値段が張りますよね。

「少しでも安くならないかな」と思うのは当然です。
実は、ダスキンをお得に利用するには「頼む時期」がすごく重要なんですよ。

狙い目は、ズバリ9月から11月頃です。
年末の12月は大掃除シーズンで超繁忙期なので、予約が取りづらい上に、基本的に定価でのご案内になります。でも、その少し前の秋口には、需要を分散させるために「大掃除早割りキャンペーン」のようなものを実施することが多いんです。

過去のキャンペーン事例

過去には、この時期に申し込むことで、キッチンや浴室などの「水まわりセット」が割引になったり、カビ防止コートなどのオプションがお得に追加できたりするケースがありました。

もし今が秋口なら、公式サイトをチェックしてみる価値は大いにあります。逆に、「今すぐじゃなくてもいいかな」という方は、次のキャンペーン時期を待ってみるのも賢い作戦かもしれませんね。

レンジフード掃除業者の口コミと評判

私も家電量販店に立っていると、お客様からクリーニング業者さんのリアルな評判を耳にすることがあります。ここではネットの書き込みだけでは分からない、生の声をご紹介しますね。

まず、ダスキンを利用されたお客様からは、「値段は安くないけど、仕事が本当に丁寧だった」という声をよく聞きます。

特に印象的だったのが、「以前、他の安い業者に頼んだら『古すぎて分解できない』と断られた機種でも、ダスキンさんは嫌な顔ひとつせず綺麗にしてくれた」というお話です。
養生(周りが汚れないようにカバーすること)もしっかりしていて、後片付けまで完璧だったと、満足度はかなり高いようですね。

一方で、格安業者を利用されたお客様の中には、残念な体験をされた方もいらっしゃいました。

「安かったのはいいけど、洗剤が強すぎたのか塗装が剥げてしまった」「分解洗浄と言っていたのに、ファンの表面を拭いただけだった」といったトラブルです。

安さのリスク

換気扇は電気製品なので、モーターや配線に水がかかると故障の原因になります。技術力の低い業者に当たると、掃除の後に「異音がするようになった」「動かなくなった」というトラブルに発展することもあるので注意が必要です。

失敗しない換気扇掃除業者のおすすめ

ここまで色々と見てきましたが、業者選びで失敗しないための鉄則をまとめたいと思います。見積もりをとる際は、必ず以下の3点を確認してください。

  1. 見積もりの明朗さ:汚れ具合によって追加料金が発生するかどうか。
  2. 損害賠償保険の有無:万が一、作業中に塗装が剥げたり、故障したりした時の補償があるか。
  3. 分解の範囲:シロッコファン(中の羽)を取り外して洗うだけでなく、ドラム内部まで清掃してくれるか。

これらを全て高水準でクリアしているのが、やはりダスキンだと私は思います。

特に、「初めて業者に頼むから不安」という方や、「もう10年も掃除していないから普通の業者じゃ断られるかも」と心配な方は、数千円の差額を「安心料」と捉えて、ダスキンにお任せするのが一番確実な選択肢ではないでしょうか。

変なトラブルに巻き込まれてストレスを感じるより、プロに任せてスッキリ解決した方が、精神的にも良いと思いますよ。

換気扇掃除をダスキンに頼むか自分でやるか

クリーン家電ガイド:イメージ

「2万円払うのはやっぱり高いな…」「自分でなんとかならないかな?」そう考える方も多いですよね。その気持ち、すごく分かります。

でも、10年近く放置した換気扇の掃除は、普段のお皿洗いのような家事とはレベルが違います。もはや「特殊清掃」の領域と言っても過言ではないんです。

10年間掃除をしないとどうなるのか

「たかが汚れでしょ?」と軽く考えてはいけません。10年間放置された換気扇の内部では、実は恐ろしい化学変化が起きているんです。

私がお店でお客様に説明するときは、よくこんな話をします。

まず、油汚れの質が変わります。
料理で跳ねたばかりの油は液状ですが、空気中の酸素と反応して「酸化重合」という現象を起こします。

5年、10年と時間が経つにつれて、油はネバネバからカチカチの樹脂(プラスチック)のような状態に変質してしまうんです。これを「ワニス化」なんて言ったりしますが、こうなるともう、市販の普通の中性洗剤では溶かすことができません。

さらに怖いのが「故障」と「火災」のリスクです。

放置のリスク

  • 異音と故障:固まった油がファンの羽に不均一にこびりつくと、高速回転したときにバランスが崩れます。これが「ゴー」「ウォンウォン」という異音の原因になり、最悪の場合、モーターの軸が焼き付いて動かなくなります。
  • 火災の危険:酸化した油も燃えます。調理中にフライパンから上がった炎が、レンジフード内の油汚れに引火して、ダクト火災を引き起こすケースもあるんです。(出典:東京消防庁「キッチンまわりの豆知識」)

10年放置するということは、単に汚いだけでなく、こうした危険と隣り合わせで生活しているということなんですね。

油まみれの掃除方法

「それでも自分でやりたい!」というチャレンジャーなあなたのために、私が知る限りの「最強メソッド」を伝授します。普通の「マジックリン」では歯が立たないので、プロ仕様のアイテムを準備してくださいね。

どのレベルの汚れにどんな洗剤が合うのかを詳しく知りたい方は、換気扇の油汚れに効くおすすめ洗剤と選び方・掃除方法をまとめた記事もチェックしてみてください。

まず、洗剤選びが命です。
カチカチに固まった樹脂状の油を分解するには、水酸化ナトリウム水酸化カリウムを含んだ、超強力なアルカリ洗剤が必要です。

私のおすすめは、「ウルトラハードクリーナー 油汚れ用」(リンレイ)や、「技職人魂 油職人」(允・セサミ)です。これらは、固着した油を化学的にドロドロに溶かしてくれる(ケン化作用)ので、作業効率が段違いです。

次に道具です。
溶けた油をこそぎ落とすために、専用のスクレーパーを使いましょう。割り箸なんかじゃ折れてしまいます。

おすすめは「親方棒」というカーボン製のヘラです。
シロッコファンの羽のカーブに絶妙にフィットする形状になっていて、塗装を傷つけにくいのに汚れはしっかり削り取れる優れものです。

究極の「つけ置き」テクニック

60℃くらいの熱湯を用意し、厚手のゴミ袋を二重にしてシンクやバケツにセットします。そこに外したファンと強力洗剤、熱湯を入れて密封!温度が高いと洗剤のパワーがアップする上に、油も柔らかくなります。1〜2時間放置してから親方棒で削れば、驚くほど取れますよ。

ただし、アルミ製のファンは強力なアルカリ洗剤に弱いので、変色(黒ずみ)するリスクがあります。そこだけは十分注意して、自己責任でトライしてみてくださいね。

シロッコファンの分解手順やつけ置きの具体的な流れを一から確認したい方は、レンジフードの油汚れを自分で掃除する手順と限界を解説した記事も参考になると思います。

掃除不要な最新レンジフードへの交換

ここで一度、電卓を叩いて冷静にコストを計算してみましょう。
「掃除が大変だから」と毎年ダスキンを呼んだら、5年で約10万円かかりますよね。もし10年なら約20万円です。

実は、このコストがあれば、「10年間ファン掃除不要」を謳う最新のレンジフードに買い替えることができちゃうんです!

私たち家電量販店でも大人気なのが、Panasonicの「ほっとくリーンフードです。
これは、吸い込んだ油を高速回転で弾き飛ばす機能が付いていて、ファンの掃除は10年に1回でOKという夢のような製品です。普段のお手入れは、油を受けるプレートを食洗機で洗うだけ。本当に楽ちんです。

他にも、LIXILの「よごれんフードは、回転ディスクが空気の壁を作って油をそもそも中に入れませんし、クリナップの「洗エールレンジフードに至っては、お湯をセットしてボタンを押すだけで、機械が勝手にファンとフィルターを洗ってくれます。

フィルターのベタベタ汚れ対策や自動洗浄レンジフードの仕組みをさらに深掘りしたい方は、換気扇フィルター掃除と自動洗浄レンジフードの特徴をまとめた記事もあわせて読んでみてください。

「2万円払って掃除してもらう」のも良いですが、そのお金を頭金にして「掃除しなくていい未来」を買うというのも、賢い選択だと私は思います。

換気扇掃除はダスキンが最適解か

長くなりましたが、最後にまとめさせていただきますね。
あなたの状況に合わせて、ベストな選択肢を選んでください。

あなたにおすすめの選択肢

  • 「今すぐ」ピカピカにしたいなら
    重度の汚れなら迷わずダスキンにお願いしましょう。中程度の汚れで費用を抑えたいならおそうじ本舗がバランス良しです。
  • 「自分」で安く済ませたいなら
    ウルトラハードクリーナー親方棒をホームセンターで調達して、半日潰す覚悟で挑みましょう。達成感はすごいですよ!
  • 「将来」の掃除から解放されたいなら
    今回の掃除代2万円を節約して、PanasonicやLIXILの最新機種への「買い替え」を検討してみてください。長い目で見れば一番お得かもしれません。

10年ものの汚れは、もしかすると換気扇からの「そろそろ休ませて」というサインかもしれません。単に掃除して終わりにするのではなく、これを機にキッチンの環境を見直してみるのも素敵だと思います。

あなたのキッチンが、もっと快適で楽しい場所になりますように!

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